東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

無暦?

2010年07月30日 22時14分18秒 | Weblog
毎度今晩は、武尾です.

事情により今晩から山中湖に来ています。

なんかお客さんがいっぱい来ててびっくりだ。大津・八井研ってどこですか?

明日明後日と新一年生が来るそうで色々と楽しみです。

今日報湖祭レースの公示が届けられたので暇つぶしに挙げときます。突っ込みどころ満載。帆走指示書はなんと当日までわからない(笑)




画像がちっちゃくてわかりませんな・・・汗どうすりゃええの

だが、まだ桟橋が出来上がっていないんだそうだ。
こんなんでレースに出れるのか?

今日から八景島では練習再開だそうですが、いかがお過ごしでしょうか?

ではまた、レースの後に報告でも。

武尾優

ヤマナカレーティングってなんやねん!!

報湖祭にむけて

2010年07月28日 21時05分43秒 | Weblog
最近ほとんど他の人が書かないせいかほぼ私物化してしまっている感が否めません・・・

こんばんは、山中湖報湖祭宣伝隊の武尾です。

来る7/31-8/1に山中湖で報湖祭というイベントが催されます。

報湖祭とは


>富士五湖祭のトップをきって行われる「報湖祭」。

その由来は、大正時代末に、東京帝国大学(現・東京大学)の学生たちが、湖畔の寮に来て、湖上で花火大会を行ったことから端を発し、昭和8年、文豪・徳富蘇峰により「報湖祭」と命名され、殉職した人の霊を慰めたり、災難がないように湖の恵みに感謝と祈りを捧げる意味が加わりました。

午前中、報湖祭式典で始まり、ボートセーリング大会、ヨットレース大会と続き、夕刻とともにメインステージでは、歌謡ショーなどのイベントを展開。各地区でもさまざまな楽しい催しが繰り広げられる。そして、湖上の花火大会。夜空に開く大輪の花、幻想的な水中花火など、息を飲むほどの見事さに観客は夢中。感動のうちに祭りはクライマックスへ。<

だそうです。(報湖祭の宣伝のために勝手に引用させていただきました)

この湖畔の寮というのは東京大学運動会が関東近辺に四つ持つスポーティアという施設の一つで昨年から内藤セミナーハウスとして生まれ変わりました。

で、僕はこのヨットレース大会に出場しようと思っているわけです。誰と乗ることになるのか、どの船に乗るのか、あの複雑怪奇の風の中で闘えるのか、そもそも舵取りとして戦えるのかいろいろ疑問ですが、かつて高橋・森本組が優勝していたので僕も優勝を狙っていきたいです(笑)

3497とほぼ同時期に買ったのにも拘らず片や見捨てられ挙句の果てに里子に出されてしまった3501や、見た目だけみれば全てうちの二番艇以上にきれいに見えるスナイプ達、なんだかよくわからんシーラークやOP、ミニホッパーなど色々な船に再開できるのは非常に楽しみです。精神的余裕が生まれたらウィンドにも乗りたいです。

そんなこと言ってないで院試の勉強しろよと自分で突っ込みたくなる武尾でした。

武尾優

サイドステーがなくとも

2010年07月26日 16時03分02秒 | Weblog
とても暑いですね。完璧に夏バテ気味の武尾です。

今週は江の島沖で関東470という関東470協会の主催する今年最後のレースがありました。

東京大学からは7人が五艇に分かれて参加しました。

配艇は(敬称略)

4357 松木・武尾
4096 東郷・金田→東郷・小山
4175 室伏・伊東
4301 来間・小山→来間・金田

4319 太田・川口

という感じでした。

自艇の結果はワンカットで20位。(他艇の結果は他の誰かが書いてくれる筈)

僕自身としては二年連続の全日本出場権獲得でした。(正確にいえば出場権を獲得したスキッパーのクルー・・・)

結果的にはよかったですが、全体的にダメダメなシリーズでした。

一日目
朝の艤装の段階でサイドステーがないことに気付く

トラックで江の島から八景島に向う

島内を走る

艇庫でサイドステーを発見

サイドステーを持って島内を走る

トラックで江の島までとにかく急ぐ

江の島着、ダッシュで艤装、この時点で第一レースを捨てる。もう後がない状況に

この日はレース開始が遅かったおかげで第二レースから何とか参加することが出来ました。

引っ越しがここまでうまくいかなかったのは初めてです。一応教育はしてきたはずなのですが、こんなことになってしまったということは何も教えられていなかったということと変わりがありません。すごい責任を感じています。今回の件でその償いをする羽目になってしまいました・・・

