明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(1240)「原発からの命の守り方」について京都・滋賀でお話します!

2016年04月10日 23時30分00秒 | 講演予定一覧

守田です。(20160410 23:30)

関東ツアーから戻り、4月から5月にかけては京都・滋賀でお話します。

4月16日には桂川で。尊敬する小出裕章さんとのジョイント講演です。小出さんが1時間半話され、僕が30分お話します。
小出さんが福島原発事故から6年目の今をトータルに話していただけるので、僕は災害対策に特化してきゅっとお話するつもりです。

4月23日には京都市内で僕も参加している「京都被爆2世3世の会」の年次総会オープン企画で川口美砂さんと対談させていただきます。
川口さんは映画『放射線を浴びたX年後2』に主演されている方。といってもこの前の映画『放射線を浴びたX年後』を観るまでは被曝問題に関わったことはありませんでした。
この映画はビキニ環礁などでの水爆実験によって確認されているだけでも997隻のマグロ漁船が被曝していたことを告発した映画だったのですが、妹さんに誘われて何の予備知識もなしにこれを観た川口さん、お父さんの被曝に気付きました。
というのは、お父さんもマグロ漁師で、この頃、被曝地域で操業し、その後36歳の若さで亡くなられたからでした。そのことに川口さんは50代になって気がつかれました。

実は僕も少し似た立場にあります。僕の父は広島に原爆が投下されたおり、香川県善通寺の陸軍船舶隊にいました。マルレという特攻ボートの教官でした。
父の部隊は救助命令を受けてすぐに対岸の呉の海軍基地に入りました。これを受ける形で基地にいた海軍部隊が広島市内に向かい、入市被爆してしまいました。
父たちは呉から動かなかったので、父は被曝を免れたと思っていたし、家族も同様に思っていたのですが、福島原発事故後に名古屋大学名誉教授で原爆研究の第一人者の沢田昭二さんとお話した時にこう言われたのでした。
「呉にも確実に放射能雲が届いていましたよ。そこにお父さんがおられたのなら被曝しているはずです。だから守田さんは被爆2世ですよ」。

当日はそんな川口さんを京都にお招きし、似た立場にある僕が話をお聴きする形でトークを行いたいと思っています。

4月27日は滋賀県高島市の朽木のママさんたちのお招きで話に行きます。
この朽木から地蔵峠を経て入ることができるのが芦生の原生林。正確には原生極相林です。
僕も何度も訪れてきた場です。この本当に美しい森も福井原発群で事故が起こったら永遠に入れなくなってしまうかもしれません。
当日は少し芦生の森の写真もお見せしつつ、原発からのあらゆる命の守り方についてお話したいと思います。

5月8日には京都府長岡京市でお話します。
ここでも「原発からの命の守り方」についてお話します。
関東ツアーの内容を盛り込み、群馬県の被曝状況など、福島原発から6年目の今についても詳しくお話しようと思います。
福島県から京都市に避難移住されている齋藤夕香さんもお話して下さいます。

ぜひお近くの会場にお越しください!

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4月16日 京都市桂川

近くの原発が動き始めた・・・ 私たちの防災教育https://www.facebook.com/events/108395789558470/

3月9日、今度は、大津地裁で高浜3、4号機運転禁止仮 処分が決定されました。仮処分決定のため、高浜3号機は 運転を停止しました。4号機は再稼働時にトラブルが起き 、先に停止しています。
嬉しい判決ですが、まだ川内原発 は動いており、政策として脱原発を実現することが必要で す。
また、仮処分によって停止していても、それが覆されれば 、簡単に運転へと進むのです。
4月16日、小出裕章さん、守田敏也さんのお二人の講演 会を桂川イオンのイオンホールで開催します。
長年、京大 原子炉実験所で研究、原発の問題を訴え続けてこられた小出さん、「原発からのいのちの守り方」という 本を書かれ 、原発事故だけでなく、危険に対してどう向き合えばいいのかを具体的に教えて下さる守田さんのお話は、ぜひ、皆さんに聴いていただきたいと思います。

日時:4月16日(土)13:00~15:00(開 場12:40)
会場:イオンモール京都桂川 3階イオンホール
講師:小出裕章(こいで ひろあき)さん
   守田敏也(もりた としや)さん

参加費:前売り/800円 当日/1000円(学生/ 800円・東日本大震災によって避難されている方/ 800円)
前売り券をご希望の方は、下記の(A)(B)どちらかの 方法で指定口座に[800円]をお振込み(4/ 12までのご入金)の上、控えを前売り券として当日ご持参 ください。

ゆうちょ銀行 口座名義 「生活協同組合コープ自然派京 都」
(A)ゆうちょ口座間の送金/ 記号009102 番号299196
(B)他銀行からのお振込/ 099支店 当座 番号299196
※お振込はお申込み名義でお願いします。また、振込手数 料はご負担をお願いいたします。
※お振込後のキャンセル等はお受け出来ませんのでご了承 ください。

