降って来るもの

写真と散文とぽえむ

夕月

2019-02-17 17:39:58 | 

まだ明るさの残る17:41デス。ほんの少し前に満月に近付いてゆく薄青の空に浮かぶ「夕月」を

ほぼliveでのUPを

右上に浮かんでいる夕月を少しずつ大きく!!背景の空の色が蒼さを増してゆきます。

  

    

20日頃に「満月」らしい                    02/17 17:45 まんぼ

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図書当番

2019-02-17 11:40:41 | 日記

 今日は自治会の公民館の中に設けられた「図書室」の2週間に1回廻ってくる開館日。5人の図書部の役員の交代制で維持されていて、年間に5~6回やって来るH30年度最後に僕の担当するお勤め日だった。

 

15分前に図書室のドアを開き、レースと厚手の洋カーテンを引き、雨戸を収納庫に入れて光を取り込む。

それから、何時頃誰が来るかもしれない(最近は殆ど来室者”ZERO”の日が続いているのだが)利用者の為に、25℃に設定して暖房をONにする。

案内板を新しくsetして・・

準備万端に整えて、ただ待つだけの90分の時を過ごす。

本は幼児向けから大人向けまで結構揃っているのだが・・、ヒトは来ない

曇りベースで、思い出したように時々晴れの天気。日差しがあると微かに早春の気配が・・。

結局誰も図書室には訪れず。僕は読みかけの文庫本のページを減らした。

鍵をかけて隣接する公園を歩いてみると、大木に育った”モクレン”の木の枝先で花の蕾が膨らみかけている

                                   02/17 12:09 まんぼ

 

 

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三つの家

2019-02-17 07:43:39 | 随想

       三つの家

 

 あ、毎朝の行事に、義母が起き抜けにするラジオ体操の歌がかかった。という事は午前6時半を回ったのだ。

 おはようございます!  薄かったり濃かったりの雲が見える空のほとんどを覆う日曜日の朝デス。障子を開けて見る風景はやっぱり一目見てそれとわかる冬色のそれで、予報のように今日も曇天のうすら寒い一日になりそう。

 女房は土日限定、月に二~三回あるバイトのような医療系の仕事で職場に向かい、義母は何時ものように長男が営むクリーニング工場の”昼の居場所”へと向かう。

 息子たち家族は昨日から嫁の実家へと帰省中。それで女房が帰ってくる午後1時前後までは全くの一人でこの”第一の家”と工場が壁一枚で隣接しているのでどうにも動かしようのない”第二の家”を行ったり来たりすることになる。そうだそうだ、10時からは役員五人で二週に一度の間隔で割り当てられている公民館の”図書当番の日”だった。

 10時から11時までの開館だから、公民館の鍵を持つ僕は15分前には行って明かりを点け、シャッターとカーテンを開けたら25℃設定位で暖房のスイッチをONにして訪れる利用者を待つことになるのだが、ご多分に漏れず住宅地として整備されて40年以上経過したこの団地でも、子供の数は毎年のように減少傾向が続いており、図書室の書架の半分を占める児童書や幼い子供向けの絵本などが暇を持て余し、所在なさげにただ空しく時間が過ぎてゆくのを見送っている惨憺たる状態なのだ。

 何れこの企画そのものを見直そうという議論も起きそうな状況なのだが、誰も来ない一時間余り、僕には願ってもない至福の自由時間でしかもその深い静寂の時の間に間は、その時間に僕が読む本の内容をしみじみと心に沁み込ませてくれるのだ。今日は読みかけの文庫本「風の歌を聴け」を読了してしまおう!!

 此処まで書いて、時刻は7時を少し回った。車で40分ほどはかかる場所での仕事が入っている女房は今エンジンをかけて出発した。義母は決まったように8時前後に工場の有る”昼の家”へと向かう。

 何々の家と言えば、僕には今確かに”三つの家”がある。いずれの家も土地も税金を納めているので所有者としての僕は確立しているのだが・・。

 第一の家は、両親から受け継いだ”今はもう誰も・・”そう母が21年独り暮らしして居なくなってからは、”誰も居ない”そこで生まれ高校を卒業するまで暮らした、謂わば僕のイノチの原点に位置する生家。去年こそ泥に無断侵入を許してからは、その不気味さ故にそれまでは必ず月に二回は戻っていた故郷へは、今は二か月に一度ぐらいの頻度に減ってしまったので、きっとご先祖さんたち歯軋りしてはココロを虚しくしているだろうと想像しているのだが・・。

 第二の家は壁一枚で僕が生業にする“洗い師”の工場と隣接しているので、切り離して処置するわけにもいかずの宙ぶらりん状態。今のところは僕の第二の居所としての役目を果たしてくれているのだが、さりとて、そのように良好な持ちつ持たれつ状態が何時まで続けられるかは未来に委ねられて全くの不明ではある。

 取り敢えず元気な間は、女房が働きに出ている間は、更に僕が洗い師の仕事に倦まず、需要があって、主たる機械やボイラーが機能不全に陥らない間は、細々とでも第二の家との付き合いも続けたいと思っている。

 此の冬の間中確かにその恩恵を受給した”全館床暖”の第三の家。入居してから初めての冬に”太陽光の屋根”の効果と合わせ、その選択の正しさを知って小躍りしているぐらいの満ち足りた気分にさせてもらっている。

 年間の必要経費やその他もろもろの事情は一年たって統計してみなければ分からないが、政府機関のようなあやふやな統計ではなく、此処はきっちりとした数字を弾き出して、この先の長い将来に備えたいと再認識しているところではある。

                                   2019 02/17 07:43 まんぼ

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