お世話になっております。新二年470クルーの山本丈夫です。
春合宿第6クールのブログ担当だったのですが、本日第8クールが始まりました。あれれ…😧
第6クールでは、470スナイプともに土曜日にレースに出場しました。(日曜は爆風で朝一にAPA上がりました)
新二年470の6人はレースには出場せず、支援艇としてレスキューからレースを見学してました。離れてレースを見るとどちらの海面が伸びてるとかどこに風が入ってるとかが分かりやすくてなかなか面白いです。ナショナルチームの神動作も見られて満足でした。
さて、今クールで春合宿はおしまいで、いよいよ新歓の時期になります。
第5クールあたりからヨットモチベが異常に高くなり、練習も今まで以上に精を入れて取り組めているのですが、それに伴って自分の不甲斐なさだったり弱さだったりを自覚する瞬間も増えています。
強風のトラッピーズタックが苦手なのにいざ強風になると日和っちゃったり、波が高いときにフルトラすると何も考えられなくなっちゃったり。技術的な面以外でも、出艇時間に絶対に間に合わせようという意識が低い日があったり、整備したい箇所が見つかっても着艇したら疲れに負けて寝てしまったり。
もっと自分を律して、凡事徹底をして過ごさないと、3年後の全日本の舞台で後悔することはわかっているつもりなのですが、易きに流れてしまうこともしばしば……。
そんなことを考えながら春合宿後半を過ごしていたわけですが、新3年生の去年のこの時期のブログを読んでみると似たようなことを考えてそうでした。とりあえず2Sで自主練やりまくることにします。
同期470のみんな、色々迷惑かけることもあると思うけどこれからも一緒に強いチームになっていこう。
先輩の皆さん、これからもどんどんしごいてください。海では萎えてるけど夜には喜んでます。
まずは明日のテント列、喉が死ぬまで勧誘!
山本丈夫
お世話になっております。仰秀新2年の木藤です。
毎回ブログをがんばって書いていたつもりなのですが、仰秀に在籍していると6週に一度は担当がまわる計算になり、さすがに真面目に書くことにもあき始めました。実はちょっとしたこだわりというか惰性で毎回ブログの題名をその内容に関連していそうなビートルズの曲名に一致させるという高度なことを地味にお楽しみ感覚でやっていたのですが、今週はその元気もありません。何はともあれ今週は連日続いた雨がこれほどに僕を疲労困憊させているものと実感しています。本当に今週は悪天候でしたね。お天道様を愚痴りたい。僕の2枚しかないユニクロ極暖は、僕の相棒で「防水」がトレードマークなはずのトラウザー君がどういう風の吹き回しかどんどん水を吸い込むので毎日グジョグジョになり、しょうがないからなけなしの小遣いを崩してシーボニアの乾燥機を使おうと思ったら今週に限って連日乾燥機室には鍵がかけられ。。。おかげで毎晩お揃いのユニクロ極暖を友成さんと並んで競うようにヒーターの熱気口に袖口を押し付け何十分も極暖君を炙るハメになりました。(もちろん火事にならない程度の距離感で)今週は心なしかみんなぐったりだったように思います。「雨なんて気にならないくらいのセーラーにならな。」といつものごとく同期の”漢”諒真にしかられてしまいそうです。でも、僕、そんな時にとっておきの一言思いついちゃいました。ズバリ「今日は晴れてよかった」高校の運動会の開会式とかで実行委員長の挨拶とかってありませんでした?僕の母校の運動会は実行委員長の挨拶は100年以上の運動会の歴史の中でずっとこの一言だけを絶叫というのが伝統なんですよね。「今日は晴れてよかった」どんなに当日、雲が太陽を遮っていようが、グラウンドに降り続く雨水を実行委員の生徒がスポンジで吸い続けていようが「今日は雨で残念でした」と言う年はないんですよ。僕が在学中も一回だけめっちゃ天気良くない年があって今年はなんて挨拶するんだろという話題が上がっていましたが、やっぱりその年の委員長挨拶は五月雨ふりしきる中の「今日は晴れてよかった」でした。でも、長年の馴染みの一言に「やっぱり雨でもこっち方がしっくりくるなー。」と整った感じがしたのを思い出しました。そう考えると、晴れの日欠かさずに出艇前、食前の「いただきます」と同じように「今日は晴れてよかった」と口に出していれば雨の日の出艇でも、何となく心は晴れの日のモチベになり寒がりの友成さんも心地よくトリムに集中できるしみんなのハーバーバック欲も抑えられ一石二鳥ではないかと思い至りました。というわけで、これから毎練習、仰秀一同で出艇前には「今日は晴れてよかった」とお天道様にご挨拶してから出艇しようと思いますので、仰秀の皆様悪しからず。「今日は晴れてよかった」のご挨拶の音頭は仰秀”食前の「いただきます」大臣”の友成さんにお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
