東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

仰秀、活動再開しました(臨時)。

2021年02月25日 23時48分00秒 | 通常練習

こんばんは。

クルーザー班3年、落合輝です。


来月13.14日に三河みとマリーナで開催予定のアニオールズカップに向けて、大学側から試合前に限った練習ということで許可が下り、昨日から臨時という形ですが練習を再開しました。


昨年末の和歌山カップ以来、ちょうど2ヶ月、海から離れていたことになります。コロナによる活動休止はこれで累計、半年以上に及びます。

とはいえ、何はともあれ、練習ができます。何よりです。練習しましょう。


例年、冬の休暇明けの練習は「またヨットが日常の生活が始まったな」と思うものですが、活動休止期間が明けての練習は、「海に出る日常が戻ったな」と感じます。

意識のうえではこの時間を生きる自分にはヨット部の活動が本来あるはずだが、実際身体は都心の六畳間にあり、一日パソコンの前にとどまり就職活動の調べ物をしているという、ある種の二重生活が解消されたわけですが、久々に海に出ると、むしろ身体はやる事をやるのに、頭は回らず、目に映る色が一々新しく感じられます。


デッキで仰向けになって逆しまに見る空はこんなに悠々としているのか。

濡れたグリップをつけている手の甲の痛痒さ。

セールを引き込んだ途端に大きく傾く船上の光景。

海に浮かんでマネージャーさんの作ってくれたしっかりした味付けのご飯たっぷりのお弁当を食べるのはなんと贅沢な幸せか。






しかし、それだけではありません。

ランニングの時にすこし目線を低くして見ると、流れていく海面の様子が感じやすいな。

スピンの向こうにある海面も一緒に見ていると視野が広くなるな。

そんな事も新しく感じられたりします。活動休止の間は知識はつけられても実践的なヨット力が上がりはしないと思っていましたが、夏の時も今回も、意外なことに(筋力は落ちても)ヨット力が上がっている面もあると思います。


練習再開にあたり、仰秀にはいくつか重要な変化がありました。

一つは、一年生の伊東が加入したこと。文系4人が上級生のチームに理系の頭脳が搭載されました。2日目にしてヒデというあだ名が新たに生まれました。後輩が来るまで時間がありませんが、この賑やかで縛りの緩いチームでどんどん成長してくれたらと思います。これからどうぞよろしく。

二つ目は、長年の夢、「ウインチの新調」が叶ったこと。新調といっても外側だけですが、摩耗してガタが来ていた部分が一新されて、快調この上ないです。二つで13万のお買い物でしたが、安い安い

三つ目は、マネお手製の軽食制度が導入されたことです。定着するかどうかはまだ未知数と言っておきますが、体重の少なさという永遠の課題を美味しく解決してくれると期待しています。私は今朝、出艇前に鰹節おにぎり、着艇後にみんなでおやつのペペロンチーノを頂きました。マネさんの働きぶりには頭が下がります。



さて、仰秀の活動報告はこのくらいにしておきます。

アニオールズカップで良い結果が残せるよう、短い時間ですが頑張って練習して臨みたいと思います。

応援よろしくお願いします。



落合輝


「記録と伝承」

2021年02月19日 02時03分00秒 | 自宅待機中、こんなことしてます

お世話になっております。新3年470スキッパーの高原諒です。

今回は春第一週の470チーム活動報告ということで、前半は先週から今週火曜日までの
「470チームの活動」について私情・私見交えつつまとめ、後半は「記録と伝承」について深掘りして綴っていこうと思います。


「470チームの活動」
2月ももう半分ほど経ちましたが、例年ならばこの時期、東大ヨット部は春合宿のシーズンです。ブームに雪が積もる日もあるくらい寒くて、赤旗になるかならないかの春の嵐が吹き荒れ、週5で朝8時から16時までガッツリ海で練習する。今年の新2年生はこれまでの練習量が少なくて、いきなりこの春合宿はえぐいなと思って、先日春頑張ってくださいっていうブログを出したんですけど、その春の練習もだいぶ先に伸びてしまいました。

でも海上練習がなくなってもできることはいっぱいあるぞっていうのは、去年天木さんの代が示してくださいました。今回の活動自粛は比較的終わりが見えてて、活動再開後に効率的に練習ができるようにいかに今準備するかっていう点に重点を置いて、470チームはトレーニングとミーティングの2本だてでやっています。

