ベイ日本一お見事！

　遅ればせながら、ベイスターズ日本一おめでとう。最高の戦いだった。

　26年前、引き分けでリーグ優勝を決めた時は、ホテルのスタンドバーでビールを飲みながら、歓喜の一瞬を見届けた。記憶にあるのはその時まで、日本シリーズはあまり記憶にない。とにかく、大魔神という絶対的守護神がいて、９回までリードしてたら勝つという安心感があった。

　今はそれがままならず、つねに逆転されるかもという不安との鬩ぎあいだった。日本シリーズも地元で連敗した時は、やっぱここまでかと半ばあきらめていた。福岡の第３戦を勝った時、ひょとしていけるかもという期待がむくむくとよみがえってきた。それだけ、ベイの負のイメージを一掃する鮮やかな勝利だった。このままの状態を維持できれば、来シーズンはリーグ優勝も期待できるというものだ。果たして、どうなることやら。とにかく、見応えあるシーズンだった。

まさかベイが勝つなんて

　ベイ、日本シリーズ進出！やったじゃん！！

　3連勝のあとの連敗、そして今日は２点を先制された時は、正直諦めた。負け戦に慣れっこの往年のファンは、よくここまで頑張ったとあっさり敗北宣言。しかし選手が諦めなかった。ファンとして恥ずかしい限り。

　こうなりゃ、てっぺんとってくれ！

　

ベイ、Vロードへ再始動

　２５年ぶりの日本一に向けて、好発進のベイ。打線は文句なし。宮崎、牧、関根ら前半戦の立役者に疲れが見えたら、桑原、ソト、オースティンが頑張るはず。先発陣は順調だが、クローザー、ストッパーの安定感が今一つ。特にクローザーがあやしい。山崎の心もとない点を、エスコバー、三嶋でカバーすればリーグ優勝は盤石だ

ベイ25年ぶりのVが見えてきたぞ

　ベイスターズが交流戦を制した。昨日勝っていれば、文句なしの優勝だったが、これもまたベイスターズらしい。思えば２５年前、リーグ優勝した時も引き分けだったし、どんくさいのはベイの伝統なのだ。

　今年は投手陣が頑張っているし、優勝も夢ではない。不安は抑えの山崎が相変わらず肝心なところで一発食らうことだが、とにかく意地を信じるしかない。

　強すぎたトラも勢いが止まり、本来の姿に戻る。オールスター明けは一気に捕まえに行く。生きているうちに二度と優勝はみられないと半ばあきらめていたが、どうやら今年は美酒に酔えそうだ。

　

ああ村神様があー、ベイCSに暗雲

　村上の最終打席、打つなら初球だよなあって一人ごちた瞬間、ホンマに打ちよった。競馬もこんな風に当たればいいのにと、昨日のスプリンターズSが頭をよぎったが、とにもかくにも村神さまに脱帽した。

　にしてもである、これでクライマックスは村上の独壇場になりそうな気がしてしょうがない。昨日までは、村上がこのまま沈黙を守ったら、ベイにもチャンスがあるんとちゃうかあ、と思ったのにあの一発で日本一が藻屑と消える気さえしてきた。

　まあ、勝負は時の運ではあるのだが、そのまえにトラを退治しないことには始まらない。ハマスタなら、大丈夫だろう。開き直って、ドッカン、ドッカン花火を打ち上げてくれ。