21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

チャンピオンズC推しの2頭

2023-11-28 08:03:14 | ヨレヨレ競馬ライフ

 当てに行ったというより、イクイノックスは勝つと信じて疑わなかったジャパンカップ。予想していたことではあるが、欲を出した分、儲けのない低配当ではあった。まあ、あのとてつもない強さが見られただけでも、見応えは合った。

 さて、チャンピオンズカップだが、今度は一転、配当的な妙味たっぷりのレースになるはずだ。フェブラリーSの勝ち馬レモンポップが人気を集めそうだが、たぶん3倍台だろう。だから、人気サイドで決まっても3連単は結構な配当、万馬券もありうる。こんな時は攻めるに限る。これだと思った馬を信じて、高配当を狙うべきなのだ。

 今のところ、気になっているのはアイコンテイラーとハギノアレグアリスだ。

 アイコンテイラーはJBCレディースを快勝して、サンビスタ以来となる牝馬によるVを狙う。ドゥラメンテ産駒は芝の成績が圧倒的に目立つが、ダートが苦手と言うわけではない。ただ、ポテンシャルが高い分、強い馬は必然的に芝路線を歩むことになるだけだ。アイコンテイラーも当然芝からのスタートだった。クラシックに縁はなかったものの、順調に成績を伸し、3歳秋にオープン入りするも、中日新聞杯3着、愛知杯2着、あと一歩重賞に届かない。意を決して、ダート路線に転向するやいきなりBSN賞で勝利、シリウスS2着、そして前走JBCレディースクラシックを圧勝してみせた。ダーと転向3戦目でGⅠ勝利、これぞ覚醒と言うべき変身ぶりだ。この勢いで、さらなる高みに挑戦するわけだが、あっさり頂点に上り詰める可能性も十分にある。

 そしてもう一頭の伏兵が、ハギノアレグアリス、6歳のキズナ産駒だ。2歳秋にコントレイルと同じ阪神芝1800mでデビューするも6着。8か月の休養を挟んで、復帰戦となった京都ダート1800mであっさり勝利、そこから一気にオープンまで駆け上るも故障発生、4歳時は全休、復帰戦は5歳の6月、アハルテケS東京ダート1600m。1年8か月振りの実戦だったが、4着と健闘、ポテンシャルの高さを見せつけた。次走太秦Sを快勝、続くみやこS2着、6歳になって東海S2着、名古屋大賞典1着、平安S2着、帝王賞4着、そして前走シリウスSで1着、長期休養明けから掲示板を外すどころか、馬券に絡まなかったのはGⅠの帝王賞だけ、まさに快進撃と言っていい。6歳ながらキャリアはわずか15戦、ノビシロすらありそうな気配だ。相手関係を見ても、今回はGⅠ奪取の最大のチャンスといっていい。

 チャンピオンズCはこの2頭を推す。

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スターズオンアースの勝負脚

2023-11-25 20:18:08 | ヨレヨレ競馬ライフ

 イクイノックスが負けるケースは、突発的な事故以外はローテの変化しか考えられない。皐月賞は6カ月ぶり、ダービーは1カ月ぶり、いずれも2着に甘んじた。おそらく中2カ月、3カ月というゆったりとしたローテがこの馬にはベストなのだろう。東スポ虎石記者がさかんに言っていたが、今回は中3週、しかも前走の秋天はレコード勝ち、普通の馬なら反動があって当たり前だと。確かに普通の馬ならそうだろう。しかし、この馬にとってベストなローテでなかったクラシックで連続2着、今回も万が一負けても2着は外さない。

 しかし、ここはやっぱり勝ってほしい。ローテの彩は成長途上の3歳時であり、成長した今なら馬が違う。世界一の競走馬には絶対に負けてほしくない。

 いろいろ、あれこれ、何やかや、粗探しをしたが、ここはイクイノックス頭鉄板で勝負する。そうなると高配当は期待できないわけで、2着も3着もとことん絞らなければならない。

 まず2着筆頭リバティアイランド。すべては川田の乗り方にかかっている。負かしにいくのか、自分の競馬で2着でも良しとするのか。もちろん、勝負である以上勝ちに行くのがジョッキーの宿命だろうが、かといって奇策は通用しない。ならば、互角にレースを進め、直線の追い比べに賭ける堂々の正攻法に賭けるはず。ハンデをもらっている以上、ノーチャンスではない。

 もし、川田がイクイノックスの前で競馬をするとか、イクイノックスより早く仕掛けるとか、勝ちにこだわると伏兵が割り込む余地が出てくる。

 それでもポテンシャルを考えればおのずと絞られる。ドウデュース、タイトルダー、ダノンベルーガ、スターズオンアースまでだろう。展開的に考えやすいのが、タイトルホルダーがパンサラッサを直線早めに捕え、粘り込みを図るところをイクイノックスがゴール前で差すカタチ。当然、リバティアイランドもやってくるので、タイトルホルダーは2着、3着に粘るというパターンだ。

