21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

菅のビックリ発言で顎が外れそう

2011-02-25 09:48:44 | 政治にモノ申す
 菅首相の「26000円にびっくりした」発言には、聞いている方がもっとびっくりした。一瞬、顎が外れたかと思った。

 あれは小沢が決めたこと、わしゃ知らんもんね。党の代表だし、総理大臣だし、無視はできないけど正直まいった、といったところか。まあ、菅首相の人間性がにじみ出た発言ではある。

 やっぱ、あの人最低の政治家だわ!

 その首相もびっくりの子ども手当法案が審議入りしたが、やるだけムダ。とっとと解散して、一からやり直した方がいいんじゃないの。何もやっていないんだから、同じでしょ。
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松木政務官辞任の波紋

2011-02-24 09:38:27 | インポート
 小沢側近の松木農水政務官が辞任を表明したことが波紋を呼んでいる。党内では予算を成立させなければならない時期に一体何を考えているのかという批判と、菅ではもうダメという意志表示だと同情する声が交錯し、マスコミの反応も同様だ。

 マスコミは後に続く動きはないだろうと読んでいるが、果たしてどうか。先に離脱を表明した16人に対してもそうだが、何故、離党しないのかという声が上がっているが、その見方は自民党を尺度にしたもので、民主党にはあてはまらないということだろう。民主党は寄り合い所帯といわれ、当初から意見の食い違いは指摘されていた。しかし、それは自民党とて同じで、意見の違いなど議論と調整で最後はまとまるものだ。民主党はその議論と調整が機能していないのだ。だから、「悪いのは党ではなく菅だ、岡田だ」という国民にはわかりずらい執行部批判が公然と飛び出すのだ。そのあたりは批判されて当然ではある。

 とはいえ菅を擁護する気にならない議員の気持ちは理解できる。マニフェストの見直しというより、今や路線変更と言った方が正しいだろう。党にとっては根幹を揺るがす大問題であるにもかかわらず、菅内閣の独断専行で進んでいる。つまり、党内の意見調整がないのだ。もし、挙党一致を真剣に模索したなら、分裂の要因になった今日の小沢問題すら、違う展開になっていたし、少なくとも処分の対象にならなかったはずだ。

 結局は小沢を良しとしない、執行部がマスコミに翻弄され、党としてどう対処するか考えなかったため、マスコミのエセ世論にリードされたた結果が今の民主党だ。

 少なくとも小沢と真剣に議論し、党として小沢が潔白かどうか、というより犯罪者にすべきかどうかを党として判断し、行動すべきだったのだ。もし、党として小沢が有罪になる可能性が低いという判断ができれば、徹底して小沢を守ることが党を守ることであったはずだ。もちろん、逆もありで有罪になる可能性があると判断した場合は、最初から離党を促すべきだった。それをマスコミや野党の声に翻弄されて、国会で説明すべきと無責任に体裁を整えることばかりに走り、何が問題なのかという肝心の部分を党として議論しなかった。

 党内には法律の専門家も多数いるわけで、党内で小沢の事情聴取を行えば、判断できたはずだ。実際、小沢が無罪になる可能性はかなり高いわけで、党が最初から小沢問題の方針を固めていれば、少なくとも小沢問題が支持率低下の原因にはならなかった。

 話を戻す。今、小沢派議員が菅を批判するのは、小沢問題もさることながら、独断専行の路線変更に対する危機感である。松木議員が小沢の処分に憤懣やるかたないのは当然だろうが、それが辞任の一番の理由ではないのは理解できる。菅はもうダメ、早く辞めさせろということなのだ。つまり、民主党はまったく開かれた党ではなかったということだ。

 なんだかとりとめのない話になってしまったが、結論はひとつ。こんなことをやってる民主党も菅政権も救いようがない。
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朝日の河村批判コラムに反論!

