東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

先月の合計歩数は320,509歩でした。

2019年12月19日 15時55分58秒 | レース反省

こんにちは、470クルー1年の牛嶋です。自分にとって初めて出場したヨットレース。1レースだけしかできませんでした

 早速ですが結果から報告したいと思います。

47050艇、1フリート、32艇フィニッシュ、DNC,DNS,RET,DNF多数)

      スキッパー・クルー

 第10位 4579 松前・牛嶋 

 第11位 4357 古橋・大橋

 第18位 4452 天木・下重

 第23位 4301 鈴木・工藤 

 RET   4175 高原・廣瀬

今回のレースは東大のエーススキッパー松前先輩と乗らせていただきました。まだ半人前にもなっていない僕が負担をかけてしまったので、これから一人前のクルーとして貢献できるよう精進していきます。反省しながら含め振り返っていきたいと思います。

まずはレース前。調に緊張して顔が引きつってるぞと言われた。実際その時は結構緊張していたのだが、集中していくにつれ緊張などすぐ忘れてしまう、ということを経験していたので、不安にはならなかった。なかなか風か吹いて(回って)来ず、まだ来ないですねー、と松前先輩に話しかけていたのですが、突然今まで見たことのないものすごいブローが襲いかかってきました!

下オンからフルトラまで一気に風が上がりみんな興奮気味!そんな中470旗が掲揚。

  レース反省その1

風の傾向をしっかり掴む前にスタートを切ってしまったこと。ものすごいブローが見えた瞬間最前線で風に立ち向かい一番に風を受ける気力がなかった自分に反省です。強い風を恐れている場合ではありません。レースで勝つには誰よりも早く海に出ること。こう聞いていたのに、なぜレースすることになる新たな風に誰よりも早く立ち向かおうとしないのか?これは道理に合わないことに気づきました。

 レース反省その2

風が吹き始めてスタートまで短かったのと、アウター船が動いてたのもあるのですが、見通しが取れなかったこと。先輩にも相談すればよかったです(アウター船が結構直前まで動いていた、自分のすべての準備が遅かったのもあったと思います)。見通しが取れないと、長いスタートラインのレースではラインを凹ませざるを得なくなります。

その後U旗が上がり、スタートの準備をしました。スタートラインはとても長かったのですが本船付近にいる船が多かった印象があります。下有利の中スタートしました。

 レース反省その3

先輩にお願いして、止まって風向確認をすべきだったということ。自分から働きかけてコミュニケーションするのが足りなかった。先輩は僕が知らない間に5分前の時風向確認をしていたみたいなのですが、僕は知らず。2分前くらいにももう一度上有利、下有利を確認してどちらからスタートすべきか確認すべきでした。先輩が1分くらい前にこれは下有利だと気がついていた事も知らなかったので、お互い情報共有することが必要でした。結局下有利で上から出て、すぐにポートでタックした(下側ではポートスタートを切った艇もいたみたいで、とても空いていたそうです)艇に3艇身以上前を切られました。下から出ていれば、1上に到達する前のインデッキまで風が落ちたときに、サイドマークに向かってリーチング、ランニングでは走っていたはずだったので、そこで大差が付きました。

 レース反省その4

リーチングがタイトかルーズか深く考えないまま走っていたこと。1上からサイドマークに行くまでとてもルーズだったのですが、気づかず(聞きもせず)リーチングからランニングくらいまで落としていたのですがガイバックせず、法政に簡単に上突破されました。少し上を見て風見を確認する、他艇を確認する、リーチングでの風の感じ方を身に沁みさせる、色んな方法でこのことに気づけたと思うので次はうまくいくようにこの失敗を活かしたいです。今ならよく考えなくても気づくのですが、逆にサイドから下マークまではタイトになるはずで、下マークへ向かうリーチングでトラピーズに出る心構えができてませんでした。

 レース反省その5

他の艇を避けるためにクローズからベアしてまたラフしたり、ランニングで沈艇の間を避けて動いたりするときにうまくセールを合わせられなかったこと。ジブ、スピンをうまく合わせることでもっとボートスピードを落とさず船を操れたと思います。前方を見ていれば事前に予測できスキッパーと情報共有する余裕ができるよう頑張ります。

 レース反省その6

もうフィニッシュしたと勘違いしたこと。フィニッシュラインのアウターをしっかり見ておらず、アウターが相当上側に来ていたのですが、本船のスターンを通過した時ゴールした気になってしました。まだ全然周りが見えていない証拠です。そこからクローズ気味でゴールしたのですが、10位。目標は5位以内だったので、迷惑かけてしまったと思うとともにまだまだうまくなれるという希望も見えました。

 

下から出た上級生ペア2艇はきちんと下から出て1上3位と5位。この時僕たちは半分以下の順位だったのでだめだ、追いつけない、と思っていたのですがその2艇ともに沈。沈だけで相当な数の艇に抜かれます。西坂さんがおっしゃっていた通り、順位や状況に応じて、リスク(ハイリスク・ハイリターン)を取るか、安全に行くか(ローリスク・ローリターン)常に考えていくことが必要だと感じるレースになりました。