トレーニングは470チームに在籍するトレーニング大臣が主導して行っています。ミーティング後のトレーニングタイムは様々な筋トレやストレッチの紹介が主なんですが、これが結構レベルが高くてフォームのポイントとか、効く筋肉とか、ちゃんと効いてるときのイメージ(例を挙げるとお尻の横ははってる感覚とか)も合わせて紹介されて、筋トレ系youtuberですっていってても遜色ないんじゃないかとさえ思ってる。

また、筋トレの他にランニングをやっています。上記の大臣が好きな言葉で「ヨットはマラソンしながら囲碁か将棋か(どっちか忘れたけど)を指すような競技」っていうのがあって、ヨットは持久力を必要としつつ頭も使うスポーツ。それでランニングをすることで持久力を高めつつ、活動再開後に高い集中力を持って練習できるようにもなるっていう作戦です。

ミーティングは4種類くらいあって、動画研究、個々のヨットノートを比較して議論、ヨットの技術が書かれたブログ・本の読み合わせ、新2年生に向けた座学。どれも比較がかなり大事なポイントになっていると個人的に思ってます。例えば、ある部員のタックの動画だけみてもどこが失速している原因なのかは分かりづらい。逆にワールドセーラーの動画だけみても、失速が少ない原因までは分かりづらい。でも2つを比較すると色々見えてくる。スキッパーのティラーを持つ手の位置。逆ジブの長さなどなど。議事録にしてA4が5ページくらい。本当に色々出てくる。

議事録の話が出ましたが、議事録もミーティングでは大事だと思っています。zoomで議事録を共有しつつ話すと、議論の流れが分かりやすくて、脱線が少なくなってミーティングが効率的になる。以前は個々のスマホでメモで議事録書いて写真媒体で議事録が共有されていたのも、google documentを使うようになってからは検索機能が使えるようになりました。いつか軽風タックでロールの話したけどなんだっけって時に「軽風 ロール」とかいって検索すれば議事録が出てきます。ライングループに貼られた写真を片っ端から開いて確認する労力とは比較にもならないです。

さてここからは、議事録を拡張して「記録」とそれを「伝える」ことについて掘り下げて少し考えてみようと思います。


「記録と伝承」
話は変わりますが今年度のチームの目標は全日本シングル(9位)です。当然9位はめちゃくちゃ厳しい目標です。あれだけヨットのうまい先輩方が出艇時間から着艇時間まで、週6日で練習しても達成できなかった目標。

ヨット経験者がチームにいるというのはすごく大きなメリットがあります。もちろん、大学はじめの人に比べ艇速が速く、いいコースを引くのでレースで安定して結果を残せます。それだけでなく、経験者は知識量、経験値が多いのでそれをチームの他のメンバーに共有することで周りの人の上達スピードが早くなります。この2つだけでも相当なアドバンテージで、東大も1つ下の代に3人経験者が入ってきてからすごく痛感しています。

でも東大ヨット部は経験者が安定して入ってくるチームに勝たなければならない。9位を目指しているということはそういうことです。経験者が少ないというディスアドバンテージを打ち消すような、強力なアドバンテージが必要になります。

このアドバンテージを生み出す要素の一つとして「記録と伝承」があるんじゃないかと私は思っています。他にも特に大事だなって思う要素が2つくらい今んとこあるんですけど、全部話すと10000字とかいっちゃうと思うのでまたいつかの機会に他の2つは話したいなと思っています。


大学はじめのセーラーは入部時点ではヨットの知識は皆無です。ですが、海にでたり、先輩から教わるうちに知識量はみるみる増えていき、インカレで戦い、そして引退していきます。そしてその次の4月にはまたヨットのヨの字も知らない新入生が入ってきてといったサイクルがあります。

ですが、ここで引退する先輩の50%の知識を新入生が引き継いだらどうでしょうか。すごく単純に考えるとその新入生がインカレをする頃には知識をもらった先輩よりもうまくなり、知識も多くなります。そしてまた新しく入ってくる新入生が50%引き継いだら‥というようにすると年々強い代が生まれることになります。

人類の進化もこれと少し似てるのかなって思ってて、ある日誰かが稲作の技術を習得し、それを次の世代が受け継ぎ、さらに何世代も後に今度は誰かが鉄の精錬技術を習得してっていうのが積み重なって、文明が高度になっていく。。。

