21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

国会議員半数大賛成!でも・・・

2012-08-31 08:13:34 | 政治にモノ申す
 国会議員の数を半分にするという維新の考え方には賛成だ。既成政党のコメントを聞いていると、やっぱりこの人たちには日本は変えられないと改めて思った。維新に諸手を上げて賛同しているわけではないが、地方分権を確立すれば国会議員は半分でいいという考え方は理解できる。

 しかし、現実は厳しい。まず、国民がどれだけ理解できるかだ。国会議員すら真面目に考えていない世の中である。国民に地方分権するとこのように変わるということをどうすれば理解してもらえるのか。付け焼刃の議論では到底むりであろう。

 そう考えると、維新が本気で実現を考えるなら目先の選挙より、国民の目を覚まさせることに力を注ぐべきだと思うが、どうもそうはならないようだ。橋下氏の知名度を生かせば、いろいろな啓蒙戦略ができそうだが、なんだかもったいない。

 維新が結局は、週刊誌報じるガラクタ集団にならないことを願うだけだ。
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杞憂に終わったU20エキサイト

2012-08-31 07:06:14 | 語るスポーツ
 U20女子サッカー、竹島騒動で大荒れになるのではという昨日の不安は杞憂に終わって、ホッとした。韓国女子のみなさん、ごめんなさい。そして、クリーンな試合ありがとう。あなたたちは韓流ヒロインのように素敵でした。

 どうやら知らず知らずのうちに得体のしれないナショナリズムウィルスに侵され視野狭窄が進行していたようだ。あぶないあぶない。

 昨日のゲームはむしろ日本の選手のあたりの方が厳しかった。その甲斐あって、前半で試合を決めてしまった。そのため、中村ゆしかが出ていなかったので、接戦の横浜対阪神戦にCHを変えた。横浜が勝って、よかったよかったと再び女子サッカーへ。あらら、中村ゆしかが出てるじゃないか。大失敗。結局、少ししかゆしかのプレーを見られなかった。大失敗である。

 たぶん、政治をスポーツに持ち込んだ罰だ。大いに反省!
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日韓戦!竹島問題が影響しなければいいが・・・

2012-08-30 08:13:23 | 語るスポーツ
 いよいよU20女子サッカーの日韓戦である。竹島騒動がじわじわと尾を引いている中、試合に影響しなければいいがと心配している。

 ロンドンオリンピックの日韓戦で見せた、韓国選手の決起みなぎる形相は記憶に新しい。とくにキャプテンの今にも噛みつきそうな目つきにはぞっとした。大統領の竹島上陸が選手を鼓舞したというのは考えすぎかと思ったが、試合後のプラカード騒ぎを見て、決して杞憂ではなかった。そもそもこと竹島問題については教育の気合の入れ方からして違うのだ。スポーツ選手だって、当然、ドクトはわが領土と普段から思っているはずだ。日本選手とは大違いなのである。

 それはたぶん女子とて同じだろう。この試合、相当なラフプレイが予想される。華奢な日本選手が心配だ。テクニックでかわしてくれればいいが。

 とにかく、選手は心して試合に臨んでほしい。この杞憂が単なる老婆心であることを願う。



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みんなと維新の話

2012-08-29 08:39:22 | 政治にモノ申す
 維新の国政進出にあたって、みんなの党と合流するとの見方があったが、維新が他党との合流はせず単独で新党を旗揚げすると宣言したことで、維新と合流して一気呵成に総選挙になだれ込むというみんなの党の目論見はもろくも崩れた。

 これでみんなの党は早くも鮮度切れの烙印を押され、ともすれば内部崩壊も懸念される苦境に追い込まれた。政治の世界ほど鮮度がものを言う。既成の大政党とて、何度、痛い目に会ったことか。まして小政党は悲惨だ。社民党を見ていればよくわかる。イデオロギーの絆がなければ、とっくに消滅していた。

 それにしても維新は単独で打って出るというが、どう考えても無謀だ。断言する。いくら維新ブームが起きたとしても、過半数を超える勝利などぜったいにありえない。 無党派層を総取りしても過半数は厳しい。まして、半分は敵というのが選挙の常識だ。従来の選挙は無党派をより取り込んだ方が勝っていた。もし、維新が勝つとすれば支持政党ありの有権者を半分取り込み、さらに無党派層を7割取り込まないとならない。