ちょっと団扇に走りすぎました。ごめんなさい。練習内容は後でインスタとフェイスブックに報告します。眠くなってしまったので今週はこの辺で。
木藤大和
お世話になっております。クルーザー班主将の関根佑樹です。
先週、今週の活動報告をしたいと思います。
3月初めのANIORU’S CUPから関東に帰ってきてから、週5日のクールを2回こなしてきました。
先週は古川がブログを書いてくれた通り、下級生三人に蒲郡で学生マッチに参加してきてもらいました。自分は現場にはいませんでしたが、彼らが帰ってきた時に感想を聞いて、マッチというあまり触れられない経験であったり、かなりの強風の中でレースをするという経験、そしてハイレベルな学生、運営のレースを経験してもらうことができ、嬉しい限りでした。
時を同じくしてその一方、小網代では、友成と木藤の3人で仰秀を海に出していました。小網代は小網代で木藤に基本的に舵を持ってもらい、とにかくヘルムを練習してもらうといった活動をしていました。
このクールは下級生に色々な経験をしてもらうことができ、メンバー一人一人がヨット乗りとして成長できた週だったと思います。
今週は今年最初のフリートレースが行われる予定でした。しかしながら、強風により中止になってしまいました。レースはできずとも、練習はできるだろうと出艇してみると、暴力的な風が吹いていたので30分で引き返しました。今年はこういったチャレンジ精神を大事にしていきます。
フリートレースのあった日曜日にはヒデさんにセールトリムを中心に座学していただき、自分も新しい発見ができ、かなり有意義な座学をしていただけました。ありがとうございました。それを実践できてとても楽しかったです。
さて、このクールではフリートレースに向けた動作練習を中心に行いました。ポジションを固定して動作練習を行うことで個々人がそのポジションについて深く理解することができました。フォアデッキがこの一週間でかなり成長してくれたように感じます。
今後とも仰秀の応援のほど宜しくお願いいたします。
関根佑樹
お世話になっております。仰秀新二年の古川諒真です。
今クール、自分は、前半の三日間は蒲郡での学生マッチに神戸大学との合同チームで参加し、夜行バスでそのまま小網代に向かい後半二日間は仰秀で練習しました。
学生マッチは三日通して強風で予定と比べてレースは少なくなってしまいましたが、1、2日目と比べ風の弱まった最終日にレースを詰め込まれ、無事順位が決着されました。我々チームオフショアセーラーズは五戦中一勝もできず惨敗に終わりました。学生マッチではパーティーがあり色々な大人が前で挨拶をしていましたが、どうやらヨット関係の偉い人がかなり多く集結していることがわかりました。挨拶によると大学時代部活でディンギーで活動してきた若いセーラーを部活引退後もキールボートという新しいヨットに乗ってヨットを続けて欲しいという願いのもとさまざまなスポンサー、社会人ヨットチームが運営に協力してくださっている大会らしいです。そのため全国のディンギーをやりこんできて面構えの違う4年生やOBがたくさんいて個人的に終始怯えてました。僕たちが普段乗っているJ24での勝負でしたが彼らにはスタート前で差をつけられてその差を覆せなかったり相手の上手な駆け引きからペナルティーを取られてしまったりというものでしたが、僕はバウマンとして強風の中ライフラインのないJ24から落ちないようにするのに必死で正直何がどうなっているのかよく分かりませんでしたし、わかってもどう立ち回るべきか自分には全く分かりませんでした。そして離された相手艇に対して何もできず前を走られるのは屈辱でしたが、それ以上に悔しくあったのが自分がチームに対して何か貢献したかというと何もしておらず、このような思いは11月の全日本と似たようなものであって、全く成長していない自分に気づいたことでした。今思うと全日本後、秀さんが引退した後も、優しい先輩たちに頼り続けている状況は変わらず、自分が先輩を超えてやろうというほどの熱を持ってヨットに向き合えているかというとそうは言えませんでした。全日本直後の思いもいつの間にか忘れ去っていたことを思うと今感じている思いもいつの間にか薄れることが容易に予想されるのでどうやら自分の意識の根幹から改善していかないと厳しいようです。どうにかこの悔しい思いを強く心に刻み込み、今後似たような悔いを2度と感じることを許さないよう、今後はよりギアを上げてヨットに向き合わなければならないと感じました。
