21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

気になるアイ・コントの激走

2020-11-26 20:52:51 | ヨレヨレ競馬ライフ

 JCを勝つのは3強と決めている。もちろん競馬に絶対はないが、ここは素直に3強で決め打ちする方が楽しい。

 注目しているのはローテーションと前走の走りっぷりだ。

 3強のうちもっとも楽なローテで臨むのは、デアリングタクトだ。桜花賞、オークス、夏はしっかり休んでぶっつけで秋華賞に臨んだが、余裕で勝った感さえある。

 一方、コントレイルはトライアルを叩き、菊花賞に臨んだ。ローテ的には無理はしていないが、菊花賞の内容がきつい。勝つには勝ったが、目いっぱいのレースだった。3000mは同馬にとってやはり長すぎた。疲労はハンパなかったはずで、100%の回復は望めないと見た。

 アーモンドアイも、秋天は思いのほか厳しいレースとなった。叩き合いを制したものの、やはり疲れが気になる。

 もちろん、力関係は無視できない。古馬戦線で圧倒的なパフォーマンスで勝ってきたアーモンドアイが、力量に関しては一番信頼できるだろう。

 コントレイルも菊の辛勝はともかく、それまでの勝ちっぷりを見れば、古馬相手でも見劣りしない。

 デアリングタクトはどうなのか。さすがに、相手は一気に強くなるが、ハンデを生かせば勝負になるのではないか。オークスはコントレイルにコンマ3秒、十分に勝負できる差だ。父エピファネイア、母父キングカメハメハという血統背景も、魅力たっぷりだ。

 心情的にはアーモンドアイの有終の美だが、コントレイルにもデアリングタクトにも負けてほしくない。誰が勝ったにしても、1馬身差以内の僅差の決着が見たい。

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JCは3強の単勝だけ買うか

2020-11-23 21:47:36 | ヨレヨレ競馬ライフ

 世紀の三強対決で盛り上がるジャパンカップ。たぶんJCの歴史で最も熱い一日になりそうだ。返す返すもコロナ禍であることが惜しまれる。

 カナダからやってきた無名のメアジードーツが日本馬を一蹴した第1回からリアルタイムで観てきたが、馬券にしたのは数えるほどで、しかも鮮明に記憶に残るのはトウカイテイオーが勝った時と3歳牝馬ファビラスラフィンが2着になった時くらいだ。最近は強力な外国勢が参戦せず、世界戦の影が薄くすっかり国内GⅠの趣が続いているが、そんな中で今回の3強対決は日本最強決定戦として後世に語り継がれることだろう。

 マイチャンの世代対決では古馬勢に軍配が上がっただけに、引退レースとなるアーモンドアイの支持率が一気に上がりそうだが、今回はハンデ差がはっきりしているだけに、今回も古馬優勢と決めつけるのは早計だ。

 特にデアリングタクトは53キロと圧倒的に有利で、ひと頃凱旋門賞で3歳牝馬がハンデ差を武器に勝っていた時代を考えれば、あっさり勝っても不思議はない。アーモンドアイだって3歳時に勝っているのだ。

 問題はコントレイルだ。39回の歴史の中で、3歳牡馬が勝ったのは01年のジャングルポケットと⒑年のローズキングダムの2回。ただ、ローズキングダムは繰り上がりの1着だけに、先頭でゴール板を駆け抜けたのは20年前のジャングルポケットただ1頭しかいない。もちろん、昔は菊花賞から中2週という厳しいローテションだっただけに、3歳牡馬が参戦するようになったのは、菊花賞が10月に行われるようになってからなので、3歳牝馬の方が健闘しているのもうなづけるところではある。それでもデータ的には牡馬より牝馬の活躍が目立つのは、やはり斤量の影響ではないか。それでもコントレイルならやってくれるという期待感は大きい。3歳牡馬がトップでゴール板を通過すれば、ジャンポケ以来20年ぶりの快挙になる。

 昔は馬キチの間で、ジャパンカップは見るレースというのが定番だったが、今年はまさにそんな気分。三強の単勝だけ買って、楽しむか。

 

 

 

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レシステンシア阪神なら

2020-11-22 07:05:37 | ヨレヨレ競馬ライフ

 グランアレグリアかサリオスか、ルメールかデムーロか、3歳か4歳か、牡馬か牝馬か、サンデーかシルクか、内か外か、迷う迷う。この時点で、勝つのはどちらかと決めつけているわけだが、それとて実は心許ない。怖いのはレシステンシアだ。京都なら迷うことなく消しだが、阪神なら…である。

 レコード勝ちのジュベの逃げ切りは圧巻だった。桜花賞はスマイルカナにハナを譲ったが、それでも無敗の三冠馬デアリングタクトの2着に粘った。NHKにしても府中であの粘りは、強さの照明だ。阪神なら2頭に先着されてもズブズブになることはないだろうし、むしろ勝っても不思議ない。

 サンデー、シルク、キャロットのGⅠ馴染みの勝負服の三つ巴とみて、3連単3頭ボックスで勝負する。

 

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マイチャン、マイやん、藤沢厩舎

2020-11-19 17:51:54 | ヨレヨレ競馬ライフ

 マイチャンになると思い出すのが、タイキシャトルが連覇した98年だ。並みいる強豪を圧倒した97年の方が、競馬ファンにインパクトを与えただろうが、98年のマイチャンの方が自分にとっては思い出深い出来事なのだ。

