東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

シルヴェスター・スタロン

2024年12月25日 19時40分20秒 | 通常練習

世間はクリスマスムード一色ですね。

もうすぐ大晦日ということでジルベスターコンサートを聴きに行く人もいるかとは思いますが、僕は今、映画ロッキーの翻訳をするというイタリア語の課題をやってます。シルヴェスター・スタロン。はい。

 

お世話になっております、新2年470クルーの大です。12/22.23の活動報告をします。

470チームは2日とも、余裕プラス1のことをする、を目標に通常練習を行いました。

1日目は南西からの風が吹き上がる予報があり、出れないことを視野にいれつつ整備をしていましたが、風が弱かったので出艇し、すぐ戻れるようにハーバーの近くで11時ごろまで練習しました。その後風が上がってきたのでハーバーバックして、整備をしました。スナイプチームと合流して合宿所の大掃除も行いました。夜ご飯には愛子の差し入れのきしめんが出て、とても美味しかったです。

 

この日自分はかなり危険な目に遭ってしまいました。突然大西が入ってきたとき、一艇だけ速やかにメインダウンできず、なんとかできたもののジブ帆走中にバランスを崩して沈2回。必死に起こして少し行ったところで定置網に入ってしまいました。不幸中の幸いで、センターもラダーも上がっていたので網に引っかかることはありませんでしたが、かなり岸壁に近づいてしまっていました。結局小松さんに早稲田のレスキューで曳航していただきました。

 

出艇したときには空にレンズ雲がぽつぽつとできていて、また、大きめのうねりがありました。これらは大西の兆候で、予報でも西の爆風が入ると分かっていたし、チームミーティングでも小松さんにも注意されていたことなのに、周りに注意して風が入る前にメインを下ろすということができていませんでした。今後は気をつけます。

 

二回目の沈のとき淡青からダイブして助けに来てくれたまきえださんありがとうございました、心強かったです。

 

二日目は1日を通して5mから8mくらいの風が吹き、マークラウンディングを中心にしっかり練習ができました。今年最後のマネ飯はビビンバ丼でした。ナムルも入ってて美味しかったです。

 

さて、代替わりして2回目の練習でしたが、2.3年生が3.4年生になったのに、1年生だけはまだ1年生という感があります。自分たちがまだ2年生になる準備ができてないんだと思います。新入生が入るまでに各方面十分力をつけたいです。

ところで、トラピーズしてる470クルーって、キングダムの王騎の矛に似てませんか?まっすぐ伸びてて頭だけ立ててるところとか特に。決してクルーが道具といいたいわけじゃないですが、絶対折れない強い矛になる、これが来年の抱負です。

 

今年の冬は厳冬らしいですが、その分春の到来が早いそうです。先輩方にまけずパッションで乗り切ります。

 

 

 

 

 

以下それぞれのスタイルでクリスマスを楽しむ人たち。

←なぜか彼女がいるスミス

↓青の洞窟営業時間に間に合わなかった浅田↓新中学2年生、井出

 

p.s.僕はというと実家で美味しくご飯を食べました。やっぱり僕たちの春は遠そうです。


チャレンジした一年間→固めてはじめる一年間

2024年12月22日 00時35分00秒 | 通常練習

お世話になっております。仰秀新四年主将の源です。

ラストイヤーブログと全日本振り返りブログがたまたま同じ日だったので、合わせて書きたいと思います。

全日本での反省はたくさんありますが、諒真も書いてくれましたようにやはり体重が足りなかったと思います、、、どんなにバウの出たいいスタートをしてもどんどん下に流れていって吸われてツータック。ちょうどそのツータックロス分と幾分か上マーク際で負けていてそのまま上位に上がれないというレースが目立ちました。体重があったとしたら勝てていたかもしれないというのはたらればで、体重以外にも色々原因はあったと思います。が、レース以外で遅かった理由が考えられてしまうという状況が1番の反省だと思います。(今回は特段感じなかったが他には、整備してなかったとか、セールが悪いとかも)
海上に出る前に潰せる負ける要因は潰せるだけ潰しておかないと行けませんでした。

関根さんや友成さんがチームの運営・ワールドの仕事で忙殺されていたからこそ、自分が率先してそんな当たり前のことをしっかりチームに共有すべきでした。 体重がいくら足りていないか何キロ増やすべきか逐一共有することぐらいはできただろうしそうゆう文化習慣を仰秀作っておかなければなりませんでした。