 レースに出て一番感じたこと、それはレスキューから見ている景色と470から見る景色は全然違うということ。違うということは分かっていましたが、ここまで視野が狭くなるのかと練習とも違った視野狭さを感じました。レースでできるようになるには、小松コーチもおっしゃっているように、練習は本番のように、本番は練習のように。練習でこの感覚に慣れていき、最終的にはTracTracで見ているような俯瞰した視点を、自分が得た情報から組み立てもてるようになりたいです。クルーとしての基本的動作の精度を上げながらも(自動化できるように)、この視点を忘れずに練習していきたいです。

 

 最近日常生活でもヨットに活かせることがあるぞと思い、実践していることがあります。それは周辺視野を鍛えること。周辺視野を鍛えることで、他艇がどこから来ているのか、あまり体を動かさず判断できたり、一回ちらっと見たときの情報量が増えたりといったメリットがあります。実際やっていることは、通勤ラッシュの駅で、周辺視野を使いながら人の動きを予測し、できるだけスピード落とさずに歩くというものです。僕のボートスピードは普通の人より速いので同じ方向に進もうとしている人は大体上突破しますが、逆から来る人は順路がなければこっちの権利なし。よく、順路のある井の頭線渋谷駅のようなところで、逆らって突っ込んで来る輩がいるのですが、目を合わせても避けないようであれば、ラフせざるを得ません(スターボ!とは言えないので)。変人かと思われた気がするのでこの辺で打ち切り。

 

 ここから練習が少なくなってくるので、基礎体力をつけ体を鍛え直すとともに、上手な人の動画を分析してイメトレをすることで感覚をできる限り失わずにいたいと思います。(そんな矢先、4時間程前スポ身のバレーボールで、ブロックして着地したときに相手の足を踏み、ひねってしまい、普通に歩けないくらいの捻挫をしてしまったため、今松葉杖です…。そこまで重傷ではないので来週までにはある程度良くなっていると思いますが、ここで筋肉を落とさないように気をつけたいです。)

  

 最後に、いいなと思ったモハメド・アリの言葉で終わりたいと思います。

 

 不可能とは、自らの力で世界を切り開くことを放棄した臆病者の言葉だ

 不可能とは、現状に甘んじるための言い訳にすぎない

 不可能とは、事実ですらなく、単なる先入観だ

 不可能とは、誰かに決めつけられることではない

 不可能とは、可能性だ

 不可能とは、通過点だ

 不可能なんて、ありえない

 

3度目の感情

2019年12月17日 00時18分00秒 | 通常練習
平素よりお世話になっております。1年スナイプスキッパーの早苗です。初レースであった八景レースを終えて(リザルトは後述します)このブログを執筆しているのですが、執筆している自分自身が形容し難い感情の沼に完全にはまってしまっていて、どうにも筆が進みません。
ただ1つだけ確かだったのは、
「名前はわからないが、この感情は知っている。」
ということでした。

 今回のレース、LBの菅原雅史さんと出場させていただきました。身に余る光栄です。冷静に考えて、卒業なさって2年ほど経つ今でも合宿所で話題にあがり、名札が壁に飾ってあるレジェンドとレースデビューするなんて、本当に贅沢だったなと改めて思います。
とはいえ案の定出艇から着艇までおぞましいレベルのミスを連発し、おそらく何度も菅原さんに、こいつ海に突き落として帰りたいと思わせてしまったであろうあの日の自分は、まさしく"存在がケーストラブル"と形容するほかありません。
おそらく牛嶋のブログにも書いてあると思われますが、今大会は私を含めた1年にとって鮮烈なデビューとなりました。ほぼ無風で平静だった海が、南風に乗せて運ばれてきたブローにより豹変。突如白波が立ち風が吹き荒れます。若干収まった中で1レースが行われ、ゴール直後に上がった赤旗の中、max17メートルのコンディションをクローズで帰ってまいりました。私はハイクアウトが辛過ぎて死にかけましたが、某1年女子クルーに話を伺うと「アドレナリンが全てを補填したので疲れていない。とても楽しかった」という狂気じみた答えが返ってきました。スナイプ班の未来は明るいですね。
さて、そんなコンディションの中でのレース結果はこちらです。

