東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

良い日にする

2020年04月30日 19時05分30秒 | ためになる知識

こんにちは。

クルーザー班3年の落合輝です。

 

今日も、昨日に引き続いて気持ちの良い晴天となりました。皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

後期から文学部でインド哲学や仏教学を学ぶことになった私ですが、古典チベット語やパーリ語(主に東南アジアで使用される「聖典の言語」)の経典や教義書を読む演習を覗いて、そのいかにも深遠な、果てしなく続く森のような雰囲気を前に、はたと我が行く末に不安を覚える今日この頃です。コロナの雲がいつかは晴れるように、この先の見えない世界の中にも、歩いていけば次第に視界が開けて来ることを信じています。(喩えが逆でしょうか。)

 

ニュースでは、この長期休暇がいよいよコロナ対策の正念場だと言われていますが、まさにこの状況では「正念場」という言葉の重みを感じます。

かれこれ3週間ほど寮に籠っている訳ですが、ヨットが出来なければ出来ないなりにやる事は多いので、いつもとは違うにせよ充実した日々を送っています。元来、ヨットは気象状況に左右されるものですから、今回の苦境も、一二年くらい大風が吹き続けていると考えれば、そういうものでしょう。私はそう思っています。尤も、大学時代に乗るヨットと卒業後のそれとでは、味わいが違うのでしょうが。いずれにせよ、そのうちまた海に出られる日が来ることを楽しみに待ちながら、勉強に料理に掃除に、勤しむことにします。

 

しかし授業を受けるにも、一限から五限までずっと(と言っても私の時間割は二限から四限しか埋まっていませんが)同じ椅子に縛りつけられています。これは少し辛いものです。立ち上がりがてら、三階の自室の窓から駐車場になっている中庭を見下ろすと、中くらいの背で細い枝ぶりの木に、白い花が上向きに咲いているのが目に入ります。地上に降りてみると、あまり目立ちません。上から見ると、これも今盛りのツツジの華やかさを背景にして、十字に開く四枚のやわらかい花びらが、よく映えます。

 

これがハナミズキです。

 

日本には、大正四年にアメリカから、日本が贈った桜の苗木への返礼として、もたらされました。そのうちの一本は、私の住む茗荷谷から歩いて十分少々の所にある小石川植物園に植えられたそうです。アメリカでは、日本でいう所の桜ほど、ポピュラーな木のようです。そうすると、この寮には日本とアメリカの国民的な樹木が、隣り合って植えられているということです。果たしてその意図はあったのか、無かったのか。

 

ハナミズキの足元には、元気に枝を伸ばすツツジの木が広がっています。

よく道路脇の植え込みにツツジの木が見られますが、しばしば可哀想なくらい枝が払われ、みじめにも味気のない角切りにされてしまっています。それに対してここに生える木は、そういった無情な仕打ちを免れ、それぞれの思うままに育っています。それがためか、今年見るツツジの花は、目にも鮮やかに、心も明るくなるほど美しいものでした。

 

今日は旧暦で四月八日。卯月八日と言いますと、山の神が山から下りて田の神になることを歓迎し、農作業の無事を祈って行う、諸々の行事を指します。東日本では山開き、西日本では、竹竿の先に花を束ねて掲げる「花立て」など。この花立ての花には、シャクナゲ、卯の花、そしてツツジを用いるのだそうです。

ツツジが咲く頃、田での農作業が本格的に始まるということです。

 

週に一度の買い物以外では寮の敷地から一歩も出ない生活ですが、木々や花を見て季節を感じ、そこからいろいろな想像を広げる機会にもなります。

 

日日是好日。

 

体調に気をつけつつ、一日一日を良い日にしていけたらと思います。

 

 