その一方で忙しくなった原因ではありますが、今年一年通して、学生マッチ・ロングレース・ニッポンカップ・ワールドなど、通例を超えた様々なことにチャレンジでき、チャレンジさせてもらえたのは僕にとってもチームにとっていい経験になりました。

僕たちにはどのような可能性があり、どのようなことができるのか、なにがしたいのかを考える上で重要な経験を積めましま。
最上級生のお二人・松山監督が部員がチャレンジしたいことを受け入れてくださり様々助けてくださったからこそ、また、チャレンジしたいと言える環境あってこそであったと思います。

昨年度の艇買い替えに引き続きクルーザー班の節目の時期である今年、今後何をしていきたいか今年何をしたいかを考える上で去年様々チャレンジできたのは大変有意義でした。去年経験したことをふまえて目標を定めていきたいと思います。


チャレンジした去年を踏まえた上で、今年は、当たり前のことを固めるのはもちろん、今後何をしていくかしっかり固めていきます。


最後に引退するお二人へ

お二人が作る部活の雰囲気がすきでした!
船の上では和気藹々としながらしっかりしまっていたからこそ、練習を楽しめたのだと思います。

陸上では日を重ねるごとにお二人の相性がどんどん良くなっていって、お互いに補完しながら部をまとめ上げてくれ、後輩として安心してついて行けました!

個人的なことはアルバムの方に書きましたので、楽しみにしていてください!

大変だとは思いますが、来年1年間でお二人の代を超える代を作り上げてみせるので、ぜひ見守っていてほしいです!

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

 


まだ灯はこれから

2024年12月19日 22時22分22秒 | 通常練習

お世話になっております。
クルーザー班新4年の杉山です。

先月末に福岡県小戸で全日本選手権が行われ、先輩方が引退されました。
以下リザルトです。

7-8-8-8-8(RDG)-(10)-7 合計56点 9位/12艇

レースに携わってくださった全ての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

小戸の海面は変化が大きく激しく、非常に難しい海面でした。
1上までについた順位をほとんど覆すことができず、下位~中盤に沈みつづけました。

思い返すと、、こうすればよかった、ああすればよかったと思う場面は多々あります。
第二レースの1上マーク回航ぎわで、ポートでアプローチしている我々と同風位くらいの月光がスタボでおり、月光が大きくオーバーレイしているように見えたため重ねて返したのですが、月光はフェッチングしていたようで避けさせてしまい、2回転ペナルティを課されました。1レース目で良い順位をつけられなかったことの焦りもあって、「行ける!」と判断してしまったことから後々のレースまでずるずると引きずってしまったように感じ、後悔するとともに悪い流れを作ってしまったと申し訳ない思いが強く残っています。
第五レースは前代未聞の事件が起こりました。5レグコースで艇団が最後の下レグに差し掛かる頃、停泊していた巨大コンテナ船がおもむろに動き出し、レース海面を横切りました。レース委員会は安全性の観点からノーレースを各艇に伝えにきたのですが、その際の不備もあって帰着後の審問でノーレース取り消し措置が取られました。その措置に納得できない我々を含むチームは抗議を行い、レース最終日に審問が行われました。最終日の審問は朝に予定されていたのにも関わらず、同一インシデントの他の審問で時間がなくなり、レース後に行われることになり、すべてのレースが終了してからプロテストルームに行き、僕にとって初めての審問を体験することとなりました。
月光・月光ダイアナと合同での審問だったのですが、我々にとっては順位が変わらないため他チームの要求をじっくり聞いていました。
最後まで該当レースの扱いが不明な状態でレースを行うことへの抗議、ノーレースは安全性の観点から妥当でありそれをくつがえすことはスポーツマンシップに反するのではないかという抗議、自チームの映像を証拠として使用できないことへの抗議など話は膨らみました。
レース委員会・プロテスト委員会も稀有な事例に翻弄されていました。
結果として、我々のノーレース扱い要求は却下され、2上回航順が採用されました。


ひとつ良いレースを作ることさえできず、一年間の集大成として結果を出せず悶々とした状態で終わってしまったこと、引退となる先輩を笑って送り出すことができなかったことがとても悔しいです。
シアトルでの悔しさをはらすべき場として照準を当てていた全日本で結果を残すことができず、ただただ悔しく思います。


最後に、引退される先輩方にむけて。

関根さん
一年間、主将という重責を全うしてくださり本当にありがとうございました。知らない間に壊された仰秀の後始末とリップルへの更新・久しぶりの手探りのワールドと、盛り沢山な一年でした。
高い技術とリーダーシップに何度も助けられ、ボートスピードで劣らない船のコースをひくことはとても楽しかったです。
まだまだ教えていただきたいことばかり!なので、寂しくなったら(?)ぜひいらしてください!