スナイプ 全46艇





49 31308 吉武・山村  18位

5 30785 多賀谷・古山  21位

251 30563 菅原・早苗/阿部  23位

50 30785 戸沢・村上  26位

249 31308 古関・長岡  27位

着艇の際、何せ暴風だったので生きて帰ってきたことにまず感謝しました。あのコンディションで超未熟クルーの自分が沈を1度もせずに帰ってこられたのはただただ菅原さんのおかげです。
ただ、自分に甘い私は正直よく途中で交代せずに帰ってこれたなぁ…と安心感というか、ある種の達成感に包まれました。そんな訳でその日の着艇後もしばらくは上機嫌で、納会も楽しく過ごしていたのです。
ですが翌日、浮かれ気分も抜けて結果を改めて見た時、スッと頭が冷えていきました。周りも不慣れな1年生を乗せた船ばかり、そんな中で優秀なスキッパーと乗ったのにあの順位に終わったのは自分が悪い以外の何者でもない。感づいていたけれど目を逸らしてきた自分の努力や熱意不足、そして自分の甘さを結果という絶対的根拠をもって突きつけられたわけです。その結果、悔しさとやりきれなさ、不甲斐なさの入り混じった複雑な感情に襲われました。この感情を、私は知っていました。人生で3度目の経験でしたので。

 5.6年前、自分は英検を受け続けていました。親から言われ渋々受けており、受動的に与えられた過去問を適当にこなす日々。それでも準2級までは合格できました。ですが中2の秋、同じノリで2級を受け数点差で散りました。惜しかったなどと言ってくれる周りの声に、最初は対策もろくにせずに挑んでこれだけ取れたのだから立派だと自分でも感じていました。ですが、不合格の三文字を後日送られてきた紙媒体で見たとき、先ほどまでの誇りはどこへやら、虚無、対象もわからない怒り、悔しさ、やりきれなさ、不甲斐なさなどが入り混じった感情で一気に染めあげられ、頭の芯まで冷える感覚を味わったのです。生まれて初めての感情でした。この感情のおかげであの日以降学校の休み時間なども利用し主体的に勉強するようになり、その冬に再受験し見事合格を勝ち得ることができました。
 その後通い出した英語の塾でも同じようなことがありました。とにかく宿題に追われていた日々、授業についていけず、指名されても答えられず、塾の先生に怒るも呆れるも通り越して、"心配"されました。あの時も同じ感情が沸沸と湧き上がり、そして、電車の中などの隙間時間も使い英語に力を入れ始め、英語のおかげでこの大学に入学できたと言えるまでに至ったのでした。
 
 この感情はこれまでの自分の人生で好転の兆しとしての働きをもってきました。だから、かつて英検や塾で心を砕かれた自分と今の自分とは酷似している、あの時自分は現状を打破し実力以上とも言える結果を得ることができた、だとしたら今回だって…
ということをつい考えてしまいます。現状をかつての出来事との都合の良い類比として捉え、根拠なき期待を抱いている側面は否定できません。しかし、三つ子の魂100までと言いますが自分の本質は変わらない以上、人生で類比が可能な出来事が起こることはきっとある、という自分の主張にはさほど無理はないでしょう。
 今週で年内の活動は締めとなって50日近いオフに入りましたが、これはじっくりと今年度学んだことを見直し遅れを取り戻すために与えられた好機だと捉え、まずは座学から学び直すことにします。過去2回のようにうまく結果が出るかはわかりません。ですが、やれることはやり尽くさねば。と考える方向に自分が傾いたので、そんな自分の意志を尊重しようと思います。
 たった1回のレースでここまで考えさせられるとは思ってもいませんでした。ですが自分の価値観や考えが覆されたのは明確で、転機があまりに突然訪れることに驚いています。もしかしたら人生も、急な出来事で想像もつかない方向に動いていくのかもしれません。最近将来について悩んでばかりいたのですがそう気負う必要もないのかもしれない。肩の荷が降りたように感じられました。

長々と語りすぎました。申し訳ないです。令和元年も終わろうとしていますね。今年度も多大なるご支援、ご声援、誠にありがとうございました。寒さ厳しい時期ではありますが、お体に気をつけて良いお年をお迎えください。

1年 早苗 薫



月光のシンプルさ

2019年12月14日 18時07分12秒 | レース反省

こんばんは、仰秀2年の落合です。

遅くなりましたが、先週行われて、私が月光チームの一員として参加した関東フリートレースについて書かせて頂きます。

 

9月の全日本までバウマンで、代替わり後、基本はトリマーの練習をし、最近は新メンバーの太朗さんと交互で練習するためピットなどの実はあまりやったことのないポジションを練習したりもしています。そして今回は月光に派遣してもらい、「仰秀の正バウマンは他のどこのチームのバウマンより上手くなければならない、何故なら仰秀ほど多く海に出て練習しているチームは無いのだから。昔からそうなんだよ」という元仰秀トリマーで現月光トリマーの宮本大先輩の言葉により、畏れ多くも月光のバウマンを務めることになりました。

実際に月光ハウスに行くまでは、それはもうフラフラになるほど緊張していましたが、月光の皆さんは優しく、時にからかいながら、私が落ち着いて実力を発揮できるようにしっかり精神面で導いてくれました。まずはそこが流石でした。

