東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

ほんとうに猿みたいな髪型だったんですよ

2025年01月31日 20時20分19秒 | 通常練習

こんばんは。新3年生スナイプクルーの高畑彩葉です。

 

ブログめっちゃ久しぶりです。今回のテーマは「部員の知らない私」。ここまで全員のブログを読んできて、やっぱり良いテーマだと思います。りょうすけバッチグーです。

 

私は、オープンで分かりやすい方なのでしょうか。逆に、部員のみんなに聞いてみたいです。どれだけみんなは私のことを知ってくれているのか。

部活のみんなには陽キャだとかコミュ力あるだとか言われますが、そりゃあ君たちに比べればっていう程度で、どんな人と仲良くなれるわけでも誰に対しても心を開けるわけでもありません。というか、自分でも私がどんな人かなんてわからないし説明できません。結局はそのときの環境や一緒にいる人や気持ちの状態などに依る気がします。ということで、可変的な私の内面を語るよりも、過去にがんばってたことを振り返ろうと思います。(成人式のあとに懐かしい話で盛り上がったので)

 

私は川崎市のちょっとやんちゃな中学校に通ってました。(近くの中学校にいたシマセくんの言うことは気にしないでください。悪口しか言わないんだから)アメリカから帰ってきたばかりで、部活がどんなものなのかも川崎がどんな場所なのかも知らずに、ノリで女子バレーボール部に入ってしまいました。川崎は工業地帯だったからなのかわかりませんが、スポーツがガチで、特にバレー界には古い体制が根強く残っていました。

土日はどちらも毎週午前7時くらいから午後6時ぐらいまでが当たり前で、平日は月曜日がオフだけど自主練という名の朝練が週2回ありました。(小学校の体育館借りてたんで、毎日練習できたんです…)アップのはじめにいつも15分完走っていうのがあって、冬にはなぜか全員で陸上部の駅伝チームの練習に重りをつけて参加してました。練習に対する姿勢も徹底してて、だらだら準備してたら、決められた時間でコートが立てられるまで何回もやり直しました。(ポールとかネットとかすべて倉庫のなかに戻して、体育館に入るとこからやってました泣)練習試合の最中に顧問の先生が怒って帰ってしまって、みんなで「お願いします」といいながら追いかけるみたいなこともちょくちょくありました。髪も暗黙のルールで全員ショートにしてました。一回美容院に行ったら切られすぎたけど途中で言えなくて、猿みたいな頭になっちゃって、泣きながら自転車こいで家に帰ったのはいい思い出です。

↑引退前の市大会で初めて市で一番になったときです。いろはってわかるかなあ。

最後の年とかは本当にやめたかったです。(後輩が退部届を出しに行ったら破られたらしいのでそもそもやめられないんですけど)結局、春季の県大会で優勝したものの、一番の目標だった夏の大会で県のシードを取って関東大会に行くことはできませんでした。

いろいろ愚痴りましたけど、今振り返ると本当に良い3年間だったと思ってます。というか、バレーしか頭にない生活をしているときも、苦しかったけど楽しかったです。いろいろ学びもありました。勝負事には流れが全てと言っても過言ではないことやがんばったからと言って結果が出せるわけではないこと、工夫して練習することで苦手な部分を克服したときの達成感や本当にほんとうに悔しい気持ちなど。間違いなく青春でしたねえ。

 

なにかしんどいことがあっても、中学のときのありえんほどのしんどさよりは辛くないなと励ましになったりもします。(強風のハーバーバックのハイクアウトの瞬間的なしんどさはこれまでを更新しちゃうときありますね)逆に、ほんとうはもっとがんばれるはずなのになと落ち込むこともあって、一種の呪いのように感じることもあります。

中学の時はやらされてるという側面が大きかったのですが、大学ではそれぞれが自由というのが新鮮です。あまり周りや過去の自分と比較することなく、楽しくヨットをしたいです。

長くなってしまいました。読んでくれてありがとうございます。残りの課題を早く終わらせて心置きなく春合宿に突入したいです。

 

PS りなぽんに便乗。わかる撮っちゃうよね。


明けましておめでとうございます

2025年01月30日 23時45分52秒 | 通常練習

明けましておめでとうございます。新三年の藤本です。

 

 

お正月に成人式、同窓会と楽しいイベントも終わり残すはテストのみになりました。後期から学科の勉強に入ったのですが、内容の難しさと

周りのレベルの高さに圧倒されています。一体いつになったら僕は勉強から解放されるのでしょうか。

 