 あとはダノンベルーガが、秋天と同じような競馬をすれば、2着、3着は合っても不思議はない。2度目の騎乗でモレイラも期するものがあるだろう。

 秋天で奇策が裏目に出たドウデュースは、戸崎も今回はダービーのような乗り方をするだろうが、ダービーとは展開が違うだけに、ベストな状態に戻ったとしても前を行くイクイノックスを捉えるのは難しいだろう。

 不気味なのはスターズオンアースだ。大阪杯2着で存在感を見せたが、むしろ前走ヴィクトリアマイルの3着にこの馬のポテンシャルの高さを再確認した。同馬にとって、マイルは適距離ではないにもかかわらず、3着に食い込んだのは力をつけている証拠とみるべきで、勝ったオークスと同じ舞台ならポテンシャルを発揮する絶好のチャンスといえる。内に固まった人気馬がポジション取りをする様子を外目から眺めながら、道中は折り合いに専念、直線まで無理をしなければオークスで唯一33秒台の脚を使ったように、持ち前の勝負脚が炸裂しそうだ。ナミュールがマイチャンを勝ったように、この世代の牝馬は結構強い。3番手のドゥラメンテ産駒が大舞台で好走する可能性は十分ある。

 本当はイクイノックスから3連単で5頭に流すパターンだが、リバティが飛ばない限り儲からない。絞る必要がある。

 所詮、大勝負するレースではないので、ここは⓶ー①③⑰ー③⑩⑰、⓶ー③⑰⑩ー①で行く。本当はもっと絞るべきなのだが、結局、③と⑰が気になり欲が出てしまう。 

 

 

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JCでヒモに買いたい2頭

2023-11-24 20:46:34 | ヨレヨレ競馬ライフ

 ジャパンカップはひと頃、馬券を買うレースではなく、見るレースと言われた時代があった。物見遊山でやってきた外国馬が、日本馬を圧倒していた時代である。日本馬びいきは推しを買いたいが、勝つのは外国の馬、しかも、その外国勢たるや何が勝つか、わからないから困ったもので、結局は馬券を買うより見て楽しむレースというわけだ。

 日本馬が勝つようになってからは、逆に外国馬はお客さんで用なし、そうなると当然馬券も当てやすいというわけで、今もその傾向は続いている。

 しかし、今年はどうだ。勝つのはイクイノックス、相手もリバティアイランドで決まり、もし、昔のように馬連までしかなっかたら、当然、見るレースということになる。しかし、3連馬券があるからには、やはり勝負したくなるわけで、3着しだいで馬券は美味しくなる。もちろん、1、2着が確実かというとそんな保証はないのが競馬なわけで、2強の一角が崩れるだけで、配当は一気に跳ね上がる。しかし、今回ばかりはそんな冒険をする気は起きない。

 3着を2頭か3頭に絞り、買うというのが一番楽しめるだろう。もちろん、大勝負などとんでもない。外れてもダメージがない程度で楽しむ。結局は見るレースということだ。

 その3着候補だが、今のところダノンベルーガを一番手に考えている。モレイラだけに、そこそこ人気を集めそうだが、ドウデュースやタイトルホルダーを超えることはなかろう。次に食指が動くのがスターズオンアース、追いきりの動きが抜群だった。オークス以来の長距離だが、絶好調なら馬券に絡む力は十分ある。

 結局は、外国人ジョッキーに期待といった塩梅だ。馬は世界に通用するが、ジョッキーに関しては世界の一流ジョッキーは力があるということだ。

 

 

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石崎駿を応援!

2023-11-21 19:20:15 | ヨレヨレ競馬ライフ

 マイチャンで推しのナミュールが勝ったというのに、馬券にはならなかった。推しの勝利はうれしいけれど、やっぱ馬券にならないと感動も半減。大張りしていたころなら、あっさり取れたのだろうが、今やつつましい3連馬券100円買いの身の上だけに、馬券にするのは難しいのだ。ただ、最近、ちょいと目は出てきた感触はある。ジャパンCは絶対に取る。

 そんなわけで、気合を入れ直しての新たな週なわけだが、今日はめずらしく浦和競馬を買った。お目当ては最終12Rだった。何故かというと石崎駿が出ていたからだ。とにかく、穴党にとって、今や石崎駿は神であり、従って、出たときは大体買っている。しかし、馬券はというと、なかなか取れていない。せっかく馬券圏内に飛び込んでも、ヒモがいなかったケースがほとんどなのだ。

 今日などは、絶好の駿君日和だった。ちなみに私は敬意を表し駿君と密かに呼んでいる。舞台は浦和の2000m戦だが、人気は森泰斗と七夕裕次郎の馬に集中し、駿君の馬は7番人気当たり、単勝27倍と絶好のねらい目だった。まして、騎乗馬はドレフォン産駒、距離延はプラスになる。馬名はまったく覚えていないのですべて割愛する、許せ。

