東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

春合宿第6クール

2018年03月20日 23時47分55秒 | リレーブログ

北海道出身だから春合宿も特に寒く感じることなく余裕とか抜かしていた新2年の野村です。

今回は、安全講習会、春合宿中最後の八景島練習、葉山への引っ越しがありました。また、LBの青木さん、間邪さん、山本さん、友里恵さん、お越しいただきありがとうございました。

今合宿の出来事などをなんとなく書いていこうと思います。

安全講習会
葉山福祉文化会館で安全講習会がありました。葉山町長、消防局、警察署、漁師の方々の話を聞きました。葉山町の火事の事例をみて、東大の葉山合宿所は年期の入った木造住宅なので、今一度消化器の場所の確認をし、コンセントまわりに注意したいですね。

練習
練習では、小松さんに東大につきっきりで指導していただき、濃密な練習ができました。やはりまだまだジブシートの調整や、ハイクアウトの持続など、春合宿を終えても練習し続けなければと痛感しました。また、六大学戦等に備えレースセールを陸であげてセールチェック、整備などを行いました。各艇、これまでは気づかなかった細かな所も整備できたかと思います。

引っ越し
引っ越しは大変でしたが、八景島班、葉山班、トラック班全員が努力し、大きなトラブルもなく順調に進みました。葉山合宿所に着いた時は色々と散らかっていた葉山合宿所も多少は綺麗になった気もするしこれからも部員一人一人が意識し、できる限りこの状況を保っていきたいです。そうすることで生活する上でのストレスが減り、合宿所の雰囲気も良くなる気がします。部員一同これからも頑張りたいですね。

六大戦
来たる六大学戦は吹くようなので、いい順位をとり、さらにトラブルなくレースを終えたいです。以前、春合宿の練習で、強風の際に船のトラブルを起こしてしまったので特に気をつけるよう心掛けていきます。春合宿の練習の成果を発揮できるよう、気を引き締めていきます。ちなみに六大学戦では強風雨予報、予想最高気温は1桁台と、流石の北海道出身も怯えています笑

これからは新勧活動の時期に入りあまり練習できませんが、春合宿で練習した動作が鈍ることないよう、限られた練習時間を最大限活かせるよう気を引き締めていきます。




春合宿終わり!〜六大戦へ〜

2018年03月20日 18時55分36秒 | 通常練習
こんばんは。新2年470クルーの大橋です。

私達ディンギー班は昨日をもって八景島での春合宿を終了しました。第6クールはあまり練習時間が多くなかったので、合宿全体の総括に字数を割きたいと思います。

夏のイメージがあるマリンスポーツを真冬にやることになるとは正直1年前まで想像だにしていませんでした。そんな我々1年生(新2年)が今年初めて海の上で冬を越すことになったわけです。

この合宿が始まった2月時点では「春」合宿じゃなくて「冬」合宿だろ、と言いたくなる寒さでしたが、だんだんと冬の海に慣れるにつれて、また次第に暖かくなっていったせいか想像していた程の辛さではないなと感じるようになりました。

個人的には470クルーとしてレースに出る為にはかなりレベルアップしなければいけないなと思って合宿に臨んでいました。求められているレベルに達しているかはわかりませんが、少なくとも週5練習を6週間に渡って続けてきたので実力は上がったはずだと信じています。

話は変わって今後のことを書きますと、今週の水木に葉山で六大学戦が開催される予定です。そのため現在葉山にいます。この六大学戦が八景島での春合宿のゴールとして練習で培った成果を出す場だと思っています。自身にとっては初めての六大学戦なので、レベルが高いのは承知の上で実力のある艇に絡んで、願わくは上位でフィニッシュしたいという思いを持っています。
最高のレースができるよう、頑張っていきます。応援よろしくお願いします。


東京大学運動会ヨット部 新2年 大橋徹也

神奈川五大学戦に参戦

2018年03月15日 21時47分55秒 | Weblog
新2年470スキッパーの松前です

今週の練習報告については、吉武がしてくれたのでそちらをご参照ください
僕は、10、11日に開催された神奈川五大学戦に新4年の水石さんとオープン参加してきたので、そのことについて書こうと思います。

