東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

コース

2008年05月27日 15時42分03秒 | Weblog
予選第2~4レース
これらのレースはほとんど似たような展開で、同じようにミスったからその反省を書きます。
この日は北風で50度が軸だったかな。鎌倉よりも逗子のブローの方が強くて上マークの位置的にも右振れのほうが優勢な感じ。そんで1レース目に見事に右にもってかれたから、この3レースはどれも右を使うことに。
でも、スタートでピンエンドを狙ったり上の第2線で出るのは当たればトップをとれるかもしれないけど、ヨットレースのトータルで考えた場合はリスクが高いしよろしくないので本船付近の混雑をさけた上10番目以内くらいのとこからスタート。
とりあえずスタートは毎回いい感触で間違いなく1線に残れる。問題はここからどうやって右に出すか。はやく右に出したいんだけど、上1で出てるわけじゃないから上が空いてくるまで返せない。そのうち1線から落ちていく船や右に返す船がばらばらって出てきて、すんなり返せるところまで待って返すんだけど、そのころには既に先に右に出した艇団が伸びちゃってていかんともしがたい感じ。これの下で受けるにしろ、後ろ通って更に右に出すにしろ、結局最初のシフトでつけられた差をあんま埋められないままこの艇団に負けちゃって1上はだいたい10位弱くらい。
反省としては、右に行きたい状況でも既に右が伸び始めてたら我慢してタックしないで自分が少しでも有利になるとこまで粘るべきでした。これが分かってるんだけど、右に行きたいと思ってるとなかなかできなかった。
実際1こ下で並んでた中央は、何レース目かは忘れたけど、うちが返した後も返さずに上マーク5番くらいで入ってきたし、自分としても安定してそういう展開ができればいいなって感じでしたね。
ただ、一回すごい惜しいのがあって、それはまた上10番目くらいで出たんだけど、かなりイケイケなスタートでスタートした時点で3こくらい上の早稲田の次くらいの高さがあって、すぐ右にいったやつらも全然伸びてなくて、これを抑えるためにに返したんだけどそしたら早稲田にブランケの位置で返されてしまい、仕方なくダブルタックで逃げるも、早稲田は右から来たやつ全部の前を切るが、うちは切れず。。。結局、その早稲田がトップっていう残念な展開。先にタックさせればよかったっていう反省ですね。



なんか結構省略しっちゃった感じがあるけど、その場で見て考えた一瞬の事を全部書こうとすると文章にならないので。またそのうちスナイプで出たレースと決勝かきまーす。でも印象に残っててわかりやすいやつはたくさん書きたいね。
他にコースひいた人も参考になるからできればかいてくれー。

5/17&18

2008年05月19日 20時00分53秒 | Weblog
淡青にスピーカーがつきました。イケイケです。ちょっと感動できます。
法政OB鈴木さんに感謝!!

今週来た1年生は相本、大河原、小山、我有、黒岩、児玉、高渕、早野、谷口、中尾の10名+聖心のイノさん。
2日間とも穏やかな天候で、たっぷり乗ってもらえました。
土曜の午前と夜とは、Kさん・武尾主導のもと陸シュミ。
最初は海出るだけでも疲れるし、陽射しもあってクタクタになっただろうけど、
解装も着艇後の座学も精力的にこなしてました。

準備やら片付けやらに手間取って、スケジュールが押せ押せになってしまいがちでした。
来週…は五月祭ですが、再来週からはもっとテキパキできるようにしたいです。

陸シュミしてる時すぐ側で部員が雑談してるのが気になりました。1年生は気が散っちゃうし、説明も聞こえなくなっちゃうし。
あと、動作が統一されてない部分があったと思うので、もう一度確認お願いします。



新入生がどうのと言う以前に、自分のヨットがヤバい。
海上で(次の動作を)考えてる時間がないように。ちゃんと出艇できるように。
自分がいまどの角度を走っているのか分かるように。身体が動くのにつられてティラーを動かさないように。
まだまだまだまだまだまだ先は長いから焦らず、でも適度に急かしつつ。

どーでもいい話。
日曜日、睡眠時間を確保するため八景島に泊る。
広い空間に一人っていいなー。
室伏さんが忘れていったmusiqueのおかげでさらに快適。
あまりの快適さに寝るのもダルくなって、分子軌道について2時まで学んでしまう。。眠い……でも1限出れたからいっか=3