 

さて、部員の知らない私ということですが、自分はアニマルビデオを見るのが好きです。

割と最近見始めたんですが、きっかけはTwitterで猫動画がたまたま流れてきたことで、気づいたらTLが動物で埋め尽くされていました。

 

 

自分はテレビで流れているようなテロップが付いた編集された映像があまり得意ではないんですが、特にYoutubeだとお金の匂いがしない自

然な動物の姿を映した動画があって、そういうのを見つけるのが醍醐味だったりします。

 

 

やっぱり合宿生活としていると、人といるのが疲れてくると思うんですけどそういう時は自然を見て癒されたいと思います

本当はおすすめを紹介したいところなんですが時間がないのでまた気が向いたら貼っておきます


ティルト

2025年01月25日 23時01分08秒 | 通常練習

 

お世話になっております。そして、明けましておめでとうございます。

 

最近は楽しみにしてた20歳の集いが終わってしまいました。この日は色んな過ごし方や思いがあると思います。新成人の方お互いおめでとうございます。私は久しぶりに会う人、普段から会ってる人、尊敬してる人と会えて温かで満たされた気分になれました。環境にも人にも恵まれてること、感謝しかないです。

 

 

 

 

部員の知らない私。最近ハマっていることを少し書きます。

 

 

 

皆さんポーカーをやったことがあるでしょうか。ルールが単純だからこそ心理戦の要素が大きく、そこが面白いのです。レイズの釣り上げ具合一つとっても読み取れる情報は多いです。そこからどういうプレイをすれば総合的な勝ちに導けるか慎重に吟味するのが趣だと思っています。

 

 

しかし私はどうしても冒険したくなってしまいます。手札がそこそこの強さ(♠︎7♦︎9とか)なら1巡目でもうオールイン案件です。本来だったら場のカードを見て判断するのが定石だと思います。乗られたらやばいというハラハラの中、これで相手をフォールドさせた時の快感はたまったものではないです。乗られてきても場のカードの組み合わせで逆転する瞬間は脳汁ドバドバです🧠💦

 

 

しかしそうそう上手くはいかず、普通に玉砕することの方が多いです。なにしてんwって煽られるまでがセットです。悔しい。悔しい。だが、これでいい。とにかく相手をいい感じに欺いたり逆境をひっくり返したりして脳から出る気持ちいい物質をたくさん浴びたい。これが私のプレースタイルです。たぶんパチンコとか始めたら大沼なタイプです。自分が恐いので始めないでおきます。

 

 

いつか海外でお金賭けてやってみたいものです。どれほどこの快感が膨れ上がるのでしょう。カジノ行ったことある方がいたら、おすすめのカジノとか体験談とか、話聞かせてください。

 

 

 

 

 

今年もよろしくお願いします

 

仰秀2年 小川

 

 

 

 

 

オフ用の筋トレ日誌作ったのに記録が減ってって悲しいです。「セクシーキトウ」とか言ってる場合じゃないです。筋トレ頑張っていきましょう。

 

 


最近寒い

2025年01月24日 11時23分58秒 | 通常練習

あけましておめでとうございます。

新2年スナイプスキッパーの大橋です。

 

先日地元福岡で成人式、中高の同窓会がありました。クッッソ楽しかったです。羽田から浜松町に向かうモノレールでブログを書いているのですが、虚無感でいっぱいです。またすぐにでも帰省したいです。

 

さて、「部員の知らない私」ということで、やっていきます。

 

 

自分はとてつもなくミスドが好きです。「ミスドなんて誰でも好きやろ!」この意見に自分も賛成ですが、自分は桁違いです。

 

具体的に話します。まず、福岡の実家の近くにも、今一人暮らししている家の近くにもミスドがあります。高校までは最低週一のペースで食べており(少し盛っています)、今も週一くらいで食べています(少し盛っています)。

なにを食べるかといいますと、「チョコリング」であります。福岡での注文はだいたい

(チョコリング2個をのせたトレーを店員に渡して)「お冷一つください」

でしたが、東京のミスドではなにかドリンクを買わないとお冷をつけてくれないのです。ケチ極まりないですね。なので、最近はカバンに入っているお水を飲むか、贅沢にアイスカフェオレを注文しています。

 

小さい頃から自分はチョコレートを愛してやみませんでした。小さい頃、チョコリングやオールドファッションはチョコレートがかかっている部分しか食べなかったそうです。ドーナツのチョコレート部分には、ただのチョコレートとは違う格別なおいしさがあります。

