東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

どうでもいいけどハンコって本当にいらないと思う。

2022年07月29日 23時58分45秒 | レース反省

お世話になっております。スナイプ班4年の青木です。

 

先週末に開催された、ノースセールカップ東日本スナイプ級ヨット選手権大会の結果を報告いたします。

 

25位 古山・大根田(14-7-24-22-43-36)

26位 西尾・山村(31-29-25-10-24-19)

37位 大野・柳澤(35-18-33-36-40-30)

54位 千田・神田(46−52−50−58−51-45)

62位 中静・青木(41-54-57-BFD-DNF-55)

 

南風のオーバーが安定して吹く中で6レースを消化することができました。

今レースで特徴的だったのは3点スタートだったことでしょうか。通常のスタートラインの真ん中に自走式マークブイが設置されており、スナイプのフリートレースではおそらく初めての経験でした。

お陰でラインを把握しやすかったはずなのですが、第4レースでは度重なるゼネリコの末にブラックに引っ掛かってしまいました。自分では見えているつもりで中静を前へ前へと誘導してしまいました。周りが明らかに低いと思った時の振る舞いの難しさを改めて感じます。そうはいっても他のスタートでは周りにいる上手い人達の中に埋もれて終わる、という結果になっていたので、結局うまくいったスタートは無かったです。そのラインをクリアできなかった帰結としての順位だと痛感しています。

 

次のレースは秋の六大学戦になります。そうしたらもう引退まで指折り数える頃になります。

春インや七大戦で同期が活躍するなかで、レギュラーじゃない自分は何をしているのだろうという気持ちが度々頭を掠めます。

ただ、調たちと話をすることで、引退までの自分の役割が頭の中で上手く描けることがあります。時間が経つとそれがまたくぐもってきて…を繰り返すのですが。

ここから3ヶ月は生活の9割がヨット部に染まる季節になります。それまでのあと一週間足らずは、ささやかな助走期間です。

気持ち作っていこ、と思う今日この頃です。

 

ディンギー班スナイプチーム4年 青木大吾


牛タン焼き 仙台辺見

2022年07月25日 21時18分56秒 | レース反省

今更ながら、七大学戦を振り返ります。 スナイプの古山です。

毎度遅くなってごめんなさい。

072整備がひと段落つき、平穏な日々が訪れるはずです。

リザルトはこちらです。

スナイプ級
27180 (30072) 西尾/山村 3-8-5-1-3 計20点 4位
31378 (30785) 古山/大根田 1-7-3-4-6 計21点 5位
🥇1位 東京大学 41点
🥈2位 京都大学 43点
🥉3位 九州大学 52点
4位 東北大学 70点
5位 大阪大学 100点
6位 北海道大学 112点
7位 名古屋大学 117点
 
総合成績
🥇1位 京都大学 81点
🥈2位 東京大学 99点
🥉3位 九州大学 115点
4位 東北大学 166点
5位 大阪大学 204点
6位 北海道大学 236点
7位 名古屋大学 265点
 

スナイプ優勝 470準優勝 総合準優勝でした。

スナイプは見ての通りギリギリでした。

接戦をモノにできたのはとても嬉しかったですが、総合優勝できるくらいの点差を稼げたのではないかと悔しい気持ちもあります。

初日のオープニングレース、1-2でしたがリーチング流し込みの前に、濃霧によってノーレース。2日目の最初のレースも、上マーク1-3でしたが、第1マークタイムリミットの15分に20秒足りず、ノーレース。

そして成立した次のレースで、両艇1上から悪く、その上、もう一艇が下マーク回航後のポートスターボで2回転、自艇がロールジャイブのロッキング判定で2回転、結果7-8。ここで京大と10点近く差がつき、正直、ついてねえと思ってしまいました。

それでも、いい風が入ってきていて、あと3Rきっちりあると思ったので、気持ち切り替えて、1Rずつ死ぬ気で臨みました。

リコールやケース、もう一発42条でリタイアは絶対にしないように気をつけました。

3・4Rで、点差を縮め、ラスト1R残して、1点差で負けている状態。

最終レースはかなりドキドキな展開でした。

1上時点では、両艇が京大2艇の前で回航しましたが、1下レグで即ジャイ後下レーンに入ってしまい、詰められ2上で抜かされてしまいました。割と焦っていて、走りに影響出てました。

