21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

今年もユーミンを聴く

2025-01-06 20:11:38 | エンタメ
 実はユーミンのファンである。高校1年生の時に、ラジオのFMから流れてきたひこうき雲を聴いて、頭の中に衝撃が走った。ビートルズ、マイルス、コルトレーンにやられて以来の衝撃だった。拓郎、陽水と人並みに流行り路線を辿ったが、ユーミンの世界は全く別物だった。旋律、歌詞、アレンジ、何より歌声にハマった。
 当時は、レコードを買う余裕もなく、ただただラジオで聞いていた。大学に入って、アルバイトで金貯めて、LPを買う余裕が生まれて、「ルージュの伝言」聞きたさに「コバルトアワー」を買った。それから、ばんばんアルバムを買いあさり、レコードからCDに替わってもずっと続いた。最後に買ったアルバムは忘れたが、たぶん、20年近く前のはずだ。
 今はもっぱらYouTubeで思い出に浸っている。さっき、「12月の雨」を聴いていて、雨の歌が多いなあと思った。「雨のステイション」「冷たい雨」「雨音はショパンの調べ」「雨の街を」、まだまだあったかもしれないが雨の歌は大体好きだ。「雨のステイション」などは、6月になると絶対に聞きたくなる。
 コンサートは一度だけ行った。昨晩お会いしましょうではなかったか。当時、結婚したばかりで、妻と行った。歌はお世辞にも上手ではなかったが、エンターテイメントは半端なく、圧倒され、お腹いっぱいになってしまった。それからは、いじいじとレコードやCDで時を過ごすのが定番だった。
 ユーミンを聴いていて、どうしてこんなにハートが伝わってくるのだろう、ひょっとして俺って本当は心が女なのかもしれないとまで思い、少し不安になったほどだ。まあ、女が好きな男なわけで、ユーミンのおかげで女性をリスペクトできるようになったと思う。
 あれから気の遠くなるほど時が流れたが、ユーミンは思い出を辿る分厚い心のアルバムだ。
 
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眠れぬ夜と「エゴイスト」

2024-12-13 05:40:49 | エンタメ
 昨日11時に寝落ちて、目が覚めたら1時過ぎ。そこから寝ようと頑張ったものの、眼が冴えるばかり。諦めて、読みかけの本を最後まで読んでしまった。それでも、4時過ぎ。それから、昨日途中で見るのをやめた、アマゾンプライムを見た。
 「エゴイスト」だ。鈴木亮平がホモの役という異色作だ。実はそれすら知らずに、昨日見始めて、途中で耐えられなくて、何度も視聴を中団した。ホモセクシュアルなベッドシーンが何度もあり、そのたびに見るに堪えなくて見るのをやめるのだが。この映画は何を描きたいのかわからず、時間をおいて再度視聴する。
 それでも、やはり耐えられず、完走を諦めた作品だった。仕方なく、朝方、続きを見たというわけだ。男子の母親にたいする愛情を描いた異色作であることはわかったが、だから何?ていうのが正直な感想だ。それでも、ラストシーンは心があたたまる締めで案外よかった。見るのに勇気と根気のいる何とも奇妙な映画だった。
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BiSHと有村架純

2024-11-18 18:29:46 | エンタメ
 有村架純とBiSH、有村とアイナ・ジエンドがピッコマのCMで共演したというだけではなく、実は全く個人的な見解なのだが、その魅力に気づくのが遅すぎた二人なのだ。
 有村架純を知ったのは御多分に漏れず、ビリギャルだった。見た時はそれほど気にならなかったが、数年後、あまちゃんからの中学聖日記で、何この子、とドハマった。それから、映画を見始め、魅力にひかれた。
 何度もここで書いたが、有村架純が役を演じると、役が出来上がるのだ。それは有村架純ではなく、物語の役そのものであり、なおかつその魅力にひかれてしまうのだ。正直、これほどの役者は、ハリウッドならいざしらず、日本では知らない。
 とにかく、すごいのだ。三月のライオン、ずいぶん前の映画だが、最近見た。すごい。小悪魔まで演じちゃってる。この子は、何だって演じちゃう。
 BISHも同じだった。最初に見たのはレコ大の新人賞だった。はっきり言って下手だった。当たり前だ、あの舞台でアイドルなのに口パクではなく生で歌っていたのだから。当時は乃木坂ファンで、何、こいつらくらいにしか思わなかった。それから数年後、有吉のヤツで芸人BiSHを見て、興味をもって、YouTubeを漁ったら、とんでもないグループだった。ドハマった。高校生の頃、モダンジャズに脳天をぶち抜かれた時と同じ衝撃だった。いやはやはまるはまる。彼女たちが歌うすべての楽曲が素晴らしかった。そして、あのアイドルらしからぬグルーブ感に還暦過ぎたジジイが打ちのめされてしまった。解散した今でも、彼女たちの歌を聴かない日は一度としてない。
 有村架純とBiSH、人生のあらかたをし尽くしたと思った昭和ジジイにまだまだ知らなければいけないアーチストがいたことを教えてくれた存在だったのだ。BiSHは解散したけど、みんなそれぞれに自分を追いかけている。有村はますます役者としての幅を広げている。
 二つの彗星に感謝する。生きてて良かった、出会えてよかったと。
 
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マイチャンショックでフォルトナの瞳を観た

2024-11-17 19:01:08 | エンタメ
 マイチャンは、まるで予想もしなかった結末だった。ショックで、競馬から即刻離れ、プライムビデオに走った。
 何を見るかいろいろ漁った結果、フォルトナの瞳を選んだ。数年前に原作を読んでいたこともあって、これまで見るつもりはさらさらなかったのだが、有村架純が出ているとわかって、これは観ておかないと思い観た。
 驚いた、見始めてすぐ、原作の内容がまったく記憶になかったことに。
 こんなことは初めての経験だ。確かに読んだんだ。百田尚樹の小説を。ところが、全く記憶に残っていなかったんだ。海賊と呼ばれた男、永遠の0も、そのほかも読んだし、しっかり内容を覚えているのに。でもこれだけ、何故か記憶になかった。
 うっへえ、認知症が出たんかい、などとノリ突っ込みしながら、ただただ、有村架純を見ていた。やっぱ、いいわ、彼女。ほんと、彼女の演技は外れがない。彼女が演じた役柄は、とにかく魅力的なのだ。彼女は、役を引き立たせる才能にあふれている。彼女が演じるだけで、有村架純ではなく作品のヒロインとして歩き出すのだ。
 今更、原作を読み直す気はしないが、ともかく有村架純は素晴らしかった。マイチャンのナミュールショックから立ち直れそうだ。



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有村架純の魅力について

2024-10-11 17:42:12 | エンタメ
 有村架純のファンである。「ビリギャル」が初めてだったと思う。その後、ドラマの「ひよっこ」、「中学聖日記」で完全にハートを鷲摑みにされた。数々の映画やドラマ出て活躍しているが、最近のドラマ「海のはじまり」の弥生さん役もよかった。
 その流れで、映画「前科者」を見たら女優としての力に惚れ直した。役柄の幅がどんどん広がっている。そんな女優はいそうでなかなかいない。女優としてのキャラクターより常に役柄の魅力がが圧倒する女優は彼女くらいしか思い浮かばない。保護司の役は素晴らしい演技だった。
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