21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

コントの二冠は決まり!

2020-05-30 22:18:36 | ヨレヨレ競馬ライフ

 ダービーで一番人気に応えた馬は思いのほか多い。中でも注目すべきは、二冠を決めた人気馬のレースっぷりだ。皐月賞で圧倒的な力を見せつけ、ダービーでも力の違いを見せつけたのがカブラヤオー、シンボリルドルフ、トウカイテイオー、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーブル、ドゥラメンテだ。また、ダービーで皐月賞勝ちの真価が問われ見事に期待に応えたのがカツトップエース、ミスターシービー、ミホノブルボン、ネオユニバース、メイショウサムソンだ。

 コントレイルはどちらのパターンなのか。皐月賞の結果を素直に評価すると、間違いなく前者だろう。サリオスと競り合ったことから、接戦を制した印象だが、3着以下との差を見ても、無敗で勝った点も、文句なく圧勝パターンだ。

 つまり致命的な出遅れや事故でもない限り、無敗で二冠を制する可能性はかなり高い。

 ライバルのサリオスはどうか。ハーツクライ産駒だけに距離延長は歓迎と評価する声もあるが、皐月賞を負けたことから、本質はマイラーなのではないかの声もある。順調、順当に勝ってきたコントレイルと比べて、明らかに不安が多い。朝日杯からぶっつけで臨んだ皐月賞は、ダービーへの叩き台で、狙いはダービーと見る向きが多いが、追い切りもさほど目立った動きでもなかっただけに、完敗するケースもある。

 今年はドゥラメンテ以来の二冠馬が誕生するとみた。

 相手筆頭はワーケア、次いでサリオス、サトノフラッグ、ヴァルコス、穴にヴェルトライゼンデ、大穴にウインカーネリアン。馬券は、コントレイルの1着固定で3連単フォーメで6頭に。

 

 

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ダービーどうでしょう

2020-05-28 21:44:41 | ヨレヨレ競馬ライフ

 枠順も決まり、ダービーが戦闘モードに入った。コントレイル、サリオスの二強で決まるはずがない。40年以上競馬をやってきて、ダービーが人気2頭で決まったのは一度しか記憶にない。 

 1980年のオペックホースとモンテプリンスのダービーだ。1番人気はモンテプリンス、勝ったのは2番人気のオペックホースだった。その年の皐月賞を勝ったのが4番人気ハワイアンイメージで、3番人気のオペックホースは2着、5番人気のモンテプリンスは4着、なのになぜダービーがオペックとモンテの二強対決となったのかは情けないかな全く記憶がない。ただオペックの単勝と枠連を1点でで当てた記憶だけが残っている。つまり、その年の二強決着は皐月賞と全く連動していないということだ。

 少なくとも皐月賞と連動した二強対決は、ダービーでは二強決着になった試しがないのだ。

 今年は二強が皐月賞で圧倒的強さで結果を出したが、それでもダービーはそのままで収まらない。

 そんなこんなで二強に割って入る伏兵は、次の3頭に絞り込んだ。弥生賞1、2着のサトノフラックとワーケア、そして皐月賞4着のウインカーネリアンだ。

 3頭の中ではワーケアが二強崩しの最有力とみている。皐月賞を見送り、二強との対決の場をダービーに絞った陣営の覚悟、さらに鞍上がルメールとくれば、府中2戦2勝の大器が本気で勝ちに来たと言っていい。

 そして大穴推しのウィンカーネリアンだが、大外18番は吉兆とみた。皇帝シンボリルドルフが勝ったダービーで、2着に粘ったのが19番ゲートからダッシュ良く先行したスズマッハだった。今回も皐月賞のように先行すれば、2、3着は期待できる。

 サトノフラックはルメールから武に乗り替わり、皐月の雪辱を狙うが、上手く立ち回れば皐月賞の差を詰められる。

 今年は二強プラス3頭で勝負する。

 

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ウインが今度は二強崩し!