第二レースからはずっと200度設定。
基本的にスタートできちんと出てブローで返して行ったらまぁまぁの順位がとれました。

二日目
前日みたいなこともなく落ち着いた出艇。
この日の1レース目、右だと確信して1上でも2上でも右に極端に展開していった結果、スタートの失敗を大きく挽回することが出来ました。
2レース目
設定角を信じてさらに右に振れるだろうと思っていたら、逆向きに・・・フリーで挽回も4マークでまさかの大きなミス・・・今シリーズ初めて叩いてしまいました。

もうこれで後がないとおもわれた3レース目、まさかのBFD
終わった・・・と思って誰よりも早くハーバーバック。誰よりも早く梱包を終え、ひたすら空しく待ち続ける。




気落ちしたまま引っ越しを終え(なぜか4人しかいないのに引っ越しをしようとしていた明治大学の分も)、はぁと思っていたところに結果を知らされて絶望の淵から立ち直ることが出来ました(大袈裟!!)

今回学んだことは
N13使用時にはフォアプラ―をガチガチに引いた方が、クローズが速いということです。今まで悩んでいたクローズを打開するためにレース当日にセッティングを変えるという賭けに出たのですが、これが功を奏してとてもよかった。

具体的には
ハーフトラ~フルトラコンディションで
プリベンを72mm
フォアプラ―はガチ引き(多分-2~-3ポイント)
デフレクションは内緒(笑)

また、今回は同じA2なのですが、いつもより軽いスピンを使ったところリーチング時にいつものような伸びがなく(特にタイトリーチで)困ってしまいました。
今までは風を逃がして適正なトリムが出来るように少しだけポールを高くセットしていたのですが、今回のような軽いスピンでは少し下げた方がいいのでしょうか?良く分からないので今後時間があったら試していこうと思います。


今回の結果は個人的には嬉しいものでしたが、僕たちの目標はまず全日本インカレに出ることなので、残りの時間の中で自身の向上はもちろん他艇も引っ張っていきたいと思います。

武尾優


順位
4357 20位
4096 56位
4175 43位
4301 39位

4319 28位

七大戦ー松木

2010年07月20日 22時03分12秒 | Weblog
4年470スキッパーの松木です。

大変遅くなって申し訳ありません。先日の七大戦を終えて思ったことを書きたいと思います。

今回の七大戦は470は2連覇、総合では優勝を目指して臨んだのですが、
結果は470は3位、スナイプ4位、総合4位というものに終わってしまいました。

この結果は、すでに何人かのOBの方には言われてしまいましたが、
優勝に向けての準備がまだまだ不足していたことに原因があると思っています。

センターやバングのマーキングなど出艇前の準備もそうですが、
普段の練習で優勝という目標達成のために何が必要なのか、
どういった練習を行えばいいのかの先読みがまだまだ甘かったことを今回痛感しました。

負けはしましたが、今回のレースでは部員それぞれが現在の課題を見つけられたと思いますし、個人的にずっと悩んでいた自分のクローズの走りに足りないものを見つけることができ、収穫のある大会だったと思います。

最後の七大戦で目標を達成できなかったのは本当に悔しいですが、高い授業料だと思って、
秋のインカレに向け、今回課題として再確認できたスタート、リーチングの走らせ方はもちろん、関東インカレ入賞を狙うために必要な準備が何かを常に考えて練習に励みたいと思います。

最後になりましたが、応援に来ていただいたOBの方々、サポートをしてくれたマネージャーさんや部員のみんな、本当にありがとうございました。
秋インカレではご期待に添えるような成績を出せるよう全力を尽くします。

アチー

2010年07月18日 23時32分14秒 | Weblog
あんまり皆さん七大戦の感想がなかったようで、淋しい限りですが・・・

毎度今晩は、武尾です。

今週は皆さん忙しいらしく四人しか来ませんでした。

レスキューがVSRになってから少人数の自主練が非常に難しくなってしまった今日この頃ではありますが、今週は横浜国立大学様がレスキューしてくれたおかげで二艇も出艇することが出来ました。ありがとうございます。

配艇は

4175 伊武→武田
4096 田金→金伊

コンディションは南の風平均7m/s

午前も午後もタック練とジャイブ練を中心に行いました。

午後の方が練習時間を長くとれたのにもかかわらず、練習の密度は午前の方が濃かったのはとても不思議です(笑)

