こんにちは
3年470スキッパーの西坂です。ついに3年生になってしまいました。入部からはや2年。感慨深いです。
さて、ありがたいことに新しく入部してくれた新入生や新入生の親御さんがブログを読んでくださっているという話を伺ったので、気を引き締めて書いていこうと思います。
先週のディンギー班は水木に春インに向けた練習を行い、金土で春イン予選、日曜日は決勝シード校のコース練習に混ぜてもらいました。
その裏でクルーザー班は水木に新歓を行ってくれていたわけですが、なんと各日3人ずつ入部を決めてくれたらしく、現時点で17人のプレーヤーと6人のマネージャーが入部してくれています!ありがとうございます!
仲間が増えていくことは非常に嬉しいです。ほんとに。
新入生にはLB総会(LB:ヨット部OB・OGのこと)のち、自己紹介のブログを書いてもらう予定なので、そこで詳しく紹介してもらおうと思っております。
お楽しみに
そういえばこの前、出来心で2年前の新入生自己紹介ブログを読んでみたのですが、初心を思い出してもっと頑張らなきゃなと思わされました。現役部員のみなさんレース前とかに読むとオススメです。ぜひ読んでみてください
(僕の同期の記事が最近よく読まれているようです… 何故でしょうか)
さて、話をもとに戻すと先週の金土に春インカレ予選が行われました。
簡単に説明すると、春インカレ(春季関東インカレ)とは関東で年二回ある大きな大学別対抗戦のうちの一つで、関東水域の大学がほぼすべて参加する大きな大会です。ちなみに秋インカレで8位までの学校が全日本大会に駒を進めます。今回の春インカレは全日本出場には関係ありませんが、大学の名前を背負って戦うとても重要なレースです。春インカレ予選で470級は上位9校、スナイプ級は上位8校が決勝にすすみ、決勝シード校6校と戦うことになります。
その春イン予選の結果ですが、東大は470級、スナイプ級ともに2位で決勝進出となりました。
個人成績や点数など詳細の結果は先の山本さんのブログに書いてありますのでそちらを見ていただけたらと思います。
ここからようやく本題に入ってきたいと思います。
今回僕には470チームについて書いてほしいとのことだったので、部全体のことというよりも470チームに関して書いていきたいと思います。
470チームは現在4年生2人、3年生2人、2年生3人の7人で活動しています。去年のレギュラーは6人中5人が4年生で、代替わりしてレギュラーメンバーが様変わりしたわけですが、新たな470チームでどこまで通用するのか正直不安な面もありました。しかし、人数が少ないということはそれだけ練習ができるということであり、冬の練習で各々のレベルは格段に上がったと思います。
若いチームということは伸びしろは十分にあると思っているので、トップ通過を目指していた我々にとって予選2位通過は悔しいところではありますが、悲観しすぎず秋に向けて精一杯練習して行きたいと思っています。
そしてその悔しさをバネにまずは決勝でシード校相手に暴れて来たいと思っています。
それと個人的な話
今回僕は同期の水石とペアを組んだわけですが、初日の風向風速は我々が得意とする風であったので「NoケースNo文字」「全レースシングル」「個人成績1位」という目標を掲げて意気込んでレースに臨みました。
結果1日目は、全部達成できました!特に2レース目は人生初のトップフィニッシュ。中高陸上をやっていた時にもどんな小さな大会でも1位はとったことがなかったのでとても嬉しかったです。
4レースを消化してチームも2位と15点差で暫定1位でした。
それが2日目。強風の中1レースだけ行われたのですが、我々の船は36位と叩いてしまい、470総合で2位となってしまいました。もともと西坂水石ペアは強風に苦手意識があり、それが表に出てしまった結果だと思います。最後まで勝ちきれないのは、やはりレベルがまだまだ足りてない証拠ですし、どんな風でも自信を持って戦えるようにもっともっと練習するしかないと思いました。
決勝では、シード校相手に気持ちで負けないようにチャレンジャー精神を強く持って戦っていきたいと思います。
また、予選では許されたような小さなミスも決勝でやったら命取りになるので、気を引き締めていこうと思います。
もちろん、予選では手応えもありました。僕らの艇だけでなく470チームでは、「Noケース(自分たちが悪い場合)、NO文字」を達成。一番基本的なことで案外難しいこのことを達成できたのは、今大会で一番の成果だと思います。特に僕は、東北大戦八景島レースとリコールをつけて来たので、六大学戦春イン予選とリコールがなかったのは良かったです。これからも気をつけていきます。
それと、3年西坂水石2年小野塚本千葉にとっては初のインカレだったのですが、チームで戦う楽しさを強く実感できました。2日目強風で後ろを走っていても、「強風なら塚本小野が走ってくれる」という確証があったので、チームのために1艇でも多く抜くために冷静に走らせる事ができました。自分の結果だけでなくチームのことを考えながら走るというのは、とても面白かったです。
レース後は反省がしきりに上がりましたが、ここでは省略いたします。絶対に決勝では同じミスを繰り返さないため、決勝までにできることをリスト化したので決勝の結果を楽しみにしていてください。
長くなって来ましたがもう少しだけ。
日曜日はシード校がしっかりとしたコース練習を行うということだったので、そこに混ぜてもらうことにしました。
日曜日はまた強風だったのですが、2年千葉と久々に練習しました。強風なら千葉のウェイトが有利に働くだろうという小松コーチの助言取り入れたものですが、正直千葉をなめていました。
2年生なのでもちろんまだまだなところもありますが、クルーとしての仕事はきちっとこなしてくれて安心して周りを任せられるなと思いましたし、着艇後のミーティングで生意気なことに「西坂さんはもっとここをこうした方がいいかもしれないです」と助言までして来ました。これがとても嬉しかった。今まで千葉とのミーティングでは一方的自分が喋ることが多かったの成長を感じられた一瞬でした。
良いペアが組めそうな予感なので今はとても決勝が楽しみです。
が、さっきも言った通りまだまだなところはあり、レギュラーになったからには「2年生だからできなくてしょうがない」という甘えをなくしてもらう必要があるので千葉くんは練習頑張ってください。
決勝では、アンダーで水石(これがまたすごい。アンダーのコンディションで一緒に乗ってると負ける気がしないです)、強風で千葉と乗ることになりますが、2人とも乗っていて良いイメージを持てているので、あとは結果を残してこようと思います。
いよいよ明日です。たくさんのLBさんが来てくれるようですので、新生東大ヨット部の力を思う存分発揮して来たいと思います!ご声援よろしくお願いします!
長々とよんでいただきありがとうございました。どうも昔から文章書くのが苦手でして、いつも以上にまとまりのない文章になってしまった気がします。すみません…
なにはともあれ、これで失礼します。
東京大学運動会ヨット部3年 西坂惇之