今回の月光は前から、私、ミッキーさん(海洋大修士)、庄崎さん(よく月光に乗りにいらっしゃるらしい女性)、畠山さん(いつもお世話になっています、私にヒッピーの名を与えて下さいました)、宮本さん、松山さん(元仰秀ヘルムスマン)、という仰秀感の濃い顔ぶれでした。もはや伝説である仰秀の大先輩のお二人と乗るのは初めてでしたが、何とも自然体で、楽しいセーリングでした。

後から聞きましたら、月光から見ると仰秀の艇内はまるで絶叫マシンのように皆が口々に叫んでいてうるさいとのことですが、確かに月光に乗ってから思い返すとそうだと認めざるを得ません。今は特に気合が空回りしている印象です。個々人が自分の仕事に一杯一杯であるので仕方ありません。自分について言えば、無駄にきょろきょろして何をすべきか整理できていません。メンバーのヨット力は、こうしてチームの雰囲気につながっているのだなと実感した次第です。

 

さて、いつもと違って油壺湾から新鮮な気持ちで出艇しますと、前日の雨と寒さとは打って変わって快晴、45m/sの北東風が安定して吹くレース海面に着きました。空気は澄んで清々しく、雪を戴く悠然とした富士の姿が見られました。

ここではレース中に感じた月光と仰秀の違いを簡単に紹介します。

何より印象的だったのは、レース展開を大きく考え、遠くの風を見てコースを決めるという意識が艇内に共有されていたことです。仰秀では、タクティシャンの中野はそのように考えているとしても、他のメンバーは目の前のブローと動作に集中して、先の展開や遠くの風について会話することは殆どありませんでした。やはり理想は、一人一人が大局観をもってレースに参加できていることです。冬のオフシーズンの課題として、各人が最低限のタクティシャン的能力を身につけることを挙げたいと思います。

他にも多くのことを勉強させてもらいましたが、ここでは割愛させて頂きます。これからチーム内で共有し、しっかり消化したいと思います。

 

それにしても、今年最後のレースを断ピンで飾れたのは気持ちよかったです。しかも勝った時に、何か特別なことや難しいことをしたような気がしなかったことには驚きました。もちろんコースを引いていた畠山さんや、後ろのお二人の頭の中では、様々な経験に基づいた、自分たちからしたら難しい思考があり、微妙な線での判断がなされていたのでしょうが、結果として為していた事はとてもシンプルで、私にとっても分かりやすいものでした。これが強いチームか、と一人で感慨に耽っていました。あんなに怯えていたけど、月光に乗ることにして良かった、本当にありがとうございました、楽しかったです…と呟きながら合宿所に向かう心中に、一週間後、納会前の大掃除に寝坊して、船底掃除という名の寒中水泳行に臨むことになろうなどという予想が、これっぽっちもあったでしょうか。

それでは皆様、くれぐれもご自愛下さいませ。

 

仰秀2落合輝


できないこと。

2019年12月14日 08時10分00秒 | 通常練習

こんちには、クルーザー班1年の萩原和眞です。

先週の日曜日に1ヶ月ぶりの関東フリートがありました。関東フリートに出る社会人チームはどこもレベルが高く、今まで悔しい思いをしてきました。先月の関東選手権では社会人チームに勝てず、10艇中8位に終わってしまいました。そのため今回の関東フリートでは、リベンジを誓い、スタート第一線、動作ミスなし、1上の順位を落とさないことを目標に掲げ、今回の大会に挑みました。
また今関東フリートでは前日の練習からLB2年目の宇佐美さんに来ていただき指導していただきました。

結果は9艇中8位。最下位になるレースはなく、かつ社会人チーム1艇に合計スコアで勝てたことはよかったですが、合計スコアはまだ低く、また艇全体として課題がまだたくさんあることを改めて感じました。主な艇全体の課題は2点です。

まず、スタート。前回のプレアニでは一線スタートを何度も決めることができていましたが、今回の関東フリートは周りのレベルが高いことに加え、今までの関東フリートとはまるで違うスタートラインでした。距離は3艇身ほど、第一線で出れるのは4艇が限界な狭さでした。
そのためスタート前は混戦となり、各所でケースが発生し、新体制となってからで一番難しいスタートとなりました。スタートは第3レースでしか第一線で出れず、第1レースではスタートでタック中に避けさせ二回転、第2レースではマークタッチで1回転しなければならず、まだまだ技量不足を感じました。またLBの宇佐美さんにレース後スタートライン付近でのタックの前のケアが足りないこと、リコールしそうなら思い切ってスタート前に本部船側を超えて回って上艇団に加わること、リコールの解消においてアウターマークを回ることのメリットなど自分たちが気づいていなかった戦術を教えてくださり、まだまだ勉強不足、思慮不足であることを思い知りました。

2つ目は1上の順位を守ることができなかったことです。特に3レース目では1上を4位回航したのにその後ズルズル抜かれてしまいフィニッシュは7位。これには様々な課題が積み重なっており、コース、特にロングを走ることへの意識の低さやタックロスの多さを宇佐美さんに指摘していただきました。また「艇全体のスピードや技術で他艇に負けず、艇団の中で中程の位置にいないとタクティシャンは効果的な練習ができない。」と教わりました。今後の練習ではボートスピードを早めるため、タックロスを減らすため、とにかくハンドリング練習を重ねることを決めました。

