胸から胸
僕自身の手で切ることは無い
繋がった縁を
自分の意思で断ち切ることは無い
それは
絶対に!と言ってもいい
但し
その糸が確かに
お互いの心と心を結び
二人の胸から胸へと張られていると
一顧の疑いもなく
一点の曇りもなく
認知できる絲に限られているが・・
改めて
そんな風にお浚いをすれば
糸が絲で有る本数は
それ程に
多くはないのも事実だが・・
僕の偏重な自覚かも知れぬが
確かに
幸せという言葉の芳醇さを
その絲の本数は
明らかに物語っている