スキッパーとしては、東北大線や八景島レースに参加していたので、初レースではないのですが、あの時はスキッパー歴7.8回で微風の中ビリから何番目かを争うレースをしていたので、しょうがないかなという思いもありました。しかし、今回は冬の週5練で動作を鍛えたのもありますし、普段の早稲田大学との合同コース練習に比べれば、周りの船のレベルも自分に近く、他艇と絡めるいいチャンスを下さったので、そこそこ結果を出しながら多くのことを学ばなければいけないと思って望みました。

具体的な目標としては、第1にノーケースノートラブルノー文字、そして周りに流されずポリシーを持ってコースを引くこと(主にスタートやフリーで)、さらにできれば20数艇の中でシングルで帰ってきたいなと思ってました。

初日は6〜8メートルぐらいの強すぎない強風の中4レースをこなしました。
さっそく第1レースでスピンシートがブームに引っかかるという初体験のトラブルが起き焦ってしまい、大幅に下マークをオーバーしてしまいました。第2レースでは上マークレイライン付近でスタボポートでケースを起こしてしまい2回転、第4レースでもまたしてもスタボポートで2回転してしまいました。文字はつけなかったものの、4回転してしまい、防げないケースでは絶対なかったので悔しかったです。
それでも1番悔しかったのは、下有利のスタートシークエンスの中、ラインを流して水石さんと下有利であることをアウター付近で確認したにもかかわらず、本船側に船団が集中しているのを意識してしまい、ついつい本船の方に向かっていってしまいました。結局アウター側に戻ろうとしても時間遅れ、45秒後にスタートラインを切りました。もし、あそこで自分を信じてアウター付近に残り下1から出て即タックしていたらスタボ全艇を横切れたし、一位で上マークを回れたでしょう。ほんとにくやしいというか後悔してもしきれないです。やはりスタートの重要性を改めて痛感しました。

2日目は微風の中、1レースのみ行われました。微風で下げ潮だったのでスタートライン付近に待機していました。ただU旗だったので出てはいけないと巻き直そうとしたのですが、そこで下りすぎてしまいました。もはや気づいた時には時すでに遅くスタートは出遅れてしまいました。
結局、2日通して目標は全然達成できませんでしたが、前日の反省を生かして、ポリシーを持ってコースを引いて他艇と交れたのが唯一の収穫です。

やはりヨットレースというのは、減点方式のスポーツなんだというのを実感しました。前の先行艇を1艇抜くのはどれだけ頑張ってもできるかどうかわからないですが、一瞬の判断ミス、トラブルでは後続艇にバシバシ抜かれていきました。やはりこういうときこそ、冷静な判断力やクルーへの信頼が大切になるのだと思います。

この2日間、うまくいかないことばかりでした。しかし、普段のコース練習ではスタートで潰され、置いてきぼりになりがちですが、今回先行艇や後続艇が何艇もいるなかで競合い、抜いたり抜かれたりの経験ができてよかったです。もちろん結果が出ないとくやしいですが、同時にレースは楽しいもので、もっとレグが長くなってくれ、そうすればあの前の船も抜けるかも、と思いながらレースをしていました。最終日に風が上がって、これからだと気を引き締めたときにAPAが上がったのはほんとに残念です。もう1レース、もう1レースと思うときりがないですが、後悔がないように1レース1レースいや1つ1つの練習に取り組んでいきたいと思います。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