ヨットの話に戻りますが、この先輩から後輩に知識が受け継がれるのはどこの大学でももちろん行われています。なので、違いを生み出すにはこの50%という数値を高くしていく必要があります。60%になれば、70%になれば、強くなるスピードが上がります。

この%を大きくするにはどうするか、ここで「記録と伝承」が重要になるのかなと私は思います。議事録を作る、撮った動画を蓄積する、といった記録をすれば、そのとき聞いたこと、見たことを忘れてしまってもまた議事録を見にいく、動画を見にいくといったことをすれば思い出すことができる。記録せず忘れてしまえば知識の伝承はそこでストップしてしまいます。また、忘れたときに思い出しにいくまでのプロセスが簡単なのも重要です。例えば議事録を初めから全部探さなきゃいけない、動画が個人のスマホの中に入っていて一個ずつ音声を聞かないとわからないとかだったら、非効率だし面倒くさくてやめてしまいます。でもキーワードで議事録が検索できたら、動画が人ごと・種類ごとに整理されてタイトルに日付が書いてあったら、効率的だし知識の伝承がストップする可能性はずっと低くなるんじゃないかと思います。


天木さんの代は自粛期間中、数多くのミーティングを開き、そこで大量に知識を我々に「記録」「伝承」してくださいました。ただ、先輩からいただいたものの凄さは470チームのメンバーしかまだ知らないし、その凄さを外部の人に力説したってレースの結果がともなってなければ誰も信じてはくれないでしょう。だから、設定した目標を達成することで先輩からいただいたものの凄さをヨット界に証明したい。海上で練習するときになってから頑張るんじゃなくて陸上でも活動制限中でも頑張ります!



新3年470スキッパー 高原諒




平和のシンボル

2021年02月18日 23時36分12秒 | 自宅待機中、こんなことしてます

新3年クルーザー班の青木維摩です。

今回のブログは、コロナが終わったら大学生の内に絶対やりたいことについて書きたいと思います。

コロナが終わったら絶対にやりたいこと、それはずばり、東南アジア陸路横断です!!

香港かベトナムのハノイから、ダナン、ホーチミンへと下り、カンボジアのプノンペンへ。アンコールワット遺跡が有名なシェムリアップを通って、バンコクへ。そして泰緬鉄道が有名なカンナチャブリの辺りからタイ・ミャンマー国境を超えて、ヤンゴンまで行きたいなーと思ってます。そこからミャンマーの首都であるネピドー、マンダレーに進んで、インドのインパールまで行けたら最高やなーと妄想しています。

もともと中学1年生の時に初めてタイ・カンボジア陸路国境越えをしてから、東南アジアにハマり、大学1年の時にフィリピンのスラム街でホームステイをする大学のプログラムに参加、コロナが流行る直前にも1週間ベトナムで放浪してました!(写真はベトナム南北鉄道のどこかの駅のプラアットフォーム)

でもなんで一つの国に長居するのではなく、横断したくなったのかというと、コロナ期間中に読んだ本の影響です!沢木耕太郎の深夜特急シリーズを読んで、無性に旅がしたくなりました笑

沢木耕太郎はインドからイギリスのロンドンまで路線バスだけで向かいましたが、パキスタン・アフガニスタン・イランと現在では考えられないような経路を通っており、絶対に真似できない…ならば東南アジアでやろうと思い、夜な夜な陸路国境越えマニアのブログを読み漁っています笑

先程自分が書いたルートもつい10年前は不可能なルートでした。ミャンマーの民主化に伴い、ミャンマーとその隣国の国境が第三国(ミャンマーとその隣国以外の国家)にも解放され、初めてバックパッカーが通れるようになったらしいです!そのままインドに抜ければ、自分の名前の由来である維摩居士像(インドの高僧)を見れるかもしれないとウキウキしています!(自分の名前の由来になった仏像を探しに西に旅するってロマンありませんか!?維摩居士像がインドにあるのかは知りません。ブッタガヤとかにあるのかな??)

なので、最近起きたミャンマーのクーデターによる影響で、再び国境が封鎖されないか心配です…

国内が平和で、関係が友好じゃないと開かれない陸路国境。そこを外国人が超えることができるって平和のシンボルですよね!

