長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(九十二) 大きなお腹をさすりながら 2014-07-13 10:20:15 | 小説 翌日、早速大学病院へと向かった小夜子。大勢の妊婦でごった返す待合室で、その自信に満ち溢れた顔付きに圧倒された。ここでは御手洗小夜子という名前は、まるで通用しない。ただの小娘でしかない。 . . . 本文を読む