2上を東大-京大-京大-東大で回航し、このままでは点差変わらず。

しかし、最後の下レグ、風が落ちて無風状態に。最初はスピードを維持するため上り目でエンドに出し出ししていましたが、無風状態では何してもしょうがないので、ジャイブしてランチャーおろしてバウをマークに向けておきました。

そよそよ風を逃しまいと、センサービンビン。

西からきた風を感じて瞬間にランチャーをばしっとあげる。

エンドに出してオーバーセールしていた京大艇の前で回航し、ほぼクローズのリーチングでフィニッシュ。

命からがら、勝ちました。

陸の皆さんには、ハラハラさせるシリーズをお届けしてしまい、ごめんなさい。

サポート誠にありがとうございました。

艇数が少なく、戦うべき相手がはっきりしているレースは良い経験になりました。戦い方が難しい。いつか必要になる場面も出てくると思います。

けど、ハラハラドキドキするし、心臓によくないので、あまり好きじゃないです。

結論、七大戦、楽しかったです。一昨年も去年もあったらよかった。

 

ラスト3ヶ月、全力で取り組んでいきます。

 

それでは失礼します。

 

 

 


牛タンと私

2022年07月25日 21時18分56秒 | 通常練習

お世話になっております。

3年470クルー、松尾一輝です。

 

投稿が遅くなり申し訳ありませんが、七大戦の振り返りブログです。

 

470チームとして準優勝、総合で準優勝という結果は悔しい反面、やはり喜ぶべきことです。

一方、個人としては、レースメンバーとして初日出場するも満足いく結果を残せず、自分の不甲斐なさと課題を思い知った大会になりました。

 

仙台に着いてから天候に恵まれず(稀な豪雨と濃霧)、初日の練習もほんの1時間しかできませんでした。大きなうねりの中で、クローズもランニングもあまり手応えがなく、不安なままレースを迎えてしまいました。

1レース目、結果だけ見ると5位と悪くないように見えますが、他艇の回転やトラブルで順位を上げただけで、フレも掴めずクローズもそんなによくなく、むしろ不安が大きくなってしまいました。

そして、2レース目不安が的中してしまいました。

艇数が少なく、もっと頭を使ってコースを引かないといけなかったのに、後ろを走っていることに焦ってしまいテンパってしまい、誰でも無難に走れる軽風の中でスピードで追い上げることもできず、気づいたら終わってしまっていたという感覚です。

 

葉山の南風のレース、そして最近経験した90艇近くのビッグフリートでは、とにかくフレッシュを早く掴んで、スピードで勝負すればそれほど悪い順位は取ってきませんでした。

今回のような艇数の非常に少ないレースでは、スタート後とりあえずディップして伸ばすとか、とりあえずカバーするとかで考えていると一瞬で順位が固定されてしまう怖さを感じました。

また、よく分からない海面だけに、前日の練習や当日朝の予報の先入観で伸ばす方向を決めてしまったことも良くなかったです。海面を観察して、風に合わせた積極的なコース引きができなかったし、そのことに気づいて挽回しようと思った時には濃霧のためAPAが上がっていました。世知辛いものだなぁと思いました。

 

葉山で似たコンディション、似た海面でずっと練習してたので、色々なものがパターン化していて、臨機応変にヨットレースをするということが鈍っているなと感じました。

 

夏合宿への良い課題発掘ができたと思って、頑張っていきたいです。

 

サポートしていただいた方々、応援してくださった皆様、ありがとうございました。

来年は東京開催ということで、地の利が最も大きい競技と言っても過言ではないので、優勝したいですね。

また、色々あって大会の実行委員長もやることになったので、頑張りたいです。

(7年前、14年前の東京大会もヨット部員の方が務められたということを聞いて縁を感じております)

 

それでは、おやすみなさい。

 

 

