東慶寺から歩き、鎌倉五山第四位の浄智寺に至る。横須賀線の踏切の手前である。
やや奥まっているので見逃す人も出るだろう。浄智寺の左の坂道が源氏山に上るルートであり、源氏山ハイキングコースになっていて、鎌倉大仏の背後におりる。
浄智寺はかっては11の塔頭を持つ大寺だったというが、今ではその面影はない。
総門。2階の花頭窓が珍しい。
参詣者は少なかった。学生の一団がいたので訊いてみると、茨城県の阿見町から来たという。校外学習で鎌倉に来た。日帰りである。
本堂。曇華殿という。曇華とは、三千年に一度花が咲き如来が出現するという伝説上の花である。貴重な御堂という意味でこの名が付いた。
曇華殿の背後に回る。
茅葺きの建物は寺務所である。
一巡する。御朱印所へは、この階段を上がる。
<御朱印> 「曇華殿」である。