お世話になっております。新3回生470クルーの西間です。今回僕は3/8-11にわたって行われた京大留学に参加しました。そこで学んだことや気づいたことを中心に、京大留学の振り返りをしたいと思います。 3/7 0日目 遅れるのはまずいなあと思い余裕を持って家を出ると、京都駅に集合時間の約3時間前に到着してしまいました。なので京都の街をほっつき歩き、あるお団子屋さんと京都大学に行ってきました。お団子美味しかったです。その日の夜京大の艇庫(合宿所)に到着し、京大留学がスタートしました。
3/8 1日目
京大は柳ヶ崎ヨットハーバーに船を置いていて、艤装から出艇までが非常にスムーズでした。1日目は東大同期のゆうたと出艇しました、が、琵琶湖特有の爆シフト、強弱の激しいブロー・ラルに翻弄され、あまりまともに走れなかったです。この日はフルパワーからオーバーのコンディションでしたが、三井寺よとばれる方向(230度)と近江神宮の方向(270度)からブローがランダムに入ってくる感じでした。はっきりと見えるブローもあれば「何このブロー!?」みたいなブローもあり、勝手にタックが返りそうなシフトが多く見られました。この爆シフトは葉山ではほとんど経験したことのないシフトで、貴重な経験になりました。 走り合わせがメインの練習となりましたが、京大の上回生スキッパーの艇速のレベルが段違いで、特にシフトへの対処には目を見張るものがありました。 加えて、柳ヶ崎は着艇が難しすぎました。スロープめっさ短いし、風が回りすぎてランなのかクローズなのか、、、下から船降りるなんて知らんし、、、京大の皆様、着艇の際はご迷惑おかけしました、、、
3/9 2日目
午前中は東大2回生の大下と乗りました。午前中は朝から晴れなのに雪が降っていて、この四日間で最も寒かった一日でした。雪解け水が流れる琵琶湖の水が冷たいのか、黒潮のおかげで葉山の水が暖かいのか、とにかくとんでもなく水が冷たかったです。爆シフトでしゃぶしゃぶされる僕の背中に流れこむ水によって、僕は現在無事体調を崩しています。 この日は1日目よりも風が北に回り、0度方向にある山々の谷から降りてくるブローがかなりきつかったです。ブローが降りてくる先には大きな雲があり、そこから降ってくる雪が顔に当たり結構痛かったです。結局3回沈、バテンを流してしまい、周りよりも先にハーバーバックしてしまいました。 午後からは東大同期の北村と乗りました。風は午前中よりも少し上がっていて、風向は大橋(30度)から降りてくる風もちらほら、相変わらずオンオフの差は激しく、1.5ピンダウンした直後にアンダー、ノーマルに戻してコース練を始めたらスタート直前に爆ブロー左振れ、下スタを狙っていましたが、結局ポートスタート、京大上回生はまとまって上位におり、大きなレベルの差を感じました。 またラウンディングの際、スピンダウンで自分の手がサングラスに当たり、つけて二日目のオークリーのサングラスを琵琶湖の底に沈めました。久しぶりに心の底から叫んだ気がしています。
3/10 3日目
午前午後ともに京大同期の上中くんと乗りました。この日は0度と30度から定期的にブローが降りてくるコンディションで、上中くん曰く、比較的暖かく海風(北湖からの風)が降りてくる日だったそうです。 上中くんは高校からの経験者で、東大の未経験スキッパーと比較して自分が感じた違いは、
・シフトに対する対処、角度の取り方
・パンプの威力
・ホイスト後、ジャイブ後のガイの決め方
・下回航の軌跡
・メイントリの頻度 です。
