こんばんは。三年の山本圭祐です。ブログは最近書いたばっかりですが、偉大なる青木さんより指名を受けましたので謹んで筆を持たせていただきます。
長文注意ですよっ!
七大戦運営と、姿勢について徒然と書こうと思います。
今回の七大戦。僕は、八景島連絡係でした。主に七大戦のために他大学や関係者各位の入島申請をしたり、実況ルームを確保したり、マリンショップの誘致、諸々の予約の他に、素敵な七大戦のために八景島でできること、できないことをマリーナと相談する係でした。日が近づくにつれて、OBレースのシカーラを整備したり(闇)、青木さんに代わってOBの方々と連絡を取ったり、OBレースの打ち合わせをしたり、観覧艇の係留や乗員を決定するなど元の役職の枠を超えて仕事がじわじわ増えている気はしましたが、今村様、中川様を始めとするLBの皆様の強力なお力添えのお陰であまり苦労することなく役職を全うすることができました。この場を借りてお礼申し上げます。
個人的な反省は全て自分の至らなさと頭の悪さと言い訳に結びつくために省略させていただいて、今大会の特に嬉しかった面を挙げさせていただきます。
まずは、Facebookのいいねがとっても伸びること!この報告は水石に先を越されてしまいましたが、一週間でページへのいいね!が40件以上も増え、7大戦に関する投稿も安定して30件以上のいいねをいただき、実況中継ルームの投稿には80近くもいただきました。多くの方が七大学戦に注目してくださってるということで、広報の一員として非常に嬉しく思います。
LBの皆様や、様々なヨット関係者、我々を応援してくれる皆様に我々の活動がより伝わってほしいと思っておりまして、このままみんなでガンガン投稿しまくりたいと思います!
次に、他の水域の旧帝七大学と一同に集結することも素敵なことです。旧帝七大学は今、とても勢いがあります。まず他大学の入島申請するときに気づいたのですが、どの部も人数が多い。名古屋大を除いて部員数最少の大阪大学ですら40人近く、入島申請がとてもたいへn…ではなく、どの大学も勢いがあって善きことだと思います。名古屋大学もそのうち部員が入って、七大戦に七大学合わせて現役部員400人以上が集まったらそれはとても天晴れなことですね。
この七大学の勢いは人数のみに留まらず、昨年は全日本インカレ総合入賞し、スナイプ4艇が全日本個人選に出場する九州大学、全日本インカレで毎年着々と順位を上げ、両クラスで全日本個人選に出場する東北大学、安定して全日本インカレに出場する京都大学と北海道大学、関西水域個人選を通過してスナイプで1艇が全日本個人選に出場する大阪大学、そして470で1艇が関東個人選を突破した我らが東京大学と、旧帝国大学の勢いは、近年類を見ないほど結果に表れております。この勢いが続けば、昭和中期以来の旧帝国大学が全日本インカレで優勝争いをする日が再来するかもしれません。ふふふ。
OB懇親会について。今回のOBレースの初日、H26卒の塩島さんと東大ヨット部の部長、松下先生が出場しました!塩島さんの実力はお墨付きですが、松下先生は初のディンギー体験でした。
ところが・・・
初日は豪雨。濃霧。強風の三拍子揃ったハードコンディションでした。ですが塩島さん、松下先生の船は2上を3位で回航!素晴らしい!……ところがランニングで沈。初心者にはとても辛いコンディションでありましたが、松下先生はその後、コンディションは大変だったが、沈は意外と辛くないと、またOB懇親会ではヨットに魅了される皆さんの気持ちが少しわかりました、と仰っていました。試乗会でこのコンディションだったら、誰も入部しないだろうと思われるようなコンディションでしたが、松下先生は部長としていつも東大ヨット部を気にかけてくださり、他にもレースを見に来て頂いたり、いざヨットに乗っても素晴らしい適応力を見せていただくなど、ヨット部への深い愛情を感じ、良い結果を残して報いることをOB懇親会に出席した現役一同、改めて誓いました。
他にも七大学のOBが一挙に集い、分け隔てなく交流を深めるところに、七大学ヨット部の良いところを感じました。
懇親会の様子です。八景島マリーナの近くの、素敵なホテルでした。。おいしいごはんは、ぼくをとっても幸せにしてくれます。
