東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

仰秀in八景島

2015年05月29日 21時51分08秒 | Weblog

こんにちは。二年の岡田です。先週の練習、主に仰秀について報告します。ちなみに先週から、一年生ズは本格的に練習に参加しています!

まず、土曜日ですが、小網代から八景島への回航が行われました!LBの江崎さんに来ていただきました。一年生からは、自分から行きたいと言ってくれた浅川と工藤と水石が参加しました!とは言ったものの、午前中は終始微風・・・。午後も途中までは微風で、一年生はみんなグロッキーでした。まあ、そんな船酔いするのはこの時期だけだから、負けるな!

僕個人の反省としては、やはりスピントリムが慣れず、雑であることと、上村ヘルムで一瞬乗ったときにジェノアを逐一合わせきれなかったことです。ヘルムとトリマーのコミニュケーションの大事さを感じました。

日曜は、一年生たちに向けて体験練習を行いました。一つのポジションをマスターしてもらうことを目標に乗ってもらいました。驚いたのは、一年生の吸収の早さです。例えばバウマンをしていた西坂は、最後の方には上村にも匹敵するポールつけかえの早さを見せていました。末恐ろしいですね・・・。


春インカレを終えて

2015年05月13日 01時29分04秒 | Weblog

こんばんは。2年470スキッパーの中尾です。

春インカレについて、感想・反省その他諸々を書きます。

予選について。今回の春イン予選Aブロックは、昨年の全日本インカレ優勝校早稲田をはじめ、慶応や日大、中央、明海といった強豪ひしめくなか、決勝進出8枠のうち残り3枠を千葉や東工、学習、神奈川、防衛と争うという図式でした。予選突破は例年以上の厳しい戦いとなることが予想されていましたが、なによりもそのネックとなっていたのが経験浅い三番艇スキッパー……僕です。「何としてでも予選敗退だけは避けなければ!」という思いで臨みましたが、結果は艇別に見ると33艇中26位。やはりチームの足を引っ張ってしまったと言わざるをえません。

決勝について。一つ前の記事で既に師田が書いてくれましたが、470チームは今秋の全日本インカレ出場を見据え、春イン決勝では点数を最小化するための配艇を色々と模索しました。結果として決勝二日目に編成されたのが中尾・師田の二年ペアです。当日はレース実施も危ぶまれる強風予報で不安要素も多かったのですが、とりあえずスタートは出られるところから出て、後はひたすら振れタック、ノーケース・ノートラブル・ノー沈で帰ってこよう…ということを目標にしました。結局、強風のため1レースのみ行われ、結果は散々でしたが、得るものも多かったと思います。

春インカレを通して、様々な課題が浮き彫りになりました。現状の力不足をどう改善していくのか、しっかりと見極めたいと思います。


春イン後 小網代新歓 また春イン

2015年05月08日 15時48分00秒 | Weblog
こんにちは。470クルーの師田です。先日あった小網代新歓を書くことになり、ついでに春インのことも書こうと思います。

さきに新歓について書きますと、先日春イン予選に淡青を貸し出した中でディンギーの体験練習会を行ったところ、安全性の確保の難しさが感じられたため葉山の代替案として小網代新歓が発案されました。自由に使える施設の少なさに問題があるかと思われましたが、結果としては成功でした。小網代の森や、テンダー旅行、釣り等々葉山港にない自然のコンテンツの宝庫であり、新入生と一緒に僕まで楽しく過ごせました。やはり小網代はすばらしい楽園です。
また霜山さんと塩島さんに来ていただきました!一緒に新歓 を盛り上げていただきありがとうございました!
前日の春イン予選の疲れも吹っ飛びいい気分転換になりました。。。


↑羽ばたく鳥のような?雲


↑小網代の森




…で、その後の春イン決勝の反省…ですが…。

今回、春インのメンバー構成は、今後の得点を最小化する上で様々なペアを試そうというものでした。その背景のもと決勝二日目は中尾師田という二年生ペアが生まれました。即ち三年生四人を二艇にさくことで例えば15-15-30といった得点状況ならば十分に全日本圏内であろう、というわけです。中尾とは前日に話し合い、とにかく安全に帰ることを第一にして、コミュニケーションを大事にレースをしようと決めました。