「琵琶湖は上らんと勝てへんからなあ」と上中くんが言っていた通り、琵琶湖のようなコンディションでシフトに対応できないと、レーンがどんどん落ちていき、上マークまでに大きな差ができてしまうように感じました。結局この日もインデッキ〜オーバーくらいのコンディションでしたが、パワーがある時のパンプにはめちゃくちゃ威力がありました。琵琶湖は平水面なのでロッキングやウーチングにあまり効果が生まれにくい一方、パンプはかなり効果的だったかと思います。また海での波乗りランニングについても意見交換ができ、自分の波乗り動作の感覚がそこそこ理にかなっていることを感じることができました。 あと下回航、はっきり言って半端なかったです。回航前一艇身クローズを走ることの重要さを身をもって知れるようなラウンディングでした。ゆうた、北村、京大の1艇とラップしながら回った下回航では、軌跡:y=x^2の-1/2<x<1/2の部分の回り方が非常に効率的で(わかる人にはわかるはずっ!!)、回航動作だけで前二艇よりも有利な位置にポジション取りすることができました。
3/11 4日目
午前は京大4回生スキッパーのりささんと乗らせていただきました。OP全日本制覇の経験があるりささんと乗れるということで風邪気味の体に鞭打って4日目に挑みましたが、最終日にしてようやくTHE・琵琶湖のような微風コンディションとなり、11時過ぎまで整備になりました。京大の船には東大には見られない艤装の工夫がなされてあり、かなり勉強になりました。30分程度ではありますが午前中出艇し、いろいろなことを学ばせていただきました。
・ブローの細かなオンオフに合わせてポールアップダウンを頻繁にしている
・ロールタック、下に残っている時間が東大と比べて比較的長めだった
・あまりジブリーダーは調整しないイメージ
・リーチングはフラット、マジでフラット
柳ヶ崎はハーバーの風と沖の風が違いすぎて、ど微風だと思って出たら「意外と風あるじゃん」みたいなことが多かった気がします。吹いてくることに賭けてもう少し長くりささんと乗ってみたかったなあという後悔はありますが、短い時間でも大変実りのある練習でした。小松さんがよく言う「一時間でも海に」という言葉の真理だった気がします。 午後は結局三井寺から吹き出すブローが優勢で、爆シフトのラウンディング練習を上中くんとしていました。爆ヘダーでいきなりタックが返った時は何とか逆ジブを切ることができましたが、上回航後唐突に入った左振れで僕が落水し、沈。その時にコンタクトが流され、僕の京大留学は終了しました。
京大はクラス別mtgが充実していて、「これ結局分からん」ではなく最終的に答えを見つけ出す習慣がついていて、非常にいいなあと思いました。また議題を明確に決めている点も参考にすべきところだと感じました。加えて、2回生の積極さがすごい!!みんなが純粋にヨットを愛している感じがひしひしと伝わってきました。来年以降のチームづくりにおいては、「ヨットを心から愛する気持ち」を醸成するような体制づくりを一つの軸にしていきたいと感じています。
また今回の京大留学は最上級生が我々ということもあり、一応僕が京大留学組東大チームのリーダー的なことをやっていました。ちょっと主将になった気になった四日間でしたが、やっぱり集団をまとめるのは難しいなあと思いつつ、僕の圧倒的欠点である「話が長い」点(もうすでにブログが長すぎて見せる顔もないですが)をいかに見せないかを意識していました。どうだったでしょうか。
最後に、京大の皆さんには初日から最後まで大変厚意にしていただきました。このブログを読んでることなんてないと思いますが、プレイヤーの皆さん、マネージャーの皆さん、心より感謝いたします。お互いもっとレベルアップして蒲郡や江ノ島でお会いできることを楽しみにしています。
また今週から大事なフリートが続いていきます。早く体調を万全にして練習に励んでいきたいと思います。 今後ともよろしくお願いします。
東京大学運動会ヨット部ディンギー班新3年生 副将 西間 立
494 市毛/そうま→遠藤/そうま
418 中静/下村→中静/高畑
308 遠藤/ひろなり→市毛/ひろなり
736 元尾/神田→天野/神田
072 天野/荒井→元尾/下村
785 2年/今川 (適宜乗せ替え)
お風呂 三上 (適宜お湯入れ替え)
以上、春合宿中の理想の配艇でした。
先クールは京大留学に行っていました。そして現在、振り返りレポートを鋭意執筆中です。まだ半分も描き終えてないですが、すでに2392字あります。かなり満足度の高いレポートとなることが予測されます。よって、そのレポートを以てこのブログの代わりとしたいと思います。おやすみなさい。
スナイプチーム 新3年
服部陸太リスペクトまん
p.s.