友成さん
入部し始めたころから親身に話しかけてくださり、ときに相談に乗って下さりありがとうございました。
友成さんがいるだけで軽快な雰囲気になり、長い合宿生活も楽しく過ごせていました。
福岡に向かう深夜のドライブ、異常に楽しかったです。またアニオルでも、小網代でもお会いしましょう!


アニオル優勝に始まり、リップルへの転換を経て、ワールド出場を遂げたこの一年間はたくさんの思い出が詰まっています。
それだけに最後の全日本で良い結果で終われなかったことが心残りではあります。

ただ、それを晴らすことができるのは残された我々しかいない。
先輩方が残してこられた技術・思いを受け継ぎ、新体制で奮闘して参ります。

 

 

 

 


練習報告&スローガン発表

2024年12月19日 21時56分16秒 | 通常練習

お世話になっております。東京大学運動会ヨット部ディンギー班主将の西間です。

先週末は代替わり後初めての正規練習を実施しました。二日間ともに基礎練習を徹底し、1年生の成長を感じつつも練習運営の難しさも同時に感じる練習となりました。

僕からはまず二日間の470チームの練習についてお伝えできればなと思います。

土曜日
朝は少し整備に時間を充てた後出艇しました。マークを使った練習組と帆走練習組に分かれて練習をし、「周りを見ること」を共通の目標に取り組みました。

帆走練習では北風のスポットで入るブローが多く、隊列を崩さない練習に一苦労しました。特にタックによって変わる波への対処に苦労し、その原因を探す練習になりました。

マークを使った練習では8の字練習を実施しました。いかに自分がいつもジブの出し量を適当にやっていたか、回航への意識が薄かったかに気付かされる練習となりました。一方回航動作に関しては練習を重ねるたびに上達を実感できました。

日曜日
朝一番に出艇し、二子玉練習とマークラウンディングを行いました。昨年の同時期に比べて、各場面での風の入り方を意識しながら動作に結びつけることができ、それをペア間で共有しながら練習ができました。

午後はいわゆる「大西」と呼ばれる、西から入る強烈なブローに見舞われ、そのまま強風高波で南に回るコンディションでした。470チームは艇数を絞って出艇し、僕は1年生の下村と乗りました。割と覚悟していたのですが、下村はかなり乗りこなしていて、東大ヨット部の未来には期待できそうです。



さて、先週諒介からご指名があったので。



今年度のディンギー班のスローガンは「紡ぐ」です。



今の東大ヨット部には「心の強さ」が足りていません。スタート前のメインを引き込むタイミング、強い大学を隣にした時のメンタル、一度決めたことを貫徹する気合い、などなど。

でも当たり前ですが、この心の強さを得るには毎日の練習が大切です。

そして継続力。去年一年の全体としての反省は「継続力の足りなさ」だったと思います。最初のミーティングで指摘された課題に1年間真摯に向き合えただろうか、チームとしての課題を常に更新し続けることができただろうか、定期的な振り返りができただろうか。

小松さんの言う「文化」を作り出すためには、まだまだ出来ることが沢山ありそうです。


初心者が多い東大ヨット部は、その文化を継承する必要があります。先輩方が築き上げた知識と経験を、ブラッシュアップし続けながら後輩たちへ引き継いでいくことが必要です。

これらを1日ずつ、1クールずつ、1レースずつ、1年ずつ「紡ぐ」ことで初めて、来年の江ノ島で僕らの目標とする「総合入賞」を叶え、笑って終えることを本気で目指せる位置に手が届くのだと思います。

 


90年の東大ヨット部の歴史に新たな1ページを紡ぎ出せるよう、1年間必死に努力して参りますので、何卒よろしくお願いいたします。

東京大学運動会ヨット部ディンギー班
3年 主将 西間 立


1か月以上振りのヨット&放出会

2024年12月16日 22時00分00秒 | 通常練習

お世話になっております。新2年スナイプクルーの向田憲史です。

通常練習でブログを書かせていただくのは初めてなので、うまく書けるかわかりませんが、頑張って今週(12/14,15)の活動報告をさせていただきます。

今週は、ミーティングを終え、10/27(日)以来、1か月以上ぶりの通常練習を行いました。個人的に最後にヨットに乗ったのは11/10(日)で、これまた1か月以上振り。久しぶりの乗船機会にワクワクする一方で、基本動作がままならなくなっていないだろうかという不安が大きかったです。

