クルーザー班4年、トリマーの落合です。
長い長い夏休みがいよいよ終わりに近づき、寮では秋の夜長にボードゲームに興じる大学生の声が響くこの頃の、仰秀の活動を報告します。
19日、強風につきジブで出艇、一時着艇をはさんで主に走り練習をしました。私たちが一時ハーバーバックする後ろで月光チームがスピンを上げて練習しているのを見て、敵わないなぁと思いましたが、翌日になって、もう少しスピンの練習もすれば良かったという気持ちが湧いてきました。自分が怠慢でした。
21日、はじめこそジェノアで目一杯の風でしたが、段々と落ちて最後は微風になりました。風と船の状態をフォアデッキが自ら感じて、適切なスピード、タイミングで動く、一体感をもって動くということが課題に見えました。
23日、フルパワーそこそこの良い風でしたが、波が高く難しいコンディション。長過ぎないマークを打ってタックジャイブ多めのラウンディング練習をしました。これまでより強度を上げた練習ができ、ドライブ、フォアデッキともに鍛えられている実感がありました。今後もこのような練習になるようにすべきだと思います。
ディンギー班はインカレ決勝までのカウントダウンが始まっていますが、こちらは10月1日、自己紹介が思い浮かばない内定式とともに、全日本選手権の開催可否が決まる日が近づいています。11月後半の状況など誰にも分かりませんので、仮の決定として受け取っておきますが、果たして我々の引退はどのような形になるのか。
引退までのカウントダウン。トリマーの練習を始めた2年前と同じシャツを着ています。
一年前の夏の練習の記憶は本当に僅かです。考えてみれば、あと2ヶ月もせずトリマーになる2年ヒデ伊東は、一年前の夏にはまだ入部すらしていないのです。振り返ってみると、少ない人数で細々と活動をつないでいたように感じます。
それに比べれば合宿はできないものの、今年は一年生もいて練習はずっと出来ているので、全体のレベルは上がっており、写真の枚数もかなりのものです。
また、去年、一昨年よりも後輩の育成、特に次期ドライブチームの強化に時間を使っています。ヒデさんは例年よりも経験がない中でトリマーにならないといけないので、厳しいことを要求しているかも知れませんが、たぶん経験よりも筋力のほうが今必要でしょう。
ともあれ、着地点の見えない夏休みの練習でしたが、私は今までで一番ヨットを楽しんでいます。こうして活動できることに感謝します。
4年 落合輝