松尾一輝


牛タンのお店で話がはずんだ 八木山と萩原って韻踏んでる

2022年07月23日 23時20分00秒 | レース反省


お世話になっております。4470スキッパーの藤田郁です。


7/16-18の閖上での七大学戦、振り返っていきます。

470のリザルトは以下の通りです。



4046 (4692) 調/工藤 2-6-8-6-3-1 計26点 4

4534 (4791) 高原/松尾藤田/加藤 5-11-1-3-6-6 計32点 5


1位 京都大学 38

2位 東京大学 58

3位 九州大学 63

4位 東北大学 96

5位 大阪大学 104

6位 北海道大学 124

7位 名古屋大学 148




関東個人戦で東大内3位だったので、スターティンメンバーにはなれませんでした。2日目の4レースに藤田・加藤ペアで出場しました。


外洋ならではのうねりが大きいはじめての海面、はじめて乗る船で、不安要素はいっぱいありました。

ただ、私はプラクティスレースの日、レース1日目ともに、ヨットには乗れなかったけれど、共用の支援艇に乗せていただいていました。そこで風の周期や海況を俯瞰できたことが、強みになりました。また、私も加藤もはじめて閖上でヨットに乗るということで、チームメンバーがヨットの走らせ方、海面についての知見を細かく共有してくれたことも役立ちました。


しょっぱな1レース目、スタート同時に調・工藤ペアが42条違反(2回転ペナルティ)の笛を吹かれてしまいました。もう心細くてしょうがなかったですが、自分たちが走らないといけないと思い直し、ボートスピードに集中しました。予想通りに風がふれ、すぐ後ろをついてきていた京大に対するタクティクスがすべてうまくいったことが功を奏し、トップフィニッシュすることができました。


ガニサス嬉しかったです。

わたし意外と勝負強いのかもしれません。


3.4レース目は、東大2艇とも1上時点で上位にいるという展開で、チームレースを考えさせられることがたくさんありました。うまくいったとこもあるし、失敗したとこもあります。14艇しかいないからこそ、11艇に対する振る舞い方が命取りで、ランニングの間はずっと頭をフル回転させていました。きっと加藤もクローズの間そうだったと思います。

経験したことを言語化して、チームに還元するつもりです。


結果、京大と6レース、全14艇で20点差も付けられてしまいました。たらればを言うつもりはないです。今の実力として、真摯に受け止めて、最後の夏合宿に突入します。



あともうひとつ、今回はサポートも頑張りました。


レース1日目、共用の支援艇に、470チームから唯一乗せてもらいました。


今回の七大学戦は、独自に支援艇も観覧艇も出せず、海に出ることができる人がとても少ない大会でした。

だから、できる限り陸上のみんなにも海上の雰囲気を伝えたいと思い、部内の大会LINEを荒らしまくりました。

1年生はうるさすぎてビックリしたかもしれないけど、成相がブログで言ってくれていたように、海と陸での一体感は生めたのかなと思います。これが東大の良い文化になるといいなぁ。



来年は東大が主幹校です。準備も運営も何もかも大変そうです。

就職する予定ですが、できる限りのお手伝いをして、大会の成功に貢献できればと思います。



レース1日目に一緒に支援艇に乗った東北大のOBの方が、東北大ヨット部を心の底から応援しているのが伝わってきて、なんだか嬉しかったのです。

東大も、好み好まれるチームであり続けたいです。そんでもって、私もああいう素敵なOGになります。


最後に、七大学戦の準備・運営に関わってくださった全ての皆さまに感謝申し上げます。

レースメンバーも、サポートメンバーも、お疲れ様でした。海でも陸でもいっぱいおしゃべりできて楽しかったです。ありがとう。夏合宿、大変だろうけど、みんなで楽しく乗り越えましょう。


あと4か月弱、よろしくお願いします。



東京大学運動会ヨット部4

藤田郁


牛タン食べ過ぎた

2022年07月22日 21時49分13秒 | レース反省
こんにちは。一年の天野です。
気がつけば、期末試験がすぐ来週に迫っていて、絶賛ピンチです。

先週末に七大戦が仙台で行われました。
レース前日は、東北大学の友達にあったり仙台城(跡)にいったり、それこそ牛タンをたべたりと仙台を満喫しました。仙台は空気がカラッとしていて、道も綺麗で住みやすそうなよいところでした。

七大戦当日の二日間、一年生は他大学との交流がほとんどで、空き時間にはみんなで集まってサッカーをしたり、各大学の練習や部員の状況について話し合ったりしました。数年後にこいつらとレースで競うのかと思うと思わず楽しみにもなりました。また、コロナに感染してしまい、しばらくヨットと離れてしまっていた僕にとっては、今大会はレースの雰囲気を経験でき、さらにはヨットに対するモチベーションを上げるよい機会となりました。しかし、レースのサポートを何もできなかった自身の未熟さを知る機会ともなりました。解装などすら手伝えず、つったってるだけの自分がただ単純に情けなかった。

