21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

土井氏死しても山は動かず

2014-09-29 22:53:30 | 政治にモノ申す

 どうも時流は安倍政権に追い風となっている。本来なら、物価は上がり、災害が頻発し、猟奇事件が起き、拉致問題を先延ばしする北朝鮮にもなめられ、いいことなんかひとつもないのに、何故か円安は順調に進みいかにも景気が回復傾向にあることを演出し、日本をダメにするアベノミクスの化けの皮が剥がれそうではがれない。

 このままでは、政府は間違いなく来年の消費税10%実施を決定する。

 こうなるといよいよやばい。円安の恩恵どころか、物価高騰にただただ苦しめらる田舎暮らしはますます困窮を極める。輸出関連とま逆の経済下にある田舎企業では、給料は上がらない、灯油代は上がりストーブすらロクに焚けない、食費は切り詰め必至、いいことなど何一つないのだ。

 それでも安倍自民党を支持する日本国民はどうなっているのだ。まさか、まだ中流気分でいるんじゃないだろうな。そんな時代はとっくに崩壊しているのに、正気の沙汰とは思えない。

 そんなとんでもない時代に、土井たか子氏の訃報が流れてきた。山は動いたの名台詞が今となっては、ただただ懐かしい。あの時代、日本人はまだ政治をあきらめていなかったのだろう。今はどうだ。御嶽山が噴火しても、政治の山は微動だにしない。なんてこったである。

 

 

 

 

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朝日Bと恐怖の右に倣え社会

2014-09-17 07:16:55 | 政治にモノ申す

 朝日新聞の慰安婦問題誤報を受けて、メディアは一斉に朝日バッシングを展開している。

 異様である。確かに朝日新聞の誤報は世界の信用を失墜させた世紀の大事件といっていいのかもしれない。しかし、もっと怖いのは、朝日が掲載したたった一人の嘘の証言だけで、従軍慰安婦問題が180度ひっくり返り、すべてが嘘ときめつけ、メディアがこぞって朝日を叩き、河野談話の撤回を訴え始めた行動だ。

 本当に従軍慰安婦問題は存在しなかったのか。裏を返せば、朝日が取り上げたたった一人の証言だけで純軍慰安婦問題は歴史の1ページとして残ったのか。火の無い処に煙はたたないというのは世の常で、誤報によって中身は否定されても慰安婦問題は存在したはずだ。

 何より、右に倣えで朝日を攻撃する社会は異常である。むしろ、朝日ごときに歴史を作られた社会を反省すべきなのではないのか。たったひとつのマスコによって世論が形成され、またまたマスコミによって逆転の世論が形成される右に倣えこそ、あってはならない。

 もっと国民は賢くなくてはならない。マスコミ報道を鵜呑みにせず、評論家の戯言に迎合せず、冷静に己の考えで行動すべきではないのか。

 朝日新聞ごときに惑わされ、今度はほかのメディアに翻弄され朝日を攻撃する。そんな右倣え社会こそ、憂えるべきで、従軍慰安婦を生んだ戦争に迎合したことを思い起こすべきではないのか。目を覚ませ日本人!

 

 

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マニフェストを放棄した民主党に明日などない

2014-09-06 22:19:38 | 政治にモノ申す

 内閣改造もアホらしいが、もっとひどいのが民主党の人事刷新だ。枝野が幹事長になろうが岡田が代表代行になろうが、支持率の回復など無理。もちろん、海江田が代表を降りて、前原や岡田が返り咲いても、細野がなっても、政策実行能力欠如という致命的な根腐れ病が治癒しない限り民主党は堕ちるのみなのだ。

 そもそも、政権を奪われた理由を当人たちはまるでわかっていない。鳩山のとんちんかな沖縄基地移転のドタバタ劇が政策実行放棄の発端かもしれないが、とにかく民主党政権のマニフェストにたいする無責任な振る舞いには目を疑った。とくに選挙の目玉であった年金制度改革がひどかった。ろくに手もつけずに改革をあっさりあきらめたくせに、現状維持だけのために消費税値上げまで歌われたら、この先、一体何に期待しろというのか。その政策実行能力の無さこそがすべてであることを、当人たちがまるでわかっていないのだから始末が悪い。

 かくいう私は、民主党政権誕生を願っていたし、一時ではあるが党員であった。しかし、政権の座につたとたんに、目玉であったはずの政策はことごとく頓挫し、党は割れ、出来ることがなにもなくなってしまった。そうなりゃ、2大政党の片割れである自民党に政権を譲るしかないわけで、事実、国民に愛想を尽かされ、あっさり政権を渡してしまった。

 だから、今の民主党は次に向けたマニフェストが無いのである。政策がないのである。そんな政党に期待する国民などいるわけがない。民主党が本気で政権奪取を考えるなら、人事より何より国民の支持を得ることができ、なおかつ実現性をアピールできる正真正銘のマニフェストを掲げることが先決なのだ。それがどうだ、言いだしっぺのくせに今やマニフェストのマの字すら見えない、聞こえないのだから、もう落ちるとこまで落ちたといっていい。この先、紙屑同然の株は反動で上がることはなく、もう捨てるしかないのだ。断言する、再生の可能性はない。

 結局は早晩、野党再編の茶番にのっかるしかなくなるのだろう。その間に安倍ボンクラ総裁率いる自民党はファッショファッショ、いけいけどんどん、いつか来た道に逆戻り、平和ボケした国民を不幸のどん底に導くのだ。

 

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内閣改造は誰のため?

2014-09-04 20:59:42 | 政治にモノ申す

 そもそも内閣改造は何のために行うのだろう?今回の改造に、そんな疑問がふつふつと沸いてきた。消費税アップのため、はたまた統一地方選のため、その先に待ち構える集団的自衛権の憲法解釈変更、総裁選、さらには総選挙への備え、いずれも国民の要望とは程遠い党内エゴでしかない。

 そんなバカバカしい改造劇をメディアがこぞって取り上げ、代わり映えしない人事に何とか色を付けようと下らないネタ探しに奔走する。

 まったくもって国民無視のくっだらない政治が大手を振って歩いている。

 拉致問題はアントニオ猪木のプロレス外交任せ、エボラは対岸の火事、人質問題は消滅、まったくどうかしてるぜ。

 国民と無関係の改造劇は、安倍ボンクラ内閣の猿芝居ねえか。

 

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審判に止められたベイの連勝

2014-09-02 22:02:24 | ベイフリークの野球

 ベイスターズの記事は実に久しぶり。これまで、調子に乗って書くと決まって負け込むので、ぐっとこらえていたが、今日は書かせてもらおう。

 1点リードで迎えた9回裏、阪神の攻撃。同点までは仕方ないが、逆転サヨナラはないだろう。どう見ても、タイミングは完全にアウト。中畑監督が起こるのも当然だ。先に足が入ったと審判は言うしかないが、審判がいた場所からは、死角になっていたのは明らかで、誤診としかいいようがない。たとえ、足が先に入ったとしてもタイミングは完全にアウト。もし、審判がアウトを宣言しても、阪神ベントから監督が飛び出してクリことはなかったはずだ。奇跡のクライマックスに向かって驀進していたベイスターズの行く手を阻んだのは、まさかと審判だった。本当に腹が立つ。

 この1敗は痛い。単に連敗が止まっただけではすまされない。阪神、広島に連勝して一気に追いつく計画が台無しになってしまったのだから。

 

 

 

 

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