結果、我々のペアはドンケツを走り叩くことになってしまいました。しかし、スタートの攻防、スタート後のコース選択、走りなど二年生だけの状況でこそ露骨になった自分たちの未熟さがあり、今後の練習の姿勢にも関わる有意義な時間でありました。それから、とりあえずレース中はno沈noケースnoトラブルで、無傷で帰ってこれ、最低限のラインは守れました。

さて、今週は八景島へ引っ越しです。一年生もたくさん入部してくれ、去年とまた意味の違う僕の部活生活が始まろうとしています。今回のレースから見えたことやLBさんにいただいた助言をいかしてこれからの練習をすごそうと思います。

P.S.今回応援部に初めて応援していただきましたが感動しました。次があれば結果をもってお礼できるようになりたいものです。

春インカレ 予選

2015年05月06日 20時32分12秒 | Weblog

こんばんはスナイプクルーの海野です。

 
今回のインカレは今年の2月でスナイプクルーに転向して初めてのインカレでした。
今まで470クルーとして一年生の秋からインカレに出てきましたが、やはり今まで慣れ親しんだ470クルーでのレースとはたくさん違いがあり、難しさと楽しさがありました。
今回は春葉山でのスナイプ練習の思い出も絡めながらお話できればと思います。
 
スナイプに転向するまで、スナイプの艤装も分からない程スナイプに関しては無知でした。最初は艤装の確認、陸シュミを行ったことで、数年前にさかのぼったのような純粋なヨットへの探究心が再確認できました。
今まで470クルーとして、多くの練習を積んで身につけてきた動作の工夫やコツみたいなものが一切通用しない世界に飛び込んでみて感じたものはやはり、ヨットというものの奥深さであり、探究心の重要性だと思います。
というのも、スナイプにはランチャーというものがあるんです、トラピーズが無いんです。笑
今までの動作は一切通用しません。するとしたらキビキビ動かなきゃというイメージだけで、全く動作をどうすればいいのか分からず困惑の毎日でした。
恥ずかしながら、陸シュミは2年のスナイプクルーの宇佐美くんに完全監修してもらってました。彼は一年生の頃から色々な所から知識を吸収してきて、かつ練習の中で、こうすると動作がうまくいくという、今まで私が470クルーで身につけてきたものを一年生(当時)ながらに身につけていたのです。素晴らしいです。
そんなこんなの陸シュミ生活と平行でスナイプにどんどん乗り込む日々が続きます。最初はランチャーを上げるのに手間取ったり、ジャイブでフォアステイにランチャーがどうしても引っかかったりと難しいことだらけでもう嫌だ!と思ったこともありました。笑
でも、やはりそこで頑張れたのは純粋なヨットへの探究心があったからだと思います。470もスナイプも基本は同じで、いかにスナイプを速く走らせるかという事はひいてはいかにヨットを速く走らせるかということであり、すなわちスナイプの事を探究しようとすれば、ヨット力は上がっていくんだと思えたからこそ、スナイプを練習する事が楽しくなってきたのだと思います。
 
こんな感じで練習をしていく中で、一番大変だったのは、やはり2年スキッパーを引っ張っていかないといけないという事でした。自分の方がスナイプ経験が浅いとはいえ相手はまだまだ未熟な2年生。これは大変でした。でも今ではお互いにこうしましょうあぁしましょうと言い合えるいい関係が築けたのでよかったです。
 
さて、春イン予選の話をしたいと思います。
結果から言いますと、スナイプは予選敗退となってしまいました。
原因は多くありますが、まずはまだまだ乗り込みが足りないという事です。走っていてじわじわと周りに置いていかれ最終的には大差がつくという感じでした。各動作でまだまだ下手だなと感じる所はありますし、そういう所から直していく必要があると感じました。
また、タクティクス的な面でもまだまだ弱さがあると思いました。
下マーク際での攻防でジャイブのタイミングが悪く、内側を取れず競り負けてしまいました。
上マーク際では潮が強くマークを回りきれずにケース沙汰という最低な事もしてしまいました。
 
とりあえず、今自分で思うとこはこんな感じです。
まぁいろいろスナイプチームとしても変わっていく必要があると感じる春インでした。
秋インに向けて残り半年ありますが、そこまでに着実に上手くなって行こうと思います。