明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(2490)被爆二世と新ヒバクシャ(福島原発事故による被災者)に起きている健康問題=病悩の多くが共通している だから同じ対応で症状を軽減できる(講演読み解き会を20日に行います!)

2025年01月06日 20時30分00秒 | 明日に向けて(2401~2600)

守田です(20250106 20:30)

三田茂医師講演読み解き会1回目、13日から20日に変更しました

前回の記事で三田茂医師講演読み解き会の1回目を1月13日に行うと告知しましたが、会場の都合などで20日に変更しました。
時間は午後6時半から8時半まで。場所は京都市西院のラボール京都6階北会議室とzoomのハイブリッドです。(ここは変更なしです)
2回目は2月17日(月)、3回目は3月10日(月)に同じ時間と場所(zoomも)で開催します。

企画のお申し込みは以下から
https://forms.gle/oq4dv8tVkdUvN4e28

参考資料として、三田講演全文文字起こしファイルを使います。表紙画像をクリックすると申込フォームに飛べます。
三田茂医師講演全文文字起こしファイル

詳しくは以下をクリックしてイベントページをご覧下さい

なお前回の記事でもお知らせしましたが、お時間があれば三田講演をご覧になっておいて下さい。

三田茂医師講演 「原爆ぶらぶら病」と『能力減退症』=被爆者と『新ヒバクシャ』その類似性、共通性ー被爆・被曝の新しい理解・病悩の解決の可能性

 

被爆二世と新ヒバクシャに起きていることが重なっている!

さて今回のタイトルに以上のように書きましたが、それはどんなことなのでしょうか?
ぜひご参照して頂きたいのは京都「二爆二世・三世の会」が作成した『被爆二世・三世健康調査アンケート結果報告書』です。
この報告書で紹介した事例の目次を、ここに列挙しておきます。

1  体が弱く、疲れやすく、さまざまなトラブルに見舞われてきた 
2  疲れて寝ることが多かったこと、休んでいたことが多かった 
3  貧血が多く、倒れることが多かった
4  足の痛みや関節痛に襲われること、骨折などが多かった
5  特に夏や冬、季節の変わり目に弱かった
6  冷え性、暑がり、多汗症だったりした
7  風邪にかかりやすく、治りにくかった
8  副鼻腔炎などにかかり、トラブルや不快感が続いてきた
9  めまいや吐き気、頭痛に襲われることが多かった
10 ケガをしやすく、治りにくかった
11 胃腸が弱く、深刻な下痢になるなど、トラブルが多かった
12 歯のトラブルを抱えてきた
13 目が弱く、極端にまぶしさを感じるなど、トラブルを抱えてきた
14 心臓、腎臓、肝臓などにトラブルを抱えてきた
15 がんや良性腫瘍に見舞われてきた
16 脳梗塞と後遺症、また精神疾患を抱えてきた
17 「止まってしまう」症状について
18 これらの結果、どのような思いをしてきたか
19 そんな中でアンケートをして何がプラスだったか
20 病気・症状・体質の改善や、健康管理のためにしてきたこと

これを三田さんが呼んで驚かれたのです。あまりに新ヒバクシャに起きていることと似ていたからです。
なので私たちの調査は、被爆二世のことだけでなく、新ヒバクシャや他の多くのヒバクシャに共通しておきていることの一つのバロメーターともなっています。
だからこそこれを手に取り、あなたの、あるいはあなたの大事な人の身体に起きていることを判断する目安として欲しいのです。

こうした観点からぜひこの報告書を読んでいただきたいです。以下の表紙画像をクリックして下さい。無料ダウンロード版の申し込みフォームに飛べます。
『被爆二世三世健康調査アンケート結果報告書』申込フォーム

有料の冊子版もあります。申し込みはこちらです。
https://forms.gle/56UWKRZC7PYSckii8


被爆したら終わりではない!前向きに立ち向かい、健康を取り戻し、被爆を越え出ていこう!

これまで何度も私たちが多重の被爆(被曝)を受けていることを指摘してきました。何といっても核実験で繰り返し被爆(被曝)させられているし、それに福島原発事故をはじめとした核施設の事故でも被爆(被曝)させられています・
被爆二世・三世の場合、親や祖父母の広島、長崎の被爆の影響を受けていますが、核実験や核施設の被爆の二世・三世も当然にも生まれています。これらから命を守る必要がある。

その際、とても大事なことは被爆(被曝)したら終わりではないということです。
例えば被爆医師の肥田舜太郎さんは、「被爆者はガンで死ぬな。原爆に負けるな。原爆を落とした連中がびっくりするほど生きのびてやろう」と呼びかけ、長生き運動を提唱し、実践されました。

身体にいいものはなんでも行う。反対に身体に悪いことを戒めることなどが含まれていましたが、それらを実践する中で、肥田さんご自身、なんと100歳まで生き延びられました。
生き延びて、自らの言っていたこと、そのように生きることが可能であることを証明されました。


講演する肥田舜太郎さん 2012年 守田撮影

今はそれに加えて三田茂さんが見つけ出した治療法があり、確実な効果を上げています。治す方法はあるのです。
だからそれをもっと広げたいし、より多くの医師、研究者の方たちにこの方法をより掘り下げ、確かなものに、より効果の高いものに発展させて欲しい。

そしてそのために今回の三田医師講演の読み解き会に参加し、知見を高めて頂きたいのです。
以上からこの企画にぜひともご参加されることを訴えます。

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