21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

JCは3強の単勝だけ買うか

2020-11-23 21:47:36 | ヨレヨレ競馬ライフ

 世紀の三強対決で盛り上がるジャパンカップ。たぶんJCの歴史で最も熱い一日になりそうだ。返す返すもコロナ禍であることが惜しまれる。

 カナダからやってきた無名のメアジードーツが日本馬を一蹴した第1回からリアルタイムで観てきたが、馬券にしたのは数えるほどで、しかも鮮明に記憶に残るのはトウカイテイオーが勝った時と3歳牝馬ファビラスラフィンが2着になった時くらいだ。最近は強力な外国勢が参戦せず、世界戦の影が薄くすっかり国内GⅠの趣が続いているが、そんな中で今回の3強対決は日本最強決定戦として後世に語り継がれることだろう。

 マイチャンの世代対決では古馬勢に軍配が上がっただけに、引退レースとなるアーモンドアイの支持率が一気に上がりそうだが、今回はハンデ差がはっきりしているだけに、今回も古馬優勢と決めつけるのは早計だ。

 特にデアリングタクトは53キロと圧倒的に有利で、ひと頃凱旋門賞で3歳牝馬がハンデ差を武器に勝っていた時代を考えれば、あっさり勝っても不思議はない。アーモンドアイだって3歳時に勝っているのだ。

 問題はコントレイルだ。39回の歴史の中で、3歳牡馬が勝ったのは01年のジャングルポケットと⒑年のローズキングダムの2回。ただ、ローズキングダムは繰り上がりの1着だけに、先頭でゴール板を駆け抜けたのは20年前のジャングルポケットただ1頭しかいない。もちろん、昔は菊花賞から中2週という厳しいローテションだっただけに、3歳牡馬が参戦するようになったのは、菊花賞が10月に行われるようになってからなので、3歳牝馬の方が健闘しているのもうなづけるところではある。それでもデータ的には牡馬より牝馬の活躍が目立つのは、やはり斤量の影響ではないか。それでもコントレイルならやってくれるという期待感は大きい。3歳牡馬がトップでゴール板を通過すれば、ジャンポケ以来20年ぶりの快挙になる。

 昔は馬キチの間で、ジャパンカップは見るレースというのが定番だったが、今年はまさにそんな気分。三強の単勝だけ買って、楽しむか。

 

 

 

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