3年 落合輝


アップルクランブルの作り方。

2020年04月29日 22時00分00秒 | ためになる知識
ご無沙汰しております。
新3年470クルーの下重です。

最近、朝目を覚ますと窓からの強い日差しを感じて、もう夏が近づいているのかとドキッとする毎日です。
こんな日には友達とピクニックでもしたい気持ちになりますが、それも許されないごのご時世。
代わりに家でお菓子作りに勤しんでいます。

もともと実はインドア派なので、外に出て活動ができていないことに対しては正直あまり精神的な苦痛は感じていません。
本を読んで、映画を観て、料理を作って、お菓子を食べて。
捨てるセールでポーチを作ったり、新勧の動画編集したり。

比較的充実した文化的な生活を送れていると思います。


さて、今日のテーマは《ためになる知識》です。
そうは言っても、私の持ってる知識で披露できることなどたかがしれているのですが、なにか語りたいと思います。

最近、お菓子作りにはまっている、ということで最近作った『チュロス』と『アップルクランブル』の作り方をリポートしたいと思います。

まずは、アップルクランブル☆
そもそも、クランブルとは、聞いたことあるでしょうか?

クランブルとは英語で「ぽろぽろと崩れる」ということを指す言葉で、果物などにぽろぽろと崩れる細かい記事をトッピングとしてのせて焼いた料理です。
効いたことが無い人が多いと思うので、ぜひご紹介したいと思います。

私は今回、母から送られてきた林檎があったので、アップルクランブルをつくりました。






《材料》
アップルフィリング
・りんご     2個
・グラニュー糖  30g
・バター     20g
・シナモン    お好みで  

クランブル
・薄力粉     100g
・グラニュー糖  70g
・バター     50g
・ビスケット   数枚

 《作り方》

(始める前に、余熱しておくといいですよ~(190°))

①まず、アップルフィリングを作ります。乱切りにしたりんごにグラニュー糖、シナモンをまぶして少し置きます。
林檎から少し水分がでてきたら、フライパンにバターを溶かして林檎を火にかけます。ぐつぐつとなって、やわらかくなるまで煮込むといい感じです。
アップルパイの中身みたいなイメージです。



(イメージです。)


②次にクランブルです。薄力粉にグラニュー糖を混ぜます。
薄力粉とグラニュー糖が混ざったら、バターと混ぜるのですが、ここがポイントです。
バターは冷えて固まった状態で薄力粉に投入していきます。
手で混ぜていくことで、徐々に溶けてぽろぽろ状態になるまで混ぜていきます。
バターと一緒に砕いたビスケットを混ぜると食感が良くなります!



(イメージです。)


③容器にアップルフィリングをよそい、その上にクランブルをまぶします。
このときに、隙間なくまぶしてください!

④オーブンで190°で20分焼きます。
このときに、表面の焼き加減をみて焼き時間は調節しましょう!


オーブンからだしたらアップルクランブルの完成です!






(これは私が作ったやつです!)

たっぷりのバターでクランブルがカリカリですごくおいしかったです!



次は『チュロス』!

最近、ディズニーがレシピを公開して、話題になっていたチュロスです!
これは、私が作ったやつは、すごくふわふわして軽くなってしまって、知ってるチュロス!って感じにはならなかったです。
皆さんも挑戦みてください!

《材料》
A
水    240cc
バター  大さじ8
塩    小さじ1/4
シナモン 小さじ1/2

中力粉  150g
卵    3個

《作り方》

①Aの材料を鍋にいれて、火にかけて沸騰するまであっためます。

②バターが溶けて沸騰したら、弱火にして中力粉を加えて混ぜます。
だまがなくなるまで、よく混ぜます。(手がつかれる!)

③よく混ざったら5分ほどおいて、粗熱をとります。(あついところに卵をいれたら固まっちゃう!)

④卵をひとつずつ、溶いて混ぜて。を3つ繰り返します!(めちゃめちゃ腕がつかれる!)

⑤生クリームの絞り機でクッキングシートの上に絞ります。(絞り袋をもってなかったので苦労しました、、、)

⑥鍋に油をいれて、揚げていきます!