先輩方へ
本当にお疲れ様でした。先輩たちが出艇していく後ろ姿はとてもかっこよく、いつかああなりたいと思わせるようなものでした。さらなる高みを目指して、秋インカレでも暴れてきてほしいです。

僕にとっては、はじめての遠征で、正直なところあまり実感がありませんでした。来年の七大戦は僕たち東京大学が主催することになっています。それまでに、立派な東京大学運動会ヨット部部員になれるように努力します。そして、いつか七大戦に自分がでるその日がきたら、今回の先輩方に負けないような成績をとってみせます。


と、意気込んでおりますが、まずは目先の期末と夏合宿をなんとかします……

本当にお疲れ様でした!
一年 天野聡太

180との思い出

2022年07月22日 21時15分00秒 | レース反省

お世話になっております。4年スナイプクルーの山村です。七大戦が終わりました。


レースの反省ブログを書くのが久しぶりすぎて何書いていいのかよく分かりません。なんなら書いたことなかったかもしれないです。なので、真面目な反省ブログはみんなに任せて書きたいことを書こうと思います。成績も古山があげてくれる(と思う)のでそちらをご覧ください。




七大戦は、チャーター艇で行われる大会です。2艇ごとのペアが7組作ってあって、くじ引きで決めます。今回は艇の性能で組み合わせてあったらしいです。


自分達は多分艇番の低い艇に乗るだろうことが前日に決まっていました。



7月16日午前10時過ぎ、大根田が引いてきたくじの番号はb。ホワイトボードを見ると、31378 27180と書いてありました。27180。27番台とか今まで見たことない。しかも、あの艇化石って呼ばれてるらしいよって声が聞こえてくる。これはやばいと思いました。


抽選会場の屋上から降りて艇の所にいくと、いつも乗ってるのと同じ辻堂と青いオクムラらしき艇が待っていました。青いオクムラといえば古山と大根田だったので一瞬古山たちが乗ることになりかけたのですが、マストの関係で自分達が乗ることに決定。ただ、ぴかぴかのコブラグリーンのマストがついていて思っていたより良さそうでした。


とりあえず艇体とマストのチェックをした後は整備が始まりました。2人で整備項目をチェックして、手伝ってもらえそうな所は周りに手伝ってもらいつつ、どこをどう変えていくかを話し合って、部品があるか確認して。ちょっと愛着が湧いてきた頃に、センターのぱったん(スナイプのセンターボードの上がる幅を調節するための部品)を固定する部品のネジが浮いていることに気づきました。沈したら危なそうだけど、更に上のネジのナットが錆び付いていて取れないせいで直せない。結局東北大学の方に手伝ってもらいつつ、西尾が力技でナットを取って解決しました。替えの部品は買いに行ってもらいました。他にもトラベラーを通したりなんだり、気づいたら13時を過ぎていて、艤装も終わって海に出れたのは14時過ぎでした。



海に出た後は感覚の違いに戸惑いました。


そもそも、感覚以前にデッキが浅くて違う乗り物のようでした。ロールタックをすると、大してロールがかかってなくても落ちそうで怖い。しかも思った所にジブがなくて全然掴めない。わーわー言いながらタック練しました。


クローズの感覚もランニングの感覚も違いました。途中で一回378と乗せ変わったことで、よりはっきりと感じました。クローズは艇にパワーが溜まって進まない感じがしました。艇というか、艇の底の真ん中みたいな。でも色々いじっていくと良くなっていって、普段なら許容してもらえるミスが許容されないからこそ、探し当てていくのは楽しかったです。最初27180だって聞いた時に生じた、とりあえず叩かないようにしようという考えはもうどこかへと行っていました。



海から帰ってきた後は、急いで解装して開会式までの間に整備して、その後もまた整備しました。海で気づいた整備項目は結構多くて、結局20:30くらいまでハーバーにいました。180のことが好きになっていました。古山たちが072をあんなに整備している気持ちが理屈じゃなく分かりました。できることなら180もやすって吹きかけてぴかぴかの見た目にしたいと思うくらいでした。