まず土曜日は、1日通して強風のコンディションでした。シート類ほぼすべて(特にジブ)がとても重く感じられたり、前に乗ったときの寒さを優に超える酷寒で腕に力が入らなかったりと、思うような動作ができず、とてももどかしい思いをしました。また、手のかじかみ具合が尋常ではなく、同期たちもそろって「手がない」と表現するほど掌へのダメージが大きかったです。

次に日曜日は、出艇後すぐは微風~ほぼ無風のコンディションでしたが、徐々に吹いてきて、最終的には土曜日を超えるド強風となりました。そのため午後は出艇せず、ミーティングを行いました。微風でのロールタックは、ぎこちなさはあるものの、動作は悪くなく、昨日で落ち込んだ気分が少し晴れました。吹いてきた後は、思うような動作ができず、もどかしく思う場面もあった一方で、バングトリムについてたくさん教えていただき、セールシェイプを見ながらのバングの出し引きを、ニコタマ練習で実践することができ(精度はまだまだですが)、成長を感じられ嬉しかったです。

また、両日の練習を通す中で、自分の課題が徐々に見えてきました。大きく分けて、①出艇・着艇、②下回航後の1回目のタックでシバーさせがちの二つが今の自分の主な課題です。①について、自分は両日ともに出着艇でミスをしてしまいました。土曜日の昼着後の出艇では、藻で足を滑らせ船を抑えることができず、日曜日の着艇では、船が回転してしまうのを抑えることができませんでした。大きな損傷ではなかったものの、結果として船を傷つけることになってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。船の回転を抑えるためには、押すのではなく自分から水に入って引く、船の面が波を受けないような状態を保つことが重要、など、多くのアドバイスをいただいたので、理解しきれていないことは主体的に上級生に聞くことを心掛けつつ、日々の出着艇も練習としてより真剣に取り組もうと思います。②については自分自身の備忘録です。また、僕は思っていることをすぐ顔に出してしまいがちなので、しんどそうだねと言われることが多かったです。実際しんどいときも多かったのですが、もう少し余裕をもてるようになりたいです。

最後に、日曜日の夜に放出会が行われました。久しぶりにお会いする旧4年生の先輩方の明るい姿を見て、合宿の疲れが吹っ飛んだような気がしました。放出会はヨット部に入って以来5本の指に入るくらい楽しかったイベントで、サングラスやバースなどを先輩方から譲り受けました。先輩方本当にありがとうございました。大切に使わせていただきます。ガソリン買い出しのじゃんけんには勝ってしまうのに、放出会のじゃんけんには負けてしまうのは何とも不思議でしたが、そんなことどうでもよくなるくらい最高のイベントでした。欲を言えば1か月に1度くらいやってほしいくらいです。

今週の練習は、まだまだ未熟な僕にはハードすぎて、自分のことを書くので精いっぱいでした。活動報告としてふさわしい内容ではなかったかもしれない上に、とても長くなってしまいましたが、これで私からのブログは終わらせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。


シン

2024年12月13日 20時57分57秒 | 通常練習

お世話になっております。"シン"3年生470クルーの相川です。

先週の活動報告としては主に杉山がしてくれた通りです。470も新体制としてのミーティングを行いチームリーダーの槇枝さんを中心としてチームの目標などを話し合い、整備なども行いました。

mtg中のがきこと寺口諒一。真剣さが伝わってきます()

 

 

さて、ヨット部に入ってわちゃわちゃしていたらもうあっという間に3年生の代になってしまいました。早くね?早すぎる。こんな私も上級生になってしまったということで生まれ変わってシン・アイカワとして生きていきたい所存です。ということでこれからいくつか一年の抱負的なものを述べてゆきたいと思います。

これから1年間を送るにあたって、まずは思ったことをどんどんと言っていきたいです。去年の先輩方の成績を超えチーム目標を達成するにあたってかなり険しい道のりであると思います。そのような目標を達成するにあたり、後悔しないよう自分の持てるものは全て出し切りたいです。ただし、ただのうるさいひとにはならないよう、しっかりと思考した上で発言したいと思います。

先日自主練に現れた“昨年の先輩方”のうちの1人。主将の貫禄が滲み出ていますが、こんなところで何をしているのでしょうか。暇なのですかね。

 

 

次に、選手として貪欲に生きたいです。3年生は1番何も考えずに選手として専念できる学年だと感じます。そのため、自分なりの試行錯誤を重ねて選手としてのスキルを積み上げたいと思います。