(はい、ここまで話を大きくしたところで、ここから無理矢理ヨットに話を繋げていきたいと思います)

古来、生物は海で誕生しました。そこから陸にあがり、今の人類に繋がります。生物の進化と同じならば、陸を旅するにはまず海に慣れないといけないのかもしれません。それならば、まずヨットを頑張る…ギブアップです。陸路国境からヨットに話を繋げるのは不可能でした。

思考垂れ流しブログでも良いらしいので、これで終わりにしたいと思います。

おやすみなさい。

 


二日に一回髪の毛を洗うことにしています。

2021年02月18日 19時38分24秒 | 自宅待機中、こんなことしてます

新3年スナイパーの古山です。

 

2月7日から練習再開する予定でしたが、緊急事態宣言の延長で3月の7日までのびのびのビールくんです。

そこで、スナイプチームは週5回、で一回1時間オンラインでMTGをしています。

基本的に、3回は雑誌「KAZI」の記事の読み合わせの会で後の2回は去年の自粛期間で扱った動画に関して、その時のコメントや議事録を一度振り返ってみようの会となっています。

 

KAZIの記事は、コース引きについての記事を中心に読み進めております。

既に知っていることがやはり大事なんだと気付かされたり、新しい学びも得られております。

スナイプは特にストラテジータックチクスが大事だと思いますし、海に出られない中で実際にヨットに乗ることでわかる感覚的な部分のレベルアップはなかなか難しい一方、コース引き・タクティクスはこの期間でもレベルアップが可能だと思っています。

 

コース引きやスタートについて、どういう状況で何をすべきかという、現段階のアクションの指針というか自分の中でのマニュアル的なものを作り上げて、再開後にそれを随時アップデートしていこうと企んでいます。

それらに限らず、今ある自分の中の知識感覚を体系化言語化するために、ヨットノートのようなものを鋭意作成中です。

これ書いてると、自分の課題が明確になるし、いろんな疑問も湧いてくるし、何より早く海に出て、色々試したいというお気持ちがふテュフてゅと湧いてきます。

 

VirtualRegattaでもコース引きの経験をたくさん積めると思っているので、精力的に励んでいます。

ゲームだと視点を最大限広範囲に拡大してしまいがちですが、あえて自分の艇にズームアップすることで、視界を実際にヨットに乗っている状況に近づけるという楽しみ方を発見しました。

みなさますでに知っているかもしれませんが、ぜひ試してください。

 

最近、訳あって、ヨット部の昔の写真などを見返すことが多いのですが、合宿たんんのしそうぉ

あと、この写真の時の先輩たちって今の私と同じ時期かとか思うと、やっビィぃって思います。

 

けどそこは、ランニングとか筋トレとか、色々知識を蓄えたりとかして、その不安な気持ちを抑え込む。

そして楽しく明るく毎日を過ごします。

ちなみに筋トレは男の懸垂一本勝負です。

体動かすとやる気がみなぎってきまっすよね。

 

今日はあんまりやる気が出ないので、今から走りにいってきます。

 

おやすみ。


車とヨットと。

2021年02月08日 10時23分00秒 | 2021リレーブログ

ご無沙汰しております。3年マネージャーの早苗です。

緊急事態宣言の最中ではありますが、昨年度から予約を入れていたため、車の免許取得を目指して教習所に通っています。1年生の頃の毎日大学に通い週末は海に繰り出していた頃の体力は何処へ、行って帰ってくるだけで疲れ果てる日々です。


さて、その免許かうまく進んでいるのかといえば、察する人もいるかもしれませんが、まあさっぱりです。事故は幸い起こしていませんが、教習開始2日目にして免許をとっても乗らない方が世のため自分のためだわ、と感じ始めました。

まあなんとも早い挫折なのですが、残念というより、なんだかこの挫折には懐かしさを感じました。この懐かしさの正体を考える中、自転車も車も持たず、かつご時世的に電車に乗る機会もめっぽう減った日々でわたしにとっての乗り物の思い出はヨットまで遡りました。そして気付きました。意外と適性があったらどうしよう、と期待に胸を膨らませながら新しい乗り物に挑戦して、適正はおろか壁にぶつかって挫折する。それは、他でもない2019年の夏ごろの自分でした。


メインとティラー操作を連動させ、周囲に気を配って…2つ以上の動作を同時に行う余裕がなく、どんどんパニックになって訳がわからないけど、1人乗りだから、どうにもならずに海に放り出される。頭でわかっているのに体がついていかない。

