21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

出遅れベイスターズ、巻き返しの鍵は

2017-04-08 04:26:30 | ベイフリークの野球

 どうしたベイスターズ。今年はスロースタートなのだろうが、ドラゴンズに負けているようじゃ、まだまだ借金は増えそうだ。

 それでも投手陣が滅多打ちされるような感じじゃないので、筒香が打ち始めれば連戦連勝も期待できる状態だ。

 今年はなんとしても優勝争いをしてほしい。筒香の爆発と久保の復活が待たれる。

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嗚呼キャンディーズ!

2017-04-05 03:50:27 | 日記

 40年前の4月4日を思い出した。当時、大学2年だった僕は学校帰りに一人で後楽園球場に立ち寄った。キャンディーズの解散コンサートの雰囲気だけでも味わおうと思ったのだ。コンサートは始まったばかりで、球場内は早くもヒートアップし、その熱気が球場の外にいても伝わってきた。周りには中に入れない男子がうじゃうじゃいて、ダフ屋がチケットを捌いていた。僕のところにもダフ屋が来た。いくらか問うと「アリーナで1万2000円だ」という。財布にはめずらしくそのくらいの金が入っていたので、一瞬、グラっときたがすぐに我に返った。「俺はひっそりと見守ればいいのだ」と我に返り、球場を後にした。そのまま水道橋の駅に行き、総武線に乗って阿佐ヶ谷に向かった。その夜は友人のアパートでマージャンをする約束をしていたのだ。

 友人の汚いアパートで横浜球場のこけら落としとなった大洋ー巨人戦をTVで見ながらマージャンが始まったが、どうにも盛り上がらない。盛り上がりに欠けるメンバー構成だったこともあったが、僕自身はやはりキャンディーズの解散コンサートが心に引っかかっていたのだ。

 すると友人の一人が、「今日はオールナイトニッポンでキャンディーズの解散コンサートを流すんだよな。キャンディーズも来るのかな」と言った。

「来ないべ、解散だもの」

「いや、最後だもの、くるかもよ」

 そんな会話がきっかけとなり、終電で有楽町まで行くとべとなった。カセット付きラジオを持参し有楽町に行くと、ニッポン放送の玄関前に同じようなことを考えたアホな男子が20人くらいたむろしていた。放送を聞きながら1時間くらいいただろうか。明らかにご当人たちが登場する様子もなく、なんだかアホらしくなってきた。

「おれら何やってんだか」

 友人と顔を合わせて、苦笑いした。結局、我に返った僕たちはタクシーで阿佐ヶ谷まで帰った。ネクラなファンが最後の最後にキャンディーズ解散熱に踊った恥ずかしい思い出である。

 当時は、キャンディーズは好きでも、コンサートで「ランちゃーん!」と叫ぶ親衛隊になる気はさらさらなく、ネクラなファンだった。還暦を過ぎた今なら堂々とAKBが好きと言って娘にキモいと言われるが、若いころは決して素直でなかったのである。

 あれから40年、眠れない夜にラジオ深夜便で「やさしい悪魔」を聞いて気恥ずかしい夜を思い出した。

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