2011-02-23 09:15:25 | 政治にモノ申す
 今日の朝日の朝刊に、河村市長の『「減税は経済拡大」は錯覚だ』という、大阪大フェロー(意味がわからないが)の小野寺某氏のコラムが載っていた。

 読んでみて、主張はわかるし、おっしゃる通りだが、あえて朝日が掲載したことに、ものすごく違和感を覚えた。河村市長が何故あれほど支持されたのか、この人も朝日も本質がわかっていない。河村氏の減税政策への期待感など実はたいしたことない。むしろ、小野寺氏の主張は河村氏を支持した人の多くはわかっているのだ。

 では、何故、河村氏を支持したか。それは、今の政治の在り方、むしろ菅政権への苛立ちと言った方がいいかもしれない。

 小野寺氏は言う、経済は再分配であり、減税で所得が増えたとしても、分配先が変わるだけの話で、経済が拡大するわけではないと。

 国民が今の政治を許せないのは、分配うんぬんではなく、そのまえにやるべきことをやらないことへの怒りではないのか。議員の数を減らす、報酬を減らすことで、減税分がまかなえないことは百も承知している。だからといって、手をつけない政治が許せないのだ。国政でいえば、国と地方の二重行政のムダをどうしてなくさないのかがまったく理解できないのだ。

 とにかく、こうしたことをやり、さらに社会保障を充実するために国民の負担を求めるなら、賛否は別として国民は聞く耳を持つ。

 河村氏を支持するのは、少なくとも河村氏はやることをやるという姿勢で政治に臨んでいるからだ。

 ここんところが、マスコミも学者もわかっていない。
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野に下って小沢が復権?

2011-02-18 13:03:03 | 政治にモノ申す
 民主党会派からの離脱を宣言した16人の議員の思惑をめぐり、メディアが様々な憶測をたてている。

 予算関連法案の成立が困難となった菅が破れかぶれ解散に打ってでると、比例単独候補として前回選挙の大勝によって拾われた彼らは行き場がなくなるだけに、党員資格停止となった小沢とともに新党を結成するという見方も全く可能性がないわけではないだろう。ただ、小沢が後ろで糸を引いていることはないと見られ、むしろ次がない立場である彼らが党内で生き残るために菅執行部を打倒し小沢復権を望むが故の行動と言う見方が自然だ。

 選挙区から出ている小沢系議員は会派に残り、菅辞職を見据えて次の総理候補を立て、鳩山系議員と結託して一気に小沢派復権を狙っている。仮に、菅が解散に打って出て、民主党が大敗を喫した場合でも、小沢・鳩山系議員が主流となり党運営のイニシアチブを握る狙いがある。

 未熟とはいえ二大政党制はスタートを切ったわけであり、自民党に政権の座を譲ったとしても、かつての長期政権になることはないし、今の自民党に政権の安定を維持する力はない。つまり、いつでも政権交代は起こりうるというわけだ。

 そんな中で、ささやかれるのが、河村名古屋市長が率いる減税日本と小沢が手を握るのではと言う話だ。可能性はゼロとはいえないが、政党として政権を担う力を備えるとは到底思えない。そのあたりは小沢が一番よくわかっているはずだ。

 むしろ、一旦、野に下り、あらためて党の実権を握ったところで、河村や橋下らと手を組み、再び政権交代をめざすのではないか。当然、政界再編によって、参院勢力の拡散を狙い、自民党の安定政権を阻止するくらいのことは織り込み済みのはずだ。

 まあ、ズタボロの民主党政権を解消し、ガラガラポンで出直す方が、少しはましのような気はする。

 とにかく、大増税路線だけは絶対に阻止しなければならない。
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公明はいつ動くのか?

2011-02-15 09:04:00 | 政治にモノ申す
 苦し紛れの姑息な法案別協議を社民党に見透かされた菅政権、もはや八方塞である。このままだと本予算は可決しても、個別法案は廃案となり、事実上、行政機能はストップする。とりわけ、国民生活に直結する子ども手当が焦点となるが、どう考えても公明が黙っているとは思えない。政権パラサイトがイニシアチブを握る絶好のチャンスをみすみす逃すことはまず考えられない。

 もし、菅政権が行き詰まれば、破れかぶれ解散もあるが、大連立の目が再浮上する可能性もある。自民も公明も今、本気で選挙をやりたいとは思っていないだろう。特に自民は民主以上に求心力を失っており、選挙態勢がまったく見えない。公明も所詮はパラサイトである以上、自民大勝の目がない以上、自党にとって大敗も大勝もない選挙などやる意味はない。何より大連立なんかより、自公、民公のほうがはるかに存在価値がある。

 つまり、今、公明は明らかに民主の金玉を掴むチャンスがあるのだ。

 民主は小沢の処分でもうひともめ必至だが、結局、危機感と無縁の政党なのだろう。庇を貸して母屋を取られる時が迫っているというのに、のんきなもんである。党の危機すら感知できない政党に国家の危機などわかるはずがないということか。

 
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