つぎに自分の課題について述べたいと思います。今回の関東フリートおよびその前日練習で一番感じたのは勉強不足です。レースにおける他艇との関係、コースで意識すべきこと、フォアデッキが意識してみることの多さ、スタートなど様々な点で理解不足を感じました。先輩のタクティシャンの中野さんが他艇との位置関係、風位、他艇の風位、ブローのへダー、リフト、奥のブローなどを見ているのに対し自分はまだ手前のブローおよび自艇のへダー、リフトしか見れておらず今後の練習で見えるものを増やさないといけないと思いました。また自分が特に勉強不足に対し危機感を感じたのはレース前日LBの宇佐美さんがお話ししてくださった時です。LBの宇佐美さんがせっかく「分からないことがあったら質問して。」とおっしゃってくださったのに、その機会を上手くいかせませんでした。具体的にいうと、「へダーでタックしたほうがいいのはなぜ」という初歩的な質問しかできず、その後宇佐美さんに教えていただいた「へダーのエッジで返すか、中で返すか。」と言った話はそもそもその違いすら意識したことがなく、そのような深い質問をすることができませんでした。自分の成長のためには本で理解できることはとにかく本で理解し、宇佐美さんのようにヨットの造詣が深い方とお話しする機会では本では理解できないことを質問し、せっかくの機会をより活かせるようにしたいと思いました。


2019年も、もう終わり

2019年12月12日 10時38分53秒 | 通常練習
こんにちは、1年470スキッパーの吉田です。ブログを書くのは自己紹介ブログ以来初となります。

では、八景レース前最後の練習となった前合宿を振り返ります。

土曜日は中風くらいの風でした。天気は雨。横浜で初雪が観測されたというくらい寒かったこの日は雨というトドメにより地獄のようなコンディションになりました。

そんな中、470チームは午前は主に動作練を行いました。動作練では、先輩たちと風位を合わせてから行うので、タック後いかに自分の角度があっていないか、タックロスが多いかがわかります。個人的には、タック後の移動が素早くできないこと、トラベラーを引くのが遅いこと、タック後メインが開きがちになってしまうことなど、反省ポイントは山ほどありました。

寒すぎて手の感覚がなくなるほどでしたが、昼着時にマネージャーが作ってくれたスープを飲んで初めてほっと一息つくことができました。

午後の最初の方は一時的に風が上がり、メインシートが非常に重く、非力ゆえにメインシートが開きがちになってしまいました。悔しいです。午後の後半は早稲田のコース練に混ぜていただきました。自分はその時レスキューだったのですが、MTGなどで同期の話を聞く限り、やはりスタートに課題が多かったようです。

また土曜日は夜に八景レースに備えてレースに関する座学がありました。復習メインでしたが、忘れていることや新たに知ったことも多く、このタイミングで座学をしていただいて本当によかったです。

日曜日は待ち望んだ晴れ。
富士山がとても綺麗に見えました。風は土曜と同じ中風程度。前日がハードコンディションすぎたためか、精神的にも、「昨日に比べたら」と少し余裕が生まれた気がします。この日は動作練をした後に早稲田のコース練に混ぜていただき、トラペゾイドでのコース練をメインで行いました。私にとっては470スキッパーとして初めてのコース練となりました。やはりコース練は面白いですね。緊張感があるのはもちろんのこと、少しでも前の先輩の艇に食いつきたくて、抜かしたくて、熱が入ります。その分クローズの時にマークの方へ向けようとしてしまい上し過ぎになるので、これは八景レースに向けた課題です。そしてやはりスタート。動作練で風位を合わせる時にも実感していますが、微速前進ができていない。進んでしまうか止まってしまう。練習あるのみです。
コース練を通して感じたのは、周りを見ることの大切さ。動作練でももちろん大切ですが、コース練では他艇だけでなくマークも見なければならない。艇数も多く、マーク回航時などは艇が混み合うのでますます周りを見ることの重要性が増していきます。

ちなみにですが、最近の470MTGでは、各艇MTG、ポジション別MTGに加え、1年生が「今日できることになったこと」と「次回できるようになりたいこと」を言うコーナーが新設されました。個人的にはこのコーナーはすごくありがたいです。自分ができるようになったこと、まだできていないことを整理でき、それらを意識しながらヨットに乗れるからです。これはとても密度の濃い練習につながると思います。

自分の反省点を書き連ねてしまったという感じが否めない稚拙な文章となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

2019年の締めとなる今週末は八景レース。1年生はレースデビューとなります。個々の課題が少しでも改善され、目標に近づけるレースになるよう各自努力して臨みますので、応援していただけると嬉しいです。