早くバルクヘッドのカメラマンにエモ写真を激写してもらいたいです。ヘルムスは”ズーミング“で今年ヨット部流行語大賞を受賞したズーマーさん。代表曲のINZMで紅白出場も果たしています。

 

 

他にもシン・アイカワの性能は色々あるのですがここでは割愛させていただきます。

そんなこんなで先日、やる気満々で自主練をしていたのですが、冷え込みの加速してきた今日この頃、1年間の下手なクルーワークで船にぶつけまくりボロボロになったスーパーウォーム一枚で出艇したところ見事に風邪をひきました。もはや僕のスーパーウォームにウォームの機能の面影はなく、ただのスーパーでした。

みなさんも季節の変わり目、体調には気をつけてお過ごしください。

p.s. 風邪を引いた後、4mmのルースターのロングジョンを購入し、今年の冬の勝利を確信しました。対ありです。


シオマネキ

2024年12月13日 16時55分57秒 | 通常練習

平素よりお世話になっております。新三年スナイプスキッパーの杉山諒介です。

先週の活動報告をさせていただきます。

先クールは先週まででついに代替わりを完了したため、新体制に向けてのミーティング、安全講習会を行いました。

チームとしての報告からさせていただきます。今年度のスローガンは「紡ぐ」、目標は「全日本総合入賞」に決定しました。そこに込められた思いはきっと西間新主将がFacebookなどでご報告されるでしょうから割愛させていただきます。

さて、自分もついに三年生となり、部内で「上級生」と言われる側の人間になりました。(自分はこの言葉が子供扱いしているようで嫌いです)多くの新三年が思っているでしょうが、自分も今年は勝負の年だと思っていまして、もちろんヨットの実力やレースの結果という面もあるのですが、それ以上に一年後どんな四年生になるのか、そして東大ヨット部をしっかりと引っ張っていけるのかが今年の過ごし方で決まると考えているからです。

今年いい加減だった人が来年急にしっかりしだすのは多分無理だし、もしできてもそんな人を信頼してついていこうと思う人間は親以外にいないでしょう。そういうわけで、今年度の目標は常に余裕をもって周りに気が配れるようになることです。

また、自分が手っ取りばやくできるチームへの貢献はヨットに真摯に向き合って東大スナイプの戦力になること(国立は部員数が強みです)だと思っているので、自分のためにもチームのためにもヨットを頑張りたいです!

 

ところで、インカレを経て四年生がかっこいいチームは強そうだなぁと思い、本郷にある御殿下記念会館という学生用のジムに通っているのですが、上半身の左側の筋肉が右側の筋肉に比べて扱える重量が明らかに軽いことが発覚しました。めげずに左右差をなくしていきたいです。


自分にできること

2024年12月13日 15時04分13秒 | 通常練習

お世話になっております。クルーザー班1年の髙田智彰です。

先日の小川に引き続いて、全日本と今年一年の振り返りをしたいと思います。

 

まずは全日本から。

例によってまた一年生は仰秀に乗れず、乗せてもらえる艇を探すか、運営の手伝いをすることになりました。今回は全日本で艇数も多いわけではないので、乗せてくれるような艇はないだろうなと思っていました。

しかし、地元福岡のチームMARILに一人分の枠があるとのことで「また小川とじゃんけんか」と思いましたが、体重制限で私は乗れず、貴重な1枠は小川が持って行ってしまいました。

つまり、わたしの今回の全日本は運営の手伝いでした。

大会運営の手伝いは初めてでしたが、なんとなく大会の流れが理解できたという意味ではよい経験だったと思います。私は上マークボートに乗ってマーク設置の手伝いをしていました。今回は風がはちゃめちゃに振れる海面だったので毎回チャーリーマークを打ってました。

どのようにレースコースを決定しているのか、どっちに触れそうかの予測、予想外の一般船が突っ込んできたときの対処など、色んなことが勉強になりました。

結果として仰秀チームは目標としていた結果には届きませんでした。私は船に乗っていないので、船上でどのような判断があったのかなどはわかりませんでしたが、上位三艇のシエスタや月光の動きを見ていると、船自体の動きやスピンあげのスムーズさなど様々なところに差が見られた、というのが外から見ていた感想でした。

自分たちで外から見るというのはこれまでの仰秀に足りなかった部分かなと思うので、GoProを利用した振り返り機会を今年度は増やしていきたいと思っています。

 