⑦カリカリに揚がったらグラニュー糖にまぶして完成!


グラニュー糖はたっぷりがおいしいです!

大量にある、おうち時間。
ぜひお菓子作りをしてみてください!

ちなみに、わたしは最近『はるあんチャンネル』をよく観てます!
はるあんちゃんがすごく可愛いし、なによりすごく美味しそう!(実際作ったら美味しい!)
なのでおすすめです!

あと、料理研究家のリュウジも良いです🙆‍♂️



まだまだ自宅待機期間が続きそうですが、おのおの楽しんでいきましょう🔆


ではまた!


リレーブログ〜ヨット部に入って良かったこと〜大橋徹也編

2020年04月28日 21時36分00秒 | ヨット部に入ってよかったこと

こんばんは4470クルーの大橋です。

と言いつつまだ4年生になってから1度もヨットには乗ってないんですけれども。


自粛期間が始まった時は暇すぎて1日が長く感じたものでしたが、最近は慣れたのか1日が早く過ぎ去っていく感じがします。早く元の生活に戻りたいものですね。



テーマは「私がヨット部に入って良かったこと」なんですが、もうこのテーマも14回目なので普通のことを書くとおそらく他の人と被ってしまうので、何か違うことを書こうと思います。



おそらくですが日本でヨットをしている人の多くは大学のヨット部に所属している又はかつて所属していた人たちだと思います。僕らも全日本大会を目指してレースを戦ったりするわけですが、ヨット部は意外と多くの大学にあり、結構狭き門でもあります。立派に大学スポーツとして成り立っている訳です。(僕は大学からヨットを始めたので高校生以下のヨット事情は知りません。もしかしたら間違ったことを言っている部分があるかもしれません。)でも大学スポーツと呼ばれているものの中には大学生活の4年間だけ打ち込んでそのあとは関わらなくなってしまう競技が多いのではないでしょうか。


ヨットは「生涯スポーツ」だとよく言われます。ヨットレースで大事なことは体力的なことではなくて風を読む力や知識、経験といった頭を使うようなことであったりします。つまり年をとって体力が衰えてもそういった部分で勝つことができるので、レースを楽しめたりするわけです。


特にヨット部を引退してからクルーザーのレースに出ている先輩方が多いですね。東大ヨット部はディンギー班とクルーザー班が1つの組織として一緒になっているので、そういう敷居が低いのかもしれません。


東大ヨット部にも僕の知る範囲で部活を引退後にヨットで活躍していた方が2人いるので紹介させてもらいます。

1人は西坂さんという僕の2つ上の代の方で、引退した翌年に学生のオリンピックとも呼ばれるユニバーシアードという大会に日本代表として出場されました。実際は東大ヨット部同期の3人と出場されたので僕の知っている4人の先輩が日本代表だった訳です。

もう1人は川田さんという10歳以上年上の先輩ですが、今年開催予定だった東京オリンピックにナクラ17という2人乗りのヨットで日本代表として出場することを目指していました。惜しくも代表選考で敗れてしまい夢叶わずでしたが、こうした先輩方の姿が僕にとって引退後のヨットとの関わりについて考えるきっかけになったのは間違いありません。



結局何が言いたかったかというと今感じている「ヨット部に入って良かったこと」だけが「ヨット部に入って良かったこと」ではなくて、もし引退後もヨットを続けていこうとしたりとか部活動を通して学んだことが将来役に立ったりとかそういうこともその「良かったこと」の1つであるということです。だからまだ気づいていない「良かったこと」を探せるように早くヨットに乗れる日を待ち望んでいるところです。




明日からまたテーマが変わるみたいです。お楽しみに!