鳥にでもなりたい

2019年12月10日 12時00分00秒 | 通常練習
こんにちは、1年スナイプクルーの村上です。自己紹介以来初めてブログを書かせて頂きます。本当は来週、八景レースの後にブログを書きたいなと思ってたんですが、今週は村上しかいないだろうなどとよく分からないことをSNS担当に言われ、ブログを書くことになりました。




今週スナイプ班の先輩方は江ノ島スナイプに出場していたのでスナイプ班の1年はホッパーでの練習がメインとなりました。代替わり後はずっとスナイプに乗せてもらっていたから、久しぶりに乗ったホッパーは前よりもずっと軽くて単純で、そして狭かった。ブームに頭を何度もぶつけたし、タックでは色んな所に体が引っかかってしまった。


うまくいかずに沈してしまった時、センターボードの上からみた冬の高い青空はとても綺麗で、そんな空を飛んでいく鳥はとても自由に見えた。幸せだろうなあの鳥は、悩みなんてないんだろうな。そんなことを思って少しだけのんびりしてから、沈を起こしてホッパーでのセーリングを再開した。空を飛ぶのもいいけれど、冷たい風を切って波の中を進んでいくのもなかなか悪くないな、なんて思いながら。




最近よく先輩方に言われることなんですが、自分はまあまあ体が大きい。スナイプでは一番身長が高いし、体重もかなり重い方。体が大きいことはヨットに乗る上で大きな武器になる。ハイクアウトは(先輩クルーと同じくらい出られるようになれば)誰よりも船を起こせるし、シートを引く時も一手でより大きく引ける。最近のスナイプ班では出せなかったようなスピードが出るようになるかもしれないと言って頂いたこともあります。

でも体が大きいことには当然デメリットもあるんですよね。先輩方に何度も言われた、体が大きくて重いからこそ動作は丁寧に、慎重に。ドスンと座らずゆっくり座る。ロープに引っかかることが多いからシートは整理。ぶつからないように、ひっかからないようにとにかく陸シュミで慣れないといけない。挙げた例は自分に限った課題ではないけれど、自分は特に注意しないといけない。そんなことを考えながらヨットに乗ってるんですが、生憎自分は色々考えながら新しい動作をこなせるほど器用じゃなくて、失敗してばかりの今日この頃です。


器用じゃない。


自分が不器用だということは自分が一番わかってるんですよ。いつも新しい動きを覚える時には人一倍時間がかかる。ヨットみたいな新しい動作しかないスポーツなんて向いてないのかもしれない。

だけど自分には、他人に羨まれる武器がある。生まれ持った、体格という武器。それを十分活かすために、不器用なんだからその分人より多く、精一杯練習していこうと思うわけであります。







なんだか脈絡のない話をたらたらと長く続けてしまいましたが、先合宿の1年スナイプの練習について振り返っておきます。


両日ともスナイプの上級生は江ノ島スナイプに出場していたので、1年生はホッパーで練習しました。土曜日は雨の中ホッパーを2艇出してマークラウンディングをし、スナイプにも繋がるヒールトリムやコースなどを学びました。

日曜日には土曜日と同じホッパー2艇の練習に加えて、LBの田原様にお越し頂き、スナイプを1艇出して頂きました。一年生は皆クルーとして加速練習を行い、来週に迫った八景レースに備えました。ご自身の体調が悪い中、丸一日僕達の練習に付き合ってくださった田原様には本当に感謝しています。ありがとうございました。



文章を書くのが随分久しぶりで、まとまりの無いものになってしまいました。とにもかくにも、ついに今週末は八景レースです。1年生の初レース、各自の課題と目標を意識して臨んで参ります。
応援のほど、よろしくお願いします。


1年 村上周平

夏の報告と先週のプレアニオルズカップ

2019年12月06日 21時21分41秒 | レース反省

久しぶりです、3年の斉藤太朗です。8月~11月初旬まで休部してました。

 

休部するまでにあったこと、嫌だったこと、夏休みに考えたこと、これからのこと。語りたいことはたくさんあるけれど、限界的に忙しくて、合宿所に向かうこの電車の時間しかブログを書く時間が取れなかった。

 

だから僕のこの数ヶ月と、先週のクルーザー班の活動について、概要だけ綴ろうと思う。

詳しいことは年末年始かテスト後の2月にでもまとめたい。ちなみにそのブログはかなり面白いものになるはず。

 

 

この間の夏までは、部活は辛いことばかりで、大学も忙しすぎて、心が荒んでいた。夏の毎週6日の合宿に耐えることはできないと思って、夏休みの始まりから代交代まで部活に行かないことにした。

 

夏は、自分の心を整えて、豊かにもなって、一生忘れない時間になったと思う。

 