他にも嬉しかった点はあるのですが、これついてはこの辺りで。
次に。ここから先は、様々な方面に失礼な発言をするため、不快に思われる方もおられると思います。予めお詫び申し上げます。
姿勢について。
スナイプチームは、関東個人選の上位二艇が七大学戦に出場する、というルールを設けて個人選に臨みました。結果として、そこそこ安定して走った海野さんのペアと、菅原のペアが全体30位以内に入り、対して結果が出せなかった僕は七大学戦に出ないことになりました。まあ結果が出なかったので僕は運営を頑張ることにしました。
改め、レースに臨む姿勢について。今回の七大学戦は、直前の週に470個選、スナイプのフリートレースがあり、日曜のレース後と月曜日で他大学からの艇のチャーターと引っ越しを行いました。みんな平日も各々の七大学戦の仕事があり、木曜夜に集合してからもチャーター艇の準備、金曜もチャーター艇の引渡しや会場準備、レセプ準備などにかなりの労力を割かれました。自分で言いますが、七大戦の準備はとても大変です。人数の関係でレースに出ない人が全ての作業を全うできず、艇引渡しなどの作業をレースメンバーも行い、彼らは自分の割り当てられた艇の整備や、慣れない船での海上練習の限られた時間も削られることになります。そして、今回、レースでは結果が出せず、運営に参加してくださったLBの方よりレースに集中していない感じがする、と苦言を呈されてしまいました。
僕は、木曜夜からずっと、レースメンバーがレースそのものに真剣に臨めていないように感じていました。七大戦の準備は大変で、レースメンバーにまで負担をかけたサポートメンバーの責任はもちろんあります。ですが僕含めてレースに出ない人は、レースに対し本当に真剣に準備して心の底から応援しているのに、レースに出る人たちがあまり覇気がない、疲れているように思われて、スナイプチームは初日の結果も奮わず、なんでもっと実力があるのに、得意の八景島なのに結果を出さないんだ、と陸上で歯がゆく思っておりました。初日の夜には、スナイプチームのlineグループで、感情を少し表に出した激励、および失礼に相当する煽りもいたしました。
二日目。陸上で他大学、OBレース、観覧艇とのやりとりなどもろもろの仕事をしながら結果を待っていましたが、初日の僕の激励(煽り)も虚しくスナイプの結果は変わらず、でした。
実際にレースに出ていた人には、それぞれ思うことがあると思いますし、非常に失礼な発言をしていることは自覚しております。ですが、今回の七大学戦で僕が思ったことは、 我々は、諸々の準備や心を乱される事案に対して弱いのではないか、ということです。
40艇以上出て、早稲田や法政のレギュラーメンバーが多く参戦する八景島レースで安定してシングルを取って4位、関東個選でも安定した順位を取った菅原艇、関東個選で一上で安定して15位以内(学連一上回航速報に名前が載る)海野浅川艇の実力は、今回実際に海上で見ていないのですが、もっと前を走るはずだということは、僕が自信を持って言えることです。
それが、今回結果を残せなかったのは、心が乱されていた、すごくざっくりと言うと、みんなが七大学戦の煩雑な運営に惑わされて真剣に臨めなかったのではないか。つまり、レースメンバーも、レースをサポートするメンバーも全体として、組織としての力が足りなかったのではないか。ちょっと要点を省略しすぎた感じはありますが、これは全日本インカレに出たとして、慣れない長期間の遠征に実力が出せない、もしくは秋のインカレ直前で、予測不能なイレギュラーな事態が起きた時に総崩れするなど、組織としての力が試される場面で踏ん張れないのではないか。そういった不安を感じました。
単純に実力不足だろうが!とか様々な意見があるとは思いますが、レースへの気持ちの持っていき方をもう一度確認しようと思います。
強い組織を作るには。秋まで時間もありませんが、考えてみようと思います。
冗長な文章になってしまいましたね。
ま、とりあえずはテスト勉強頑張ろうと思います(とってもつらい)。
(本当につらい)
ではでは!僕は頑張るのでここまで読んでくれた皆様も頑張ってください!
東京大学運動会ヨット部三年
山本圭祐