東京大学運動会ヨット部1年 松前亮平




練習報告(スナイプ) 3/9~3/13

2018年03月15日 13時32分43秒 | 通常練習
こんにちわ。新二年スナイプスキッパーの吉武です。今合宿の総括をいたします。
1日目、2日目はハイクアウトコンディションのなか、いつものように早稲田大学と合同のレース練習を行いました。やはり早稲田には勝てない日々が続きます。以前よりもうまくなっている実感はあるのですが、やはり全日本準優勝のチームはとんでもなく早いです。いつかは肩を並べたいものです。3日目はノースセールの白石さんが開催してくださった講習会に参加しました。朝からずっと風がなく、午前中いっぱい座学をしていたのですが、出艇して練習を始めようとした瞬間10メートルほどのパフが突然入ってきて、心の準備ができていないまま強風の中スタート練習をしました。自分の技術力の無さを実感する1日でした。座学ではセールやスタートについての講習をしていただき、新たな知見を得られる1日でした。4日目は山本さんと角出さんにお越しいただき、順風の中、ショートタックとコース練習をしました。5日目は再び山本さんにお越しいただき、(なんと三日目の夜に集合して2泊3日で泊まってくださったのです!)午前は微風、午後は強風というコンディションのなか、コース練習を行いました。角出さん、山本さん、ありがとうございました。
総合すると、弱すぎず、強すぎない風の中良い練習ができた合宿でした。
去年よりも実力は上だと言ってくださる方は多いのですが、自分の理想とはかけ離れた走りしかできていないのが現状です。スナイプという船を全く理解しておらず、はちゃめちゃな走らせ方をしているということはわかっているのですが、何がどうはちゃめちゃなのかはよくわかりません。おそらく微妙な違いだとは思うのですが、その微妙な違いでスピードもハンドリングも全く違うものとなるので、困ったものです。練習するしか、ありませんね。

最後になりましたが、山本さん、角出さん、ありがとうございました。

完成度

2018年03月08日 20時38分44秒 | 通常練習
こんばんは、新3年470スキッパーの塚本です。

2月も終わり、春合宿も残り半分を切りました。

寒すぎて辛い時期も終わり、だんだんと暖かくなっていくことに喜びを感じながらセーリングをしている今日この頃です。



さて第4クールの練習を振り返りたいところですが、スナイプの田原さんが前回のブログで詳しく1日ずつ練習報告してくださったようなので470チームについてだけ簡単に振り返っていこうかと思います。


一つ、大きく変わったことがありました。それは先週の練習が始まる前に470チームの春インカレでのペアを決めたことです。今まではローテーションで毎日ペアを変えながら乗っていましたが(1ローテーションが過ぎる毎に新人クルーが上手くなっていくことにいつも驚かされています)、これからはしばらくその固定したペアで練習をすることになります。

いつもペアが固定されると、ついにレースに向けて本格始動するのだなとじわじわと実感しますね。レースで良い結果を残すにはペアの完成度がやはり鍵になってくるのだと思うのですが、その完成度というのは一朝一夕で出来上がるものではなく、できるだけ長く一緒に乗って、一つ一つの動作の細かいところまでクルーとスキッパーが確認し合いながら何回も練習していく中で積み上がっていくものなんだと思います。

春インカレはこの完成度が低い状態で迎えてしまうのは時間的に仕方のないところではありますが、そこは質の良い練習を重ねて補っていくしかありません。また私たちの最終目標は全日本インカレで結果を残すことであり、ここまでになんとか完成度の高いペアを作り上げなければならないのでしょう(そのためにはできるだけ一年を通してペアを固めるのが理想ですが…)。


今ふと思ったのですが、いつもは来る日も来る日も練習を必死に消化し続けて目の前のことに精一杯になっていますが、こうしてマクロな視点で全日本までの大局、流れを見ると、やっぱりあまり時間は無いのだなとか、もっと1日の練習や筋トレを大事にしなきゃなと思いますね。



はい、今回は短いですが、明日からまた練習が始まりますのでこの辺にして明日に備えます。


それでは失礼します。


新3年470スキッパー 塚本将史


春です!

2018年03月06日 22時57分49秒 | 通常練習
こんばんは。新4年スナイプクルーの田原です。今週の練習(3/2~6)について報告いたします。
長くなってしまいましたが最後までお付き合いいただけると幸いです。

1日目
H30年卒の江村さんにお越しいただき、北東のいい風が吹く中コース練習を中心に練習しました。早稲田大学とのコース練でスタートの精度の向上と一つ一つの動作の差を実感しました。特にスナイプではランチャーを上げるまでの時間が倍近く違い全クルーの課題を再確認しました。

2日目
この日も二日続けてLB1年目の江村さんにお越しいただき、非常に弱い風の中練習を行いました。午前は潮が強くクローズに合わせてもバックしてしまうコンディションでした。午後は微風が吹いたものの角度が安定せずかなり偏ったマークでのラウンディングを行いました。江村さん本当にありがとうございました。

