21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

水泳リレーに感動!

2012-08-05 08:41:33 | インポート
 水泳リレーで有終の美!金メダルこそ獲れなかったものの、ロンドンでの水泳陣の活躍は見事だった。100平泳ぎで北島の3連覇どころか表彰台にも届かなかったことから、柔道に続いて水泳もダメかと暗雲が立ち込めたが、それからがすごかった。若手とベテランが奮起してメダルを獲りまくった。
 そして、フィナーレのメドレーリレーで男女ともにメダルを獲得、ロンドンの水泳を華々しく締めくくった。何より今回のリレーは、強豪の失格もないない中での力で勝ち取ったメダルだけに価値がある。素直に感動した、おめでとう!

 昨日から陸上が始まり、室伏がいぶし銀の投擲で予選を突破しメダルが期待できるが、後はデニーと村上のやり投げくらいか。せめて今夜の女子マラソンで誰か快走してくれれば勢いがつき、男子のリレーに期待がもてるが、いかんせん陸上は世界との差がありすぎて決勝進出が万々歳、過度な期待は酷というもの。

 後はサッカーとレスリングのメダルラッシュに期待しよう。

 
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今朝の大連立報道はEFなのか

2011-04-01 08:50:50 | インポート
 今朝、寝ぼけ眼でTVを見ていると「民主党が自民党に対し、谷垣総理、仙石副総理で大連立を持ちかけている」というニュースが流れた。自民党も申し入れの事実を認めており、菅内閣の総辞職が前提など、具体的なプランにまんざらでもないという。エイプリルフールの趣味の悪い冗談か、リアルなニュースなのか、よくわからずにニュースは終わってしまった。

 真相は定かではないが、谷垣総理、仙石副総理というのは最悪だが、大連立そのものには反対しない。もともと、震災後、真っ先に総辞職、大連立で国家の危機を乗り切るべきと思っていた。

 ただ、事実報道と仮定して、そのやり口が気に入らない。なぜこの期に及んでこそこそやるのか、魂胆がみえみえではないか。大連立を実現するなら、菅首相みずから自分の首を差し出し、堂々と野党側に申し入れるか、野党側から全面協力を持ちかけるか、いずれかしかない。

 裏でこそこそやるのは、以前、小沢と福田の仲を取り持とうとしたナベツネと何ら変わりない。目的が国家の再建より、自分たちの復権にあるのは見え見えである。

 とにかく今は、大連立もいいが、復興策に野党が全面協力し、民主が至らない部分を徹底的にフォローすることで存在価値を示すのが野党の賢い選択だろう。民主がしめした震災復興法案に、菅政権の延命を危惧して手をこまねくようではもはや政治をやる資格はない。
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松木政務官辞任の波紋

2011-02-24 09:38:27 | インポート
 小沢側近の松木農水政務官が辞任を表明したことが波紋を呼んでいる。党内では予算を成立させなければならない時期に一体何を考えているのかという批判と、菅ではもうダメという意志表示だと同情する声が交錯し、マスコミの反応も同様だ。

 マスコミは後に続く動きはないだろうと読んでいるが、果たしてどうか。先に離脱を表明した16人に対してもそうだが、何故、離党しないのかという声が上がっているが、その見方は自民党を尺度にしたもので、民主党にはあてはまらないということだろう。民主党は寄り合い所帯といわれ、当初から意見の食い違いは指摘されていた。しかし、それは自民党とて同じで、意見の違いなど議論と調整で最後はまとまるものだ。民主党はその議論と調整が機能していないのだ。だから、「悪いのは党ではなく菅だ、岡田だ」という国民にはわかりずらい執行部批判が公然と飛び出すのだ。そのあたりは批判されて当然ではある。

 とはいえ菅を擁護する気にならない議員の気持ちは理解できる。マニフェストの見直しというより、今や路線変更と言った方が正しいだろう。党にとっては根幹を揺るがす大問題であるにもかかわらず、菅内閣の独断専行で進んでいる。つまり、党内の意見調整がないのだ。もし、挙党一致を真剣に模索したなら、分裂の要因になった今日の小沢問題すら、違う展開になっていたし、少なくとも処分の対象にならなかったはずだ。

 結局は小沢を良しとしない、執行部がマスコミに翻弄され、党としてどう対処するか考えなかったため、マスコミのエセ世論にリードされたた結果が今の民主党だ。

 少なくとも小沢と真剣に議論し、党として小沢が潔白かどうか、というより犯罪者にすべきかどうかを党として判断し、行動すべきだったのだ。もし、党として小沢が有罪になる可能性が低いという判断ができれば、徹底して小沢を守ることが党を守ることであったはずだ。もちろん、逆もありで有罪になる可能性があると判断した場合は、最初から離党を促すべきだった。それをマスコミや野党の声に翻弄されて、国会で説明すべきと無責任に体裁を整えることばかりに走り、何が問題なのかという肝心の部分を党として議論しなかった。

 党内には法律の専門家も多数いるわけで、党内で小沢の事情聴取を行えば、判断できたはずだ。実際、小沢が無罪になる可能性はかなり高いわけで、党が最初から小沢問題の方針を固めていれば、少なくとも小沢問題が支持率低下の原因にはならなかった。