金田は今後もこういう機会にスキッパーについての教養を深めてヨットの動きを深く理解していってくださいね。

あと、これからの季節日射病には気をつけましょう。敦がなりかけました。ならない為の一番簡単な方法は「ヤバい」と思ったら全身海に浸かることです。特に頭。

昼はみんなで仲良く焼きそばを作りました。夜はみんなで仲良く文庫の街(まちにしては何もないような?)に繰り出しました。

来週はレースです。頑張りましょう。

武尾優


横浜国立大学の布団はダニまみれだそうで、森君とウッシーが東大の合宿所にわざわざ寝に来ました。移さないでね(笑)

三重の思い出 夏

2010年07月16日 14時23分22秒 | Weblog
4年の田島です。

遅くなりましたが、七大戦の反省です。

最後の七大戦は結果的には目標達成できずに終わってしまって
とても残念だけど、得られたことも学べたことも結構あったので
そこは良かったなと思います。

結果は、9‐4-10-5-12-4でした。
二桁を2回もとってしまって、ここに乗せるのもはずかしいです・・


反省点は、フリーのコースと微風でのクロースです。
 フリーではブローを取りに行ったつもりで寄っていったら、思ったより振れて
1艇抜かされてしまったり。もうちょっと深く考えないといけないなと思いました。
 微風のクロースは、他の船が近かったり順位が落ちて不安になったりするとやっぱり
スピードに集中できていなくて、藻にも気づけなかったり。これは前から言われてるけど
インカレまでには直さなきゃ。。

 それと、塩島と近い順位で走ったときに、離れればいいのに近くのコースを取ってブランケに入れちゃったりがありました、、ごめん;

 良かったのは、スタートでしくらなかったところです。
船も少なくて簡単だったのもあるけど、いいスタートのイメージがつかめてよかったです。
 あと、微風のフリーのスピードも前より良くなったと思えました。監督に教わった走り方
にもだいぶ慣れてきたとおもいます。

あと、塩島黒豆がクロースでいい感触をつかめたようだったのでそれも良かったです。
2人の課題はスタートと微風のフリーと、あとケースが多かったので、インカレまでに
一緒に改善していけたらと思います。


次はとりあえず女子インカレに向けて頑張りたいと思います!!


あと、3日間マネージャーさんはほんとにありがとう!!あとレースに出てない
下級生も!!
セールと工具の準備片づけとかそうゆうのやってくれたので、だいぶ楽でした^^


 それから、今回の観光は主にブブゼラだったけど、来年の北海道は観光地っぽい
とこも回れそう*
万が一、留年したら応援しに行きたいと思います

自主練に 行きたいけれど テスト前

2010年07月16日 00時46分15秒 | Weblog
1年の塩島太郎です。
遅くなりましたが七大戦の記録を。

今回僕はスナイプの2番艇スキッパーとして出場しました。
クルーは川村さんでした。

細かい着順などは川村さんが書いてくださったので(川村さんありがとうございます。)
個人的な反省をあげたいと思います。

まず、2日を通じてスタートがひどかった。
レースが始まる前に二人でどのサイドから出るとか、コースをどう引こうかとか話していたのですがそれ以前の問題でした。
スタートに関しては僕が主導権を握っていたので申し訳ないです。
見通しをしっかり取ったのに、ラインに並ぶときには左右のラインの横方向の位置関係にばかり気を取られてラインから低い位置に下がってしまっていることが多かった。
それに加速し始めるタイミングをつかみ損ねて早すぎたり(運良くその時はゼネリコでした。)、遅くなってしまったりしてスタートの瞬間にトップスピードに乗せられていることができませんでした。

次は基本的技術。
僕らの船はタックで遅れてしまっていたし、下マーク回航、ジャイブなどでもスピードを失っていた。
まぁ今回ウィスカーだったという点を差し引いてもまだまだ改善の余地があるなぁと思いました。

あとはダウンレグの走らせ方。
上で2、3位で回航したのに下マークでは5,6位になってしまっていることが多々ありました。
ヒールトリムやコースの取り方が正直まだ全然つかめていません。
先輩方の走らせ方を見て勉強したいです。

反省ばかりになりましたが、手ごたえをつかんだ部分もありました。
今回はクローズのスピードに細心の注意を払っていたのですが、負けていなかったと(個人的に)思っています。角度も悪くなかったし。


