近所の方が病気のためにお亡くなりになり、お葬式に昨日参列してきました。故人のご冥福をお祈りいたします。
毎回お葬式に参列して思うこと、お焼香の順番なんです。
地域(都会・田舎)や宗派などにも違いがあるのでしょうけど、お焼香のために祭壇の前に立つ順がありますよね。昨日は喪主 → 来賓 → 遺族・親族 → 一般参列者 → 止め焼香 の順番でした。
喪主が最初にお焼香を行うのは当然として、次が「来賓」なのです。喪主の次は遺族でしょうと思うのですが、来賓でもその一番は地区の区長さん、次に隣保長さん、そしてなくなられたのがお年寄りなら老人会会長さん。そして地区の民生委員さん。ここまでは故人と関わりがあったりでわかります。
その次に衆議院・参議院の議員さん(たまに代理、それもなしのことが多い)で県会議員(これも同様)、市会議員(こちらはかなりの率で参列)、その後は故人の仕事関係の方々となります。なぜ、遺族親族よりこの「来賓」といわれる人たちが先なのか?ここまで書いたところで、いつもは遺族・親族が来賓より先だったかな?とわからなくなってしまいました。昨日が特別?
一年少し前の事になりますが、先輩の先生がお亡くなりになりました。葬儀会場には大勢の参列者(もちろん来賓と称される人たちも多く参列)がいました。その時のお焼香の順番が、喪主 → 遺族・親族 → あとは「式会場左側の前列から順番」というものだったのです。近くの席からは「順番ないのか?」という声や、後回しにされ面食らったいわゆる「来賓」の方々もおられました。思わず「先生、やってくれましたね!」って思いました。
色々忙しく考えることも多い時に、鉛筆もって順番を考える手間なし。きっと先輩先生がそうしろと前々からいっておられたのだと思っています。個人のお葬式に来賓・一般の区別は不要と。