我が心族
僕がこの世界で生きている事実は
当然のように
それを史実として支える
数多の親族が存在する
親等で言えば
血族や婚族や更には
尊属や卑属まで連なって
唯一人の人間を支え
支えられて在る
ご多分に漏れず
僕もそれを身分証のように
持ち歩いている
それだから
何人も
一人で生きてきた
一人で生きてゆく
などと
軽々にほざいてはいけないのだ
けれどけれどけれど
往往に人は
息詰まる感覚に嘔吐する
閉塞感や虚無感や孤独感は
絶えず,突然に,襲来するのだ
附与される親族と同じく
そのことも
人間であることに付随する
特筆事項かも知れない
それ故
生きる者者に,生きてゆく夫夫に
親族とは別物の
或いは
その居所を庇護する
そのinochiを愛護する
もう一つの”族”こそ要り様なのだ
則ち,我が心族の
撚糸の絲束と,mizutamaのUtaと,poemと,
№ threeの連綿と,何よりanata方と,
etc等等の・・
05/01 09:50pm 万甫