3日目
強い南風の中出艇しました。早稲田大学、関東学院大学との合同のレース形式のコース練習を行い、風が上がり赤旗となったため1レースのみ行いハーバーバックしました。ラルは5m/sからブローは14m/sを超える風が入る非常に厳しいコンディションでしたが各艇ともにすごく良い練習になりました。また多くの船が強風によるダメージを受け、整備の難しさを全員が痛感した日にもなにました。午後も風は落ちなかったためトレーニングやミーティング、整備を行いました。4日目が20m/sの強風が入る予報であったため夜に一度解散しました。
5日目も10m/sを超える風と高い波の中赤旗が下りることなくトレーニングやミーティングをして解散となりました。


ここからは個人的な感想を書きます。
最近早稲田大学とのコース練習の機会が増えましたが慣れない強風が吹くと特に動作の質の違いが目立つようになりました。今年の冬合宿が例年になく強風での練習機会が非常に少ないということもありますが、強風での練習日は少ない分その時間を大切に練習しなければならないと痛感しました。日数はあるようで非常に限られていると、最上級生になりとても強く感じています。

また最近スナイプチームでは各艇ごとのミーティングをなくし、スナイプチームのミーティングの中で話すようにしました。下級生が多いチームでそれぞれが同じ課題を持つことが多いため、解決策も含めて共有しようとしており、自分としては上手く機能していると感じています。各代、各チームの事情に合わせたミーティングが必要なのだろうなぁと思っています。

来週からはレースやノースセールの講習会、新勧などのイベントも出てきて全員が参加できる日がより限られてきます。なかなか思い通りにいかないことの多い中でも自分たちの立ち位置と目標は見失わずにいたいと強く思います。


また3月10日の合格発表から新勧が本格的に動き出します。今年も部員一同全力で取り組みます。LBの皆様、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

それでは失礼いたします。

新4年 スナイプクルー 田原 建人

maturità

2018年03月01日 23時29分51秒 | 通常練習
今晩は、新4年スナイプスキッパーの高山です。さっそく蛇足ですが本日3月1日は就活解禁日ということでプレエントリーなどで忙しいオフとなりました。

先合宿の総括に入らせていただきます。先合宿は今シーズンのところ一番いい風があった合宿だったんじゃないでしょうか。特に4日目は1日を通して風速7-9mかつ波の高いという海況でいよいよやってきた北の強風といった感じでした。そして1年ぶりに望まぬ再会を果たしました。腰痛です。毎年この寒い時期にハイクアウトコンディションが続くとなってしまうんですよね…ただ、今回腰にコルセットを巻くという新たな知見を得たので今後は腰痛に悩まされることはなくなりそうです。僕も厄除けのお守りがほしいです(1つ前の小野ブログ参照)。

また、練習について述べますと、僕は最近は練習でリーダー艇をやることが多いのですがタックのタイミングや風位のズレの確認に今まで以上に周りに注意を配る必要があり苦戦しています…全体を見ていると自分の船への注意が散漫になっていく気がしてなりません。ですが、リーダー艇だからこそ分かりやすいものがあるかなとは思ってます。それは新2年の成長です。クルー動作が上手くなったのはもちろんですが、この2月から始まったスキッパー練習でも風位を合わせることが初期と比べてかなり減ったんです!(自分が新2年のときと比べてもとても上手だと思います)

最上級生になって下級生を見ているとここ数年で練習環境が整ってきて成長しやすくなってきているんだと思う場面が多々あります。この前の追いコンでも卒業された4年生の方々は自分達を越えていってほしいとおっしゃっていましたが、こうした変化を見ると、そう考えるのは自然な流れなのかもしれません。下級生の実力の底上げが部全体の強化につながるというのはよくある話だとは思いますが、東大ヨット部にもその流れが来ているのでしょう。

3月になり、なおかつ春合宿も明日から4週目ということで峠を越えた感がありますね。
ですが、今年はあまり北の強風で練習できていないのでヨットの神様が良い風を吹かせてくれることを願って今週も頑張ります。

最後に、先合宿は火曜日に角出さん・中田さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
明日から学生マッチ本番ということですが頑張ってください!

