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注意一秒、怪我一生

2009-10-22 20:00:00 | 徒然なるままに
10月22日(木)

なんとこの3日間、私は怪我をして寝込んでいました。
でも、仕事には休まず行き、早めに帰宅をして、すぐに布団に入って安静にするという状態でしたが。

事の起こりは、合唱コンクールの前日、講師に渡す楽譜の表紙をカラー印刷しようとした瞬間、事故が起きたのでした。高い位置にあるカラープリンターに用紙をセットする際に、踏み台に載ったものの、バランスを崩して、80cmぐらいの高さからまともにお尻から落ちて、背面のキャビネットに後頭部をぶつけ、床に倒れて側頭部をぶつけてしまいました。
意識はあったけれど、起き上がれず、様子を見て起き上がり、少しは歩けたけれど、椅子に座ったとたん激痛、そこから立ち上がるのに更に激痛。
残っていた職員が、心配してあちこち病院に電話をかけてくださり、やっと救急病院に連絡がつき、車で病院まで送っていただいた。
診断結果は、骨には異常はなく、打撲と言う診断でしたが、
「これから2,3日はあちこち痛みが出てくるだろう。頭も打っているので、今なんともなくても、後で頭痛がひどくなってきたら、夜中でも再審に来てください」
と言うことでした。
湿布薬をどっさりもらい、別の先生に迎えに来てもらって帰校したものの、歩くことも座ることも辛く、そのままその日は帰宅することにしました。
ところが、その帰宅のための50分の運転がきつかった。
痛みをこらえながら、汗だくで運転し、帰宅するなり、末娘が敷いていてくれた布団にもぐりこんでそのまま意識を失い、泥のように眠り込んでしまいました。

翌朝は、体中が痛くて起きあがれない。
でも、今日は3Aの授業があり、午後からは合唱コンクールがあるのだ。休んでいる場合ではないと、動かぬ体を何とか運転席に座らせ、出勤しました。
起き上がったり、座っている姿勢から急に立ち上がる時に、腰や座骨に激痛が走るけれど、立っていたり、静かに歩く分には大丈夫そうなので、何とか、授業やコンクールの受付、交通指導の役割はきちんと果たしました。
でも、合唱コンクールの最中に、拍手をするたび頭に響き、そのうちにズキズキが一箇の偏頭痛から頭全体への疼痛になっていったので、下校指導後、再診してもらいに行きました。
即、CTスキャンを撮ってもらったが、頭蓋骨に骨折やひびはなく、血の塊もないと言うことで一安心。
「でも、落ちたショックと、頭をぶつけた衝撃で、首に負荷がかかっているので、来週になっても頭痛と首の痛みがあったら、整形外科で見てもらってください」との事でした。『ムチ打ち』になっているかもしれない。

その日は、学校に診断結果を報告に帰校し、報告後、すぐに帰宅した。
帰るなり、食事も取らず、昏々と眠り続けた。

そして今朝。ぐっすり眠ったおかげか、頭痛は覚悟していたほどひどくはなく、あちらこちらが擦り傷や打撲で痛むが、呼吸が止まるほどの激痛は治まってきた。
それでも、痛いのを忘れて急に立ち上がろうとしたり、かがみこもうとすれば、いきなり息が止まるような痛みが走る。でも、何とか痛みをやり過ごせれば、歩くことや立っていることはさほど辛くない。

今日は、教育事務所と教育委員会の視察訪問があり、、午後には生徒会役員選挙と、2Aの美術の放課後補習があるので、休むわけには行かなかったのだ。
何とか痛みをだましだまし授業をこなし、午後からの生徒会役員選挙時の担当の役割もちゃんと果たした。
午後の美術の補習もやった。
ただ、ここで、まだやれると思って、無理して、治りが長引いては、各方面にご迷惑をおかけすることになりかねないので、早めに帰宅してきてしまった。

とにかく、『注意一秒、怪我一生』とは、まさにこのことです。
今回は、床が毛足の長い弾力性のあるじゅうたんだったからこの程度で済んで良かった。
これがPタイルやコンクリートの床だったらと思うと冷や汗が出る。
何事も『横着をしない』『危険予測を怠らない』『慎重に行動する』。どれも同じことだが、自分が痛い思いをするだけでなく、周りに心配やご迷惑をかけてしまったことと、私が落下した時に犠牲になったプリンターの手差しトレイが壊れてしまったのには、本当に申し訳なく思います。