 

話を戻します。今もチョコリングを週一で食べている(少し盛っています)自分は、チョコリングを食べた数でわんちゃん日本10位以内に入るのではないかと思います。水ダウかなんかでこういう企画やってほしいですね。

 

また話が変わりますが、自分が近年の物価高騰を最も感じるのはミスドの値段です。昔なんて、たしか税込みで130円くらいで、時には100円セールという神企画がありました。今はというと、170円以上かかります。これつらい。

 

締めに向かいます。ドーナツは誰かと一緒に食べると倍おいしくなります。ということで、誰か一緒に食べにいきましょう。

 

 

1月は年末年始と成人式で帰省、さらにテストもあってなかなか自主練に行けていません。厳冬の中迎える春合宿は不安と楽しみが入り混じっています。そういえば、逗子葉山には三崎ドーナツがありますね。贅沢に三崎ドーナツでも食べながら春合宿を乗り切っていきたいです。それでは。


私の好きな時間

2025年01月23日 21時46分16秒 | 通常練習

お世話になっております。

 

新3年スナイプスキッパーの平井です。

 

今回のブログのお題は「部員の知らない私」ということで、みんなに比べると普段から

そんなに自分のことを話す方ではないと思うので、なんだか難しいお題なんですけど、

今回は絞り出して少し話そうと思います。

 

 

といっても、たいしたエピソードはないので、今日はヨット部の生活の中での

「私の好きな時間」を紹介したいと思います。

 

 

 

「私の好きな時間」はズバリ「朝合宿所から新港に歩いていく時間」です!

ただ歩くだけのように思えるこの時間ですが、ここにはいくつか好きポイントがあります!

 

 

 

ひとつめは、冬の晴れた朝に、寒いけど朝焼けと富士山が見えるコンディションの時です。

 

これは共感してくれるひとも多いんじゃないかと思いますが、冬の空は本当に澄んでいて、富士山が

綺麗にくっきり見えます。富士山が身近ではなかった岡山県民としてはとても感動ものです。

 

東大に入って、ヨット部と葉山に出会えてよかったと思う瞬間のひとつです。

 

いつか葉山に住んでみたいですね。

 

 

 

 

ふたつめは、誰よりも早く新港に着いて人がまだ少なく静かななか艤装に取りかかること

ができた時です。

 

私は、どちらかというと集合するときはできるだけ早くその場所にいたい派です。

 

みんながすでに集まっていてその場の空気ができたところに行くよりも、自分が誰もいないところへ

行ってその場の空気の最初に触れたいイメージです。(?)

 

何をいってるのかわからないですが、誰もいなかったところから空気が東大ヨット部のものに変わって

いくのを見るのが好きなのかもしれません。

 

去年はペアの様子を気にしているうちに私より早く行っている人もよくいた気がするので、今年は誰より

も早く新港に行くことをひそかな目標としてみようと思います。

 

(もし先に着いていてもペアの人は気にしないでください。)

 

 

 

もう少しで春合宿が始まります!

 

パッションをしっかり取り戻してまた頑張ります!!!

 

 

 

 

 

 


ヨット

2025年01月23日 15時28分05秒 | 通常練習

こんにちは。仰秀の古川です。

部員の知らない私ということで自分が最近の年始のオフで何してるかというと、海に出たくてうずうずしてます。ということでいろんなツテを利用してオフでも海に出ています。今年最初の週末は太智と大和と3人で新春湘南レースに出ましたし、先々週末は実家に帰って芦屋の海洋体育館というところでホッパーをレンタルしてました。あそこは確か1時間300円でかなりお手頃だと思うのでおすすめです。先週末は去年のニッポンカップでつながった週末セーリングチャンネル界隈のディンギーOBの方と彼の所有している470で八景島で練習させていただきました。その際は駒澤大学の皆様にかなりお世話になりまして、ありがとうございました。今週末はなんやかんやで葉山のキールボートに乗ることになりそうです。来月頭の試験をさっさと終わらせて二月のアニオール、3月の学生マッチに向けてヨットを頑張りたいです。オフでもやっぱりヨットに乗りたい自分なので卒業後もキールボートディンギーに関わらずいくつか自分で所有して楽しめるぐらいのかなり余裕がある大人になれたらいいなと思います。

 


説教をすると自分が大した人物になった気になる。

2025年01月19日 16時04分29秒 | 通常練習

お世話になっております。2025もパッションとスマイルを地で行く、市毛です。

 

勉強をしなさ過ぎてテストに追われているのかどうかすら怪しいですがまあやばいことには変わりないのでコーヒーとエナドリを相棒に頑張ろうと思います。

 

さて、このリレーブログのお題は「部員の知らない私」というものです。

数多くの部員が「自分はオープンなのでそんなものはない」的なサムシングを述べていました。

 

しかし、本当にそうでしょうか?