4大橋徹也


リレーブログ〜ヨット部に入って〜

2020年04月27日 21時54分36秒 | ヨット部に入ってよかったこと

2年の牛嶋です。

ヨット部に入ること、それは何か大きなやることができた、ということでしょう。人間は自由を勝ち取ってきた歴史があります。今自由と思っていることももしかしたら子や孫の世代では不自由と思われていることもあるでしょう。新型コロナが流行している現在、授業はオンラインでせざるを得ない状況にありますが、授業、大学のあり方も変わってくるかもしれません。話が逸れましたが、自由が拡大していくことは、必ずしもいいことばかりではありません。「何食べたい?」「なんでもいい」と返されると、聞いたほうはどうしたらよいか困ってしまいます。聞かれたほうも自分に決定権押し付けるなよ、と思っているかもしれません。時には何かやること、やらなければいけないこと自分で定めることで、残った時間を効率的に使うことができることもあるのでしょう。ヨット部は確かに金曜の夜から日曜の夜まで時間は取られますが、その分平日は勉強に集中できるかもしれません。

「ヨット」という共通の輪に集まってできたのがヨット部です。ただ、同じ時間を過ごしていても、一人ひとりの考え、得ること、感触、感動は人によって変わってきます。どれが優れていてどれが劣っているわけではないけれど、ヨット部という場は一人がいることで、一人ひとりが変容していくことで、刻々と変化していき、さらにその場が一人ひとりを動かしていきます。ヨットレースは相手がいて、順位を競います。ただ、スポーツ中でヨットが特異なのは、一番の敵は自然であることです。同じ風は二度と吹かないし、同じ波は二度ときません。ただ、レースに勝ちたいと思ったときに、どうしようもできないわけではありません。似たような風は吹くし、似たような波がくることがあります。いかに高確率で勝てるか感覚的かつ科学的に考えて勝利をもぎ取るかのゲームです。正解のない問いを見つけようとし正解にできる限り近づいてみることがヨットの楽しさの一つだと思います。


リレーブログ〜ヨット部に入って良かったこと〜齊藤崇編

2020年04月26日 20時15分00秒 | ヨット部に入ってよかったこと

どうも。3470クルー齊藤崇です。


ヨット部の合宿生活から離れて約1ヶ月経ち、物足りなさを感じている今日この頃です。

私がヨット部に入ってよかったことですか。

考えられるのは、、


学生主体で仲間と「部」を育む

本気になれる充実した日々


こういったことはヨット部を象徴することです。魅力的ですね。そしてそれは全くもって正しい(入部してから痛感します)。正しいんですが、こういった真面目な事柄を並べてもうまく自分では広げられないし、いまいち紋切り型で他の部活にも言われそうかなと。


だから、至極個人的なことを2点あげます。


1.合宿所は居心地がいいです。

睡眠の質でいうと、家よりいい。(自分がまだ東京の家に住み慣れないということもありますが、、)他の部員にはあまり共感されません。確かに客観的に見たら、良い環境とは到底言い難いです。人も多いし。床は物で散らかってるし。

でもなぜかあの空間は自分にとって、ある意味落ち着ける場所なんですよね。いや、この2年で落ち着ける場所になったっていった方が正しいか。そういった、あわよくば家よりも落ち着ける場所ってなかなか貴重なんじゃないかなと。思ったわけです。


2.ご飯が美味しい。

一人暮らしの自分にとっては、まずその存在だけでありがたいのに、それ以上に味付けとかめちゃくちゃ自分の好みなんですよ笑。ちなみに一番は豚高菜です。それら全てはマネージャーさんが知恵を絞って、よく働いてくれるからだと思います。本当にいつも感謝しています。


こんなわけでヨットはおいといて、自分にとってはありがたい部活なんですよ。


こうしてヨット部のことを書いていると、合宿生活の節々がいとおしく感じてきました。

朝めっちゃ眠いのに6時半に起こされるのも、大勢であの細長い机囲んでご飯食べるのも、一日中練習してクタクタになった体で先輩から後輩まで窮屈に肩ならべて床につくのも。。