また、東北大学の方々には、この日だけではないですが、大変お世話になりました。自分達が20:30までいたせいで施錠ができず、居残らせてしまってすみません。何度も諸々聞きにいきましたが、それも毎回快く対応してくださりありがとうございました。



レース1日目の朝もいくつかいじりました。D旗が遅くなって、待ち時間にのんびりして、それまでずっと動いていたなと思いました。


出艇してすぐ走り合わせたのですが、最初走らなすぎてどうしようかと思いました。でも色々いじって、ジブリーダーを更に後ろにしてみたら突如として走り出しました。そこからはずっと調子が良くて艇速に不満はなかったです。前日に直したフォアプラーもいい仕事をしてくれました。


この日は前日より風が吹いたので、前日に出していなかった整備項目に気づき、着艇後にまた整備をしました。小さいものだったのでこれはすぐに終わりました。


2日目は晴れていてD旗予定通りに出艇しました。1日目ほど走りはハマらなくて、しかも艇速が良いと思う時ほど違うミスで後ろにいて、申し訳なかったです。



着艇して、元の状態に戻していく時、整備は大変だけど、戻すのってなんだか一瞬なんだなと思いました。大会が終わったことを実感しました。


この日の復旧作業だけでなく、整備も艤装も解装もいっぱい手伝ってもらいました。マストを黙々と作ってくれたり、ロープを通し直してくれたり、車で部品を買いに行ってくれたり、書ききれないけど他にも色々ありがとう。手伝ってもらえたおかげで艇の状態に不満なくレースに臨めました。


また、それ以外にもたくさんサポートしてもらいました。たまやだったりハーバーとの間の送り迎えだったり情報の確認だったり。ほんと助かりました。ありがとう。


今回の大会で2艇だからこそやりやすかったチームレースから学んだこととか、乗り慣れない艇でもどうやって合わせていくかとか伝えていけたらなと思います。



180は27番台なのによく走ってくれました。今回自分達はチームレースを意識して走っていて個人成績に重きをおいてはいなかったけど、それでもやっぱり180にはもっと良い成績をとらせてあげたかったです。それに、そしたらもっと470の助けになれたと思います。艇速じゃなくてコースやスタートで負けました。もう180に乗ることはないけど、もっと上手くなって308で走ってこようと思います。




今回の大会は上に書いただけではなく、本当に多くの方にお世話になりました。


まず、コロナ禍の難しい情勢の中、今大会を運営してくださった東北大学ヨット部、並びに関係者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。


また、LBの皆様、保護者の皆様、いつも支えてくださりありがとうございます。総合で2位、スナイプチームとしては優勝という成績が取れたのも、日頃から現役のことを考え練習環境を整えてくださったり、温かいご声援を送ってくださっているおかげです。今後ともご支援ご声援のほどよろしくお願い致します。


以上



牛タンを同期で食べました。同期全員で食べたのはいつぶりだろうか。

2022年07月22日 21時05分13秒 | レース反省
お世話になっております、2年470スキッパーの成相です。

自主練が終わって、ブログあるやんって気づいて書いている次第です。今日の自主練は、爆風ではないもののそこそこの強風で、なかなかいい練習になりました。もちろん、課題や分からないことも多いのですが、何か一つでも発見できて成長できるような練習を重ねることが重要だと信じて頑張りたいと思います。ところで、その自主練が終わって小松さんとお話しした際に、小松さんがおっしゃっていたことが印象的でした。それは、要約すると、学生のヨット部では、下の代の成長がチームにとって重要であるということと長期的な視点に立ってチームのことを考える必要性についてでした。来年になれば、今の四年生が抜けて470チームは特にレースメンバーの入れ替えが大きくなります。さらにその次の年になれば、クルーの先輩がいなくなり自分たちの下の代のクルーが多くレースメンバーになってくるはずです。このような視点に立った際に、自分ができることは、まずは自分のレベルの向上です。普段は配艇とかの関係上、あまり練習機会がないので、今日のような自主練も活用して頑張りたいと思います。
また、七大戦と関連づけるなら、来年は海でレースを見る、あわよくば出るようになりたいです。今回の七大戦では、陸でたまや担当だったのですが、正直海でどのような風が吹いててどのようなレース展開だったのかよくわかりませんでした。しかし、ラインで流れてくる情報から思うこともありました。一つは、うまくいってるときのラインの内容が細かいことです。中には紅葉さんの一言までありました。このように東大がうまくいっていると思われる時に陸の空気も良くなるということもあって嬉しい瞬間でした。もう一つは、すごいチームは安定した順位でまとめていたことです。これは2艇ともまとめているということです。これができていたのは特に京大で、だからこそ優勝できたのでしょう。

