こんにちは、クルーザー班1年バウマンの青木維摩です。11月23、24日のJ/24関東選手権で始めてバウマンとしてレースに出場しました。
今回の関東選手権は土曜日が強風で中止で、日曜日に2レース行われました。結果は10艇中8位。率直に言ってスタートで負けてしまった。特に2レース目は完全にスタートが敗因だったと思います。ヨットレースはスタートが6割、スタートの責任の半分はバウマンにあると言われるように、スタートで負けた関東選手権の8位という成績に対して自分の責任を痛感しています。
1レース目は下有利15°のスタートライン。バウマン初心者の自分にとってはすごく位置どりが難しい状況でした。事前の話し合いではポートスタートは厳しそうだから出来るたげ下側から出られるポジションで出て、ポートスタートしてくる艇がいたらその船にスターボをかけようということになった。ウエイティングラインに着いた時にはスターボ艇団のアウターより2艇目。まあまあ悪くないポジションでした。上側の船に比べたらバウも出ていた。しかし加速しても下有利がきつすぎてなかなかスタートをきれなかった。仰秀のすごいの前を月光、月光DAIANA、だぼはぜが横切っていった。その時点でその3艇に対する負けは決まってしまい、3位以上の可能性もほぼなくなった。でも他の艇は仰秀と同様にスタートラインをきれずにいたから勝負はまだ決まっていなかったが、1上マークの直前でスターボ艇にミートして避けて一回転してして大きく順位を落としてしまい、結果は8位。バウマンとしてはとても悔しいレースでした。
2レース目はほぼフラットなスタートライン。事前の話し合いでは右海面に行きたいから上側でオンタイム優先で出ようと決まった。ウエイティングラインにつけようとタックした直後、ポートの艇団が仰秀に迫っていた。艇団への対応を指示できず下側の艇団が作ったウエイティングラインより1艇身低くなってしまった。スタートラインを切るまで下側の艇との関係は変わらず、5〜10秒遅れのホープレスポジションでのスタートになってしまった。その後もスタートラインを切った順番は変わることなくフィッシュまでいってしまった。スタートで負けが決まってしまったレースでした。
自分のスタートの大きな弱みはオンタイム〜5秒遅れのスタートがなかなかできないこと。原因は加速のタイミングを強気な時間にできないこと。練習でもリコールすることはほとんどないが、10秒以上遅れる回数はとても多い。2レース目では自分は25秒加速の指示を出していたが、35秒の時点で25秒じゃ足りないかもとは思っていた。でもリコールを恐れて決断できなかった。下側のスペースが十分にあるならもっと強気な決断をしなくちゃいけない。結局は自分はチキンなんだと思う。
全日本選手権に出させてもらった時は、クルーザー班にまだお客様気分で来ていたのかもしれない。代替わりしてからは仰秀の一員としての自覚が高まり、積極的にチームに関われるようになったと思う。それとともにレースで勝ちたいという思いも強くなった。関東選手権で負けてからさらに強くなった。11月30日、12月1日にはプレアニオルズカップが迫っている。このレースではスタートはレース後ミーティングで話し合われないくらい良いスタートを決めたい。12月8日にはフリートレースもある。関東選手権とあまり変わらないチームが集まる中で、関東選手権で負けたチームにリベンジしたい。今の走りならスタートを上手く決められれば、レースも勝てると思っている。
これからも仰秀の応援よろしくお願いします。
1年 クルーザー班 青木維摩