 

東大ヨット部は、部員同士を互いに知り尽くしているのでしょうか?

僕にはその自信はないです。

部員のほくろの数とか全く知識に無いです。知ってる人なんていないと思います。

興味もないですが。

 

 

同期を深く知っているかすらも怪しいです。

新歓の時期になると部員紹介のオンパレードですが、毎年北村湧くんの紹介には苦労します。本当に書くことがないんですよ。そのため「書くことがない」ことを書くことで字数を稼ぐという、強引な自給自足によって耐え忍びました。北村くんゴメンネ。今北村くんを紹介するとしたらどう言うべきでしょうか。。。

 

彼は、そこはかとなくいい感じだと思います!

 

 

 

また、みんなは僕のことを知ってくれているのでしょうか?

 

ほぼ全員から苗字で呼ばれます(いっちーというあだ名は気に入ってないです。せめてイッチがいい)が、下の名前は佑弥といいます。漢字も覚えて帰ってください。

双子の兄がいるというのはそこそこ有名だと思います。姉の存在も知っている人は知っているはずです。

 

ですが、僕に妹がいることを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。訳あって実家にもおらず説明も少々面倒くさかったので言ってなかったのですが3つ下にいるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘です。そんなものいません。3人兄弟です。

 

 

しょうもないと思ったでしょうか。微妙な雰囲気になっていないことを祈ります。

つまり、言いたいこととしては、「みんな僕(私)のことを知っている」と言い切らずに本当にそうか1度立ち止まって考えましょうということです。さらに言うなら、あなたはもっと深くてたくさんの情報をまとっているんだよ。ということです。

 

 

 

 

 

 

また強引な自給自足をしてしまいました。

 

 

この辺で失礼させていただきます。

 

 

4年スナイプ 市毛佑弥


ダンディよりセクシー

2025年01月14日 16時29分56秒 | 通常練習

部員の知らない私。

「あぶない刑事」という刑事ドラマご存じですか?名前くらい聞いたことがあるのでは無いでしょうか。

舘ひろし扮する鷹山(通称:タカ)と柴田恭兵扮する大下(通称:ユウジ)の2人のキザすぎる刑事の物語なんですけど、劇中で2人のキャラ付けがあるんですね。

鷹山は犯人への捨て台詞に「ベイビー」をつけるダンディキャラ、ユウジは犯人を前にもステップを踏むことを欠かさないセクシーキャラというところで。

たまに同期からハードボイルド・ダンディキャラと言っていただけるのは嬉しいんですが、実は僕はタカよりもユウジのファンなのでありまして。勝手にダンディを目指しているように思われていますが、目標はセクシーなのです。

今年はセクシーキトウを目指して華麗なステップで魅了していきたいと思います。

唇にジョークを、心に花束を、セクシーにヨットを。

進次郎と似たような格言が出たところで、今回は手短にすまします。

今年もよろしくお願いします。

 

仰秀新3年

木藤大和


先日ハタチの集いに参加しました。高校の同窓会にネクタイをつけ忘れて行ったのは幻でしょうか。

2025年01月13日 18時19分46秒 | 通常練習

 お世話になっております。シン・3年生470クルーかつシン・成人の相川悠太郎です。二十歳の節目です。

今回のブログリレーのテーマは「部員の知らない私」ということらしいです。基本的に何事においてもオープンスタンスな私ですが、少々考えてみたいと思います。

ヨット部生活において私が部員に知られていない部分。何か他の部員に見えない所で活動している時間はないか、と考えた時、葉山に住んでいる僕は家に帰るためにチャリで朝晩移動しているなと思いました。今回はそんなチャリ通のたしなみについて語っていきたいと思います。

僕は御用邸の近くに住んでいるため、海沿いの道をチャリで漕いで合宿所まで行くわけですがそんな中での一つの楽しみが景色を見ることです。漕いでる途中に海から見える景色はとてもキレイで、他の部員と一緒に見る海とはまた違った色を見せてくれます。また、海を見ることで今日の風の強さはこのくらいかー、とか風向きを考えたりなど、コンディション把握の時間にもなっており、ルーティンと言えるかもしれません。

上の写真は、中でもの絶景スポット葉山の小さい漁港から、江ノ島、森戸、富士山の3種の神器が拝めます。よく朝早くからキャメラ好きが写真を撮っているところでもあります。

 

 

チャリ通いのたしなみ二つ目は、ウォーミングアップです。チャリを漕いで合宿所まで行くまで大体15分弱くらいかかるのですが、朝早くからチャリを漕ぐことで体が温まり体が目覚めます。冬の寒い季節も体があったまるので、他の部員よりも元気にスタートダッシュを切ることができて差をつけられます(?)