どれだけ頑張って冷静になろうとしても、いざ実践となるとまた同じことの繰り返しそんなでした。絶対できるようになんかならない、と思ってたけど結局一応形にはなりました。(あくまで当社比ですが自分の中で成長はしたなあと思えた程度でしたが…)

人間意外となるようになるんだなあ、としみじみ感じた記憶があります。人間には向き不向きはあるけど、うまくいかない中でも耐え忍んで努力し続けたら、なんとか改善は見込めるのだとポジティブに考えていた気がします。


全く同じことが車でも起こっています。まあおそらく、残念ながら乗り物全般あまり向いていないようです!!

ただ、明らかにヨットも車、どう考えてもヨットのが難易度が高いと思うのです。ヨットを攻略(攻略の意味は、人次第です。相対的な意味です。)できたのだから、車なんざ、ヨットほど耐え忍ばなくてもできようになるに違いない!そう自分に言い聞かせてポジティブに生きていこうとしてます。

何より共通していたのは、やっばり、乗り物は酔いますねこればっかりは、仕方ないんでしょうか。とにかく、スケジュール通り卒業できるよう頑張ろうと思います!


鬱々とした日々が続きますが、皆様お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。


早苗


90年代ヒットソングがマイブームです。

2021年02月07日 13時32分13秒 | 2021リレーブログ

お世話になっております。新2年の伊東です。

僕はまだ運転免許を取っていないので、そろそろ取らなくてはと思っているのですが、家族に「目に見えて運転が下手くそだ」と煽られる毎日です。実のところ僕としても自信が全くないので、戦々恐々としています。怖くないですか?車って。包丁が飛んでいるみたいなものですよね。

さて、ご紹介にもありましたがクルーザー班で活動していくことになりました。最後まで迷いました。スナイプのハイクアウトは捨て難く、470のスピントリムも忘れられなかったのです。本当に優柔不断な奴です。でも、所属が決まったからにはやることがはっきりする訳なので、精進していきます。

なぜクルーザーを志望したのか。陸上では一桁人数という極めて小規模な組織である一方で、船の上では二人乗りのディンギーに比べて多数の人間が一つの船を操縦するという、特異な環境において成員の行動及び組織としての意思決定はどのようなものになるのかを考察したいという非常に学術的な動機、、、

という訳ではなく、単純に世界を目指すことの格好よさに魅かれたからです。こんな経験、学生のうちにしかできないんじゃないかと思います。一度しかない人生ですから、高みを目指していきたいです。

ところで、クルーザー班に新しく配属になったのは僕だけなのですが、自粛期間中のリソースの多くを僕の教育に割いていただくことになりました。(本当にありがたいことです。)これは、プレーヤーの実力の下限が船の実力そのものに寄与するからだということをミーティングで言われました。(護送船団方式ってやつですね。)じっさい、僕が失敗ばかりしていたらそれが艇速の低下に直結してくるわけで、自分自身の実力を伸ばすことに専念しなくてはならない、と強く感じます。

とはいっても肩肘張ってもうまくいかないのが人間の性です。予定どうりなら自粛明けにさっそく大会があります。それを目下の目標として今できることを自分なりに頑張っていこうと思います。

年明けから始まったこのリレーブログも次回で最終回です。どのようなエンディングになるのでしょうか?次回は新3年マネージャー早苗さんからです。どうぞご期待ください!

それでは失礼いたします。


車を乗り回したい︎︎︎︎︎☺︎

2021年02月06日 19時17分00秒 | 2021リレーブログ

調くん紹介ありがとう!

「でも、残念ながらあなたを風呂サーに入れた覚えはありません。」とサークル長の齋藤菜々子が言っております。


みなさんこんにちは。新3年マネージャーの小林美緒と申します。


私は最近はドライブに少しハマっています。というのも8月に免許を取ったのですが、親の審査に合格しないと家の車を自由に貸してくれないという小林家ルールに従いやっとの思いで11月くらいに合格し自由に使えるようになりました!


