花粉を克服し、春の到来に心躍る新2年、山本圭祐です。
いつのまにやら一年が過ぎ、ついこないだまで新入生だった僕が、新歓する側の人間となってしまいました。しかし、自分の進むべき学部学科は未だ決まりません。。。困った。。。
4/11,12の報告をさせて頂きます。
春季六大戦と並行して試乗会が行われました。4/11には470チームが六大戦に出場し、スナイプチームが新歓試乗会を行い、4/12には470チームが試乗会、スナイプチームが六大戦という運びになりました。
まずはリザルトです。(画像はクリックすると大きくなります。)
470チームは初日のみ、スナイプチームは二日目のみの出場となったためそれぞれ出ていない分のレースにおいて文字がついてしまっています。
以下、この土日についての僕の振り返り、感想、及び反省となっております。(やや長文です。)
六大戦に出場するメンバーが抜けて人員が不足する中、LBの方々に助けて頂いたおかげで、二日共に雰囲気よく楽しい試乗会を行うことが出来ました。本当にありがとうございます。また、これからもよろしくお願いします。
僕はスナイプチームの一員として、初日は試乗会でスナイプに新入生を乗せるという役割を頂きました。新入生が初めてヨットに乗り、その爽やかさとスピード感に興奮する様を近くで見ることで、こちらも幸せな気分になりました。その後のBBQなどでも新入生と親睦を深めることができ、試乗会を運営する側の僕もとても楽しかったので、新入生も楽しんでくれたのではないかと思います。
この日、僕が一番舞い上がった場面をお話します。スナイプに新入生を乗せていて、一緒に乗っていた海野さんの帽子が海に落ちてしまいました。すぐに一回サークリングして帽子を拾った時、新入生に、一年間でこんなにうまくなるんですねと言われました。小学生並みの感想ですが、とても嬉しかったです。
しかし、この舞い上がった僕は次の日のレースではたき落とされることになりました。僕は、光栄なことに海野さんのスキッパーとして東京六大戦に出場させて頂きました。長く寒い冬の練習中、ひたすらジャイブを練習する日や、ひたすら下回航を磨き続けた日もあったし、とにかくたくさん練習させて頂いたので、そこそこは走れるだろうと思っていました。しかし実際は、ラインに入ることが出来ても加速が遅く、第一線で出れなかったり、第一線で出れた時もあったのですが、スタート後の走りでじりじり走り負けて結局置いていかれてしまいました。極めつけは、クローズの遅さとリーチングの上し落としが下手なせいでうまくスピードに乗れず、上りレグとリーチングで他の艇と差をつけられて、かなり後ろの方を走ることになってしまいました。
スナイプという艇種の性質上、そこそこ風が吹いていても見かけの距離的にはトップ集団との差がそこまで開かないので、トップ艇の位置などは把握しやすいのですが、実際に追いつくことを考えると絶望的な差を感じることもありました。
ただ、六大戦(今回は五大戦と同時に行われたので八大学) に出てくる他大はレベルの高い大学が多いので、そういった大学の艇を近くで見ることで、セールの形や、乗員の体勢、走らせ方など見て学べることも多かったです。特に、2レース目にリコール解消して後ろから迫る強豪大の正規艇にリーチングで抜かれてしまったのですが、常にプレーニングしていて、その時に間近で見た走りが脳裏に焼き付き、翌日の月曜の練習でのリーチングでの自分の走りが少し良くなったのではないか、と感じています。
あとは、レースでの自分の余裕の無さを改善していかねばならないと考えています。レースでは、練習よりも遥かに広い視野と、集中力、正確な判断力が求められるので、これらも普段のコース練などで強く意識していきます。
レース後に、試乗会のBBQでLBの方々とレースについてお話させて頂いたのですが、やはりレースに出た経験によって今までより深くLBさんの話を理解できるようになり、非常に勉強になりました。試乗会もですが、これからの練習にもぜひともいらして頂きたいです!よろしくお願いします。
試乗会が終わると、すぐに春インです。僕が出させて頂けるかはわかりませんが、限られた時間、有意義に活用し、全力で部の力となれるよう動いていきます。
今後ともよろしくお願いします。
新2年 スナイプチーム 山本