下妻の大宝八幡宮を参拝後、約1時間ほど北上し、益子にある益子焼窯元共販センターに到着。昼食のためである。
こういう日帰り旅行の場合、旅行会社のツアーだと弁当になることが多い。はとバスは原則、食事場所で食べる。
弁当を食べるのは嫌がる人が多い。ずっとバスの中で気分転換に歩くことができない。無理に食べていると、ブロイラーになった気分になる。
益子焼窯元共販センターの食事はというと、団体専用のメニューでどこも変らない。だいたい鍋物が出てくる。あとは茶碗蒸し。刺身と天ぷらはなかった。
2階で食べる。1階は物産販売だが、陶器には興味がない。何も買わなかった。
入口に巨大な狸像があった。他の団体が記念写真を撮っていた。ちゃんとチ〇〇〇がついている。その下はフクロ(?)であろう。これがないと、狸像は物足りない。
旅行会社の日帰りツアーで弁当が多いのは、時間制限が厳しくなったからである。運転手の労働時間管理が厳しくなった。
2時間走ると、15分の休憩をとらなければならない。京橋から大宝八幡宮へ行くときにも守谷SAで休憩を取った。従来だと、トイレ休憩である。参加者には、トイレ休憩だというが、今では実際は、運転手の休憩時間である。
だから、参加者が早めにバスに戻っても、15分たたないと、バスは出発しない。労働基準監督署の抜き打ち検査がある。バスが戻るのを待っているというから厳しくなった。
旅行会社の日帰り旅行は、原則11時間以内ということでプランを立てるようになった。昔は奥浜名湖まで日帰りで行ったことがあるが、今ではそれはできないという。そういう時代になったのだ。
(追記)
益子は非常に遠いという印象がある。ここに坂東三十三観音の第20番札所の西明寺がある。札所巡りで十数年前に行ったことがある。東北新幹線で小山まで行き、水戸線に乗換え、下館へ。下館から真岡鉄道に乗り益子でおりた。電車の本数も少ないので不便だ。
バスガイドの説明では、今では秋葉原からの高速バスがあるという。調べると、秋葉原から2時間半だ。乗り換えしなくて済む。笠間も通るので、笠間、益子は断然高速バスが便利だ。