tonto's blog

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つらい「かゆみ」

2016-07-08 | weblog

 暑い日が続き、絶対に梅雨明けしたと思ってましたが、週間天気予報はこのとおり。まだだな。

  5~6年前から、加齢によると思われる皮膚の乾燥によって、寒い時期は背部や腹部の「かゆみ」を強く感じるようになっていました。当初はステロイド含有軟膏やヘパリン類似物質の保湿剤でなんとか春までガマンしてきました。暖かくなると全くその症状は忘れてしまうほどでした。

 しかし2年ほど前からは外用薬だけじゃコントロールできず、抗アレルギー薬(第二世代の抗ヒスタミン薬)の服用が必要に。製薬会社の「うちのは眠くなりません」はあてにならず、個人差もあるのでしょうけど「眠さ」に困っていました。

 今年も寒い時期が過ぎ、やれやれと思っていましたが、春頃よりこれまでよりも強い「かゆみ」を今回は腕や脚に感じるようになりました。少し指で掻いたりするとその後が線状に赤く膨れます。

 これって「機械性蕁麻疹」のようです。正書によればこれは「アレルギーの関与はない」と書いてありますが、やはりファーストチョイスは抗ヒスタミン薬(H1受容体拮抗薬)となっています。ほとんど効いてません。胃薬として使われる(有名なのはガスター)H2受容体拮抗薬が有用な事もあるとの記載も見つかったので、H2ブロッカーの基本薬?であるタガメットを併用。ちょっと効いてるような気もしますけど、まだ膨疹は起こります。

 抗ヒスタミン薬の副作用である「眠さ」は判断力の低下や運動能力の低下につながり、これをimpaired performanceと呼ばれていますが、まさに私にはそうです。これに加え、胃は悪くないのに胃酸を強力におさえているためか、空腹感を感じなくなってしまっているようです。

 今、医療業種の間で話題(悪い方の)になっている「週刊現代」の記事ですが、こんな事を考えると「医者の勧める薬は飲むな」と書いてあるのはあながち間違いじゃないのかも。

 「かゆみ」は「痛み」と同程度につらいものといわれています。(痛みとかゆみの関係って前から興味あるところですが、よく理解できません。さあ、こまったなぁ。H1とH2がもうひとつなら、H3受容体拮抗薬(アルツハイマー病治療薬として開発中)はどうなんでしょうか?

 機械性蕁麻疹は凝固・線溶系が関与している可能性もあるという記述も見つかりました。そうなら、抗凝固薬や抗血小板薬の効果が期待できるはず。このためDダイマーを測ってみましたが、正常範囲。アスピリンを飲んでもダメみたいです。

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