夏が開けたある日、自分の成長をめちゃめちゃ感じる出来事があって、「ヨット部に戻る必要ないじゃん!」ってすっきりした気分になった。

でもあえてヨット部で自分を試してみるのもありかなと思った。

でも手帳を見ると、土日ヨット部なんか行ったら死ぬほど時間が足りなくなることが明らかだったので、やっぱ辞めようと思った。

ってことをクルーザー班の春日に伝えたら、「一回乗りにきてみれば?」って言われたので乗りに行ってみたら、今のクルーザー班の感じが好きだったのと、ヨットやっぱ楽しいなって思ったので、クルーザー班入ることにした。

ただ流石にフル参加は忙しいので、適宜週1日休ませてもらうことにした。

 

でも結局今は、レースとかあって週でフル参加することが多いので、平日は時間なくて体調崩しそうなくらいの寝不足だし、今は頭痛い。

合宿所着いたらとりあえず寝たい。

 

僕についての話は以上。

 

 

先週のクルーザー班の活動は、プレアニ(3月にあるクルーザーの学生全日本レースの前哨戦)で、優勝できた。

先々週に自分たちのスタートの弱さと打開策をみんなで共有したから、革命的に克服できたんだと思う。特に維摩はめっちゃがんばってた。でも新たにスピードとレース運びに関する課題を見つけたので、今週の練習に繋がるんじゃないかと思う。

チーム全員が自分たちの成長を実感した、よい週だったと思う。

スタート風景(撮影 磯野洋佑さん)

明日は、海の上でただ1艇で、スタートを極めるための修行をする予定なので、先々週の僕たちの弱みだったスタートは、明後日には強みに変わるといいな。

 

今週もまたクルーザー班に嬉しくてぞくぞくするような変化が起こることと、来週は僕の生活に睡眠時間があることを願って。

 

3年斉藤太朗


豚汁を受け取る私はやたらと嬉しそうでした。

2019年12月06日 01時32分00秒 | レース反省


お久しぶりです。下重です。
全女以来のブログです。
大きな大会はだいたい小野さんと女子ペアを組ませてもらっていたのですが、おそらく今回の全日本470で最後の小野さんとのレースです。

小野さんの引退の最後のペアが私であることは、申し訳ない一方で今まで教えてきてもらった与えてくれたものを自分の糧にして後輩につないでいかなければならないな、という責任感に駆られます。

今回の全日本470は私にとっては充実した大会でした。
まず、どの日程も出艇直後は風がとても強く、昼にはインデッキまで風が落ちる日もありましたが、多くのレースが強風の中で行われました。

今まで私は強風に多少の恐怖心がありました。関東女子インでも全日本女子インでも風が強い中沈をした記憶は今でもフラッシュバックするほど悔しいものでした。

しかし、今回の全日本470は恐怖心が全く無く、それどころか自分がこの風の中でどれくらいできるのだろうとワクワクするくらい強風を楽しめました。
なによりも沈を1度もしなかったことは、多少なり自分も成長しているなと感じた部分ではありました。

結果は他2艇には敵わなず、自分的には少し悔しい気持ちが残りました。
女子ペア故か、風が吹けば吹くほど角度が取れず走り合わせをしてもどんどん置いてかれいく。
走り負けるはずのないような船がどんどん前を走っていくのを見るのはとても辛いものでした。

結果的に最後のレースとなった第7レースでは、コース引きを自分でやってみたいと小野さんに宣言し、リフトヘダーの風情報を教えてもらいながら私が主導してコースを引きました。
スタートで失敗し、最下位に近い順位での出だしでしたが、1上までに大きく順位を上げることが出来ました。
この経験は私にとって自信を持つことが出来る大きな記憶となりました。

最後に、全日本470が終わって、自分が470クルーとしてどう思ってるのか綴りたいと思います。

私は1番のクルーになりたいです。
同期の崇や廣瀬に比べて身長は劣ってるし、女子インで個人戦としてのレース経験はあるものの、チームとしてのレース経験には乏しいので秋インでのレギュラークルーには遅れをとっています。
今年入ってきた1年生クルーも2人ともとても真面目で、焦りも感じています。

今後、きっと体重をもっと落として微風クルーになる方が良いのではないかとかんがえたこともあります。

でも微風クルーなんて絶対嫌です。
私は正真正銘実力でレギュラークルーの座を勝ち取りたい。

崇よりも、廣瀬よりも、足立よりも上手くなります。後輩なんて眼中にないです。

これから冬の練習が始まって、また新たな1年が始まります。
誰よりも練習に来て、誰よりも乗りたいと思います。






へなへなメンタルを鍛え直せ!

