21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

トロイカ理解不能!

2010-08-31 08:31:23 | 政治にモノ申す
 いまさらトロイカでもないだろう。一体、民主党は何を恐れているのか。ここで小沢が人事を餌に引き下がったら、それこそ国民にそっぽをむかれるということがわからないのか。そもそも代表選を戦うことが、マイナスという発想が理解に苦しむ。国民の前で党を二分してでも真剣な政策論を戦わせ、終わった後は挙党一致で政権と党の運営にあたるのがベストではないのか。

 選挙を避け、見せかけの挙党一致で菅政権を維持することは、もはや裏切りだ。小沢は主導権欲しさにブラフをかけたとしか思われず、菅にいたっては何より首相の座にしがみつくことを優先したとしか思われない。

 一体、何を恐れているのか、まったく理解不能だ。
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スーパークリークが武豊を一流に

2010-08-30 13:36:21 | ヨレヨレ競馬ライフ
 スーパークリークも逝った。まるでライバル、オグリの後を追うように旅立った。正直、スーパークリークが活躍した時代、オグリを偲んだ時にも書いたが、私は馬券から離れていた。それでも武豊と同馬のコンビは何度もTVで見ていた。強い馬だった。足が曲がっていたことから、あまり期待されていなかったといわれ、スーパークリークがGⅠ戦線で活躍するとは関係者は思っていなかったそうだ。

 まだ駆け出しの武を背に、ターフを賭け、ライバルを一蹴する姿は馬としての貫禄を感じた。武を一流ジョッキーに導いたのは、まぎれもなくスーパークリークだった。

 きっと天国でオグリと再会したことだろう。冥福を祈る。
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菅圧勝の世論調査は異常連鎖が招いた

2010-08-30 11:25:28 | 政治にモノ申す
 これまで幾度となく、マスコミが行う世論調査に翻弄される政治に難癖をつけてきた。民主党の代表選にいたっては菅支持7割強、小沢支持2割弱と、その差は歴然としており、民主党議員と国民との間に大きな隔たりがあると言う声がまたぞろ出ている。

 逆にここまで差が出ると、これからの展開が逆におもしろいのではないかと期待してしまう。

 つまり、こうした世論調査を国民の声と受け止め、菅陣営は自身を持って小沢排除に磨きをかけ、逆に小沢陣営は政治は人気投票ではやっていけないと開き直り、菅政権と小沢の政治の違いを打ち出そうとするだろう。いいことだ。

 昨日も書いたが、小沢の不人気の原因は政治とカネである。相変わらず小沢は説明していない、首相になったら政治とカネの追及で前に進めなくなると、身内の議員が平気で言っている。小沢にかけられた嫌疑は何か、起訴の対象となっている容疑は何か、そうした現実を考えれば、小沢に一体何を説明しろというのかわかるというものだ。どう考えても、ヒステリックに説明責任を問われる話ではない。

 マスコミに翻弄される政治家、そんな姿を見せられて判断する国民、そして世論調査が行われ、結果を見てあたふたする政治家、まさに異常の連鎖ではないか。

 その異常さは、代表選後の分裂だ、政界再編だ先走りするマスコミの論調に現れている。

 もっとマスコミも政治家も冷静になろうよ。菅と小沢が代表、首相の座をかけて選挙をやる。マスコミの役目は、票取り合戦を報じることではなく、政策論争に持ち込むことだ。つまり、世論調査の数字を作っているのは自分たちのヒステリックな報道だということをマスコミは知るべきだ。
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小沢の説明責任で何だ?

2010-08-29 18:01:50 | 政治にモノ申す
 小沢の説明責任とはいったいどの疑惑をさすのだろうか。冷静に考えてみると、マスコミや評論家や政治家が小沢に何を求めているのかよくわからない。

 小沢は検察審査会の判断ひとつで強制起訴される身の上だ。政治とカネという十字架を背負った政治家だ。

 しかし、起訴の対象となっている小沢の容疑は何かというと、秘書三人が逮捕された政治資金規正法違反、政治資金報告書への虚偽記載や西松建設の違法献金である。そして、小沢に向けられた嫌疑は、小沢が関与したかどうかである。

