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画像アップに挑戦!リンクからどうぞ

2009-10-12 23:59:00 | 徒然なるままに
10月12日(月)

今日は、画像アップに挑戦してみました。
先日、OCNのフォトフレンドに登録したのですが、仮登録止まりで、次に進めません。
問い合わせに対しての返信メールは届くのに、登録確認用のメールが届かないのです。

何度やってもだめなので、別の無料アルバムサイトでアルバムを制作し、リンクに貼ることにしました。

そちらでも、最初はやり方がよく分からなくて、試行錯誤の末、とりあえずはアップできました。

今回は、毎月の学校行事用掲示板に描いた作品と、今年の年賀状用のイラストをアップしました。
今後、過去の作品も分類しながらアップして行こうと思っています。

ちなみに、トップの画像をリニューアルしてみました。アップはアルバムでご覧ください。http://picasaweb.google.com/home

ピアノの発表会と『100円』のお話

2009-10-12 12:44:00 | 徒然なるままに
10月11日(日)

今日は、末娘のピアノの発表会だった。

中2の彼女は、春頃、部活の忙しさを理由にピアノを止めたいと言い出した。
でも、それを先生に言い出せないまま、ずるずると中途半端な気持ちで続けていた。
夏の総体が終わり、3年生が引退して、夏休みも終わりごろ、今度は部活動を止めたいと言い出した。
その頃、新学期の準備に追われていた私は、彼女の気持ちを受け止め、向き合って話し合う時間が十分取れないまま、新学期早々の体育祭準備に明け暮れていた。
そんな時に、彼女の気持ちを受け止め、励まし、支えてくれていたのは、彼女の第2、第3、第4の母達であった。

末娘には、彼女を我が子のように、愛しみ、叱り、励まし、育んでくれる『母達』がいる。
皆、私の親友であり、子育ての戦友たちだ。
ピアノの先生はその中の『第3の母』に当たる。

発表会の2日前、台風で休校だったので、年休を取った私は、久しぶりに娘のレッスンを参観した。
グランドピアノの椅子に座る娘の後姿は、私の知っている後姿ではなかった。もう、ペダルにも足が届き、88個の鍵盤を端から端まで体全体で弾いている。
家で練習している姿は時々見てはいたが、なんだか急に成長した娘の姿に感動した。
先生と話し合う内容もずいぶんレベルの高い話をしていた。

レッスン後、私だけ残って、先生といろいろ話しをした。
夏休みの後は、正直ここまで仕上げられるとは思えないほどの落ち込みようで心配していた。レッスンに来ても、半分は部活動の悩み相談と、私への愚痴ばかりだったそうだ。
でも、ここ2週間ほどは、吹っ切れたのか、すごい追い上げで指も良く動くようになって来た。
後は、できるだけ練習すること。
本番は、楽しんで演奏すること。


発表会場に行く車中で、父親に今日のことを知らせてあるのかと聞いたら、娘は
「間違えるといやだから知らせていない」
と言った。
「発表会って、失敗するところなんだよ。今まで、発表会で失敗しないで完璧に弾けた人の演奏って、聴いたことがないよ。
オリンピック選手だって、あのイチロー選手だって、練習では完璧でも、本番でミスすることはあるんだから。
でも、そのミスを気にして、いつもは失敗しないところでミスったり、またそれを気にして、本来の力を出し切れず自滅する人もいる。
反対に、ちょっとぐらいのミスなんか気にしないで、とにかく最後までやりぬく根性をなくさないでいれば、見ている人も、思わず応援したくなるんだよ。

テニスの試合見ていて思ったんだけど、ぴっぴの場合、勝っている時は、多少のミスや点を取られても、笑って「ドンマイ!」って頑張っている。
でも、負けこんでくると、すぐに「ごめんね」って謝りだす。謝っている暇があるなら一点取られたら一点取り返すぐらいの気持ちでぶつかっていきなよ。
相手に飲まれて気持ちで負けてると、いつもはミスしないようなところでミスして、ますます自滅していくよ。

ここまで来たら、ジタバタしても始まらない。練習不足はしょうがない。腹括って、今できるベストを尽くすしかない。

今日、あなたが完璧にやらなくちゃいけないことは、お辞儀。
舞台に立ったら、ちゃんと客席を見渡して、あなたのために、今まで教えてくださり、舞台を準備してくださった先生、あなたの演奏を聞くためにわざわざ来てくれた友達に、心をこめてお辞儀をすること。
演奏が終わったら、そそくさと退場せずに、最後まで聞いてくださった会場の皆さんに、感謝の気持ちをこめてお辞儀をし、胸を張って退場しなさいね。
がんばれ!」

会場前で、娘をいったん降ろし、先生へのお礼をご自宅に届け(荷物になっては申し訳ないので)、寝ぼすけ息子をたたき起こし説き伏せて、再度会場へ。

いよいよ末娘の番になり、彼女は、お姉ちゃんの見立ての衣装と髪型で、きれいなお辞儀をして、ピアノに向かった。
曲は、『ナイトメア ビフォア クリスマス』よりメインテーマ『クリスマスって?』

途中、小さなミスはあったが、弾きなおすことも、止まることもなく、最後までモチベーションを保ったまま弾ききった。
終わりのお辞儀もきれいだった。
退場の仕方も、堂々としていた。
出来はどうあれ、達成感のある表情で、会場にいる私を1度だけチラッと見て自席に戻って行った。


帰宅後、
「ばあちゃんからメール着てたよ。ばあちゃん、明日、大正琴の発表会なんだって」
と言ったら、早速ばあちゃんにTELして発表会の報告をし、
「ばあちゃん、明日頑張ってね!ちょっとぐらいのミスは気にしない、気にしない!!」
と、えらそうに励ましていた。

今夜は、ネギトロ丼となめこ汁でお祝い(?)した。
お兄ちゃんにからかわれながらも、褒められて、ご機嫌なぴっぴだった。

洗い物を台所に運んできた末娘が通り過ぎる時、気付いた。
「ねえ、ぴっぴ、背が伸びた?」
「え?そう?ママ、計ってみて」
いつもの柱に色鉛筆で印をつけて、次に私の身長を計って印をつけた。
ガ~~~~~ン*(びっくり1)**(びっくり1)*
やはり、抜かれていた*(青ざめ)*。それも、1.5cmも*(驚き)**(びっくり2)*
「やったー*(びっくり2)*100円頂戴ね*(音符)*」
そうなのだ。我が家では、子ども達が私の身長を抜かしたら、100円あげる事になっているのだ。
息子も長女も、小学6年生の時に私を抜いた。
末娘だけは、中学生になっても私を抜けず、ついこの間の夏休み前までも、余裕で私のほうが背が高かったのに・・・。
「やったー*(びっくり2)*これで、ママが一番チビだね*(ニヤ)**(びっくり2)*」

たった100円でも、彼女にとっては待ちに待った『100円』なのだ。
私にとっては、なんだか嬉しいような寂しいような・・・。
末っ子だけは、そんなに急いで大きくならなくてもいいと思っていたのに・・・。
もう、『ちっちゃなぴっぴ』ではなくなってしまったんだね・・・。

子どもの成長は、本当に早いもの。
『腰の周り』が寂しくなってからは、一足飛びに巣立ちの準備をはじめてしまうんだね・・・。
その分、私の肉体も年老いていくのだろうけれど・・・。
でも、まだまだ、子ども達に負けてはいられない。老け込んでいる暇はない。
『一生青春 一生勉強』で、私も成長し続けるぞ!!