それから徐々に運転していて、小網代にも何回か車で通っていました。そしてクルーザー班の和歌山カップ遠征でも8人乗りの車を運転させて頂きました。その時は大会後、駐車場から去る際に少しヒヤヒヤする操縦をして、それを見ていた大会運営の明らかに偉い方々に「オーライ」をして頂くという経験も積みました。


その甲斐あってか、今では運転も上達し(自分調べ)運転することが楽しくなっています!妹の学校の最寄り駅まで、頼まれてないのにお迎えに行ってしまうほどです。BGMに波乗りジョニーは欠かせないです。


緊急事態宣言が延長され活動再開まであと1ヶ月ほどとなってしまいましたがその間に更なる向上を目指そうと思います!また、なかなか部活ができずウズウズしていますがモチベーションの更なる向上のためにマネージャー本を読もうかと企んでいるところであります。


読んで頂きありがとうございました。

次は新しくクルーザー班の一員となった新2年の伊東秀晃くんです!

お楽しみに!


東大旋風

2021年02月05日 12時00分00秒 | 2021リレーブログ

どうも、新3年の調です。


大吾のブログにもありましたが、先日引越しいたしました。

ハイエースを運転してくれた村上、梱包・運搬・梱包解除まで全部手伝ってくれた皆様には大変感謝しています。

2/3に僕、2/6に大吾の予定でしたが、あまりにも順調に進んだため、大吾の分まで1日で完了しました。

引越し力高いっすね。




そんなことはさておき、本題に入って参りましょう。昨年はどんな一年だったでしょうか。

ボクとしては、最初はかなり辛かったです。無限に自主練するはずだった2sをコロナで失い、活動再開後も、思うように上達できず辛い時期がありました。


代替わり後は、失われた時間を取り戻すためにも、一部の方々と、無限自主練を敢行しました。葉山期間は、週7のペースでやっていたように思います。さすがに毎日海に通うとかなり疲れる、ということを学びました。八景島に引っ越しても、週4では必ず海に行きました。バカみたいに海にいました。

後半期は、自主練の思い出がとても強いです。




自主練を重ねていて、思ったことがありました。

それは、部活動において、「巻き込む」力が重要であることです。



自主練をしていて、最初はあまり人員が集まらないこともありました。しかし、強い気持ちで自主練参加スタンプを押し続け、先輩に個人チャット攻撃すると、だんだん人が増えてきました。先輩クルーの方々、ありがとうございました。

最初はあまり参加していなかった先輩スキッパーも参加して、最後には自主練なのに470から3艇出たりしました。


また、小松さんも、常に自主練に来続けてくれて、なんならば、明日はしないのか?と小松さんから自主練を呼びかけてきたりして。

この無限自主練スタイルを「東大方式」と名づけてkaziに紹介するくらいには気に入ったようです。


自分としても、自主練を重ねることで、全体ではできないような個人動作のドリル練習ができたり、早稲田に完全に混ざったりして、最後の最後にやっと、ちょっとだけ早稲田と絡めるようになり、充実を感じていました。おそらく、みんなそうだと思います。




上に書いた話は、みんなで自主練に行き続けるという行動が、先輩やコーチを巻き込んだ良い例でしょう。

ずっと自主練に参加し続け、刺激を与えてくれた皆様にはとても感謝しています。



これからも、部内の色んなところで、人を巻き込んで正の影響を与え続けるような渦を作っていけるようになりたい。そうやってできた大きな渦が東大の外まで巻き込んで、放って置けないような、注目されるようなチームになれたら良い。



全日本で東大旋風を起こせるように、今は一つ一つこなせることを積み上げて参ります。



ちゅうことで、今年も無限自主練は敢行します。

自粛期間も、トレーニング・ルール勉強など頑張ります。

応援よろしくお願いします。


明日は、私も所属している、風呂サーの一員、小林美緒です!乞うご期待!



調亮太郎



練習再開まで

2021年02月04日 21時36分08秒 | 2021リレーブログ

お世話になっております、新二年470クルーの丸山です。今日まさに一年生最後のテストが終わったところで、非常にすがすがしい気持ちでこのブログを書いています(テスト結果はよかったと言えばうそになりますが、、、)

 

Aセメのテストやレポートがすべて終わったので、練習再開に向けてこれから何をしようかなあとあれこれ考えたのでそれを書こうかなと思います。

まず一番に思いついたのは筋トレですね。ここ一週間テストやレポートに追われトレーニングをさぼり気味だったのですが、練習再開後体力テストがあるかもという話をzoom座学で聞いたときはさぼっているのを見透かされてるような気がしてめちゃくちゃ焦りました。頑張って平静を保とうとしたのですが、zoomに映っている自分の顔から焦りがあふれ出ていたのでさぼっていたことがばれたかもしれません、、、