見出し画像は本文となんら関係のない、最初の同期会です。ふと気になって計算してみたら、ヨット部生活の折り返しはちょうど先月のとんぺー戦らしいです。もう後半戦なんですね。だからといって特に何かあるわけではないですが、これからもよろしくお願いします。
そもそも、二年生である私がなぜ京大留学に行ったかという話なのですが、正直なところ特に深い目的はありませんでした。全日本インカレを最後に会っていない京大ヨット部の友人たちに会いたいな、というのと普段とは違う場所でセーリングしたいな、とかが主な理由だったと思います。その次くらいに京大のいいところを盗めればいいな、という理由が来るくらいですかね。ただ、この4日間を終えて、技術をはじめとした様々なものが成長できたと思っています。今回はざっとその4日間を追っていきたいと思います。
まずは琵琶湖での練習について。私が練習に参加していた時間帯は常にメイントリムを強いられるような強風。葉山にいたら新入生が乗るのは危ないから、と出艇を見送られるような風だったと思います。私にとっては初めてのコンディションで、初日はいつも以上に当たり前のことがうまくいかないままでした。メインの出し入れに精一杯で角度が合わないことも多くて何度先輩に怒られたことか...この時は本当に軽い気持ちできたことを後悔していたし、先輩にも申し訳ないなあ、と思いながらヨットに乗っていました。ただ、そんな精神状況でも琵琶湖特有(?)の突発的なブローとヘッダーが入ってくるような風で乗り続けていたら自然と成長はするみたいで、最終日にはクルーをシャぶることがほとんどないくらいにはなった気がします。オーバーヒールが入ったままの時間は多かったけど。
一方で京大の同期はどうだったか、というと...普通に同期同士で乗りこなしていました。京大は8月ごろから新入生練が始まるみたいで、12月頃から新入生同士で乗るようになるみたいですね。基本動作ができることは当たり前として、しっかり自分達で風を見て、コースを引いて、とやっている姿を見て自分との大きな差を感じました。特に、同期クルーと一緒に乗ったときはその差を深く感じました。センター入れ忘れたりした時もクルーが気づいたら入れてくれたりしていて、すでに自分にはない余裕が生まれ始めているのかな、と。また、先輩に今まで頼りすぎていたんだな、と顧みることができました。
あと、ヨットには全然関係ないけど琵琶湖の水は本当に寒かった。雪解け水らしいです。暖流のありがたみを知りました。あと、晴れと雪が交互にくる日があったり、太陽が出ているのに雪が降っていたり(このブログの最初の写真)、と天候もバグり散らかしていました。これもまた初めての体験。
次は陸での話。東大の同期も先輩もずっと東大で固まっていたので、大体は私一人で京大生と行動していました。練習が終わって、夜ご飯を食べて、寝る前に談笑して、というところまでずっと一緒に。京大のすごいところは会話が途絶えないところかな、と思います。基本的にはずっとみんなヨットの話をしていて、二回生スキッパーが同期クルーをシャぶっていた動画をみんなで見て笑い転げてたり、としょうもないことで盛り上がっていることもあったけど、基本は真面目に疑問点の共有をししていました。「こういうときどうすればいいの?」とか「先輩のこの話納得できる?」とか。こうやって自分達で議論できるのはすごいなと思ったし、来クールから積極的に行っていきたいな、と思います。
あと、夜ご飯について。京大はマネ飯が昼しか出ないから基本的に自炊か適当な冷凍食品とかを各自で用意して食べていました。練習して疲れている時にそこまでする気力ってなかなか出ないものなので、本当にマネ飯への感謝の念が強くなりました。いつも美味しいご飯をありがとうございます。
なんとなく書き起こしてみましたが、まだまだ京大での思い出はあるし、東大に取り入れられそうなことはたくさんあったので、細かい話は琵琶湖レポートの方にでも書き起こしたいと思います。
新四年470スキッパーの安藤です。