 それにしても、思い切りが悪すぎた。頭は買えないにしても3着は固いだろうと、人気2頭を軸に、駿君を絡めた3連馬券を買った。最初は、七夕を軸に3連複の5点流しで行くつもりだったが、最終的に欲が出て人気2頭軸にしてしまったことがあだになった。結果はヒモで買っていた秋元の馬が頭で、駿君が2着、七夕が3着、3連単は9万馬券、3連複でも1万9000円だった。こんなことなら、駿君流しで勝負しろよ。後の祭りというやつだ。

 それにしてもだ。どうして駿君は干されたのだろうか。その昔、石崎隆文と息子の駿といえば、今の横山親子と同じ存在で、息子は若手のホープだった。それが、なんやかんやケチがついて、叩かれ、干されたらしい。正直、親子鷹時代は馬券を買ったものだが、ネット馬券で地方を買いだしたのは2、3年だけに、諸事情は知らないのだ。

 ベテランとなった今では地元船橋でも1日1鞍、多くてもせいぜい2鞍、まったく乗らない日の方が多い。他場で乗るのと変わらない。しかし、腕は抜群だ。だから、しょっちゅう穴馬を持ってくる。今日のレースも最後方からするするとインを突き2着まで持ってきた。まあ、おかげで穴党は楽しめるわけだが・・・。しかし、力のあるジョッキーだけに今の境遇は残念と言うよりほかない。それでも腐らずに頑張る駿君をこれからも応援したい。

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ナミュールが悲願のGⅠへ!5番人気おいしすぎる!!

2023-11-18 18:19:57 | ヨレヨレ競馬ライフ

 ナミュールはGⅠを勝つ力があると信じて、デビュー以来、ずっと買い続けてきた。4歳牝馬にとって今がピークと考えたなら、GⅠ獲りのチャンスはココしかない。だからこそ、陣営はムーアを確保した。それがどうだ、目下、5番人気、おいしすぎて眩暈がする。

 そりゃあ、連覇のかかったセリフォスには川田、秋GⅠ絶好調のルメが乗るシュネルマイスター、今日も重賞を勝ったモレイラのソウルラッシュ、毎日王冠でソングラインを破ったエルトンバローズ、確かに人気になる要件を備えてはいる。

 だが、まて、3歳クラシックで注目を集めた馬はナミュールだけではないか。シュネルもセリフォスも3冠路線には乗らず、マイル路線でしのぎを削った馬であり、そもそも古馬のマイルGⅠは代々マイルの専門家が勝ってきたレース、裏を返せばクラシック3冠路線で戦った馬はそうそう出てこない。しかし、マイチャンに限っては、3冠路線で活躍したウマが出てきた時は好走するのである。

 セリフォスが勝った去年は2着が皐月賞15着のダノンザキッド、3着は桜花賞1着、オークス8着、秋華賞10着のソダシだった。ダノンザキッドに関しては、一昨年のマイチャンでも3着と好走している。

 何より、20年、21年と連覇したグランアレギリアは桜花賞の勝ち馬である。もっとさかのぼっても、3歳クラシックの勝ち馬のみならず出走馬が何頭もマイチャンの勝ち馬になっている。ニホンピロウィナーが第1回、第2回を連覇して以来、ニッポーテイオー、タカラスチール、サッカーボーイ、ジェニュイン、ダイワメジャー、ゼンノエルシド、サダムパテック、トーセンラー、ペルシアンナイト、スレルヴィオといった具合なのである。

 もちろん、オグリキャップやタイキシャトルのように3歳クラシックに縁のなかった猛者もいるが、3歳クラシック経験馬が強いのは、39回の歴史が物語っており、それは今も続いているのだ。

 そう思った時、40回目となる今年、もっとも力のある3歳クラシック経験馬は誰なのかというと、ナミュールなのである。桜花賞10着、オークス3着、秋華賞2着は、歴代のマイチャン勝ち馬に引けを取らない実績であるばかりか、前走、舞台は違えど富士Sを強い勝ち方をした点が大きい。メンバーを疑問視する声もあるが、時計も優秀で、まさにGⅠ奪取に弾みがつく勝利だった。

 相手は確かにマイルGⅠのトップクラスではあるが、ナミュールが戦ってきた相手を思えば、ポテンシャルはまったく見劣らない。その証拠が前走の強い勝ち方というわけだ。

 ここはナミュールの本来の力を信じる。桜花賞大外枠に泣いた無念を淀で見事に晴らす。

 相手は当然、シュネル、セリフォスの2強、そして2度目のマイルでさらなる前進が期待できるソーヴァリアント、善戦マンのレッドモンレーヴ、そして大穴としてクラシック経験馬、ダノンザキッド、マテンロウオリオン、バスラットレオン、イルシヴパンサーも買う。エリザベスは上り馬の格下扱いが裏目に出たが、今回もエルトンバローズは一応3連馬券のヒモまで。

 もし、エルトンがあっさり勝つようなら、文句なく、タイキシャトルの再来といえるだろう。しかし、今回はナミュールを熱烈応援したい。

 

 

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