1年生も、部HPの掲示板なりブログなり、ジャンジャン書き込んじゃって下さい☆



2年 宇田川

コースについて

2008年05月14日 01時27分11秒 | Weblog
今後の課題や練習方針についてはまた後日書くとして、今回は上りのコースについて自分がどんなことを考えて引き、どういう所で負け、勝ったのかを書きたいと思います。

コースを引くってことは捉えどころがなかなか無く、勉強するのも難しいものなので、下級生たちがなにかをつかむきっかけになればと思います。
まぁ自分がコースを極めてるなんてことはないけど、それでも結構上達してきた感じがあるから参考になればいいっす。

予選第一レース
スタートラインは大体イーブン。3分くらい前の流れから上側に船がかたまるのが分かって、最初はそんなに攻めたくないし自分達の実力も未知数だったのでそれの下から楽にでることに。まわりは雑魚だらけ。ラインが全然よめてないやつらを尻目に、1艇抜け出して余裕のスタート。これでもラインにはまだ1艇身あったと思う。スタート直前にちょっと左に振って、来たっと思ったものの返しても前をきれないので、もう少しまって艇団がばらけてから返すタイミングを図ることにする。が、その次の瞬間右に20度くらい振ってしまう。「うーわ、マジかよ」みたいな感情は生まれるけど、右に回る予報じゃないしこのまま更に右に振ることはないだろうと思って、あわてずにスタボでリフトを走り続ける。更に振れそうならヘッダー走って右に寄せるけど、ここは左に少しでも振れもどるのを待つことに。そんで左に10度くらい戻ったところでタック。別に全艇の前をきれなくていい。こっからは右に勝とうとはせずに右の艇団との距離を離されないようにしながら、左のトップを目指す。大事なのはマークアプローチと先行艇がどういうコースをとるかっていう予想。自分の理想のコースを引いても先行艇とかぶったら最悪だから、先行艇の動きを予想しつつそれに妨害されないようなコース取りが大事になる。じゃないとタック2回分が無駄。自分が最初のシフトを外して遅れた場合はブローの読みとともにこの他艇の読みも大事になってくる。他艇の立場に立って自分ならどういうタックポイントを選ぶかを考えつつ、そいつらの動きを注意深く見て予想。ロスの少ないコースを取って、前と離れないようにしつつ、マークアプローチではブランケの影響を受けないようにする。
このときもどこにブランケができるのかをしっかり事前に考えるのが大事。上サイドがルーズな場合とタイトな場合(別の言い方をすれば右に振ってる場合と左に振ってる場合)ではリーチング集団が走るラインも変わってくるから、ポートアプローチするときはこれにも注意する。
話がそれたが、とにかく左に少し戻ったところでタック。最初ほど状況は悪くない。ヘッダー走って右にいったやつには勝ってる。この左ふれでまだ返さない1個上の立教の後ろを通って右に寄せつつ次の右振れブローでタック。これで左振っても返さなかった連中の前にでてそいつらをおさえこむような位置で返して、左のトップ目に立つ。当然トップは右なんだけど、それでも左の中では邪魔されずに気持ちよくはしることが出来て、右に大きくシフトした中ではなんとか持ちこたえてたぶん16位でまわる。この順位ならあとはリーチングで抜いてくだけ。結局13位でフィニッシュするもOCSの繰上げで9位。なんだかんだ、スタート直後に左振ったのに返せなかったのは上艇団がリコールしてたからみたいな。

とりあえず今夜は遅いからここまで。続きはまた明日。

あ、霜山でした。

ようこそ☆

2008年05月12日 20時28分00秒 | Weblog
葉山明けて初の練習。
1年生は相本君・小山君の二人が参加。

金曜の夜には470各部の名称を覚えたり艤装を覚えたり。

土曜は午前中に座学&トラピーズタックの陸シュミ、午後には淡青からヨットを見る(嬉しそうにワイパーを動かす相本)。
すぐ赤旗あがって、合宿所でビリー応用編。なかなかに長くてキツかった!!