京大は新4回生っていうんでしょうか。
春合宿もいよいよ佳境に入ってきました。今週は晴れたいい天気が続き、富士山も心なしか大きく見えます。そんな晴れた冬の日は昼に気温が上がって凪る葉山の風待ち合宿かと思いきや、経験したことのないような風の変化に見舞われました。
木曜日は安定していい風が吹いてくれましたが、土曜日なんか出艇直後の北風が落ちてきて凪ったかと思えば昼に陸近くで吹き上がり、もう一度凪って南から入ってきて安定してきて、最後は東に回っていく、という訳のわからない吹き方をしていました。雲や気温にも兆候がなくバンバンと変化していて困惑しましたが、そんなコロコロと変化する風の中マークを頻繁に打ち替えてコース練習を運営してくださっている小松さん、本当にありがたい限りです。
東大留学に来てくれた京大生を交えた練習でしたが、学ぶものは多かったです。琵琶湖で培われた微風での走らせ方やランニングでのめちゃくちゃ角度取れてる走らせ方などのヨットスキルについてもそうですし、陸でのミーティングなどでも東大と京大の違いを知ることができ、非常に勉強になりました。京大の方にも、東大で何か学んで帰っていただけたのなら、嬉しいですね。
どうかその学びが反面教師的なものでなく多少なりともいい姿を見せれていたことを祈ります。
あと京大生のコミュニケーションスキルが高く2、3年経由で伝わってしまったのか、たったこの数日のうちに京大生の間にも「ズーマーさん」呼びが浸透してしまっていることにも驚きを隠せません。京大生、おそるべし...。
さて、短いですが今回はこの辺で。
お付き合いくださりありがとうございました。
安藤
今回のクールのめぼしい出来事といえばなんといっても京大留学です。自分は京都に行かせてもらい、色々なことを学ばせてもらいました。しかし、京大のセーリングや部の雰囲気について感銘を受けたこと等の部に還元すべきことは別でレポートを書くので、このブログはゆるく行こうと思います。
夜行バスで行ったので向こうには朝着いたのですが、集合は夜だったので初日は京都観光しました。東寺→国立博物館→清水寺→三十三間堂
という感じで歩いて回ってみました。歴史には疎い僕ですが、趣ある建築や荘厳な仏像には自分でもびっくりするほど感動していた気がします。後輩には仏のような先輩だと思ってもらえるよう努めます。
お昼には湯葉定食をいただきました。後日自宅で湯葉を作る試みをしたところうまく行かなかったので、京都で食べといてよかったなと思いました。
そのあとは和菓子を食べるべくカフェに行きました。僕が行く場所を選んだのですが、入店後メニューに書かれた値段を見て完全に行く場所を間違えたと悟りました。店員さんが来て僕だけが注文をしようとしたところ、ワンオーダー制だと言われ一緒に行った他の3人も高い金額を払ってスイーツを食べることになってしまいました。ごめんなさい。店員さんにも気まずい空気を作ってしまったことを謝りたいです。ごめんなさい。頼んだあんバタートーストはクソでかバターが乗ってて美味しかったです。
夕飯は京都名物の(?)つけ麺を食べました。一緒に頼んだ鴨丼含め、非常に京都を感じて味わい深かったです。
一日でしたが結構京都を満喫できてよかったです。
その次の日から始まった練習はとにかく寒くて厳しかったです。気温はもちろんですが水温が葉山に比べて圧倒的に冷たく、ハイクアウトで波をかぶる度に水が冷たくて体がキュッとなって辛かったです。それでもいつもと違う環境での練習はワクワクしましたし、琵琶湖特有の笑っちゃうくらいの強弱や振れも難しかったけれど楽しかったです。でもやっぱり辛いので冬にはもう行きたくないです。
今回僕らを受け入れてくれた京大の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。特に僕と一緒にヨットに乗って練習してくれたスキッパーにはいろいろといい経験をさせてもらいました。技術の拙い僕を乗せてくれてありがとうございました。
次は蒲郡であいましょう