21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

もう党首はじゃんけんで決めろ

2012-09-18 09:32:21 | 政治にモノ申す
 今日9月18日は柳条湖事件から81年目にあたるとかで、中国人にとって忘れてはならない日だそうだが、日本はAKBの第3回じゃんけん大会が行われるどうでもいい日だ。まあ、両国にとっては対象的な日だなどと笑っている場合ではない。

 専門家は中国国内の反日行動は今日がヤマだと口をそろえるが、政府の介入いかんだろう。政府のコントロールが効いていれば、専門家の読み通り、一気に終息に向かうが、そうでない場合はより激しくなる可能性もある。

 あの暴徒化ぶりをみると、ちょっとやばいのかなと感じてならない。日の丸を燃やすくらいならまだ序の口だが、中国経済と人民に直接ダメージを与える行動は、代償としてはかなり大きい。中国政府がまだ許容範囲と見ているのか、そのへんが分からない。

 日本政府もどこまで情報を収集できているのかわからないが、どうも打つ手なしといった空気が漂っている。今となっては過激な対抗措置は火に油を注ぎかねない状況であり、ここは中国政府の出方を待つしかない。ただし、日本政府として中国政府に対し、領土問題と破壊活動を一緒くたにするろくでもない声明には抗議すべきだ。

 そんな中、日本の政治家は代表選や総裁選に夢中だがAKBにならってじゃんけ大会でもやってさっさとトップを決めて真剣に難題に向き合ってほしいものだ。
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日中は裏でも地下でも早く手打ちしろ!

2012-09-17 11:33:46 | 政治にモノ申す
 8.12、私は何かよからぬことの前触れでなければいいがとこのブログに書いていた。ロンドンオリンピックに沸き起こった、中国に対する反感の源は領土問題に端を発するものではないかと、私は感じており、火種を抱える現状を憂えていたのだ。

 連日の中国国内の反日デモのニュースに、ふと少し前に感じた予感を思い出した。よからぬ状況は確実に膨らんでいる。しかし、一方で裏があるとやぶにらみし、何だ結局はそんなことかよというオチになる予感もある。

 エスカレートするデモ隊は「日本と戦争だ」と叫ぶものもいる。多いのか少ないのかは分からないが、物騒な声は確かにある。その声は、やがて日本でも起こるはずだ。たぶん、このまま反日デモがエスカレートすれば、日本で反中行動が起こるだろう。領事館前での抗議デモが各地で起き、不売運動が起こる。そうなると、経済ダメージはハンパでない。当然、日中両国にとっていいことなどひとつもない。

 両国政府が指をくわえて市民行動をいつまでも眺めていることはないだろう。何より中国は体制転換期である。次期指導者が恐れるのは国力低下だ。何だかんだ言っても、これ以上の日中関係の悪化は経済に大きなダメージを与える。果たして、日本に対する恣意的行動をどのあたりで終息させるのか思案中なのか、それとも既にタイミングを逸してしまったのか気になるところである。

 そして日本も転換期にある。仮に秋に解散総選挙となり、自民党が復権した後の体制が気になる。有力視されている石破、安倍、石原は三氏とも中国に対して何らかのアクションを起こす。野田政権の弱腰外交との違いを見せつけようと、強硬な態度に出るだろう。問題はその時、国際社会ではなく国内に対するメッセージを優先した行動を取ることだ。

 発端は尖閣の領有権だが、今の中国国内で起きている反日感情が、果たして尖閣だけのことだけではないような気がする。むしろ、きっかけは反日だが、本音は中国政府への不満だという疑念はぬぐい切れない。そんな微妙な行動を真正面から捉え、日本政府が安易に中国に圧力をかけようとすると、当然、国内の反中感情は膨らみ、反中運動が勃発する。それが怖い。

 今、政府がしなければならないのは、日本人の保護は当然として、中国国内の情勢分析だ。反日デモの発生と背景、人民の本音、政府関与の有無、政府の方針と狙い、そして中国政府内の尖閣問題の位置づけなど、徹底的に情報を収集し分析することが必要だ。つまり、今こそ求められるのは冷静な対応だ。

 香港のチンピラ活動家が尖閣に上陸した時と今は状況が一変している。上陸騒ぎの時こそ、日本政府は強い態度に出るべきだった。中国政府に気遣うのではなく、もしこの一線を越えたら処分せざるをえないよと見せるべきだったのだ。それは、相手が政府筋ではなく民間人だったからこそ、ケジメをつけて中国政府に安易な行動を許すなと警鐘を鳴らすべきだったのだ。しかし、それができなかった。その結果、中国は政府のみならず、人民が日本をなめた。私にはそう思えてならないのだ。

 もし、中国首脳部がすでに人民を統治する術を失ってしまったとしたら、この騒ぎは止まらない。止まらないどころか、飛び火し、内乱もある。軍隊も出動する。何が起こるか分からない。そんなアホな状況とは信じたくはない。だからホントのところを知りたいのだ。しかし、日本の政治家からは、そんな不安を解消してくれる意見は出てこない。物騒な時代になったもんだ。

 とにかく、裏でも、地下でもいいから、日本と中国の間ですでに落とし所がまとまっていることを願いたい。

 

 

 
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抗日行動にメディアよ立て!