 十分ありえるのが、全党過半数割れという結果だ。そのとき、維新はどうするか。当然、第一党に協力し与党になるはずだ。

 問題は、それで彼らの目指す政治がどこまで実現できるかだ。結局、やんちゃな政治が横行し、まとまるものもまとまらない。政治そのものがゴタゴタになるのではないか。

 あえて同じ政界の革命児として比べるなら、小沢と橋下の違いはそこである。小沢は先を見越して新党ブームで沸き立つ選挙に臨み、政権をまとめ上げた。今回も、当然、そう考えていた。オリーブの木は実りそうもないが、考えていることは理解できる。

 一方、橋下はどうか。確かに、与野党の重鎮や議員と交流はするが、結局は旗振りにこだわる。その結果、みんなの党とも袂を分かつことになった。かりに、総選挙でブームが起こり100議席を超える大勝利を果たしたとしても、結果は自民と組むしか道はなくなる。自公維新政権。聞いただけで、がっかりする。選挙が終わった瞬間に鮮度がた落ちである。

 もし、本気で天下取りをめざすなら、とにかく他党と選挙協力してイニシアチブを握り、選挙区を制して第一党となることだ。小沢の国民の生活とは政策が違うと一蹴したが、どうも単に小沢にイニシアチブを握られるのを嫌っただけにすぎない。だから、政策が似ているみんなの党まで袖にしたのだ。

 だいたい今の政治、政策が大事などと言っている割に、やっていることは全く逆ではないのか。マニフェスト選挙を仕掛けて勝利した民主が、マニフェストを無視しているのだから、日本の政治はカメレオン政策で十分という皮肉な結果が生まれてしまった。

 もちろん、政権与党は政策に真摯に取り組む姿勢が大事だが、政権を取らずして政策もくそもないのも事実だ。だったら、有権者に政策を訴える一方で、選挙後のカタチも考えないと天下も取れないし、仮に政権与党になっても思いきった政治ができない。そもそも維新が何をやろうとしているのかよく分からないが、今回のようにみんなの党を袖にしたことで、政策も政権のカタチも見えない、ただの元気な狂気政治集団なのではないのか。

 
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過熱する自民総裁選報道に危機感

2012-08-28 07:10:00 | 政治にモノ申す
 ここんとこ大新聞は自民党総裁選関連報道にご執心だ。自民党が政権政党であるかのごとく日に日に記事の量は多くなっている。一方、民主党代表選は野党時同様の扱いだ。どうやらマスコミは、選挙を待たずして、民主に見切りをつけたようだ。

 果たして、この先、マスコミの予定通りの展開になるのだろうか。11月総選挙が囁かれ、各党は真剣に照準を合わせ始めた。そんな中、橋下維新も新党立ち上げを宣言した。既存政党との連携は行わず、個々の現職議員を引き抜き、単独政党として決戦に挑むという。果たして、新聞では5人程度と書いていたが、その程度で収まるとは思えない。現状は、選挙に勝つには維新が最も近道だ。特に、今の政治家はドライだ。実際、40代以下の若手は、政党に執着していない。自民だろうが民主だろうが、維新だろうが、勝つためにはどこにでも乗る。イデオロギーが無くなったせいもあるのだろうが、何より義理人情に縛られなくなったせいだろう。善し悪しは別として、変革の足がかりにはなりそうだ。

 かく言う自分は義理と人情の塊で、これまでそんな場面を何度も見てきたが、その度に若い政治家のドライな感覚についていけず、「あいつは薄情なやつだ」などとジジイ丸出しでがっかりしたものだ。

 それはともかく、既成政党がこのまま骨抜き状態で、総選挙に突入することに一抹の不安を覚える。どう考えても維新に国を動かせる実力はないと思うからだ。とにかく、民主にしても自民にしても、せめて政策だけは真剣に取り組んでほしい。この国をどうするのか確固たる筋道と目指すカタチを示してほしい。それが、できなければ、実力以上に維新は躍進し、この国はますます混乱する。

 そんな中で、ことさら自民党総裁選を書きたてるマスコミの能天気さにますます不安を覚える。
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