夕食を共にした後、新フェスのために帰って行きました(あの天気で新フェスって気の毒…)。
1泊2日だったけど、初部活は密度が濃くて疲れたんじゃないかな。。


日曜も朝から出禁。場所取りに負けて陸シュミもできず、1年生が入るのにそなえて片付け&整備。
お昼頃には穂積先輩がいらして、激励の言葉を頂きました。
75周年にかけられている期待は相当な様子。


最後にお知らせ。
今シーズンより夜集が8時半となり、八景島でも海飯が導入されます。
また、6月頃からスナイプチームのコーチとして早稲田OB2年の高橋さんが来て下さるとのことです。

まだ新入生がほとんどディンギーに乗れてない…(;_;)来週は乗れるといいね☆

2年 宇田川




くーるまじゃないよっ♪

2008年05月07日 19時39分40秒 | Weblog
くまです。いえいえ、どうも来間です。
昨日は帰宅とともに泥のように眠り続け、目覚めたら今朝の五時半でした。
久しぶりにのんびりした朝食をとって、ニュースチェックでもしようと思ってふと携帯を探したらどこにもないじゃないですか!!!!!
そんなこんなで葉山明け第一日目は、朝から八景島に向かう散々なスタートでした。


そういうわけで昼から学校に行ってきました。

が・・・、自分が何の授業とってるかわからないじゃないですか!!!!!

とりあえず情報棟でうーたす君を見てみました。
なんと、水曜は何の授業もとってなかたでござんすか!!!!








さて、インカレ決勝の反省を適当にしておきます。
チームとしていうと法政に勝って6位入賞となったわけですが、8位の横国とたった100点ってやばくないですか、これ。
沈とかケースとかリコールとか、叩くことを軽く考えすぎな気がします。
個人の成績で言うと、可もなく不可もなくの無難な点数を並べたんじゃないでしょうか。自分の現時点の力量通りの結果だと思います。
とは言え、今の自分に何が足らないかがはっきり展開に現れて、実りあるレースができました。

とりあえず、うちの船でっていうか僕的な課題は

「スタート~スタート後の競り合い。」
レベル差のあるレースでは自分のカミシモにいれる船をよく考える。
ラインの真ん中あたりは後から下手な船が無理やり入ってくるので意外とリスキー。
強風域以外でのピンチングが超遅い。
クルーに依存しすぎ。際どいタックとかは自分でもっと状況を把握してないと危ない。

「上りレグ」
なんだかんだ言ってスピード自体が遅い、ような気がする。
細かい振れへの反応が遅くてロスしてる。
リーバウとかアプローチとかのタックの正確性がイマイチ。

「リーチング」
スピンを張れるのかどうか、どこまで上ってからあげれば張れるのかとか、多分トップ回航したらわからない。
スピンアップの動作が根本的に下手。
強風でぜんぜんぜんぜん乗りこなせていない。
下手くて遅い船への対処をうまくやる。
ブロードのとき、サイドマークまでのプラニングが時々行き当たりばったりになる。
ブレーキングが下手かもしれない。


「下りレグ」
意外と他大のコースが大したことない気がする。コースを突き詰めればたぶんもっと抜ける。
バイザリー、真ラン、上し目と、走り方にもっとレパートリーを増やす。
デジコン使いこなす。
O旗あがったら死ぬほどパンピング。

「フィニッシュ」
これまたスピンあげたままでいけるのかいけないのかトップだったら多分わからない。
ラインが長い時、どっちが近いとか怪しい。



つまり、やらなきゃいけないことは
・上手いとこ下手いとこ含め、艇数集めてスタート&コース練習。
・ド強風で三角形をひたすらぐーるぐるぐーるぐる。
・ちゃんとスピードチェックをしながらタック&ジャイブ連。
・マーキングとか記録とかをしっかりして、計画的にセッティングを追及する。
・ぎゅうぎゅうの8の字とかまわってハンドリング&ブレーキング練習。
・流し込みフィニッシュの練習。
・メントリ余裕、パンピング余裕の筋肉づくり。



秋までよろしくお願いします。頑張りましょう、主将。

決勝そして引っ越し

2008年05月07日 14時20分34秒 | Weblog
皆さん引っ越しお疲れ様でした、髪の色が茶色までにしかならず、多くの部員を落胆させた武尾です。

僕は今回4301で室伏さんとレースに出させていただきました。一日目は2.5ピンダウンするような久しぶりの強風の中レースに臨んだのですが、結果は散々なものでした。1レース目は、リーチングで沈、2レース目はフリーで沈、3レース目はまさかの逆ジブ沈...僕にできた唯一まともなことは1レース目で沈を起こした後、海上に浮かんだポールを発見することぐらいでした。
スイマセン...