二十数年ぶりにスナイプ優勝、470準優勝、総合2位という結果はすごいことだと今日下重さんがおっしゃっていて、来年は東大が主管校ということもあってこの結果を塗り替えられるようにしたいですし、その一翼を担えるようになりたいと思う次第です。


成相悠喬

牛タンおいしかった

2022年07月22日 14時22分11秒 | レース反省
平素よりお世話になっております。
3年スナイプスキッパーの千田です。

先週七大学戦が宮城県名取市の閖上で行われました。
名取は何にも遮られることなく一面に広がる水田を見渡せる町で、そこまでではないにしろ、なんだかちょっと地元を彷彿とさせる良い場所でした。

試験直前の遠征ということで、参考書をスーツケースに詰め込み、有意義な空き時間の使い方をする予定でした。
が、はじめての遠征だったので非常にドキドキワクワク、夜も眠れなかった結果寝不足で、当初の予定とは大きく変わってしまいました。

さて、大会の振り返りをいたします。
今回はレースに出られるのは各クラス2艇ということで、ほとんどが陸上サポートという形でした。
スナイプチームに関しては、実力からすると余裕で優勝できると感じていました。しかし、東大ワンツーだったレースがノーレースになったり、回転したりというのが積み重なり、結果的に優勝できたものの、少し苦労したレースだったようです。こういうものを見ると、改めてケースに対して気を引き締めなければならないなと感じました。

レース2日目、最終レースを残し、東大スナイプは京大に1点負けている状況でした。フィニッシュ速報が出て優勝が決まった時は、やはり興奮しました。
この快感を秋インカレでも味わいたいと、そう思いました。

これから怒涛の夏合宿です。
美味しいものをいっぱい食べて夏バテを乗り越え、来る夏合宿に備えたいと思います。

千田綾菜

牛タン食べれなかった…

2022年07月21日 19時54分28秒 | レース反省
お世話になっております。
スナイプ3年の大野達也です。

7月は法学部の期末試験があり、テスト一発勝負で単位認定されるため、連日徹夜が続いております。
人間の限界にチャレンジしてる次第であります。

そんなテスト期間の合間を縫って7/16,17,18には七大学戦が行われました。
僕は試験勉強のため16日だけはお休みを頂き、レースの始まる2日目の早朝に合流しました。


今回の大会において僕は運営が用意した他大と共用の支援艇に乗って、2日目は藤田さん、3日目は高原さんと選手の海上サポートをしました。

七大学戦の前、主将の調さん、スナイプリーダーの大根田さんと面談をして、この大会の重要性を認識した僕はサポートの気合が入っておりました。
「俺は東大ヨット部の海上監督や」とやる気は十分でした。
仙台に来る前に、名将落合博満氏の著作を読んだ僕は東大のビブスがなんだかいつもより濃い青に見えた気がします。。。

実際、プレーヤーという視点から離れ、470とスナイプのレースを冷静に俯瞰できたのは良い経験になりました。
出場するのは東大の中で選りすぐりの4艇であるので経験は豊富なはずなのですが、一個一個のレースで気持ちが浮き沈みしているのはとても鮮明に分かりました。
だからこそ、良いレースの時は行け行けドンドンと、悪いレースの時は次頑張ろうと声掛けをしました。
少しでも選手の皆をポジティブな気持ちでレースに臨ませるにはこんな当たり前のことが最善の選択だと思いました。

そんな中で僕が印象に残ったレースが2つあります。

まず一つ目がスナイプの第2レースです。
このレースは東大スナイプが一番崩したレースで、原因はつまらない2件のケースでした。
1上を良くない順位で回った東大スナイプチームは焦りからか、西尾・山村ペアが2上でRSS10条違反(ポートスターボ)、古山・大根田ペアは2下でRSS42条違反(ロッキング)で2回転ペナルティを履行しました。
一方の京大スナイプは手堅い順位でまとめて一気に差が開きました。

