やや重かあ、微妙だなあ。3連複BOXしかないかあ。
3連複・馬連①③⑧⑨⑩⑬で行く!
今年も荒れ馬場で、大波乱必至の函館記念だが、思わせぶりで固いのか、やっぱり荒れるのか、どちらか迷うが、ここは大荒れに賭けてみる。
本命は昨年の勝ち馬ハヤヤッコ、58.5kが課題だが、何度も経験した斤量だけに、しっかり仕上げた今回は克服できる。鞍上も函館2歳Sを勝って勢いに乗る浜中俊、2日連続で重賞Vを期待する。
相手筆頭はスプローション。重馬場にめっぽう強く、距離も合う。何故か左回り専門で、超久々の右回りとなる点だが、調教ではしっかり走っているだけに、好走しても不思議はない。人気薄のここは波乱の立役者になる。
以下、アラタ、スカーフェイス、ブローザホーン、マイネルウィルトス、人気のローシャムパークもルメ怖いので押さえておく。
問題は買い目だが、馬場状態がポイントなのでぎりぎりまで考える。いずれにしても、何が来ても高配当のはずで、結構、点数は買える。
穴馬はナナオ、函館2歳Sである。そして、もう一頭、レガテアドールだ。この2頭の共通点は、2戦目で初勝利をあげ、デビュー戦の勝ち馬も出走してくる点だ。
まずはナナオ、デビュー戦は函館芝1200m牝馬限定戦、逃げたコルルディが直線で後続を突き離し、楽勝かと思われたところをコンマ1秒差まで詰め寄った末脚は見応えがあった。そして2戦目、同じ芝1200mだったが、やや重とデビュー戦より時計のかかる馬場だったにもかかわらず、最速の上りで抜け出すと後続を3馬身ちぎって見せた。時計も1分11秒1と良馬場の前走と同タイムでメンバー最速の上り、成長ぶりを披露した。ちなみにこの日のメイクデビュー戦は同じ舞台で行われ、勝ち時計は1分12秒2だった。
一方のレガテアドールは函館芝1000mでデビュー、その時の勝ち馬がスカイキャンパスで、やや重ながら57秒5で逃げ切り、レガテアドールは1秒離されての6着に終わっている。注目は2戦目の未勝利戦で今度は芝1200m、そのレースが圧巻だった。スタート良く好位でじっと脚を溜め、直線で鞍上がGOサインを出すと、難無く先頭に躍り出て、上り最速で後続を突き離した。時計も1分10秒7と優秀で、ちなみにこの日のメイクデビュー戦が同じ舞台で、勝ったタヤスロンドンは1分12秒1だった。
さて、本命はやはりデビュー戦が強かったスカイキャンパス。今度は1ハロン距離は伸びるが、上り最速で逃げ切ったデビュー戦を思えば、ここは力で押し切れるはず。問題は展開だが、2歳戦らしく逃げたい馬が多いが、最内枠でスター度ダッシュを決めれば、そのまま逃げるし、他の馬がガンガン行くようならハナを譲って控える競馬もできそうだ。いずれにしても、レースっぷりからここは一枚上と見た。
対抗はベルパッション。何といってもデビュー戦の勝ち方がいい。道中は中団外目で前を見ながら、直線はすっと抜け出し、好位抜け出しで先頭に立ったドレッドをノーステッキで難無く差し切った。
馬券はスカイとドレッドの2頭軸で①⑬ー②⑥⑦⑨⑫の3連複と3連単①=⑬ー②⑥⑦⑨⑫で勝負。
馬券はキリンジ抜けで、外したが、それにしてもミックファイアは凄かった。楽勝とは思っていたのだが、直線でミトノオーに突き離された時は、さすがにヤバイと誰もが思ったはずだ。ところが絶体絶命に思えた展開を、豪快に差し切って見せたのだから、想像以上に強かったと言わざるを得ない。
無敗の三冠馬はこの先、どんな道を歩むのだろうか。当然、まだ対決していない、同世代の猛者たちと決着をつけなければならないだろうが、今日の競馬を見せつけられると、世界進出も期待したくなる。とにもかくにも、今後のダート戦線からますます目が離せない。
セイウンハーデスを無視した七夕賞は論外、なぜ外したのかさえ理由が思いつかない。まあ、入れたとしても馬券は取れんかったのだから、態勢は変わらなかったが、ボーンヘッドをした気分は否めない。
今週は注目のJDDがある。地方では無敵のミックファイアが中央勢を向かい打つが、まず首位は揺るがない。たぶん、期待に応えて圧勝するはずだ。中央勢の2、3着争いミトノオー、ユティタムが人気になるのだろうが、注目したいのはオマツリオトコだ。これまでマイル中心に使われてきたが、脚質的に距離が伸びたほうが絶対良い。激しい先行争いで当然ペースは上がり、オマツリオトコが終いで脚を延ばしてくる。
それにしても、ミックファイアの強さは本物。馬場がどうなろうとしっかり直線で伸びる。もはや、ここに敵はいない。