うちに置いてある AED (Automated External Defibrillator) のバッテリーとパッドの交換時期がきたので、メーカーの方からそれらが送られてきました。幸いこれまで使用することなく、もったいないけどこれまでのものは廃棄処分になります。
使うことがないと使用方法の記憶も危なげになってきてますので、この機会にスタッフの前で私が倒れたことにして、装着させてみます。大きな声で使い方が順次説明されるのでそのとおりにすればできるはずですが、やっぱり一度はやっておくことは大切です。
私の胸に2枚のパッドを張り付けると自動的に「離れてください」「現在解析(不整脈の種類を)中です」とアナウンスが進みます。このあとが問題です。まさか「除細動が必要です。赤いボタンを押してください」なんてことにならないか、ちょっと心配しましたが、もちろん「除細動の必要はありません」でした。
AED の設置にはもちろん費用がかかり、でもほぼ使う事のない「お守り」みたいなものです。でも数年前に私も参加していた近所のある集会で突然女性が倒れ、何も医療器具を持たないなか「AED がいるかも?」と考えながら、できたことは脈をとり、声をかけ続けただけ。結局は心臓疾患じゃなかったのですが、この機会に準備しておかないとということになりました。
AED は医療従事者じゃなく一般の人も使うことができる(というか勧められています)ので、近所でヒトが倒れていた時、AED使用の講習を受けたことのある人がうちに取りに来るかもしれません。そんな時に「うちには置いてないよ」というのも恥ずかしいことですからね。
ボランティア的な設置ですから、「補助金ほしいなぁ」です。