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末娘の*(音符)*合唱コンクールにて・・・

2009-10-23 17:25:00 | 徒然なるままに
10月23日(金)

今日は、午後から特別(育児)休暇をいただき、末娘の合唱コンクールを聴きに行った。
給食を食べてからすぐに出かけたものの、到着した時には、1年生が終わったところだったが、何とか娘の2年生の発表には間に合った。

体育館の入り口で、マスクを配られ、消毒用アルコールで手を洗っての入室だった。
入り口付近では、熱が上がってきた生徒が、皆と離れて座り込んでおり、生徒たちはほとんどマスクをかけていると言う状態だった。
保護者席に向かうと、これまた全員がマスクをかけていた。

現勤務校の近隣の小・中学校でも、インフルエンザの猛威は収まらず、各校で合唱コンクールが延期になったり、中止になったり、ホールを借り切っている学校では、予約制なので日にちを延期できず、参加できるクラスだけでも出場するという異例のコンクールが開かれているようだ。

そんな中での合唱コンクールで、欠席者がいて少ない人数での合唱だったが、どのクラスも一生懸命歌っていて、好感を持った。
家では最近むっつり気味な末娘も、遠くから見てもはっきりわかるような大きな口を開け、彼女の声だと分かるきれいなソプラノで歌っていた。

体育館での合唱で、ピアノの音も、歌声も、ホールに比べればきれいには響かないのだろうが、一人ひとり一生懸命口を開け、声に出して、歌に込めたメッセージが聞き手に伝わるように歌っている姿が良かった。

あの子達が小学生の時に、一緒にソーランを踊っていたメンバーがたくさんいた。皆、大きくなったなぁ・・・と思いながら見ていた。
3年生の最優秀指揮者賞に選ばれた男子もそのメンバーの一人で、表彰式で登壇に向かうとき、思わず
「○○ちゃん、おめでとう!」
と声をかけたら、びっくりしてこちらを見、にっこり笑って軽く会釈をして走り過ぎて行ったのが実に爽やかだった。

彼は、以前授業参観に行った時も、廊下で私を見かけ、声をかけてきてくれた。
あまりに背が伸び、精悍な感じになっていたので、最初、名乗られるまで分からなかった。
「俺、せっかく中3になったんだから、『南中ソーラン』踊りたかったのに、体育祭で踊れなかったんですよ!」
と言ってきたので、
「うちのお兄ちゃんの年は、林間学校や、修学旅行で他校と一緒になったときなんか、交換会のスタンツで踊ったりしていたよ。行事で踊らなくても、何時だって、どこでだって踊れるし、○○ちゃんなら、誰にだって上手に教えられるでしょ」
「そうっか~!やってみるよ!ところで、△△さん(私のこと)は、今でもソーラン踊ってるんですか?」
「今は踊っていないんだ。以前勤めた学校では体育祭で教えて、私がいなくなってからも、毎年踊り続けているらしいけど」
「そうなんだ~。いいな~!また一緒に踊りたいですね」
「そうだね。またいつか。高校に行ったら、体育のダンスでソーラン踊るらしいから、ソーラン踊れる子はリーダーだってよ、頑張って!」
「はいっ!!」

会場に来ていた彼のお母さんに挨拶したら、
「修学旅行のスタンツでソーラン踊って、大好評だったみたい。帰ってきて、『ソーランやってて良かったー!』って言ってたわよ。」
と言われた。*(音符)*

かつての教え子たちが、それぞれのステージで、ソーランを踊って活躍してくれているなんて、本当にうれしい。
いつか、また地域で踊るようなことがあったら、ぜひ一緒に踊りたいものだ。


明日は、一昨年私が始めて担任した生徒たちの最後の合唱コンクールを聴きに行く。
懐かしい顔が目に浮かぶ。
当時の面影が残るであろう顔を見た時、元担任として、ちゃんと名前で呼んであげられるように、当時の名簿を見返しておこう。