2012-09-15 09:02:23 | 政治にモノ申す
 尖閣国有化以来、連日、メディアは中国の抗日行動を報じているが、早くも日本側の及び腰が主流を形成しつつある。無理して国有化で刺激することはなかった、まだまだ序の口、そんなコメントを聞くたびに結局この国はアメリカが意図した戦後教育の徹底がこうした気風を生んだんだろうとつくづく感じた。

 中国や韓国の愛国教育は徹底して抗日を教え込んでいる。それは、日本がいかに理不尽な支配行動をとり、それを打破したかである。日本はアメリカのソフト支配によって、中韓の抗日思想のような抗米思想は生まれなかった。ベトナムを機に反米感情は高まったが、露骨な抗米運動など発生することはなかった。まあ、今もアメリカの支配下にあるのだから、中韓とは違うと言えば確かに違うが、根本的な違いは教育にあることは間違いない。

 そんな抗日運動に日本は完全に及び腰で、理不尽な言論と行動を看過しようとしている。当然、戦争は避けなければならない。しかし、主張すべきことを堂々と主張しないことは、相手の謝った思想を正当化するだけで、事態が好転することはない。

 もちろん、真っ向から政府同士が正論をぶったところで、相手も正論と言う思いがある以上、どちらかの譲歩は難しい。そこで、活躍しなければならないのがメディアだ。国を動かすのではなく、国民を動かせばいいのだ。両国の国民がテレビで生討論するなど、積極的に国民に議論を持ちかければいいのだ。中国の言論統制によってテレビは厳しいが、ネットならなんとかなるだろう。

 日本人の関心も意識も変わってくるし、中国人の本音も聞けるかもしれない。血を流さずに、民意が権力を動かす。メディアの醍醐味でもあるはずだ。おざなりの報道は、クソの役にも立たない。
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人間の生態系はどうなのか?

2012-09-14 08:55:31 | 雑記帳
 外来種から生態系を保護する目標を盛り込んだ環境審議会答申の新聞記事をまじまじと読んでいて、あろうことか人間はどうなんだという疑問が湧いてきた。

 人間を種としてくくれば、その生息場所は地球全域とかなり広い。しかし、人種で分けると限られてくる。もし、人種をさらにせばめ地域というくくりにあてはめると、相当に狭い本来の生息地域ができあがる。他生物と同様の視点でその地域こそ人間本来の生態系であるとするなら、人間ほど生態系をぶち壊してきた生物はいない。

 その人間が、生態系を論じるのはなんて身勝手なことか。外来種を持ちこんで離し、生態系は壊れていくが、壊す側も壊される側もたまったものではない。

 ふとそんなことを考えさせられた。これも長い間人間として生態系を守り続けた日本人であるがゆえのジレンマかもしれない。

 もし、人間自身が自らの生態系を意識していれば、地球はもっと違っていただろう。善し悪しを度外視して、そう思った。
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最悪のプレミア音楽祭

2012-09-13 08:54:29 | 雑記帳
 以前、プレミア音楽祭について辛辣な感想を書いたが、もう少し視聴者としての本音を書いておこう。

 プロの歌い手なら、過去にどんなに素晴らしい楽曲を残したとしても満足に声が出ないなら決して人前で歌うべきではない。せっかくの歌が輝きを失うばかりか、、聞き手の曲への思い入れや思い出までがすっかり色褪せてしまうからだ。こんな失礼なことはない。プロ意識が欠片でも残っているなら、仕事を断れといいたい。

 岡本真代や沢田知加子の歌いっぷりには、聞いていてがっかりしたし、声が出ていないにもかかわらず客に合の手まで求める姿に不快感しか残らなかった。自分で気づいていないのかしらと本気で心配になった。まさか、それはないだろう。ただプロ意識が欠けているだけだろう。もちろん、ひどい歌手はほかにもたくさん出ていた。もちろん、しっかり磨きをかけた歌を聞かせてくれた真のプロもいたが残念ながら少なかった。

 プロであることを忘れた歌い手は、自分の歌だけではなく、聞き手の思い出まで台無しにすることにも気づいていないし、共演するまともな歌手の歌までしらけさせていることなど考えもしないだろう。制作側もきちんとリサーチして出演交渉するくらいの配慮が必要だ。どうしても楽曲を紹介したいなら、現役の歌手が歌えばいいことだ。何も歌えない本人を無理に引っ張ってくる必要はない。

 結局、私は見るに耐えられず途中で見るのを辞めた。最低の歌番組だった。
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