ああ、はやく元の生活に戻れないかなぁ。。。



東京大学運動会ヨット部3年 齊藤崇


リレーブログ〜ヨット部に入ってよかったこと〜 高原編

2020年04月25日 15時52分00秒 | ヨット部に入ってよかったこと



お世話になっております。2年470スキッパーの高原諒です。



今日はですね、朝起きまして朝ご飯を食べるときにテレビつけたら昼のニュースやっていたんですけれども、

そこで「ゴールデンウィーク今日から始まる!」っちゅう言葉が飛び込んで来まして、

えっそんな早いんかと思いまして食後すぐUTASっていう大学の授業日程が書いてあるサイトにいってみてみたら、

休みは5/2~5/5の4日間だけでした。5/2,5/3は土日なので旨みは5/4,5/5の2日間だけですね、はい。がっかりしました。

ちょうどこのブログを書いている1時間ほど前の話です。



さて、ブログのテーマは『ヨット部に入ってよかったこと』ということで。



よかったことは本当に無数にあるんですけれども、1つあげるとすれば

【大学はじめでも勝負できる】

ことです。

実際全日本インカレに出場する東大ヨット部のレギュラーメンバーはほとんどが大学はじめの人ですし、先輩の西坂さん天木さんペアは大学はじめのペアながら全日本個人戦の舞台で戦っています。



なんで大学はじめでもいけるんかって言いますとこれには大きく2つ理由があります。

まず1つ目はそもそも経験者の数が少ないってことですね。サッカーやバスケなどのスポーツはやっぱりメジャーですから部にはほとんど経験者しかいないし、それも人生の3分の2サッカーしてましたって人ばっかりだったりする。

でもヨット部は経験者はいたとしても高校にヨット部があってそこではじめましたっていう人が多い。3年の差であれば努力や練習の質で十分にその差を縮めることができるんちゃうかと。



次に2つ目ですがヨットが自然を相手にするスポーツっていう点です。

自然とひとことでいっても風の強さだったり風の向きだったり、はたまた波や潮流、雲とか考えなくてはならない要素がたくさんある。だから技術で大きな差があるヤツにも勝てたりするし、強い選手だからといって毎回1位をとれるわけではない。

他のスポーツ、例えばテニスだったらフェデラー、ナダル、ジョコビッチのBIG3以外でグランドスラムを制したのは3人くらいしかいない。それほど実力差が結果に反映されやすい。

でもヨットはちゃう。いろんなこと考えて予想して風つかめば前走れる。逆転できる。そこが大学はじめでも戦える理由やと思います。



ここまで話してきましたけれども、大学はじめでも勝負できる部活ならではの悩みみたいのがありまして、

新勧を頑張んなくちゃならんことです。
ヨット部知らんかったっていう人を入れなきゃいけないわけで。

こういう状況で大変ですけれども何とか頑張ってやっていきたいと思います。

2年470スキッパー 高原 諒

リレーブログ〜ヨット部に入ってよかったこと〜 戸沢編

2020年04月24日 19時00分00秒 | ヨット部に入ってよかったこと

車の上に黄色い粉が乗っている

これは花粉かそれとも黄砂か


花粉症である自分にはこれは重要な事ことですが、やっぱりコロナが問題ですよね。


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お世話になっております。スナイプリーダーを務めております、4年の戸沢です。


本題に入るまでの余談ですが、私は昨年度より全日本学生ヨット連盟の委員長を務めており、最近はよくいろいろな質問を受けております。

 ・全個や全日本インカレはどうなるの?

 ・いつ判断するの?

 ・もしかして俺らもう引退?

