21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

遂にインフル当番に

2024-12-27 06:00:37 | 雑記帳
 インフルエンザが猛威を振るっている。職場でもまるで日直のように日替わりで感染者が続出し、遂に自分に当番が回ってきた。
 ただし、症状は極めて軽かった。最初は、仕事中に寒気がしたので、帰宅後に検温したら平熱より若干高めで、これ以上がったらまずいなって感じだった。翌日も体温に変化はなく、咳がたまに出る程度、杞憂だったかと思ったら、3日目の夜から鼻水が滝のように流れ出した。ただし、熱は上がらず、だるさもない。感染したとは思わなかったが、鼻水が尋常でなかったので、翌朝、病院に行ったら、抗原検査でインフルエンザA型の陽性反応がでた。
 まさかと思ったが、疑う余地はない。オセルタミビルと症状改善の漢方、念のための解熱剤を処方され、帰宅し、自宅待機となった。薬を飲むと一日で鼻水が治まり、咳も止まった。熱も平熱もまま。重篤でなかった分、突然の休日に複雑な気分だ。結局、外出禁止は今日までだが、このまま仕事納めとなる。いまでも、ほんとうにインフルだったの?って感じだ。
 発症から3日ほど通勤したので、きっと、ほかの人にもうつしただろう。そう思うと、肩身が狭い。
 
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12月8日

2024-12-08 14:08:27 | 雑記帳
 今年も12月8日がやってきた。たまにではあるが、この日が来るたびに、思い出す。個人的な思いだが、自分にとっては案外に特別な思い出の日である。
 ジョン・レノンのファンにとってジョン・レノン忌であり、AKB48のファンにとっては生誕の日であり、戦争を知るものが真珠湾を思い出すように、私も12月8日になると子供の頃を思い出す。
 私は北海道の小さな地方都市で育った。とうの昔にそんな風習は消えたのだろうが、子供の頃は12月8日の朝刊に必ず商店街の大売り出しのチラシが入っていた。記憶が定かではないが、大詔奉戴日とかなんとか言っていたはずで、その日が商店街にとって歳末大売り出しのはじまりの日だった。
 日本は1941年12月8日のハワイの真珠湾奇襲攻撃で太平洋戦争に突入したが、その日の宣戦の勅旨にちなんで、当時の政府は翌年から毎年8日を大詔奉戴日と制定したらしい。戦後しばらく、開戦記念日にひっかけて、歳末商戦の開戦の日にする風習が残っていたわけだ。
 どうして、そんなことを覚えているかというと私の父親が国家公務員であり、たしか12月4日がボーナス支給日だったと思うが、大きな買い物をする日が大売り出しの日だったからだ。私はいつも、その日にスキー用具を買ってもらっていたのだ。
 ついでに子供の頃の年末の話をすれば、12月8日は大売り出し、15日が忠臣蔵の討ち入りの日でシャボン玉ホリデーで必ず忠臣蔵のコントをやっていた。そして、クリスマス、冬休み、大晦日、正月と怒涛のような日々が続いた。
 そんなわくわくする年末とはとうの昔におさらばしたのだが、12月8日がくるたびに、思い出すのだ。
 
 
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「百年の子」を一気読み

2024-09-08 11:18:19 | 雑記帳
 久しぶりに本を一気読みさせられた。古内一絵の「百年の子」だ。
 待望の出版社に就職した主人公の女性は、女性誌の編集部に配属され、編集者として充実した日々を送っていたが、ある日、出版社の礎である学年誌の創刊百年記念事業チームに出向させられる。最初は望まない部署への出向に悩むが、やがて大戦を経た学年誌の数奇な運命に心を奪われ、戦時下の臨時職員名簿の中に育ての親ともいえる祖母の名前を見つけたところから、学年誌の歴史にのめりこんでいく。
 物語の最後は百年記念展を成功させ、学年誌への異動を決意するいうストーリーだが、出版社と出会った祖母の少女時代の物語、戦後の漫画や児童文学など学年誌出版をめぐるカルチャーの狭間で格闘する文芸志望だった若き編集者の物語、そして主人公の現在との三部構成が、最後に一本のドラマにつながる展開は見事としか言いようがない。
 古内一絵を知ったのは、地方競馬の女性騎手と一頭の競走馬の出会いと活躍を描いた「風の向こうに駆け抜けろ 蒼のファンファーレ」だが、図書館で何気なく手に取った「百年の子」も表紙だけ見てロクに中身も見ずに競馬ものかもと勝手に思い込んで、いざ読んだら、競馬どころか馬など一頭も出てこない、編集ガールの物語だった。それでも、読み始めるともうとまらないとまらい。結局1日で読んでしまった。
 違う作品も読んでみたくなった、インパクトある一冊だった。


 

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映像浮かんだ「墨のゆらめき」

2024-08-27 08:45:34 | 雑記帳
 久しぶりに三浦しおんを読んだ。「墨のゆらめき」である。
 のっけから、映像がうかんできた。そう「まほろ駅前多田便利軒」の映画だ。老舗ホテルのホテルマンとホテルの筆耕士である書道家との物語なのだが、ホテルマンが永山瑛大、書道家が松田龍平というわけだ。
 著者はそんなこと考えてもいなかったはずで、読む側が勝手に映像化しただけなのだが、読みながら同時に映像が頭の隅で展開するのは思いのほか楽しいわけで、私はごくまれにそんな読書をすることがある。
 主に浅田次郎や横関大の小説が多かったが、三浦しおんは初めてだった。
 いずれも過去に作品がドラマ化や映画化されているからなのかもしれない。相変わらず、著者の男目線は見事過ぎて、どこから生まれるのか不思議でならない。まあ、書き手が男だろうが女だろうが、作品とは関係ないわけで、それをとやかく言うのは野暮というものだ。

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危ないCM、コンプラは?

2024-07-30 09:34:25 | 雑記帳
 このCMだいじょうぶなの?それは、何のCMかは定かでないのだが、よちよち歩きの坊主が、山の尾根を駆ける場面だ。おいおい危ねえだろうが、息子を背後から眺めている若い両親が笑っている。一歩間違えば、確実に尾根からずり落ちて大けが、下手すりゃ死ぬぞ!
 コンプライアンスはどうなっているのだ!
 どう考えても常軌を逸した危ないシーンだ。こんなCM良く流すな、腹が立つことこの上ない。そんなこと思うの俺だけなのか?

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