21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

政策重視の政界再編を!

2017-09-26 06:59:22 | 政治にモノ申す

 小池都知事が新党「希望の党」を立ち上げた。評価できるとすれば、政界再編の起爆剤になる、それのみである。ただし、保守を主張するあたり、正直、新しい政治は期待できそうもない。

 なぜ、保守、革新という枠組みが存在するのかといえば、所詮は55年体制を引きずっているからであり、政策的な側面は何もないのだ。保守革新の分岐点は、イデオロギーが霧消した今は、憲法改正のみといっていい。

 55年体制はアメリカの占領政策によってもたらされた、資本主義のテーストを前面に出した共産主義体制にほかならなかったわけで、日本復興の原動力であった。資本家と労働者がそれぞれの立場をわきまえ、戦後復興に努めてきたわけだが、復興完結を意識してからの次の一手がなかなか定まらず、今日まで政治が成熟しない状態で時間だけががいたずらに過ぎている。

 政治家たちは、保守だ、革新だとかっての幻想にいつまでしがみついているのか。もういい、肝心なのは日本がどう歩むかの政策に尽きる。その是々非々で離合集散すればいいだけではないか。

 かねがね、自民党では河野太郎、小野寺五典らに期待してきたのだが、ありきたりな大臣から脱却できずにいる。かつての民主党では原口一博や細野豪志に少し期待したもの、期待外れだった。

 今では若手のバカっぷりばかりが目立ち、結局は昔の若手のリニューアルにごまかされているのが現状だ。

 政界再編は大いに結構なことではあるが、保守だ革新だはもううんざり、これからを見据えた真の若手政治家の登場を切に望む。消費税だって本当に国民にとってプラスになるのであれば上げればいいし、憲法だって同じだ。今必要なのは結果ありきの言い訳じみた議論ではなく、何が必要なのかを見極める真面目な政策議論だ。

 社会保障一辺倒の増税、他国の脅威一辺倒の改憲は、到底納得できない。

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北のミサイルより深刻な脱力政治

2017-09-21 21:30:29 | 政治にモノ申す

 憲法改正以外に目標を持てない安倍も大馬鹿野郎だが、そんな安倍を蹴落とせない民進党は負けないくらいノータリンだ。

 公民権停止中の夫の代わりに妻を擁立したり、ヒステリー女代議士にバカハゲ呼ばわりされた秘書を出そうとしたり、お前ら本当にやる気あんの?

 政権交代の象徴だったマニフェストは一体どこに消えてしまったのか。まったく世も末だ。

 今回の選挙、加速度的に進行する脱力政治の方が、北朝鮮のミサイルなんかよりはるかに脅威だ。

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