そんなわけで、今日から継続的にトレーニングを続けようと思います。ちなみに今日はまだトレーニングしていないので、このブログを書き終わってからトレーニングをすることになります(現在夜の11時)。早くも挫折しそうです。

 

あと座学の復習もする必要があるなあと感じました。先日、古い座学の内容を見返してみるとうろおぼえの内容がかなり多く、自分の記憶力のなさと復習の大事さをいまさらながら痛感しました。

ヨットの座学を受けていてよく感じるのは、座学の内容をただ覚えるだけでなく海上で同じ状況になった場合のことを頭の中で想像しつつ話を聞くことの難しさです。話を聞き、ノートを取り、頭の中で想像する、この3つを同時並行で行えるだけの頭の回転が必要になります。古い座学の内容を忘れてしまっているのは、たぶん頭の中で想像しきれていないからだと思うので、ゆっくり復習する必要があるなあと思った次第です。

 

読んでいただきありがとうございました。次回は470新3年の調さんです!お楽しみに


自分の成長は自分次第。

2021年02月04日 00時21分00秒 | 通常練習

お久しぶりです。

4年になりました。470クルーの下重です。

 

早いもので最終学年となってしまいました。

 

最終学年になると不思議なもので責任を感じてるのでしょうか。

去年はサボりまくっていた筋トレやランニングも、この1月オフでは当たり前にこなせるようになりました。(とは言いつつも、この3日間はトランポリンの後遺症で首をやったので、激しい運動はできませんでしたが)

 

去年のリレーブログで私は、自分のできないところと向き合う勇気を持って誰よりも練習すると宣言しました。宣言通り、できるだけ自主練に行くようにして、自分に向き合える一年になったと思います。(ただ、1番練習量が多かったかは胸を張ってそうだとは言えないです笑。頼もしい環境だ。)

自主練の朝は行きたくなくて行きたくなくてたまらなかったけど、なんとかやり抜けたのではないかと思っています笑

 

今年の私の第一目標は、最後まで自分に向き合い続けて上手くなり続けることです。昨年までは、上の学年の人がいて教えられることが多いので、ある程度受動的でも成長できる環境だったと思います。しかし、最上級生はそうではないです。自分の成長は自分に委ねられている節が強いと思います。もちろん、私は圧倒的に上手いクルーなわけでじゃないので、周りから影響を受けてうまくなり続けることができると思いますが。

まだ何も知らなかった1年生の頃と比べて大きく成長しているのは、当たり前です。去年も松前さんと乗せてもらって、練習時間を費やして成長できた。これも当たり前。最後の1年間、昨年までの成長を超える成長をする。これが私の1つ目の目標です。

 

2つ目の目標は、自分の引退した後の部活のことを考えることです。

私は個人的に、強いチームとは誰が入っても結果を残せるチームだと思っています。(結果が残せることだけが正義じゃないと思っていますが、わかりやすいように。)

例えば、インハイで結果を出している新入生が数人入ってきたとしたらある程度の結果を残せるのは当たり前です。

どんな人が入ってきても、(ある程度は仕方ないと思いますが)やる気があれば誰でもうまくなれるような環境を作りたいです。

そうは言いつつも、そんな環境は、上手い人が集まって強くなっている状態でないと作れないと思います。

私は、それが今なんじゃないかと思っています。

歴代の先輩が悪戦苦闘して培ってきたものがあり、優秀で出来のいい後輩に恵まれている今こそ、強いチームが作れるのではないかと思います。

 

インカレの話がないじゃないかと思うかもしれません。

私はおそらく、インカレに拘ってる側の人間だと思います。絶対に全日本に行きたい。

でも、あえて私がそれを掲げなくても、達成できるチームだと思っています。同期も後輩たちもとても頼もしく、上達し続けてくれると思っています。各々が自身の成長に努めた結果、自ずと達成できるはずです。それだけのポテンシャルを秘めたチームだと思っています。

未だかつてなく層の厚いチームなので、期待して欲しいです。

 

細かい目標は他にもたくさんあるのですが、少し疲れたので、ここら辺で終わりにしたいと思います。

 

明日は無口でクールかと思いきや、おもしろ関西人の470クルー期待の新星のうちの1人!新2470クルーの丸山です!