率直に言うと、わかりません。

正直、自分も今後のことが分からなければ、専門家もこれからのコロナがどうなるかなんて分かっていません。


でも、大事なことは何か。

それは、今を大切にすること。そして、こういう立場である自分が大事にすべきことは「分からない。」と一言で済ませるのではなく、そういった不安を抱える人と一緒に、期待と意欲を持ち続けることだと思っています。


先行きが見えないからこそ、今後への期待を持ち続け努力を怠らないことが大切だと思うんです。


それでは、本題です。


_______________


「私がヨット部に入ってよかったこと」


私がヨット部に入ってよかったことはいくつかありますが、それらを一言で表すとすれば


Chance


です。


ヨット部に所属して得られるチャンスはたくさんありますが、その中でも私が思う3つの側面についてご紹介させて頂きます。


その3つのチャンスとは

  1. 夢を叶えるチームの一員になるチャンス
  2. 成長するチャンス
  3. 大切なものを得られるチャンス

です。


1. 夢を叶えるチームの一員になるチャンス

私は幾度となく、「人に笑われる夢を持つ」ことを言って参りました。そして、それに関連して今でも覚えていることがあります。


私の入部当初は32年間両クラスでの全日本インカレ出場を叶えておらず、その中で私は同期にこんなことを言いました。(同期が覚えてくれているかは分かりませんが、、)


「自分達が4年になったら日本一の早稲田に勝ちたい。そーゆー目標を持たなければ努力に妥協してしまうし、結果も良くなると思えない。初心者なのに何言ってるんだって思うかもしれないけど、個人スポーツでないヨット競技では早い段階でみんなで同じ方向を向くことが1番重要になってくると思うから、この段階からみんなで日本一を目指したい。」


それから、先輩達は自分達に進路を示してくれているかのように全日本での景色を見せてくれました。現実を見るのは直前でいい。自分はそう思ってやってきて、気づいたら全日本での入賞を目指すチームにまでなっていました。


なりよりも、ここまで導いてくれた先輩や同期、そして自分達よりも前を向いてついてきてくれる後輩の力があってのことです。今は本当にこのチームがどうなっていくか楽しみで仕方がありません。


「成長し続けるチームの一員になれる。」


それだけで本当に入ってよかったなって思うんです。



2. 成長するチャンス

私は幸せなことに、この部活動を通して様々なことを経験させて頂いてきました。


・チームを移動する際の悩み

       ・チームを良くする運営の仕方

   ・技術的な壁の克服


など本当に様々なことがありました。

そして幸せなことに、全日本学連委員長やスナイプリーダーという役職まで頂き、さらに自分や周りのことについて考える機会を得ることになりました。


ヨット部にいると、度々自分の成長を感じる事があります。こういった成長するチャンスを得られるだけでも本当にいい環境であったと思うんです。


3. 大切なものを得られるチャンス

ヨット部に入って得られた1番大切なものは人との繋がりでしょうか。もちろん、ヨットの技術であったり、ヨット自体だったりも本当に大切なのですが、やはり、同じヨット部の仲間が大事なんです。

年間180日近く泊まり込みで練習している(今年は例外なようです)部活での仲間は本当に家族みたいなもので。大切なものを得られたなって、これまで何度も何度も考えることがありました。

 

そして、ヨットは他大学のつながりや大人の方々との繋がりが本当に多い競技で、その全ての出会いが自分にとって本当に宝物だなって思うんです。



       そして、、


これまで自分が得られたものを書いてきましたが、もちろん犠牲にしてきたものもたくさんあります。そして、大学に入ったときに選択肢はたくさんあったし、どの環境でも自分にとって大事な時間を過ごせるのであればヨット部でなくても良かったと思います。それは勉強が全てでなければ、ヨットが全てではないからです。


しかし、例え自分がコロナウイルスの影響でこれで引退であったとしても、ヨット部に入ったことを後悔することはありません。得られた【Chance】はそれほどまでに自分にとって大きかったんです。


そして、自分から確実に言えることは

大事な時間を過ごすための環境は自分から求めていかなければ得られないものであって、その環境として心の底からヨット部を勧められることです。


ヨット部に入って本当によかった。



長い文章を読んでいただきありがとうございました。

今後とも最後まで宜しくお願い致します。



2020. 4. 24

スナイプリーダー 戸沢真矢


リレーブログ〜ヨット部に入ってよかったこと〜

2020年04月23日 21時37分00秒 | リレーブログ
こんにちは。久保田聖菜です。
緊急事態宣言が出されて数週間が経ちましたが、自粛期間皆様いかがお過ごしですか?
私はこの期間を少しでも有意義なものにするために、今までやっていなかった事に挑戦したり、自分と向き合う時間を作っています。