僕の使っているジャパニーズプライドの技術力で作り出されたPanasonicの電動ママチャリ。文字通りはじめはお母さんが使っていたのですが、運動嫌いの母は指で折れるほどしか使用していなかったため、僕がありがたく使わせてもらっています。これのおかげで坂がはえぇわはえぇわ。

 

チャリ通いのたしなみ三つ目は、音楽を聴くことです。年間でとても多くの日にちヨット部での活動をするにあたり、毎日朝から乗り気であるわけではありません。そんな中で気分を上げてくれるのが音楽です。

行きは主にアップテンポな曲を聴くことが多いです。King Gnuや、最近だとトラヴィススコットなどのヒップホップも聴いて寒さをブチアゲで吹き飛ばそうとしています。椎名林檎やサカナクションもサイコーです。

夏は暑いので曲も冬よりは若干落ち着いたものを聴く時もあり、季節や気分によってさまざまな曲を聴いています。

帰りには主に落ち着いた曲を聴くことが多いです。今日あったことを振り返りながら宇多田ヒカルやあいみょんなどを聴いてますかね。

最近法改正が強化されて、チャリ中のイヤホンは禁止になったっぽいので骨伝導のイヤホンを早く買いたいなどと思っています。普通のイヤホンだと風のノイズも入るし。ほしい物リストに入れておくので他の部員で僕に買ってもいいよって方はお願いします。

こんな感じでチャリ通いのたしなみでした。ぜひ皆さんも葉山に家を構えてやってみてください。合宿でのQOLが上がること間違いなしです。

p.s. めちゃくちゃブログ更新が遅れてしまいました。すいません。


人間讃歌は『勇気』の讃歌ッ!!

2025年01月10日 22時05分44秒 | 通常練習

明けましておめでとうございます。

ディンギー班新2年、470クルーの井出です。

今回のブログのテーマは「部員の知らない私」ですが、私はかなりオープンなタチで、ミステリアスさの欠片もないので、今更何を書こうかと迷いましたが筆を進めていこうと思います。

 

私は大の漫画好きで、先月は「るろうに剣心」にハマっていて、大学生にもなって作中に登場する「二重の極み」を試し打ちしたりと読んだ漫画にとにかく影響を受けやすい。クリスマス直前に熱だして冷えピタを貼ったときは「これクロロじゃね?」と某狩人系漫画に登場する、とある盗賊団の団長の簡易コスプレをしたりもしました(詳しくはクリスマスに投稿された大のブログをご覧ください)。そんな精神年齢が14歳で止まってしまっている私が一番影響を受け、おそらく現在の生き方にも影響を与えている作品が「ジョジョの奇妙な冒険」です。6歳か7歳の時に祖父母の家で流れていた第一部のアニメで主人公の飼い犬が焼き殺されていたのがトラウマで長らく避けていたものの、高一の頃にアニメを一気見して、癖しかないけど己の信念を貫くキャラクターたちや印象的なセリフの数々に魅了され、まんまとハマった次第です。第一部に登場する主人公ジョジョの波紋法の師匠であるツェペリさんはこんなことを言ってます。

それではジョジョ!『勇気』とはいったい何か!?

 

『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!

『恐怖』を我が物とすることじゃあッ!

呼吸をみだすのは『恐怖』!

だが『恐怖』を支配した時!

呼吸は規則正しくみだれないッ!

波紋法の呼吸は『勇気』の産物!!

 

人間讃歌は『勇気』の讃歌ッ!!

人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!

 

いくら強くてもこいつら屍生人は『勇気』を知らん!