終わってみて、やっぱり4位は悔しかったです。
先輩方の足を引っ張ってしまって申し訳ないです。

今回の反省を8,9月の練習に生かして、秋のレースで結果を残して、11月に蒲郡に戻ってこれるようしっかり練習したいと思います。
次こそ足を引っ張りません。


その前にテスト片付けなくちゃ、、、、

塩島太郎

七帝戦の感想

2010年07月15日 21時24分42秒 | Weblog

こんばんは。1年の西田です。
遅くなりましたが七帝戦の感想を書きます。


僕は2日間とも運営の3マークをやらせてもらいました。
スタート、3マーク、2下と近くで船を見れる機会がたくさんあってよかったです。


スタートはラインが全体的に低かったですが、うまい船は直前にスーっと出てきてピッタリに出れていたのですごいと思いました。


3マークはスピンダウンが早すぎたり遅すぎたりする船が多くて、やっぱりチャーター艇って難しいんだなと思いました。

それと、教えてもらったマーク回航のときのルールが実際に見て納得できたのでよかったです。
艇数が多くなったらもっと複雑になるんでしょうか?大変そうです。



めちゃくちゃ短いですがもう書くことが思いつきません・・・。ごめんなさい。
もっと勉強してちゃんとヨットの話が書けるように頑張ります。

かわいいゴージャスな名古屋嬢になりたい

2010年07月14日 16時38分36秒 | Weblog
川口真利奈です。

1マークの運営艇に二日とも乗せてもらえたので、いい位置からレースを見ることができました。

二日とも大潮で、潮の流れがかなりあるようでした。
一日目は、北風で、遠めの位置からレイラインに乗せてくる艇が多くて、みんなものすごくオーバーセールしているように見えるのに、近くまでくるとわりとそうでもない(それでもオーバーセールは多かった)(とくに、圧倒的に早い阪大が、しょっちゅう圧倒的なオーバーセールを見せてくるのが意外だった)ので、かなり流されているなと思いました。南風になった二日目も、レイラインに乗せたつもりだと思うけれどぎりぎりで入れなくなる船が多発して、やはり潮の影響は侮ってはいけないということが再認識できました。

ОBレースの一レース目だけは本船から見ることができたのですが、スタート一分三十秒前くらいから急激に風が左に振れはじめ、スタート直後にはラインとほとんど直角の角度でポートで走ることができるという(汗)すさまじい状況になっていました。
室伏さん、霜山さんの舟は一分三十秒前くらいのときには本船のちょうど後ろあたりにいて、だいたい三十秒まえ?くらいまでその位置をキープしてから、スタート直前にでてきて、他の艇団と一緒にライン上をどんどんアウター側に移動して、最終的には本船とアウターのちょうど真ん中くらいから出ていました。本船の後ろのあたりにいると、風の変化が本船のブランケで感じにくくなるのでは・・・と、少し思いました。

私はスタート練習のときは、三分前くらいの余裕がまだあるときに有利エンドはどっちか考えてなるべくスキッパーにいうようにしているのですが、そのあとはだいたいいつも風の振れを考える余裕がなくなってしまっているので、もしこのレースのように途中で突然風が振れても気がつけるようになりたいです。

二日目のヨンナナの一レース目は、第一レグでは、艇団がきれいに左右に分かれました。コースはほぼイーブンで、舟の分かれ方もだいたいそれくらいでした。南東の風だったで、陸よりの左サイドを取った艇団と、海側の右サイドを取った舟に分かれたのですが、とにかく陸よりの艇団が早い。ということで驚いて聞いてみたら、陸側のブローが濃いのが蒲郡の鉄則だと、1マークの運営艇のОBの方が教えてくれました。昨日教えてもらえたらミーティングで言ったのにと残念に思いました。

運営艇の仕事が、淡青とくらべて少なかったので、ゆっくりとレースを見られて面白かったです。

その他つれづれ。

スイカがおいしかったです。夏はやっぱりこうでないとですよねーー
マリーナの奥さんに感謝。
東郷と豆のセーラー服姿がかわいかったです。おつ。
名古屋の友達とも一年ぶりくらいに会えたし、
夜行バスも経験できたし、(もう二度と経験しないでよいことが分かった)、
海鮮丼がおいしかったし、
楽しい七帝戦でした。

あ、それに、一緒に運営艇に乗った名工の人たちが気さくで楽しかったし、運営艇のОBもいい方たちでした。よかった♪
一日目の終わりに、名工のひとに、「東大生がこんなに話しやすいって思わなかったよー」って言われました。褒められた!?もともと東大生にどんなイメージ持ってたんだ、オイ(笑)
名古屋嬢もみました!!
あ、あれが伝説の・・・
後ろ姿の巻き毛がかもす存在感とオーラが・・・。
前からみたらあんまりかわいくなかった。

味噌カツおいしかった♪

次きたらSKEを見てみたいです。

温水に浸かりながら

2010年07月13日 23時37分50秒 | Weblog
毎度今晩は、武尾です。
忘れないうちに書かないと・・・

一日目
予報は北西後南
海面は穏やか
晴れ30℃(以上)