2019年12月06日 01時04分03秒 | レース反省

こんにちは、仰秀1年の板坂 吉純です。今回は、プレアニオルズカップのお話をしていこうと思います。

 

と、その前に先々週の練習について少しだけお話します。先々週の金曜日は、気温が低く土砂降りの天気でした。駒場祭で自分のクラスが大失敗しているというニュースにダメージを受けながら、いつも通り出艇しました。自分は北陸出身ですから、寒さには自信があったのですが、それでもその日はやり過ぎくらいに着込んだつもりでした。しかし、午前中で体が悲鳴をあげました。土砂降りの雨と強い風、帽子もかぶらず突っ込んだ自分は本当に大バカ野郎です。先輩に頼み、人生で初めて途中離脱という苦い経験を味わいました。

 

その次の週にプレアニオルズカップがあった訳ですが、先々週の失敗、そしてレースということで出艇時には、不安でいっぱいでした。しかし、無駄に全日本選手権に出させてもらった訳ではありません。いざレースが始まると、全日本選手権の経験が活きて、覚悟を決め、体は集中モードになりました。1レース目と2レース目は、比較的集中して取り組むことができ、満足のいく出来だったと思います。しかし、3レース目に事件が起こりました。スタートに失敗し、人生で初めてX旗なるものが自分たちにあげられているのを目にしました。仰秀がペナルティーをくらっている間に、次々と他の艇が前を走り去っていきます。この瞬間は今でも忘れません。終わったと思いました。もう無理だ、どれだけ自分が頑張っても、と。しかし、終わってみれば順位は2位。一上と二上で追い上げ、先頭の神戸大学の船とはあともう少しのところまで迫っていました。ゴールの瞬間、スタートの失敗も忘れ、上マークでのスピンの回収ミスさえなければ、スピンをもっとしっかり捌いておけば、と数々の失敗が自分の頭に浮かんできました。結局はレースを諦めた自分の失敗が、足を引っ張って負けてしまったのです。スタートの失敗なんか関係ありませんでした。

 

諦めた自分がレースをダメにしてしまった。先々週の練習も、確かに寒かったですが、きっと諦めて帰ろうとした自分がいたから、離脱という決断に至ったと思うんです。「人事を尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、ヨットレースも最後まで何があるかわかりません。だからこれから自分は、どんな失敗でも最後のフィニッシュラインまでベストを尽くせる、技術、そして何よりメンタルをつけて、次のレースに挑もうと思います。

 

と、言ってこの一週間自分をいじめにいじめまくった結果、体調を崩しました笑 インフルエンザも流行っていますから、体調に気をつけて練習を頑張りたいと思います。

 

これからも応援の程、よろしくお願い致します。


この伝説は、誰がために。

2019年12月05日 11時43分15秒 | 通常練習

おはようございます。470チーム1年の藤田です。
わたしからは11月第5週の合宿の様子をリポートします。

今週は金曜の自主練から参加しました。
午前中は強風で赤旗、小松コーチのフィードバック付陸シュミという豪華な時間を過ごしました。陸シュミで前を向くことを忘れてしまう癖、タックした後に後ろ側に座ってしまう癖を指摘していただきました。

午後から出艇し、順風のなか主にクローズでまっすぐ走る練習をしました。小松コーチがつきっきりで指導してくださいました。ありがとうございました。

晩ごはんをシーパラ内のレストランでいただいたのち、台車を持って食糧とガソリンの買い出しへ。同期の押す台車に座っていたところ、すれ違った3年永田さんにゴミを見るような目で見られたこと、この先一生忘れることはないでしょう。



土曜日は朝出艇をキメたものの、風が吹き上がり、まもなく赤旗掲揚。波も非常に高く、強風ドライバーで知られる3年大橋さんの淡青の運転のもと、各大学に赤旗掲揚をお伝えしに荒れ狂う海を駆けめぐりました。死ぬかと思った、、、

さて、おいしいテリマヨ丼マヨ抜きを食べたところで、赤旗が降下され、再出艇。まだ1年スキッパーが乗れる風ではないとのことで、2時過ぎ、やっと風が落ちてから1人ずつ乗ることができました。

日曜日は午前中に走り合わせ、マークを打ってのラウンディングを行いました。上級生スキッパーの船と一緒に走ると、自分の船の角度やセールの形の比較ができて、大いに役に立ちまする。自分の一回一回の動作の不安定さが目に見えてわかって悔しかったです。

午後は海には出ず、来週の江の島スナイプに出る船の積み下ろしを手伝い、2tトラックドライバーで知られる先日引退された多賀谷さんにお会いすることができました。やはり太陽であった。多賀谷さんがいると3年生がより生き生きするとかそうでないとか。


ちなみに合宿終了後、多賀谷さんの使用品の放出会が行われました。以下リザルトです。

使い込まれた伝説のセクシーウェット→古山
カジに掲載された伝説のドライバッグ→古山
ハンガーに吊ってるとき下から引っ張られて引き裂けた伝説のビブス→本人お持ち帰り
普通の昭和グリップ多数→共用



今週の合宿は風のコンディショニングのため毎日2時間も乗れない状況が続き、チクショー!!という気持ちです。しかし2週間後にきたる八景レースまでの限られた時間の中で、最大限に集中して練習に臨みたいです。

こちらからは以上です。

p.s. 大根田と謎に多賀谷さん被りをしてしまいました。すみませんでした。


#まいにちチクショー