明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(958)ポーランドの国際会議に参加中です!

2014年10月24日 01時00分00秒 | 明日に向けて(901)~(1000)

守田です。(20141024 01:00)ポーランド現地時間

ポーランドに着いて、国際会議の第一目に参加しました。

22日の朝5時に家を出て、韓国とドイツをトランジットしてポーランドのホテルに着いたのが現地時間の午前2時。日本時間では朝の9時でした。28時間の旅の末のポーランド到着でした。

今日(23日)の午後は少し休みも取り、午後4時にバスにのってホテルから近くの会場まで移動。夕食を食べて6時半から国際会議のオープニングセッションに参加しました。
今回の会議にはたくさんの人々が集っています。ベラルーシ、ウクライナ、トルコ、ドイツ、フランス、イギリス、イタリア、オランダ、日本、その他の国の方もいるかもしれません。
写真はまずは冒頭の挨拶と、この催しを企画してくださったドイツIBBのスタッフたちです。IBBは本当に各国の人々の交流を大事にしてくれて、この出会いの場を作り出してくれいる。今回も英語、ロシア語、ドイツ語への同時通訳が準備されています。

このオープニングセッションで僕も発言しました!IBBが3月に企画したヨーロッパ・アクション・ウィークでのトルコ訪問と、その後のトルコと日本との連帯についての報告です。
3月のトルコ訪問と8月の再訪などを通じながら、非常に強いつながりを築くことに成功したことを誇り高く報告しました!

実は生まれて初めての自分で書いた英語でのプレゼンテーションでした。大きな拍手で迎えられ、あとでたくさんの方から発言が良かったと言ってもらえたので、なんとか成功したのだと思います!ちょっと肩の荷がおりました。
国際交流の強化を自らが担うことの重要性を認識し、40の手習いで英語を再学習してから長い年限を経て、本当にようやくここまで来ました。55歳での初めての体験とはお恥ずかしい限りですが、今後、もっと英語力を磨いて、核の無い時代に向けた国際交流に貢献しようと思います。

僕の発言に続いて、トルコのプナールさん、東京から来たFoE JAPANの吉田明子さんも素晴しいプレゼンを披露してくださいました。
どちらもトルコと日本の連携に関することであり、多くの国々の方に今、両者の間で進んでいることをご紹介できたと思います。

終わってからの交流の場でいろいろな人に話しかけられましたが、嬉しかったのはウクライナの方が寄ってきて「良かったよ」と話して下さったことです。といっても彼が話しているのはウクライナ語(ロシア語に近い)、なんとなく「良かった」は分かるのだけれど、後はぜんぜん分からない。それで食事の時間に知り合ったベラルーシからドイツに移民した女性に通訳を頼みました。でも彼女は英語よりドイツ語が得意なのでそれをドイツ語になおして、ドイツ在住の日本人で会議に参加している桂木忍さんに伝えました。彼女は僕もこの間の活動で大変お世話になっている方ですが、その桂木さんがそれを日本語にして僕に伝えてくれるという二重通訳で会話が進捗ました。彼はチェルノブイリ事故以降に放射線の単位が変えられ、危険性が分かりにくくされたことなどを怒りを込めて語ってくれました。それやこれや、とても楽しい交流のひとときでした!

会議はあと3日続きます。明後日、ワークショップでもう一度、発言します。今日も少し紹介したのですが日本での民衆運動の発展、特に女性たちの頑張りを紹介をより詳しくするつもりです。(今日もこの部分で拍手が起きました!)

核の無い時代に向けた国際連帯の強化のため、この世から放射線による悲劇を少しでも減らすため、さらにフルに頑張ります!!

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