風の変化
340(9:30)

290(10:45)

270(12:00)

240(12:59)

240(14:00)

240(14:50)


二日目
予報は南東後南
海面は穏やか
曇りのち大雨28℃

風の変化
135(9:30)

120(10:35)


というようなコンディションでした。


今回は現役生活最後の七大戦
優勝したいと思って臨みました。結果的には笑い話みたいですが個人的にはオールピンを。

フリーのスピードには過剰なほどの自信があったので何かあっても下りのレグで抜かしてやると。今となってはそこらへんの甘さが敗因の一つになったのではないかと反省しています。


7・9 大雨の中のチャーター艇引き渡し

愛工大の4283?と33XXを引き当てた東京大学。(スナイプはマリーナの船だったような・・・)
いざマストを立てようと思ったらなんと、サイドステイにセージングがありません(笑)

しかたなくセージングを切り始めましたが、見るからに太そうなワイヤー・・・
切り終わってやっぱり嵌まらないという時間の無駄遣いをしてしまいました。

しかたなく昔やったことのあるビニールテープのぐるぐる巻きに挑戦。意外とうまくいったものの不安なので直径を1cm位になるまで巻き続けました。

さあセッティングだと思った時にはすでに午後4時。全て終わった時には折しもの大雨でのどが悲鳴を上げ始めていたので念のため出艇をせず作業を終わりました。もう一艇は30分ほど出て行きました。

そしてレセプション→エール交換→・・・

7・10 レース1日目

昨日の雨はどこへやらとても暑い1日でした。
海上に出てびっくり。レース海面の右半分が茶色に澱んでいて海面の状況がよくわからない・・・

そして第一R
左に振れてく予報を信じて行ったら見事なまでの外しっぷり・・・
そして下りレグでセンターの重要性に気づく。自信のあったリーチングがとっても遅い。が、レース中なのでセンターの角度をいじる余裕はない・・・
前日にセンターのマーキングをし忘れた自分を呪いました。
得意のレグで抜かしきれない自艇は見事なまでにカオスに陥りました。

第二R
第一Rを引きづったまま臨んでしまう最悪のコンディション。前回と逆向きに行ったらまたも外れ。下りでも戦えず。


OBレースの影響で昼着することが出来たので、その隙にセンター、トラベラー、バングのマーキングをあわてて付ける。

第三R
風が大きく左に回り安定した風が入るようになる。午前中の悪夢から脱却するために真ん中戦法を取る。しかし1上の順位は二桁・・・
だがセンターのマーキングをきちんとつけたことでリーチングのスピードは大きく上昇。1下までに3位に上がることが出来ました。

第四R
相変わらず上のコースは分からずじまい。真ん中で行き、リーチングで順位をごまかすという第三Rの刷り直しのようなレース。2上でようやくこの風はレース海面の西側にある二つの島のスロットルで強められる右が伸びるんだということに気づきました・・・

7・11 レース二日目

第五R
完全なる平水面。蒲郡の南東風は葉山の北風に似たようなところがありました。
レース海面は多少陸寄り。悩んだ挙句右をチョイスした結果またも失敗。再びリーチングでごまかす。

第六R
同じ轍は踏まないと決意し風を見切り左を選択。初めて1上を2番目にまわる。
阪大のオールピンを阻止すべく懸命に追いかけるも微々たるものしか追い付けず、2上では執拗なまでにかぶせられ、結局抜けずじまい。


今シリーズではスタート自体も全然芳しくなく、非常に反省点の多いものでした。最終レースも上から降ってきた京大にてこづらなければ・・・



優勝した大阪大学のチームプレーはすごい?2艇で両サイドに突っ込み上で合流するという極端な戦法でした。
オールピンの船はスキッパーの技量が発揮されたように見受けられました。何しろクローズでもリーチングでもきっちりとクルーよりも体を動かしてフラットを常に保ち、スタートを常にきっちりと決めるというのは大したものだと思いました。

とりあえず終わってしまったものをいつまでも嘆いていても仕方ないので、今後の僕の課題を。

・確実なスタート
・なれない海面での風の見極め
・フリーのスピードのさらなる向上
・安定したヒールトリム

この記事を読んだ下級生が今後のアウェーでの戦いに生かしてくれれば幸いです。

応援していただいたOBの方々と、下級生と旅館のおばちゃんとモーニングを作ってくれたおばちゃんとマリーナのおじさんとおばさんと家族に感謝しながら。

武尾優

ちなみに自艇の順位は
7-10-3-3-3-2(全14艇)