二日目は一日目と比べると全然大したことのない風で4レース目は途中までシングル(途中2上で2回転)、5レース目では1上一位(最後は五位)でした。6レース目は交代したのでよくわかりませんが、4、5レースでは室伏さんのコースの読みに感動しまくりでした。

今回のレースをふまえて痛感したことは、強風での練習が不足しているということです。そして何よりもスピンワークが下手だということです。僕のせいで一体何艇に抜かれたことか...室伏さんゴメンナサイ。

これから一年生が入ってきますが、その中でいかに自分の動作を極めていくかが今後の課題です。

話変わって昨日、一昨日と引っ越しでした。日程を二日に分けるという異例のスケジュールを組んでしまい大変申し訳ありませんでした。こんな杜撰な僕のプランにも関わらず、OBの森本さんを初め、部員の皆が精力的に働いてくれたおかげで、大きな失敗、事故等を起こすことなく、無事に引っ越しを終わることが出来ました。皆さんありがとうございました。

昨日の引っ越し終了後、川田カー返却を恒例の武尾、石川、田島の三人で行いました。前回は道に迷って異常なほど時間がかかってしまいましたが、今回はそこまで時間がかかることなく無事に返すことが出来ました。その途中村井と付き合っているのは誰なんだという話になり、いきなり田島が「ウダが’歩が村井ちゃんはバイソンと付き合ってるんじゃないの’と言ってた」と言い出したため、梅村に石川が即電話、しかし結局否定され分からずじまい。

車を返した後、真相を確認するべく村井ちゃんに電話するも見事に無視され、がっかり。
荷物が重くて歩くのが辛くなってきたため、根岸駅手前からバスに乗り直接横浜駅に行き、田島ごっつぁんで昼飯を食べた後解散しました。(結局俺も奢るはめに...次回以降の石川に期待)

ま、とにかくお疲れ様でした。
二年  武尾





田島先輩今頃フッキーに怒られてるのかな...








春インカレ

2008年05月06日 23時23分23秒 | Weblog
数年ぶりに両クラス決勝進出することができました。
応援にいらして下さった方々はじめ、ご協力頂きましたLBの皆様に感謝申し上げます。
東大の成績及び配艇は以下の通りです。
 
470級     6位
スナイプ級 14位
総合     8位

◎470     4301 室伏・武尾/松木組
         4175 川西・高橋組
         4096 来間・霜山組

◎スナイプ   29604 近藤・金城組
          29279 山中・田島組
          28511 川口・石川組


470は6位入賞でした。
沈が多かったり満足できる走りではありませんでしたが、文字が付かなかったのと法政が2日目に叩いたのとが大きかったと思います。
各艇ともレースごとのバラつきがあり、田中監督もおっしゃっていたようにそこを1つずつ詰めていき、もっと上位に入りたいです。

早稲田の86点は圧巻でしたが、2~5位が200点台前半で競り合っていた中、
東大は388点と大きく離されてしまったのが悔やまれ、まぁ個人的には去年の秋に下した慶應に大差をつけられ敢闘賞を取られたのが悔しいです。
沈が多かったり、艇の密集したマーク際で順位を落としたりと強風域での練習不足、レースの経験不足が浮き彫りになってしまいましたが、
夏秋に向けての課題が見えました。
レース展開の詳細は各艇が書いてくれると願ってます。

‐総合成績‐
《470級》
1.早稲田    86点
2.日本大   209点
3.明治大   218点
4.中央大   218点
5.慶應大   225点
6.東京大  388点
7.法政大   414点
8.横国大   480点
9.明海大   488点
10.立教大  544点
11.学習院  579点
12.海洋大  609点
13.東洋大  626点
14.東工大  645点
15.理科大  646点
16.成蹊大  707点

《スナイプ級》
1.早稲田   165点
2.法政大   178点
3.日本大   179点
4.明治大   207点
5.慶應大   275点
6.中央大   344点
7.横国大   360点
8.関東学   368点
9.成蹊大   432点
10.海洋大  497点
11.東工大  549点
12.学習院  588点
13.立教大  633点
14.東京大  669点


《総合》
1.早稲田   251点
2.日本大   388点
3.明治大 425点
4.慶應大 500点
5.中央大 562点
6.法政大 592点
7.横国大 840点
8.東京大 1057点
9.海洋大 1106点
10.成蹊大 1139点
11.学習院 1167点
12.立教大 1177点
13.東工大 1194点



今大会、自分はレスキュー艇に乗っていましたが、サイド下でどう進むか考えてみたり、去年の秋インとは違う楽しさを味わえました。
今週末からスキッパー練が始まりますが、早くレースに出れるよう練習に励みたいです。
名乗ってなくてすみません。伊藤さん、ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m

2年 宇田川