イベントID:0616965
主催:ミンナソラノシタ・コープ自然派京都・まこと幼稚園

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お問い合わせ・お申し込み(組合員以外の方)
0120-808-900(コープ自然派京都事務局)受付時間/月~金 9時~19時
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お問い合わせ・お申し込み(組合員の方)
<24時間受付> FAX : 0742-93-4485 mail : shizenha_kyoto@shizenha.co .jp
<月~金8:30~20:00> フリーダイアル:01 20-408-300 (携帯・IPフォン:088-603-0080)

▼お申込み時①~⑦をお伝えください。
①イベントID 
②参加者氏名 
③組合員コード 
④参加人数 
⑤連絡先   
⑥託児(名前・年齢・性別)

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4月23日 京都市中京区

京都「被爆2世・3世の会」 2016年度総会オープン 企画

記念ト―ク「父の死が放射線のためだと知った時」川口美砂さん&守田敏也さんhttps://www.facebook.com/events/261061190896416/

川口さん・・・『放射線を浴びたX年後2』出演。太平洋 核実験で被爆した漁船員を尋ね聞き取りをしていく。
守田さん・・・フリーライター 京都「被爆2世・3世の 会 」会員
二人の共通項は父の死が放射線の影響だと50代にして気 が付いたこと!

4月23日(土)午後2時30分~4時30分
「ラボール京都」大会議室(中京区・四条通り御前)
参加費無料

■先日公開された映画『放射線を浴びたX年後2』をご覧 になりましたか?
12歳の時、マグロ漁船員だった父が36歳の若さで急逝。周囲から「酒の飲み過ぎだ」などと口を叩かれ、残された母、妹とともに悲しみをこらえて懸命に生きてきた川口美砂さん。
3年前の前作『放射線を浴びたX年後』を観て、「父の死 は半世紀前の太平洋核実験が関係していたのではないか」と衝撃を受け、高知県室戸の元漁師の人たちを尋ね歩いていくドキュメンタリーです。“放射線を浴びた”人々の真実を求めて。
その川口美砂さんをお招きして記念のトーク企画を行なうことにいたしました。
■アメリカの太平洋核実験は1946年から16年間、120回以上も繰り返されました。その被害は第五福竜丸だけに押し込められ、多くの漁船と乗組員の被ばく、世界中 ばら撒かれた放射性物質の被害はすべて闇の中に閉ざされてきました。
しかし今、気づき始めた人々の粘り強いとりくみによって 一歩々々真実の扉はこじ開けられようとしています。広島 ・長崎にも、福島にも通じる、隠され、歪められてきた放 射線被ばく問題の解決に向けて、一緒に学び、考え合っていきませんか。
オープン企画です。多数のみなさんのご来場をお待ちしています。
■尚、当日は午後1時30分から京都「被爆2世・3世の会」の年次総会を行ないます。参加自由です。お時間のある方はこちらにも是非ご参加下さい。

お問い合わせ
京都被爆2世3世の会 075‐811‐8203

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4月27日 滋賀県高島市朽木

教えて守田先生! 「原発からの命の守り方」

守田先生は福島の事故後、何度も被災地を訪ねられました。
放射線防護や市民生活についての講演活動を各地で行ったり、フリーライターとして執筆活動もされています。
兵庫県篠山市では全市民にヨウ素剤配布を始めました。
その経緯や命の守り方についてお話を伺います。

日時 2016年4月27日(水)
10:00~12:00 講演会 お楽しみ会
12:00~13:30 交流会

会場: 丸八百貨店3F和室(朽木市場)
参加費:1000円(講師料・軽食代)

託児はありませんがお子様連れOK おもちゃ(音の出ないもの)、飲み物持ち込みOK

申込・問合せ
加藤みゆき tel 38-2104 polepole800@hotmail.ne.jp

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5月8日 京都府長岡京市

「原発からの命の守り方」

https://www.facebook.com/events/534057556775068/

長岡京市は、高浜原発から70km圏内に位置しています。
万が一事故が起きた場合には、屋内退避が基本方針となるこの場所においても、放射能汚染や健康被害などの危険があるかもしれないということを、私たちは福島の事故から学ばねばなりません。
原発だけでなく、あらゆる災害に対しての具体的な備えはもちろん、避難の判断、非常事態時の心の作用についてなど、守田敏也さん(兵庫県篠山市原子力災害対策検討委員会委員で実際に避難計画に取り組まれているジャーナリスト)のお話を聞いて一緒に考えてみませんか。

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日時:2016年5月8日(日)14:00〜16:30
場所:長岡京産業文化会館1階大会議室
〒617-0826 京都府長岡京市開田3丁目10-16
(阪急長岡天神駅より徒歩5分・JR長岡京駅より徒歩7分 ・駐車場有り)
定員 :150名
参加費: 300円
キッズスペース:あり(会場内にスペースを設けます)
お問合せ: 090-6067-1053(トリハラ)
主催 :災害から子どもを守るプロジェクトin長岡京

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プログラム(予定)
13:30 開場
14:00 齋藤夕香さんスピーチ
14:15 守田敏也さん講演会
15:45 質疑&意見交換
16:15 閉会予定
閉会後、守田さんサイン会

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