P.S.
タイトルは好きな映画「ニューシネマパラダイス」の曲から取りました。成長という意味です。
腰痛だけは成長しないでほしいです…

新4年スナイプスキッパー 高山元哲


マッチレースへ!

2018年03月01日 22時50分00秒 | 通常練習
こんばんは。
仰秀チーム新2年マストハンドまみーです。
今日は早く寝たいのでショートブログです。意気込みについて。

明日3月2日から、東海マリーナ(西尾市)において学生マッチレースが行われます。


僕の初公式レースになります。
思う存分楽しみます♪


マッチレースは、フリートレースと違って勝ちか負けかしかありません。
スキッパー一覧を見るとインカレでよく名前を見たすごい人が連なり、圧倒されます。そんな人達にチーム力で勝ちたい。しっかり海を見て、一つ一つの動作を丁寧に呼吸を揃えてやっていけば勝機はきっとあると信じて頑張ります。(カーリングのように…)



レースを翌日に控え、乗る船を見て

神戸大学のチームの人と交流して



沸き上がってきた感情をそのまま書いちゃいました。
おやすみなさい。


厄除けお守りください

2018年03月01日 20時19分11秒 | 通常練習

新3年470スキッパー小野です。

先合宿について個人的ないろいろを書きたいのですが、まずは3日目についてお話ししたいと思います。
なんにせよ、「ついてなかった」ので…

合宿3日目朝ご飯の時間、いつもはテンション低めなのですが、その日はTwitterのタイムラインに流れてきた「福岡県民クイズ」を解いていました。地元愛の強い私、全問正解し同期たちにドヤ顔をしてました。その直後鼻から赤い液体が…。長い時間止まらず、人生で初めて鼻血で失血死するのではないかと思いました。なんとか出艇までに止まったのでそのまま海へ。

その日は4452に新2年クルー天木と乗っており、平均5,6m/sのそこそこいい風がふいていました。
午前中の練習でスピンをあげようとすると、なぜかスピンがあがらず…。対処をしてあがるようにはなりましたが、今まで4452でそんな現象あまりなかったのでショックでした。スピントラブルでコース練習も上手くいかず昼着艇を迎えました。

そこにさらなる悲劇。着艇後ドライを脱ごうとして首のゴム部分を15cmほど破いてしまいました。もう絶望です。部員に「沈しなければ大丈夫でしょ」と言われましたが、その言葉がいけなかったのです。
(ちなみに昼食後再出艇する時も船を押している途中ティラーエクステンションに何故か顔を殴られ涙目に。また鼻血が出なかったのは不幸中の幸いですが…。)

午後のコース練習、沈するほどの強風ではなかったのですが、見えていなかったスタボ艇を避けるためにやむをえず舵を切りタック沈しました。上半身に冷たい感触…。

自分の人生、全体的には幸運に恵まれていると思うのですが、年に何回かはしんどい事が重なる日があります。全て運のせいにすることはよくないかもしれないですが、この日は「そういう日もあるよね…」とため息をつきたるなる日でした。

うってかわって5日目は引退した中田さん、角出さんにお越しいただき楽しい1日を過ごす事ができました。長い長い時間一緒に海にいた角出さんと久々に乗ると、体に染み付いていた動きが勝手に蘇ってきました。ちょうど次の合宿からペアを固定するので、秋を迎える頃には誰かと息のあった動作をしていることを想像するとなんだか楽しみです。お越しいただいたお二方、本当にありがとうございました。小松コーチが「これほど引退した代が来てくれる部はない。ほんとうに素晴らしい。」とおっしゃるように、OBに来ていただくことは現役にとって刺激になり、なにより同じ練習をひたすら繰り返す週5練の1日が明るくなります。引退された先輩の皆さん、これからもご指導よろしくお願いいたします。

段々と風も暖かさを増してきましたが、来合宿は強風続きになりそうです。
春風が私(と東大ヨット部)に幸運を運んで来てくれますように。

新3年470スキッパー
小野万優子