ノミと同類よォーッ!!」

恐怖という負の感情を認め、己に克ち、自分で道を切り開いていく...その生き様に人間としての素晴らしさが宿る。それに周りは感化される。ついでに私も感化される...いや、そこにシビれる!あこがれるぅ!んですね。

 

さて、私の漫画愛はここらにしておきます。私は夏休み部活を休み、6週間ウガンダにいたので、部内ですっかり「ウガンダの人」というイメージがついてしまいましたが、ウガンダで私が何を感じていたのかあまり皆さんにお話していなかったと思うので、「部員の知らない私」ということで当時何を思っていたのかに焦点を置きたいと思います。

高校時代まで漫画、ゲーム三昧で内なる冒険心が燻っていた状態で、大学に入って環境が変わったことにより、知らない世界に挑戦してみたいという冒険心が爆発し、私は昨年の夏休みに部活を休部させてもらい、アフリカのウガンダに6週間ボランティアに行くことにしました。

 

ウガンダでの生活は楽しかったけど、自分の無力さ、愚かさを嫌というほど感じました。別にボランティアがしたいというわけではなくアフリカを見てみたくてこのボランティアに参加したけど、せっかくボランティアとしてウガンダに来た以上何かしら現地にしたい、と最初は思っていました。でも、目につく課題は自治体、国単位のもので自分が何をしても根本的な解決にはならない。ゴミ問題を例に挙げるとすれば、ゴミの回収業者がほぼおらず、ポイ捨てが当たり前の文化で、燃えるゴミ燃えないゴミペットボトル関係なく一箇所にまとめてゴミを自分たちで燃やすような環境なので、ゴミの分別を教えたところで何の意味もなさない。”魚の釣り方”を教えたとしても環境を変えない限り、教えた”魚の釣り方”なんてものは彼らは無駄だと捨ててしまうだろう。そんな状態で自分は何ができるのだろうか、というかそもそもお金やモノ以外で彼らにあげられるものって自分にあるのか、と無力感を感じた。自分は何を持っているのだろうという問いにぶち当たった。

 

道を歩けば、肌の色の違いから”外国人”として目立ち、”金やモノを持っている人間”とみなされ、物乞いや値段のふっかけをされることもしばしば。30人の現地の人(10代〜20代前半)と共同生活した家でも「水ちょうだい、食べ物くれ、スマホ貸して」は日常茶飯事。その度に「学生に物乞いするなよ...暇そうにしているんだから働けよ...自然は豊かなんだから食べるものには困らないはずだろ...モノもらうのが当たり前になっちゃダメだろ...」と思うが、それは自分自身に見事にブーメランとして返ってくる。自分と彼らの違いは裕福な親がいるかどうかであり、結局自分は働かずとも親や周囲から学費や生活費を出してもらえて遊ぶことができ、自分も”モノをもらっている”に過ぎず、”モノをもらうのが当たり前”になってしまっているのだ。それを頭では分かっていても、モノを要求されることに嫌気がさし、彼らは悪い人たちではなく、むしろ優しい良い人たちであったため、それに嫌気がさしてしまう自分に対して自己嫌悪し、彼ら30人との共同生活で自分の時間の確保が難しくストレスが溜まり、最後の1,2週間は人と交流するのが本当に嫌になってしまった。

 

ウガンダ帰国後は軽い鬱というか本当に一人になりたい、無心に何かをしたいという気持ちが強まり、自転車で秩父までソロキャンプや葉山の合宿所に行くなどひたすら漕いで、頭をからっぽにしようと必死だったのかもしれないですね。

でもそういった無力感、自己嫌悪という負の感情を苦しみながらでも消化し、自分が無力であることを認める。その上で自分は何をするのか?と自分に問いかけ、足を運び、人と交流し、挑戦をやめない。それこそが人間讃歌、人間の素晴らしさだと思います。

まあでも、これ下手するとただの「苦しいけど前に進んでいる俺カッケー」ていう自己陶酔に陥ってしまうと思うんですよ。独りよがりになったら、自分の世界に閉じこもっているだけでなんの成長もない。一旦周りを見渡して、せめて自分を支えてくれている人への感謝の気持ちだけは忘れずに今年の部活に取り組んでいきたいなと思います。ヨットも海っていう人間じゃとても敵わないものを相手にしているスポーツで、その強大な海で非力な人間が知恵を振り絞って身体全体を使うところに魅力があるんじゃあないかと個人的に思います。これからの部活きついこともあると思いますが、『覚悟』を決めて乗り越えていこうと思います。

 

勇気を持って知らない世界へちょっと足を踏み込む、その一歩が「奇妙な冒険」へと誘ってくれる気がします。

 

まあ私が言いたいことは一つですね。

絵柄が苦手とか言っているんじゃあない!

皆さん、ジョジョを読みましょう。

以上です。