 話を戻す。今、小沢派議員が菅を批判するのは、小沢問題もさることながら、独断専行の路線変更に対する危機感である。松木議員が小沢の処分に憤懣やるかたないのは当然だろうが、それが辞任の一番の理由ではないのは理解できる。菅はもうダメ、早く辞めさせろということなのだ。つまり、民主党はまったく開かれた党ではなかったということだ。

 なんだかとりとめのない話になってしまったが、結論はひとつ。こんなことをやってる民主党も菅政権も救いようがない。
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子ども手当で少子化は解消しない

2010-04-19 05:44:05 | インポート
 子ども手当に異論が多々あるが、「お金もありがたいけど、保育施設を充実して欲しい」という意見が多い。少子化にもかかわらず保育施設が不足しているのは、なぜだろう。共働きしなければ生活が成り立たない、女性だって仕事にやりがいを持っている、事情はさまざまだろう。
 ちなみに、高福祉を誇る北欧の女性は多くが仕事をしている。勤労、納税によって高度な福祉制度が成立しているからだろう。日本はどうか。女性の社会進出といえば聞こえはいいが、ほとんどが家計を助けるためのパート労働だ。したがって、奥さんが働いても税収は上がらない。貧困なのである。ゆえに、少子化が進んでいるというのに保育施設は不足しているという矛盾が起こるのだ。
 目先の手当もいささか問題ありだが、家計を助ける主婦のために保育施設を充実するというのもなんだかなあである。少子化対策の理想は生活を安定させた上で、女性が積極的に社会に進出し、そのために保育施設充実など子育て支援を行うことだろう。
 つまり、国民は何を望み、そのために政治は何をすべきか、もしくはどんな国をめざし国民に提示できるか、今の政治には全くそれが見えない。
 男は仕事、女は家庭を守るライフスタイルを基本にするのか、それとも男女同権社会を基本にするのか、それによって国づくりは全く違ってくる。今の政治は方向性がまったく感じられない。
 流れとしては、当然、後者なはずだが、いつまでも主婦が家計のためのパート労働では、福祉や教育を支えるのは無理だ。子育てと老後の心配を解消する社会保障制度を真剣に構築するためには、多大な予算が必要だ。そのためには消費税アップは当然だが、男女が等しく働き税金を納めることが重要だ。そんな国を支えるのが納税思想だ。日本人にはそれが欠落している。税金を納めずに、世の中を良くしろと叫んでも、筋が通らないし、良くなるわけがない。
 つまり、肝心の国づくりを示さず付け焼刃の子育て支援に金を注ぎこんでも借金のドツボにはまるだけで、少子化に歯止めなど絶対にかからない。

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アンビリーバブルな選挙

2010-03-22 20:10:23 | インポート
今日、小林ちよみ衆議院議員と北教組の政治献金をめぐる事件で、関係者二人が起訴された。

 マスコミは労組ともたれあいの民主党選挙、はたまた教職員の違法な選挙活動、さらには55億円にのぼる主任手当が選挙に使われたなどと騒いでいるが、私の関心は、何といっても、事件の発端となった、会計担当者の証言だ。

 彼は事件発覚当初、マスコミのインタビューに「私が受け取った」と信じられないくらい明るく言い放っていた。たぶん選挙の経験がある者の目には、「彼は一体何者?なんであんなにあっさりゲロっちゃうわけ?」と異様に思ったはずである。

 私も以前、ある代議士の秘書として何度か選挙を経験し、選挙についてはかなり内情に詳しい人間だ。とにかく、あの男の証言はアンビリーバブルな光景だった。ふつう、選挙違反は警察のマーク、あるいは関係者のリークで事件になる。なのに、この事件は、当事者である男の証言が発端のようだ。本当に信じられない。

 もちろん、本人は逮捕覚悟であのような異常な証言行動をとったのだろう。だとしたら、その背景に何があったのか。私は、違法性がどうしたこうしたより、それが一番気になる。

 この事件の前に、小林陣営は選対幹部が別件で逮捕されている。連合幹部だ。これも、そもそもはあの男のさしがねだったのではないのか。

 小林議員への恨みなのか、連合への恨みなのか、それとも新手の組合つぶしなのか、なんだかとても気になる。とにもかくにも、あの男の証言が流れるたびに、選挙がらみの事件としては、あきれるほどバカバカしい事件といわざるをえない。

 それにしても、あんな口の軽い男を使っていた小林陣営ってなんなの。まじめに選挙やってたの。そんなのに、負けた町村議員も大御所どころか、しょせんは目くそ鼻くそか。

 今の日本の首相を見ればわかるが、政治家のほとんどはまともに人心を把握して活動しているわけではない。しょせん、神輿にのっかているだけにすぎない。その神輿のできが政治家の器を測るといっても過言ではない。その意味では、小林議員はもはや代議士の器ではない。さっさと辞職すべきだ。

 今なら、数で勝ってるし、小物のちんけな事件である、参院選への影響もたいしてないだろ。


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