2020-05-26 22:06:08 | ヨレヨレ競馬ライフ

 オークスの結果に影響されたわけではないのだが、ウインがダービーに送り出すウインカーネリアンにそこはかとない穴馬オーラを感じている。皐月賞は17番人気と完全ノーマークの存在だったにもかかわらず、4着と善戦、ダービーの権利を手中に収めた。父はスクリーンヒーロー、母の父はマイネルラブ、地味な血統ではあるが、府中の2400はこなせる血統背景だ。皐月賞では、果敢に先行、先行勢総崩れの中にあって4着に粘ったスタミナは明らかにロベルト系の父から譲り受けたもの。

 オークスで先行して2着に粘ったウインマリリンの父もスクリーンヒーローであり、今度はウインカーネルに二強の一角崩しの期待がかかる。

 

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ダービーの無観客撤回なしか

2020-05-25 18:49:34 | ヨレヨレ競馬ライフ

 今日付けで緊急事態宣言が解除になり、JRAの「日本ダービーから観客競馬実施」宣言を期待したが、さすが親方日の丸、そこはパチ屋と違ってお固い、目下のところ31日まで無観客競馬実施について撤回する意思はないようだ。

 今年のダービーは盛り上り必至なだけに、そのあたりを考えたら、いきなりダービーで解禁はリスクが高いと判断したのかも。

 そう今年のダービーは久々の二強対決なのである。振り返れば、ドゥラメンテとリアルバースデー以来ではなかろうか。長い歴史の中で二強対決のダービーでは、皐月賞ワンツーがそのままダービーでもワンツーしたことは一度もないし、逆ワンツーさえない。二頭とも飛ぶか、一頭が垂れるかで、必ず伏兵馬が出現しているのだ。

 今年の二頭は強力だけに、歴史を塗り替える可能性がありそうだが、どんなに抜けていてもダービーはなぜか結果が出ないのも事実。古くはトウショウボーイとテンポイント(クライムカイザーが二頭を粉砕)、シンボリルドルフとビゼニシキ(二頭とも単枠指定になるも、ビゼンニシキが惨敗)の例がある。古い話で申し訳ないが、近代競馬においても、ダービーだけは皐月の二強で決まった試しがないのも事実なのだ。

 ちなみに二強対決の場合、皐月2着馬が雪辱を果たすケースが多い。そうなると今回はサリオスということになるが、どうなることやら。

 ドキドキわくわくしながらダービーウィークを楽しもう!

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リリーの血統に大注目!

2020-05-23 19:02:25 | ヨレヨレ競馬ライフ

 牝馬二冠目、オークス。デアリングタクトが二冠達成か、デゼルがわずかキャリア2戦で一気に頂点まで駆け上がるのか、はたまた新たなヒロインが誕生するのか。

 ここは新ヒロイン誕生にかけてみたい。注目は社台の勝負服を着た3頭。当然、2戦2勝で頂点を目指すデゼルに注目が集まるが、僚馬2頭も侮れない。

 特にリリーピュアハートは血統から注目に値する一頭だ。父はディープインパクト、母はリリーオブザヴァレーで、その父はガリレオ、その父がサドラーズウェールズときた。強力なステイヤー血脈は、全兄2頭の成績を見ても間違いないところ。すぐ上のセントレオナードは7戦して2勝2着2回3着2回で、2400m戦は1勝2着1回、4歳上のヴァンキッシュランも8戦3勝2着2回3着1回で、2勝はいずれも2400m戦でそのうち1勝が青葉賞だ。ちなみに東京の3歳500万下の2400m戦で2着になっているが降着したもので、実質2400m戦は4戦して3回先頭でゴールしているのだ。唯一の着外1回は、マカヒキが勝ったダービーだった。 

 そしてリリーピュアハートである。4戦2勝2着1回3着1回、2勝のうち1勝は同舞台のゆりかもめ賞であり、メンバー中ただ1頭2400mを経験して勝っている。血統に裏打ちされた強力ステイヤーだ。鞍上がオークス3勝、牝馬のGⅠはめっぽう強い福永だけに期待が持てる。兄たちはクラシックに縁がなかったが、3番目の妹が受け継がれる長距離の血を鮮やかに開花してみせる。

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