次に今年の振り返りです。

なんといっても今年の大イベントは世界選手権だったでしょう。海外も一回しか行ったことがないのに、まさかセーリングしに行けるとは入学したときは思ってもいなかったです。実際に乗れたのは一レースだけでしたが、それでも、絶対にもう一回ワールドに行くんだと思わせるには十分でした。

また、来年度には後輩ができます。私は先輩方のような先輩になれるのでしょうか。どんなことを聞いてもきちんと答えてくださった先輩方になるには知識も経験も全然足りていないと思います。また、12月の練習が終われば、空白の期間が空いてしまいます。その間にもできることはあると思いますし、なんとなく春合宿を過ごすのではなく、課題を明確にして、先輩になる準備を進めていきたいと思います。

 

これからもよろしくお願いします。


理想像

2024年12月11日 23時17分15秒 | 通常練習

平素よりお世話になっております。クルーザー班新2年の小川です。

 

もう半年経つのかというのが最近の思うところです。生来海なし県で育ってきて、初めて乗ったヨットの爽快さに刺激されてからもう半年。もうあと半年経てば新入生を迎える時期になります。自分が新入生として加わった時、先輩方はどんな些末な質問でも的確な答えを返してきましたし、レース後のミーティングで、全ての局面を正確に記憶しているのが衝撃でした。それだけ知識を蓄えていて、それだけレース中思考を巡らせているのかと。

 

今の自分とその領域との距離は入部以来縮まったといえどまだ遥か先です。その距離感に焦りを感じつつあります。「もう半年」というのは別に感慨に耽ているわけじゃなくて焦燥感です。もう半年後には自分が接した先輩のようになれるのか。今こんなこと悩んでてもしょうがない気はしますが。

 

しばらく仰秀に乗れない期間が続きます。それでもできることはあります。自分の理想、チームの理想に近づけられるよう精進してまいります。


最終話

2024年10月28日 17時29分32秒 | 通常練習

いよいよヒロアカと呪術廻戦が最終話を迎えてしまいました。最近はアニメでもヒロアカを追って毎週感動を貰っている日々です。ついでではありますがインカレの方も最終話を迎えようとしています。夏合宿からここまでを個人的に振り返るブログとします。

 

 

お世話になっております。2年スナイプスキッパーのモトオです。神田さんからブログ書けとの指令が来てしまったので渋々書きます(数ヶ月ぶり)。時間なくて手抜きですが許してください……

 

 

2S怒涛の追い出し(結局基本平均点は変わらず)が終わり長い長い夏合宿へ。走り合わせ、ラウンディング、トレイン。とひたすらに基礎を固める日々。正直全然楽しいとは思いませんでした。無風になった時にライジャケ脱いで天野さんと海に飛び込んでる時間が1番楽しかったのを覚えています。午後の合同コース練、覇者にはスタートから置いていかれ東大内でも別に特別走るわけでもなくニョーシーにはボコられと散々な内容でした。これを週5。マジでしんどかった。有難いことに乗艇機会を沢山いただき長い時間乗ることができましたがそれゆえモチベーションの低下も激しかったです。と、マイナスなことしかここまで書いて無いですが同じ生活をする仲間が合宿所にはいて夜雑談するのが楽しかった、だからなんとか走り抜けたのかなと思います。夏合宿を経て、元々にょーしーワンマンチームだったスナイプチームはそれなりに全体として形になってきてその手応えはチーム全体が感じていたと思います。その答え合わせをすべく秋6大へ。他人の走りを見る余裕は無かったので自分の振り返りだと、突き抜けた走りは出来なかったですが誰よりも無難な走りは出来たと思っています、調子に乗るわけでも落ち込むわけでもなく淡々とセオリー通りに。そして秋インではスタメンとして使っていただき、1日目と2日目の全てのレースに出させていただきました。自分のやるべきことはただ一つで「絶対に叩かないこと」だと勝手に思ってました。1レース目から慶應の須田君からプロテストを賜り絶望的立ち上がりでしたがなんとか耐えの内容。そこからはトラブルも何も無く実力通りのレースができたと思います。他のメンバーも好調で全然僕よりいい順位で帰ってきてたので僕も頑張んないとなーと思いながらレースしていたのを覚えています。(もっと書こうと思ったけど時間無くなってきたのでこの辺で)

 

 

そして迎えるは全日本インカレ。4年生にいい形で引退してもらうためにも308を走らせます。リーダーのにょーしーをキャリーするくらいの勢いで走らせます。

 

 

「プルスウルトラ」