この光景を見た僕は正直、怒りが湧きました。
陸上でサポートをしている皆の期待や応援にそぐわない、情けない。
率直にそう思いました。
しかし、感情的になるのが僕の良くないところなので抑えようと思いましたが、帰ってきた選手のヘラヘラした顔を見て思わず、

「笑いごとじゃないですよ」

と口走ってしまいました。
少し後悔はしましたがこれが正直な感想でした。
もし選手に少しでも陸で応援するチームことが頭の片隅にあったなら、あの笑顔は無かったはず。
スナイプチームの弱さが垣間見えた、そんな気がしました。
しかし、その後の2艇は陸の皆の期待に応えてしっかりとレース順位をまとめ、京大と1点差で迎えた最終レースは意地の見せる戦いをして見事優勝しました。

次に印象に残っているのは470の最終レースです。
東大470は京大470に点差を大きく離され、クラス優勝が不可能となり少し士気が下がってるように見えました。
しかし、次のレースは泣いても笑っても最終レースだから悔いのないようにしようと6人皆で切り替えました。
その期待に応えるように東大2艇はスタートからアグレッシブに挑み、調・工藤ペアはトップフィニッシュ、藤田・加藤ペアも追い上げて6位フィニッシュと、東大470の意地を見せてくれました。

確かに今大会において京大470の完成度は高かったかもしれない
しかし、こんなところで足踏みする東大470だとは思わない
全日本でリベンジしましょう


最後に1年生のみんなに…
なかなかレースに気がいってしまい、わざわざ仙台にまで応援に来てくれたのにあまり気にかけることができなくて申し訳なく思います。
まだ入部して間もない時にいきなり遠征があって大変だなと同情すると同時に、こんな早い時期に公式戦に帯同できるのを羨ましく思います。
僕らが1年生の時は七大戦は開催されず、秋インさえも1年生のほとんどは先輩たちの悔しい引退には立ち会えませんでした。
七大学戦での感じたこと、経験したことをぜひ大切にしてほしい次第です。
8月からは怒涛の夏合宿が始まりますが、チームとしての完成度をこの2ヶ月で高めて、来たる秋イン、そして全日本に望みましょう!!


大野達也

お疲れ様です。

2022年07月18日 18時54分54秒 | 通常練習
こんにちは。東大470クルーの加藤です。

先週大きな大会が終わり、今度は七大戦が来週に控えているという気持ちの持ちようが難しい2日間でした。今こうして七大戦が終わった後に書いているので七大戦の反省の内容も含めるというまでもなく少したるんでいました。自分の中での七大戦の位置づけというのが完全にイベント化されていて、それに向けた準備というのはあまりできませんでした。特に乗ったことない船に乗っていきなりレースだったのですがたとえどれだけ前乗ってた松尾とかから話を聞いても果たして正解の走りが本番でできる気がせず不安でした。でも幸運なことに92ととりあえず同じジブのセッティングにしたらそこまで悪くない走りをすることができました。

土曜日に久しぶりに1年生練習に向かうことになったのですが、すごいのびのびとヨットを楽しみながら1年生主体で運営している姿を見てすげえと素直に思いました。もしコロナがなければ、この時期でもっと自己管理できたかもなあとか少し思いつつ、ぜひそのままうまくなってほしいなとおもいました。日曜日には上級生練習に参加し、矢野さんに走りを見てもらいながらほぼ帆走練のような感じでまあこれものびのびと練習できました。

冬合宿から春イン、個選ときて正直気の休まない日々が続いているような気がしました。本当にこの期間は間違いなく今まで一番成長した気がしました。冬合宿ではトリムの意識する変数がハーフトラのヒールトリムだけから全風域のヒールトリム、ジブトリム、ブローコール、あと少し前後トリムを意識できるようになりました。そこから春イン後ではスタート全般がちゃんと考えられるようになり、レース中のコースや風の会話もたくさんできるようになりました。ここからが成長のスタートラインですが頑張っていきます。調さん、郁さんお世話になりました。あとレースメンバー、サポートメンバー、LBの方々諸々お疲れ様でした、またありがとうございました。あとスナイプチーム優勝ナイス!!!本当にすごい                 
以上です。