 この件については検察は嫌疑不十分で不起訴と判断している。何より、容疑がかけられた件はほとんど報道されており、あらためて小沢の説明を聞くまでもない。

 だとすれば、小沢に求められている説明責任とは何なのだろう。たぶん、小沢の政治資金がどのように集められたかだろう。その背景にあるのが、岩手のダム工事だったり、ゼネコンの献金である。しかし、それらに関する疑惑は事件になっていない。つまり、説明責任があるとは思えない。にもかかわらず、小沢は自身の政治資金に向けられた疑惑に、何度もやましい金はないと答えている。天の声や収賄疑惑を否定しているのだ。つまり、小沢にとっては本来答える必要のない疑惑に答えているわけで、それ以上の説明は必要ないと言いたいのだ。

 たぶん、一度参考人招致に応じる構えを見せたことが、実現しなかったことで逆に疑惑を持たれる印象を与えてしまったということだ。

 実際、マスコミの論調は小沢が国会で何も説明していないと叩き、野党のみならず民主党の議員にすら批判されている。

 代表選を契機に、政治とカネに関する小沢批判がエスカレートしているが、ここは小沢の肩を持ちたい気分である。

 それより、間抜けなマスコミと一緒になって渡部恒三や岡田克也が、説明していないとか、起訴される可能性があるとか、とんちんかなことを言っている方がよっぽど恥さらしではないのか。
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小沢勝利でしゃんしゃん

2010-08-27 09:43:13 | 政治にモノ申す
 またぞろ始まったマスコミの小沢バッシング。ちなみに朝日新聞は、識者のコメントを借りる形で、小沢の立候補を望む国民などいないと言い切った。主義主張を鮮明にする新聞ならいざしらず、公明、公正を謳う日本の新聞の報道としてはまったく常軌を逸している。

 世論調査をたてにとり、小沢は国民から支持されていないと言い切っているのだろうが、真相は定かではない。何故なら世論調査の数字がそのまま国民意識ととらえるにはいささか乱暴だからだ。消費税がいい例だ。世論調査は消費税アップを国民の6割が理解したことになっているが、先の参院選挙はどうだったか。菅首相の消費税アップ発言を国民は決して支持しなかったではないか。

 小沢にも同じことが言える。実際、自分の周りの意見を聞いただけでも小沢を望む声は案外多い。とても8割が小沢を否定しているとは到底思えない。つまり、世論調査の数字に翻弄されているのは、国民ではなくメディア自身と政治家と評論家なのだ。ここにこそ今の政治の危うさがある。

 日本人に支持されるリーダーは、はっきりいって強烈な個性で突き進むタイプの政治家だ。かつての田中角栄、最近の小泉純一郎など、まさにその典型だ。小沢一郎が果たして、このタイプかどうかはわからないが、少なくともマスコミや評論家がかくも世論調査をたてに小沢を悪玉に仕立てるということは、良し悪しは別としてリーダーになりうる大物であることは間違いない。

 小沢は堂々と代表選で自らの政治観とビジョンを国民に訴えるべきであり、マスコミはそれを伝える義務がある。これが公明公正を謳う日本のマスコミがなすべき報道だ。

 しかし、自身への批判に対し何も語らぬ小沢にも問題がある。いつまでも言いたいヤツには言わせておけでは、いつまでたっても悪党のままだ。悪党と思われようが何だろうが、結果がすべてというほど、政治は簡単ではなかろう。国民が納得する結果など一朝一夕で出せるものではない。国民の支持あっって、はじめて、前進が可能なのだ。少なくとも選挙で勝つことが国民の支持なわけだが、今選挙をやれば負けは見えている。小沢の出馬までの動きを見る限り、期待できるほどのかつてのパワーは感じられない。単に今なのか、来春なのかを迷っているようにしか思えなかった。

 マスコミは負ければ離党などというが、菅も小沢ももはやそんな元気はないはずだ。野党ならいざしらず、政権与党である。一度、権力の座に着いたものをみすみす手放すわけがない。自民党の派閥政治がそれを物語っている。

 特に菅にそんな実力も勇気もない。あるとすれば、せいぜい引退するくらいだろう。たぶん、引退も無いとは思う。

 小沢は与党でありながら、何度も飛び出したが、それは理想、というより若さゆえの天下取りの野望があったからだろう。今はどうか、小沢は勝てる戦と踏んだから立った。それだけのことだ。はなから党を出る気などなかった。

 結果は小沢が立った時点で決まったといっていい。マスコミがどんなに騒ごうと、小沢が勝つ。鳩山を真ん中に、小沢と菅が握手をしている光景が目に浮かぶ。まさに未熟なまんまの民主党を物語っている姿ではないか。

 これを国民が支持する可能性は極めて低いが、総理になった小沢がどう動くかは興味深い。野望がかすんだとはいえ、何をするかわからないというのは魅力だ。救いはそれだけだ。

 
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