 マイチャンの枠順が発表になった金曜の夜、行きつけの飲み屋に集まった仲間ウチで競馬談議の花が咲いた。クリニックの院長と婦長、薬局の社長、夕刊紙のデスクとライターの私がメンバーだった。いつもなら、院長もGⅠとあって予想にも一段と力が入るはずなのに、その夜は最初から熱が入らない。理由は翌日からクリニックと薬局の合同旅行で韓国に行くので、馬券が買えないからだった。今ならスマホで簡単に馬券が買えるが、当時は海外となると諦めるのが当たり前だったのだ。それでも、うらめしそうに夕刊紙の馬柱を眺める院長に、見るに見かねて「明日でも電話してよ、買ってあげるから」と言うと、「ほんと、するする」と院長は子供のように喜んだ。それから、「タイキシャトルは鉄板だよ」などと一気に盛り上がった。

 翌日、夕方、会社に国際電話が入った。「ちょっと増えちゃったんだけどいいかな」と申し訳なさげな院長。院長と婦長と社長だけでなく、そこのスタッフも参加して、5万円くらいになった。自分の馬券が買えなくなると思ったが、それでも言った手前、無理とはいえず、引き受けた。結局、運よく会社にいた社長に少し金を借りて、無事馬券を買った。結果は見事に全員的中し、月曜の夜は大宴会となった。

 さて、あれからウン十年、今年は阪神でマイチャンか。サリオス、レシステンシアの3歳勢か、グランアレグリアのGⅠ3連勝か。思い出のタイキシャトルにあやかって藤沢厩舎のグランアレグリアに賭けてみようか。

 そういえば、藤沢厩舎のキミノナハセンターは白石麻衣が命名したんだよな。マイチャンだけに、藤沢、マイやんつながりで行くかな。

 

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難解エリ女ノームコアは消し

2020-11-13 14:01:57 | ヨレヨレ競馬ライフ

 エリ女がまだ三歳牝馬クラシックの三冠目に位置づけられていた時代、91年から3年連続でタケノベルベット、ホクトベガ、ヒシアマゾンという三者三様の印象に残る勝利があった。

 タケノベルベットは「ブービー人気」で大穴を開け、ホクトベガは「ベガはベガでもホクトベガ」との名言を残し、ヒシアマゾンは圧倒的パフォーマンスで競馬界に「女傑」という言葉を生んだ。

 競馬ファンにとって、当時のエリ女は牡馬三冠に匹敵する存在感のあるレースだった気がする。それが96年に三歳牝馬の三冠レースとして秋華賞が新設されてから、エリ女は新旧女王決定戦という位置づけがされたものの、それは最初の頃だけで、近年は本当に強い牝馬は天皇賞やJCを目指すため、女王決定戦のお題目がすっかり霞んでしまった。

 ながながと能書きを垂れてしまったが何が言いたいかと言うと、エリ女はド本命不在で難解になったということ。

 さて今年のエリ女だが、注目は3歳馬と5歳馬だ。3歳馬の好走条件は、秋華賞好走馬で、3着に来たソフトルートは要注意だろう。問題は5歳馬の取捨だ。過去7年、勝っていないが、これは度外視すべきだろう。今年は有力馬が圧倒的に5歳馬だけに、勝ちはさておき一頭も馬券に絡まないことはないだろう。実績馬ラッキーライラック、ノームコア、好調馬センテリュオ、サラキアの4頭はマークが必要。

 一方、エリ女で実績ある4歳だが、今年は昨年3着のラヴズオンリーユーがそこそこ期待されるくらいで、例年になく役者不足だ。あえて伏兵にあげるとすれば、いかにも距離があいそうなエスポワールくらいだろう。

 こうなると今年は5歳馬が主役といえそうだが、前述した通り、軸選びはかなり難しい。実績重視でラッキーライラック、好調度でセンテリュオ、大いに迷うところだ。ここは札幌記念を勝ったノームコアだろうという見方もあるが、レースっぷりから、同コースの宝塚記念で圧勝した半姉のクロノジェネシスと違って、一昨年のエリ女の印象からもマイルの差し馬の印象が強い。内々でよほどうまく脚を溜めないと厳しく、阪神内回りなら上手く貯めても間に合わない可能性が高い。

 勝負の鍵はやはり展開だろう。逃げ馬不在で行きそうなのは、オークスで先行して粘って2着のウインマリリンと武に乗り替わったエスポワールあたりか。ラッキーライラックも、当然前に着けるだろう。ペースはそう早くはならない。よって、直線で早めに先頭に立ち押し切るのが勝ちパターンではないか。終いに掛けるソフトルートとセンテリュウオは2、3着が精いっぱいという流れが見えてきた。

 そうなると何だかんだいても軸はラッキーライラックしかいない。相手は先行粘りでマリリン、4歳の意地に注目してラヴズオンリーユー、不気味なエスポワール、終いに賭けるセンテリュオ、2匹目のどじょう狙いでソフトルートの5頭。そそしてノームコアはズバッと切る。

 まあ、馬券はラッキーからの3連複5頭流しでせいぜい楽しむか。

 

 

 

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