軽量３歳勢が人気を集めるが、そんなにあっさり決まるとは思えない。
古馬勢で信頼がおけそうなのが、同じ舞台で行われた前走函館SSで３着に好走したミッキーブリランテだ。重賞勝ちこそないが阪急杯２着の後は高松宮記念にも出走するなど好調ぶりがうかがえる。ここは軸に考えたい。
同じ函館SSでコンマ差１秒差の５着に追い込んだカツジにも食指が動く、トップハンデの５８Kがネックだが、そこは武史の勝負勘に期待する。
大穴はシュウジ、最近はダート専門だが、デビュー後は芝で実績を上げ、３歳時は函館SSで２着、スプリンターS４着という経歴の持ち主。８歳馬だが久々の芝で全盛期を思い出す。侮れない
昨年勝利したエイティーンガールも押さえておく。
馬券はミッキーブリランテを軸に、実績馬ダイアトニックと３歳馬メイケイエール、レイハリアを加えた６頭に３連複で手広く流す。
なんとまあ昨年札幌２歳Sをレコード勝ちした時と同じ８枠13番とは。こうなりゃ、なんか持ってるソダシで行くしかないでしょう。正直、距離が微妙だが、オークスでコンマ８は致命的な惨敗ではないので、２０００なら何とかこなしてくれると見た。
相手は５枠８番のユーキャンスマイル。なんてことはない、昨年の札幌２歳Sの２着馬ユーバーレーベンの代役というわけだ。
三文推理小説のような下手な筋書きだが、もしソダシが勝つならそんなドラマがあってもいい。
さらに、函館記念で２着まで追い込んだ、アイスバブルも押さえる。
あらあら、みんな金子の持ち馬じゃないの。こうなりゃ、今年の札幌記念は、末娘ソダシを兄たちが援護する金子三兄弟で決まりだ。
TV局はいったいいつまで現役東大生を引っ張り出して安いクイズ番組を流し続けるのか。もちろん見なけりゃいいわけで、実際見ないわけだが、たまに好きなタレントが出ていたりすると、少しは見てしまうわけで、そのたびにいつからTV局は安易な東大賛美を始めたのかと気分が悪くなる。
もっとも、昔からマスコミにとって東大ブランドはネタの宝庫で、プロ野球のドラフトで東大生が指名されたりすると大騒ぎしたものだ。それもある意味、東大賛美に違いないわけだが、勉強もできて、運動もできてたいしたものだという個人に対するリスペクトであり、最高学府そのものを賛美したわけではない。
それがクイズ番組ときたら、東大生VS一流私大卒芸能人など、学歴そのものを売りにしている。もちろん、クイズを面白おかしく演出するもので、学歴などしょせんはクイズのネタでしかなく学歴尊重主義ではないという意見もあるだろう。むしろ有名進学校が活躍する高校生クイズの方が、学歴尊重だという意見もある。今思えば、そうかもしれない。
それでも、東大ブランドを何の衒いもなく利用するTV局のやり方に、昭和おやじはめちゃくちゃ違和感を覚えるのだ。別に東大が嫌いなわけではないし、東京６大学野球で東大を応援する気持ちだってある。要はいまさらだが、東大ブランドで安易なクイズ番組をだらだら作り続けるTV局の貧困な企画力に反吐が出るのだ。