私が東大ヨット部に入り、良かった事は、以前のブログでも言いましたが、自分の夢や目標を持って生きる事のかっこよさ、素晴らしさを知る事が出来た事です。自分が思い描いている姿に近づくために努力する事は、生きてく上で、自分に自信を持つ上で、また、人として成長する為にも大切な事だと感じる事ができました。

これから私もしっかり自分と向き合って、自分の中での理想の姿に近づく為、目標を達成する為に失敗を恐れず前に進んで努力し人として素晴らしい存在になりたいと心から思いました。

リレーブログ〜ヨット部に入ってよかったこと〜 鈴木編

2020年04月23日 01時29分03秒 | ヨット部に入ってよかったこと
こんにちは。
3年の鈴木智貴です。

今日からは、またテーマが
「ヨット部に入ってよかったこと」
に変わります。


ヨット部に入ってよかったことは大学生活が充実したことです。僕が大学生活で1番大事だと思っていることは、勉強でも部活でもインターンでも何でもいいからなにか好きなことや頑張れることを見つけることです。大学生になると高校と比べてあらゆることが急に自由になるので、何かやることがないとだらけてしまいがちです。かく言う僕も結構自堕落な人間なので、何もやることがないとすぐだらけてしまいます。そんな僕が、いま大学生活が充実していて楽しいと感じているのは間違いなく部活に入ったおかげです。大学入って自由を謳歌して、何もせずダラダラ4年間過ごしていざ大学生活が終わったら何も残ってない人と、何か目標を持って真剣に取り組み、時には辛い思いもしながら最後に何ものにも代え難い充実感を感じて大学生活を終わらせらせられる人のどっちが良いかを考えたときにぼくは絶対後者がいいと思います。僕は、ぶっちゃけそんな深く考えずにヨット部に入りましたが、当時の選択は間違ってなかったと胸を張って言えます。


最近は、コロナで活動ができず寂しい日々を送っているので一日も早くコロナが収束することを願うばかりです。

リレーブログ〜自宅待機中、こんなことをしています〜

2020年04月21日 22時35分50秒 | 自宅待機中、こんなことしてます

こんばんは

クルーザー班2年の青木維摩です。

 

今日は最高気温が20度を超え、春を通り越して夏が来てしまうのではないかと思うと、コロナが恨めしいです。

2年の前期はほとんど授業がないから、インターンして、免許とって、少し勉強して、たくさん遊ぼうと思っていたのに。。。

今週はリモートでインターンの仕事して、週4コマだけ授業を受けて、あとは寝てようかなと思います。人間ってすごいもので寝ようと思ったら何時間でも寝れます。寝すぎて1日が終わるのが速いなと思う今日この頃です。

 

何もしていない私は思うのです。

コロナ期間、有意義に過ごしているぜハラスメントがSNSで横行してると。

お布団に籠りながらツイッター、インスタグラムを分析した結果、料理や勉強、ランニング、ヨガなどがその典型だと判明しました。

暇すぎてチョコレートケーキ作っちゃた笑

ピピー、コロナハラスメント警察です。それハラスメントですよ。。。

 

最近は元気になれる明るい動画を見るのにはまっています。

https://youtu.be/lZmbqx3JcAI

日本体育大学のコールです。みんなすごい明るくて元気がもらえます。特に2列目の銀髪で肩を揺らしてる男性を推してます。この動画を今日、友達と30分近く見てしまいました。暇なんです。

 

こんな風にまたみんなで部活が出来る日が1日も早く来ることを願って、自宅に籠りたいと思います。

 

年 

青木 維摩