降って来るもの

写真と散文とぽえむ

半月板損傷.予後

2019-02-27 07:23:45 | 日記

                      半月板損傷.予後



 何かと気ぜわしく、何もかもが慌ただしく感じられる師走も押し詰まった、忘れもしない十二月二十七日の昼下がり。突如なんの予兆もなく僕を襲った右膝の激甚なる痛み。

 因りによって年末に起こってしまった運の悪さの嘆きと、たまたま整形外科の診察終了日の一日前だったと自分を慰める運の良さと、とにかくその夜の痛みを我慢(お風呂もトイレも、それはそれは難儀して)して翌二十八日、夜明けを待ち兼ねて女房に連れられ午前の診察で終了と言う隣の市の整形外科医院に直行した。

 膝に針を突き立てられ、100ccの血液交じりの水溶液を抜いてもらうという初めての体験。年明け直ぐの総合病院での右膝のMRIの初体験を経過して、”半月板損傷”という診察結果をもらう。

 そうして最終的に常時の痛みがなければこのまま”経過観察を”しましょうとの医師の言葉に納得してから、昨日でちょうど二か月が経った。

 膝の痛みはその後も行きつ戻りつで相変わらず小さなストレスを生み続けているし、鎮痛の為の膏薬は既に底をついたが、市販の貼り薬を購入して今も継続中だったが、ちょうど二か月目の記念日(こんな場合記念などとはとても言えないな~)じゃなく、節目となった昨日は妙に具合よく感じたのだ。

 どんな風にと聞かれれば、歩く都度に感じていた痛みが少し間遠になったような、つまりは何事もなかったように歩ける時間と距離が戻ってきたような感覚があるのだ。

 諸手を挙げて全面的に喜ぶのはまだまだ早計だけれど、60日を経過してようように罅割れていた半月板の損傷個所を、自力で修復し始めたのかとの実感が伴う。このまま”九十九里が半ば”の格言を肝に銘じて遵守し、元の状態に近づいてゆくのを気長に待ちたいと思う。

 僕はいろいろな場面で”待つこと”の修業は積んできたと自負しているので、そのことに苦労も焦りもない。ただ、自衛力を信じて日日を過ごしたい。もしかしたら、あと数日で完全復活の烽火を挙げられるかも知れないと、その時を夢想しながら、その瞬間を楽しみの一つに数えながら・・。

2019 02/23 07:23 まんぼ

コメント (12)
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