昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(九十一) ピシャリと言い放つ小夜子だ

2014-07-06 11:50:51 | 小説
「社、社長に連絡してきます。こんな所に居てはだめですから、すぐに帰りましょう」 慌てて立ち上がる竹田だが、当の小夜子は悠然としている。 「竹田。そんなに慌てることはないわ。明日調べていただいてからでいいの!  もし違っていたら、どうするの。がっかりさせることになるでしょ。 それに、竹田が報告すべきことでもないでしょ。 あたしの口から、武蔵には話します。余計なことはしないで」 . . . 本文を読む

NTTコム リサーチ

NTTコム リサーチモニターに登録!