ダルメジャーへ

　ダルがメジャーか。残念だが、楽しみでもある。最近は日本で盛りを過ぎたロートルのメジャー挑戦ばかりで、食傷気味だったが、現役バリバリ、しかも日本のエースの挑戦だけに、注目度はハンパでない。

　ポスティングらしいので、移籍金はいくらか、きっと松坂以上だろう。

　やっぱ、ヤンキースってことになるのかな。できれば、ヤンキーズとレッドソックス以外にいってほしいが、高額の移籍金を払える球団となると限られるよな。

ルーキーズから蒼穹の昴

　昨日は、TVでルーキーズ卒業を見て、不覚にもうるるしてしまった。昔から、よくがんばった姿に感動する性質で、何かを達成したシーンを見ると涙腺が緩む。ルーキーズは、コミックを読んで面白いと思い、一気に全巻読んだ。その後のドラマ化とあって、たいして期待せずにTVを見たが、そのときはこんなもんだろうくらいの感想だった。でも、映画は結構きた。

　その後、すぐにNHKにチャンネルを変え、「蒼穹の昴」を見たのだが、途中から過ぎて、原作を思い出さぬうちに終わってしまった。来週から、ちゃんと見なければ。それまで、原作をおさらいしておこう。残念ながら、宦官の春児の記憶しかなく、後に読んだ「中原の虹」の記憶しか残っていない。

小沢も意地が悪い

　中国人船長釈放で大変な騒ぎになることを政府は予想できなかったのか。なんとも稚拙な政府の対応に、不安は増すばかりだ。　

　このタイミングで中国は東シナ海のガス田の掘削を開始した。勢いは止まらない。

　アメリカは中国の脅威を俯瞰し、安保義務と引き換えに無言で普天間早期決着を促す。

　つまり、今回の釈放は日本政府がみすみす外交イニシアチブを放棄したことになる。

　なぜ、中国の圧力に屈するのか。弱腰外交で、中国はますますつけあがる。反中派が怒りが爆発するのは、目に見えている。石原慎太郎などは、さっそく谷垣総裁に野党自民の反転攻勢をけしかけた。　

　もっとも反中派ならずとも、今回の釈放は納得できない。たぶん、国民の９割は支持しないのではないか。国家が法の秩序を守れなければ、もはやこの国は無法地帯と思わざるを得ない。大阪地検特捜部の不祥事など、起こるべくして起こったといえる。

　今回、中国がどこまで圧をかけ続けるのか、オバマの訪中が一つのヤマだろう。中国もむやみにこぶしを振り回すことはしないだろう。漁船と巡視船の衝突、しかも船長の釈放を勝ちとったのだから、そこそこで引き下がる。これで、政府はアメリカに大きな借りを作り、沖縄の基地問題はますますアメリカの意のままということになるのか。

　残念なのは中国と最も太いパイプを持つ、小沢が静観していることだ。小沢と中国のパイプは角栄時代から築いてきたもので、自民党の比ではない。いくら菅が頼ってこないといっても、事がことだけに無視するのは与党議員として無責任というものだ。これ幸いに菅政権の失脚を待つのなら、小沢も意地が悪い。

日ハム見えたＣシリーズ

　日ハムが勝った。目標のあるなしの差が出た試合だった。

　これで、残り３試合全勝でＣシリーズ進出が見えた。

　まずは今日のダル。ソフトバンクのＶがかかるが、ここは負けられない。ここを乗り切れば、ケッペル、武田勝で連勝だ。

今日は木田かぁー…

　日ハムが今日の楽天戦を勝っておけば、Cシリーズ進出がかなり見えてくる。今日は絶対に落とせない試合だ。なのに、先発は木田。しかも相手は岩隈である。別に木田を責めるわけではないが、ここはダルとかケッペルとか先発の柱を使いたい場面だ。でも、谷間では仕方ない。たぶん梨田監督も、先発必勝リレーはもう少し先、ここは1敗覚悟の先発だろう。そもそも、前の試合を武田勝で落としたのが痛い。木田の予想外の快投と、前半不振の立役者、武田久の奮起に期待しよう。

　Cシリーズも3位は敵地での試合だけなので、盛り上がりにはかけるが、それでも出ないよりははるかにましだ。ここで３位にとどまっておくと、来シーズンに期待が持てるというものだ。

　一方、セ。興味なし。ベイ最下位が決まった時点で、どうでも良くなった。中日だろうが、阪神だろうが、巨人だろうが、勝手にやってくれである。